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【怪談朗読】百物語・新耳袋 の怖い話 #1 全26話【実話怪談・作業用・睡眠用】

【怪談朗読】百物語・新耳袋 の怖い話 #1 全26話【実話怪談・作業用・睡眠用】

【怪談朗読】百物語・新耳袋 の怖い話 #1 全26話【実話怪談・作業用・睡眠用】

2024年2月10日土曜日階段夜話です いかがお過ごしですか今回は100物語 新耳袋の怖い話になりますそれでは スタート今日のメニュー です [音楽] 私の友人が10年ほど昔九州へ新婚旅行に 行った時のことで ある夜遅く2人は日南海岸のパールロード を走ってい た予定ではとっくに旅館についているはず だったが寄り道のしすぎで遅くなって しまったの だパールロードは左が山右が海で道路全体 のがよく対車のヘッドライトもはか先を 行く車のテールランプもよく 見えるただ車の数は 少なくとても寂しいところであったと いう後ろから来た茶色のセダがもスピード で追い越していっ た2人も早く旅館に着きたいがために かなりスピードを出していたのだが 追い越していったセのテールランプはあっ という間に見えなくなっ たえいスピードで飛ばしてんねや なしばらくするとまた茶色のセダが後ろ からもうスピードで追い越していったあれ と思ってそのセダをよく 見るセダはすぐ先にあるカーブを曲がって 見えなく なる続いて彼のがカーブを 曲がる視界は再び開けるが前を走っていた はずのセダの姿が ない 今茶色のセダが追い抜いてったよ なあ隣の新妻に確認を 求めるうん先から何台も抜いていったけど みんな茶色のセダやねなんだい もアクセルを踏んでスピードを上げるが前 を走る車は ない先ほどの茶色のセダは消えたとしか 考えられ ない彼はCB無線を積んでいる早速前を 走る車を呼び出してみた即応答があっ たトラックの運転手で5kmほど先から こちらに向かって走ってきているようで ある事情を説明すると3kmほど先に パーキングエリアがあるからそこで 待ち合わせようということになっ たパーキングエリアにはすでに大きな トラックが停止して待ってい たどうも先ほど無線で連絡したもんです いやあそうな代の運転手が降りてきた互い の自己紹介の後聞いて みるところで茶色のセダは通りましたか

いや通らん なおかしい な確かに僕の車を茶色のセダが追い抜い てったんですよ嫁はその車が何回も 追い抜いた言うてますねんけど ね途中で停車してまた走った故障したか 事故にでもおた かそんな形跡なかったけどそうしか考え られません なよっしゃもっぺん無線で呼び出してみる わ運転手は運転席の無線を取って再び 呼び出しを 始める応答があったこれももトラックの 運転手 らしい友人が通ってきたのと同じ方向から こちらへ向かって走っているよう だ茶色のセダを見たら知らせてください もしかしたら事故でもあってどこかに落ち ているかもしれないの で茶色のセダなら今わしの車を追い抜いた とこやでなんやほなら茶の世は無事やった ん ややっぱりどっかに止まっとったんや なあ煩しいものがなくなりなんだかほっと したそう だしばらくして先ほど無線でやり取りした トラックが入ってき たおたですかお探しのセダ通うた でしょう いや 結局事故の可能性があるからと非常電話で 警察と道路講談に届けたがどちら もまた出ましたかと意外にも冷たい反応 で出動してくれる気配さえなかったと いう [音楽] エさんが友人たちと車でスキーに向かう 途中のことで ある夕方から夜になりかけた峠の道路に 差しかかった時急に母親と子の2人ずれが 車の前に飛び出したあやと思った瞬間無事 に道路を横切ったよう だサイドミラーに道路の反対側にいる親子 の影が 見える危ない なあしばらく行くとまたヘッドライトに 2人の人影が飛び込んでくる あ母との2人 で冬の山道での服装とは思えないような 軽装最初に道を横切った親子連れと同じで ある23kmほど走るとまた人影が 飛び込んできたそれが何度も続いたので ある 翌日ホテルで仲良くなった人に昨夜のこと を話してみるとその人

もうちの近くにも出ましたよと いう母と女の子の2人連れが車の前に 飛び出してさっと道を横切るそのいでたち は季節に関係なくいつも同じように軽装で あるその人の住むところは例の峠とは全く 関係のないところなのでひょっとしたら あの2人連れは日本のあらゆる道路にいる のだろうか とそっちの方の不思議さにちょっと好奇心 をかき立てられたとSさんは言っ た ある人が新車を売っ た真っ白だったボディを真っ赤に塗装 し直し てあるよ彼が友人を乗せて都内の国道を 走っていると急に人影が前を横切っ たバーン ボンネットに何かが当たっ たしまったやってしまった急停車し合わせ て車を降りて辺りを見るだが人影は ない誰もいないぞじゃあ犬か何かを跳ねた んじゃない の うん人かけだったように思うがな どこにもこれといった異常がないので とにかくその場を離れ途中に交番を見つけ て立ち寄っ た気のせいかもしれませんが何かを跳ねた ようなん です警官はその場所に同僚を派遣したが 異常は見られず何かあったら連絡をくれる ということで住所と電話番号を書いて アパートに帰った だが朝になっても警察からは何の連絡も ないじゃあ俺帰る わ一緒に連絡を待っていた友人も出ていっ たしばらくしてカンカンカンカンカンカン アパートの階段を駆け上がる音が する バーン玄関のドアを開けて結そを変えた その友人が入ってきたおいどうした車車車 車 車車がどうしたいいから 来い友人は彼の手を引っ張って彼の車を 止めてあるアパートの前の駐車場へ走って いく これ 見ろなんと 真っ白なボンネットに血のりが2つ赤い 手のひらの形にべったりとついているでは ない か慌てて警察に電話を 入れるだが別に何の届けでもないし実地 調査してみたが痕跡すらなかったと いうその赤い手のひは吹いても吹いても

洗っても洗っても全く落ちなかったそう だ気味が悪くなってもうこの車にはのきが 起こら ないしょうがないのでそこだけありで 削り落とし何も言わず塗装親に持って行っ て真っ赤に塗り直してもらいそれを売った のだと いう廃車にするのも怖かったと彼は言って いた これはごく最近にあった話で あるだからおそらく誰かがその車に乗って いるはずで [音楽] ある え今から20何年も前でしょうか大阪南の 千日前というところ のデパートが火災によって大勢の寄生者を 出したという事件がありましたえ覚え てらっしゃる方もおられるかと思います あの大火災の後大阪南でいろんな噂が立ち ましたえ死んだはずの得意さんがやのラメ に入ってくるだとか焼跡に店員がいてに中 にお辞儀していただとかえあちこちで そんな噂が立ちまし たえどれも噂の類いやったんですけど も僕の知り合いにとエフさんという タクシーの運転手がわしの実態機やねん けどなっててこんな話を聞かせていただい たことあり ますその百貨店が燃えて間もない頃のこと らしいんですけどもえその焼け跡に ショッピングセンターが新しく立つという ので 工事をやっておりましたでそのためにあの 今まであったタクシー乗り場がその正面に あったのが裏側に遺したんです ねでその日もたくさんのタクシーがぐっと こう1列に習いまして えまあ大阪の南の1千日前なんでたくさん の人がおりますんでそのお客さんをさいて おりましたFさんもそのタクシーの列の中 におりましたでいよいよFさんの前になる かなと思ってますとFさんの前に停車して いたタクシーというのが えFさんの会社の同僚の車やったんです その同僚の車がパタンとこうドアを開ける と人を盗んだのにまたパタンと閉じたん ですねでFさんそれ見ていて最初あのドア の開閉の鉄装をしてるのかと思ったらしい んですそしたらその運転手はメーターを 倒したらそのままバーっとこう車発射させ たんですねつまり人の線と陳そしたわけ ですスお客もの線とけたのやっちゃなとま Fさん思ったんですがまFさんもその後え お客さんを乗して大阪の町へ出てきまし

た仕事が終わって会社に戻ってみると車内 中が大騒ぎになってるんです ね何事かしらと見る とその大勢がこう立ってワイワイ言ってる その前にソファーに頭を抱えて真っ青に なってる運転手がいたん ですその運転手というのがそ昼間先日前で お客を乗せずに金相した運転手だったん ですエさんさんこの人な先日までお化け のしたんやと周りでワイワイ言ってる仲間 の人人が言ったんですね聞いてみる と彼はなんか先日前で若い母親とチジ ぐらいの男の子の2人を乗せて走った らしいんですが途中で消えていなくなっ たっていうん です1千日前で ははあ思ってFさんがそ1千日前の タクシーのネで見たことを話しますとその 前でわーっとこ騒いでいた会社の同僚たち は水を打ったように シーンとしまり帰ったそう です [音楽] 残業で遅くなったa子さんは雨の降る街中 を1人とぼとぼ歩いていた a子ちゃんじゃないか送っていくから 乗れよと友人の車が横づけ するああ助かったと彼女はその車に 乗り込ん だしのつく雨が車のフロントガラスを叩き 湿気が車内の窓ガラスを曇ら せるふと彼女が横を見るとその曇った サイドガラスに小さな手のひらの跡が ある誰かが外からつけたのかなと思い ながらその手のひらの後を指でなぞると後 は梅雨となって消えて いくえと彼女が驚いたのは言うまでも ない その手の跡は中からつけられたものなの だするとすぐにその横にポっとさっきより やや大きな手のひらの跡が現れたかと思う とキュっと横に動いて痕跡を残し たつまり手のひらをガラスにペタっと 合わせてそのまま少しだけひねったと言え ばいいのだろうか 手のひらの位置はほぼ同じで指の跡が ずずっと動いて重なって いる きと運転している彼の方を見ると彼もその 手のひらを横目で見たようで ある彼がびっくりしてハンドルを切り そこねるのではと一瞬思ったが彼は意外に も冷静だっ た驚かない のその子供は何か僕らに言いたいことが

あるの だろう言いたいことがあればはっきりと 言えばいいん だそれまでほっておけば いい彼はそう答えたと いう ある女子高生から聞いた話で あるクラスメートが風を引いて休んだが なかなか投稿してこ ない心配になって数人で彼女の家にお 見舞いに行っ た彼女は実質で寝てい たい顔してここ数日で随分痩せたようだっ た早く風邪良くなって ねうん ありがとうあんたが来ないと寂しいじゃ ない うん元気が ないちょっと人が変わったようにも 見えるやがてみんなが帰ろうとした 時ぽつりと彼女が言った ねえ私の言うこと信じる え 何 信じる信じてくれる何 を 私本当は ね風じゃない の見舞に来ていたもの全員が彼女から とんでもない告白をされ気がしたと いう何か彼女の雰囲気が尋常ではなかった から だそれは数日前のことで ある彼女の兄が新車を購入し た早速運転をしようと兄とその ガールフレンドそして彼女の3人で夜中の に出かけ たどこに行こうかそうね夜景の綺麗なとこ 私はそれより何か怖いところがいいあだっ たら私怖いところ知ってるそこ面白そう じゃあそこへ行こう 行こうということに なりあるトンネルを目指したので あるそこは出ると言われる曰つきの場所な の だやがてそのトンネルが見えてき たほらほら出るわよもうちょっとで トンネル よなんだか3人はハな気持ちになって くるトンネルに入っ たその瞬間で あるドン という衝撃が車の中を走っ た助手席のガールフレンドが悲鳴をあげ た助手席側のドアのガラスに手が手首が

そこにべったりと張り付いて いる同時に運転している兄貴も悲鳴をあげ た彼の目の前のフロントガラスにも手が 張り付い た バーン ドーン バーン車にものすごい音と衝撃が連続して 起こっ た手が次々とトンネルの暗闇から現れては 車を叩いて張り付いて いく何十か何百かとにかく の手が窓ガラスをドアをボンネットを トランク を助け てどうやって家まで帰ってきたのか3人 とも覚えてい ないとにかく3人はその夜半ば精神さの 状態で兄の部屋で肩を寄せ合って朝になる のを待ったのである やがて空はしらみ太陽が登っ たあれはきっと悪夢だったのだ悪夢に違い ない3人は無理やりそう言って慰めあっ ただが様子を見に部屋にやってきた母親の 言葉 は3人を再び地獄の風景に落とし込ん だ もうどうしたのせっかくの新車に手の跡を ベタベタつけ てそのショックで寝込んでいた のごめんね心配かけ て彼女はそう言って泣いたと いう [音楽] 同じ場所で同じような体験をした人がまだ い たメンバーは男女4 人その中の1人だったという女性がこれを 話してくれ たやはり夜のドライブで今度はその トンネルの先にある手振り地蔵を見に行っ た帰りのことで あるこのテフ地蔵は地元ではかなり有名な もので墓地の中に立つとてつもなく大きな お地蔵さん だあるから見るとそのおじ蔵さんが手を 振っているように見えることがある らしい手を振る方向によっては吹きことが 起きるという噂も ある彼女はそのお地蔵さんのことは何も 知らずただついてきただけであった が実際に手を振ったように見えたのでそれ を仲間に言うと 後の3人は急に真っ青になっ て不吉だからすぐに帰ろうということに

なっ た車に乗り込んでぶっ飛ばすもうスピード でトンネルの中に入った 瞬間ドーンという衝撃が車を襲っ た伏せるの よ神部座席に乗っている彼女の隣の女友達 が 彼女の頭を 押さえつけそのまま体ごとのしかかってき たちょっと何するのよいいからトンネル 出るまで辛抱し てわけが分からず抵抗する彼女をその友達 はまるでガードするように押さえ込んで いるしばらくはそのすごい力に負けて言わ れるがままにしていた がやがてようやく彼女は頭を上げることが でき た車はもうトンネルを抜けてそのままもう スピードで下り坂を走ってい た何よ何するの よ彼女が抗議すると隣の友達は言っ たあんたを捕まえようとトンネルの中を腕 が飛んできて窓をこじ開けようとしたのよ だから守ってあげたの見てはならないもの をあんたは見なくて済んだの よ変なことを言う子だなとふと自分の側の 窓を見る と確かにぴったりと閉まっていたはずの窓 ガラスがちょうど腕が入り込めるくらいに 開いて いるそして前の座席の2人も半ば泣きそう な青い顔してずっと沈黙して いる結局何かが起こったのは間違いない ようだと察した が彼女はそれを見なかったので あるただ自宅まで送ってもらって車を降り た 時その車 に手のひらの跡が 無数についていたの を確かに見たそうで [音楽] ある本当に出るのなら映画のフィルムに 収めてやろうと計画して実行したやが いる大学時代映画を取っていた仲間で私も 無理やりその計画に参加させられ た最もこの時は幽霊を取ることが第一の 目的というわけでもなく当時の8mm カメラの最新英種富士のZC1のカメラ テストも兼ねてののあくまでイメージ フィルムの中のワンシーンのロケという ことであっ たしかも出ると有名な第1トンネルは いくらなんでも怖いので第2トンネルで 取ろうと言ったような心行きの割には弱し

な計画であっ たメンバーは男ばかり3 人夜の10時頃奈良の友人宅を車で 出る途中で飯を食ったりして現場には1時 頃に着い たもう最終電車は出てしまって電車が トンネルを通ることは ない線路の点検にトロッコのようなものが 通るがそれがここを通過するのは3時頃で あるそれまでに撮影を終わらせてしまわ なければなら ない車はトンネルの近くの鉄道と道路が 交差する橋の多元に止め たさて私はここで車の中で留守バをすると いう非常に嫌な役を押せつかっ た車には色々大事な機材なども入っている し 怪しい我々が一番怪しいのだが怪しいやつ がうつかり必要あっ たやがて2人は8mmフィルムのカメラと 小道具を持ってトンネルに向かっていっ たその 時私は悪い予感がしてい た辺りは真っ暗で人家は何件かあるの だろうがいずれも電気は消えて いるあまり心地よくない時間で あるしばらくして2人が戻ってき たカメラの電池を取り替えに来たのだと いう今変えたばかりやぞと言う とそのはずやけどカメラが動かないからと 言って電池を取り替えて出ていっ たしばらくしてまた戻って再び出ていく トンネル内の状況を聞くと別に何も現れて いないがカメラが動かないところを見ると 何かがおるのやろなとか言って いる3時前ようやく撮影が終了し2人が 戻ってき た何も出なかったしカメラも最後は順調に 回ったしまよかったな でこの日は終わったので あるさて彼らはトンネルの中で線路に沿っ て明りのついた数十本のロソを2列に並べ て暗闇の中に浮かぶロソのとしという イメージショットを取ったので ある夜中の2時に出ると言われるトンネル の中でロソを奥まで並べてそれをフィルム に撮影するなど正気の沙汰では ない数日経って電話があった現像ができた から見に来いと いう何か変なもん映ってたかうんこれは まいった で急いで彼の家に行っ たエディターで見ると最新カメラは事に速 のとしの列を幻想的に捉えて いるそれはなんとも不気味な画面

だすると突然カメラの前に白いシーツの ようなものが現れてロソに沿ってトンネル の奥へ向かってゆらりゆらりと飛んで いく そしてふっと消えるので あるもう1度見る やはり同じ現象が 起きるその間約10秒 ちょっとロソの明り以外の光はない照明は 焚いていないのでまずハレーションでは ないことだけは 分かるそれ以外のことは何も分からなかっ たこのフィルムは作品の一部に編集され 大学のホールで 8mmフィルムの改造度の低さと飛車体が 暗かったこともあってエディターではあれ ほどはっきり見えた白い怪しいものもライ スクリーンに拡大すると改造度が極力を 落ち込んで観客のほとんどはそれに気づか なかったと いうフィルムは彼の手元にあるはずで ある [音楽] これは2人の大学生がアルバイトに向かう 車から見たものの話 だその車は夜10時頃 淀川の堤防沿いの道を大阪市内へ向けて 走っていっ たヘッドライトの明りが妙なものを照らし たいやこれが昼間だったら別段何の不思議 もなかった だろうそれは道の両端にずらりと並んで草 をしている子供たちの姿であっ た 子供たちは全員幼稚園児のかぶる黄色い 帽子に青い制服姿でういて黙々と草をむっ ているの だこんな時間になぜエジたち がおいなんでこんな時間に草なんかしてん ね やろ運転をしていたS君はにいる友人に 尋ねるえ 何その時エジたちの列が途切れ たさっき幼稚園くらいの子供が列を作って 草むしりしてたん や [音楽] ふーんお前見んかったん か気づかんかった けどその友人は見なかったのか見ても何も 思わずにいたのかもしれないそれどころか カップラーメン買うからコンビニあったら 止めてくれなどと呑気なことを言って いるしばらくしてコンビニエンスストアが あったので友人はバイト先で食べるつもり

のカップラーメンを両手に持って車に帰っ てき た友人はそのまま部座席に乗りS君は車を 発信させたしばらく走ると右手に廃車置場 が見えてき たそこに車輪のない大型のバスが捨てて ある真っ暗なバスの窓 に真っ白の人影が ある あれS君はを持って凝しその白い人影と目 が合ってしまったはっと驚いて金縛りに あったように硬直し たそのままその人影から視線をそらすこと ができなく なる人影は女であっ た白い着物を着た痩せた女がにこりと笑う と右手を上げS君に向かっ てお いでおいでの合図を する廃車置場を通り過ごしてやっとエス君 は我に帰っ たおい今のは見てた やろ振り返って後ろの友人を見 た見た見た見 たのカップラーメンをぐちゃっと 握りつぶしたままのポーズで青めている 友人の姿があっ た車内は砕け散ったラーメンでいっぱい だっ た 秋田県での話であるスチールカメラマンの Sさんがまっすぐに伸びた国道をホンダの スーパーカブで帰り道を急いでい た走っている最中に後ろに人の気配が するはっとして後ろを振り返るが誰もい ないあれと思って正面を見るとスーパー カブの前につけてある籠にセビを着た会社 員風の男が星座をしてネクタイを風にたか せながらニコニコ笑って いる真正面にいるその男と目があって あとハンドルを取られて転倒し た起き上がって辺りを見回したが誰もそこ にはいなかったと [音楽] [音楽] いうこんな話を聞いたことがある 夜中電車の駅を降りて自宅に帰るために いつも通る坂道に差しかかっ た人気のない寂しい坂道をテクテク登って いると坂の上の方から バタバタバタバタと変な音が するよく見ると1人の人間が丸まって バタバタとを転がってくるではない か あれどうしたんだろう人が丸まって坂を

転がる なんてその人は足を抱え込むようにして 見事に体を丸く折りたみ前転を何度も 繰り返しているような感じでどこにも 引っかかることなく坂道をきれに転がって くる 見ている人の横をゴロゴロと転がりながら 通過していったので ある あれ振り返るともうそこには何もなかっ たそれは確かにスーツを着た男性であった と [音楽] いう [音楽] これはねえ僕 が確かサイ地方の鳥取県の方を抜けて え日本海側の回数浴に行く時の話なんです よえみんなえ確かね4人乗りの車でえ峠道 を走ってる時に向こうの方からポっと赤い 光が見えるからあれこんなとこに何かなと 思ってどんどん車に乗って近づいてくると 周りの人間がああ珍しいなあていう風に 騒ぎ出すからえ何々っていう風に前見てる と峠なのにね他に何にもない真っ暗な道を 延々走ってきたのに峠のほんの車が1台タ できるかどうかっていう場所のところに あの手で 引く屋台がポツンと置いてあるのが見えて てねあなんやあれこんなところにって話を してたらあほなんやろラーメンやらやろ いやラーメン屋ちゃうみたいやでなんか 感じがなんやあれおでん屋かおでん屋にも 見えないけれどもとかなんとか言いながら だんだん車近づいてきてで速度もどんどん 落としてって見るとホットドッグ屋って いう風に赤いに書いてあるでうわ珍しいな ホットドッグやてっていう風にまさ峠に 屋台があることもおかしいとは思うんだ けれども見た時にはホットドッグ屋って いう看板そのものが珍しいからあこれは 変テコだと思いながらみんなその前を通り 過ぎていったで通りすぎて34mもいた あたりかなんかで後ろに座ってたやつがあ ちょっと車止めてくれっていう風に言う からうんなたほお前止められるかっていう にどうしたんやいや後ろてみあさっきの 赤鳥ちあらへんいや赤鳥ちあらへんって 言うんで車を止めてで後ろみんなで 振り返ったらあほんまや真っ暗やんかって あそうやろなんか変ちゃうかさっきまで 見えてた赤鳥ちが見えへんやなんてそれ そうやっ てでもないやちょっとよ思い出してみ さっき通り過ぎた時にお客さんおった

やろってあおったおった えっとそうそう男はスーツ着ててで女は タイトスカートを履いててで僕らが通った 時にあののれをこう腕でまくりながら片手 にホットドック持ちながらなんでこんな とこお前ら通ってるんやって顔してたよな うんしてたよなでおっちゃんも脇から出て きて一緒になってこっちの方見てたやろ見 てた見てたっておったんやから明りが消え たへんやでじゃな戻ろうかって言んで車U ターンさせて あのさっきの場所まで戻ったらもうほんの すぐ戻ったら場所はまんまそのままあるの にホットドッグ屋という看板の屋台だけが ないからないやん これないないで身を乗り出して外見てみる けどももう崖から追ってる落っこってるだ とかっていうそんな様子も全くなくてで これ警察に知らせようかって話した時に誰 かがいやちょちょっと待てよっていう みんなでお客さんもおっちゃんも確かに見 たけれども変ちゃうかっていうえなんでっ て言ったらだって通り過ぎる時にお客さん おったけどもそのお客さんが乗ってきた車 見たかって言うたらあそうや車見てないわ いやそうやろそうそれも屋台があって車 止めるスペースなんかどこにもないやんか やた1台あっただけやからお客さんは車 なかったしおっちゃんは手引きでこんな とこ来てるなんて変ちゃうんかそう言う たらみんなでわんみんなでさっき何見たん あれ言って怖くなって車に乗ってその まんまあの峠を越えてま鳥取の方の海水 浴場に行ったっていうことがうんああ大学 の初めの時にあったんか な [音楽] ある雪の降った 朝アニメーターの王さんは都内を歩いてい て妙なものを見つけ た人間が入り込むのは不可能と思えるビル とビルの狭い隙間に うっすらと雪が積もって いるその中に ポツっ と子供のすしの足跡 が1つだけついていたの だ [音楽] 編集部のSさんという人が以前こんな体験 をし たSさんの家は大体が開放的な家で当時も 友人が勝手に入り込み騒いだり解合したり するたまり場であったそう だだから誰がいつ家に上がり込んでもS

さんは別に気にならなかったと いうその日Sさんはうでウトウトしてい た おーい3人来る ぞと声が する ああいい よ Sさんはしばらく寝転がったまま3人来 るって誰と誰が来るのかなと思っていると 急に金縛りに襲われたその瞬間ドーンと誰 かにはじめされたように押さえ込まれ腕が Sさんの首を閉め始めた息ができなくなり もがき苦しんでいる とぱっと金縛りが溶け たはて今のは何だったのかと思う間もなく またもや同じ現象が 起こる首を締めつける腕の力は先ほどより も強力で あるそしてその2本の腕はどうも畳の下 から生出ている感じでぐいぐい首をに 押し付けて いく助けて くれ声にはならないが必死にそれを頭の中 で唱える とまたふっ悲しいばりが溶けてその腕も 消え たその 時Sさんは気がつい た3人来 るってまさかこの子ことじゃないだろう なその瞬間3度目の衝撃に襲わ れる今度は明らかに今までよりも強い力で 首を締めつけられ たもう死ぬかと思った瞬間にまたも忽然と 金縛りが 解け腕も消えたと いうそれは思った通り3度で終わっ た あれは一体誰の声だったの か聞き慣れない声ではあった が男の声であったことだけ ははっきりと覚えているそう だ Hさんという非常に魚釣りの好きな年配の 人が いる仕事の関係で夜釣りが主なのだが少し でも暇ができると自転車に乗って近くの川 まで出かけて いくそのHさんが10年前にこんな体験を した ある夏の ことHさんが夜釣りを楽しんでいると後ろ に人の気配が する振り返ると土手の上に浴衣を着た1人

の白髪の男がぽねと立ってこちらを見て いるその男がこちらの釣りの様子を気にし ているようで こんな時間に夜釣りを見に来るとは珍しい なと思ったが別に怪しい気配もないので そのまま釣りを続けてい た釣れますかいきなり背中越に声をかけて きたビクッと驚いて振り向く と浴衣を着た男がいつの間にか自分の真後 に立って いる土手からここまで歩いてきたのなら 気配が感じられてもいいはずなのにとH さんは不審に思っ たさっぱりです わ返事をするとその男は無言でHさんの 真横に来て今度はそばにあるビを覗き込ん で いる釣れます かまた男はビクを覗いたまま尋ね たいやいや見ての通りです わHさんは針を手元に寄せ餌を取り替え たそしてもう一度川に投げ入れようと顔を あげた釣れます か男の顔がHさんの顔のすぐ真正面にあっ たびっくりして思わず釣り竿を落とした がその時にはもうその男の姿はかき消えて いたので ある奇妙なものにあった気がしてHさんは そのままその日は切り上げ た そしてしばらくは怖くて夜釣りに出かける 気がしなかったのである しかししばらくするとほとぼりも冷めて また夜釣りに出かけるように なるあの男がまた出 た やはりいつの間にか横にいてビクを熱心に 覗き込み釣れます かと聞いて くるそして 体はビクの横にあるはずなのに顔だけをH さんの顔にくっつかばかりに合わせてき て釣れます かとまた聞くの だ今夜はよく釣れますよとか釣れませんな などとHさんが返事をするといつも男は どこに消えて しまうここ10年代未だに夜釣りをする たびに時間場所とは無関係にその男が 現れるのだと いう釣れます か聞かれて何か返事をすればいつもどこか にふっと書き消えるのでそれはそういう ものなのだと慣れてしまっ たかもビクに魚が入っていればその男は

しばらくビクを覗いているし入ってない日 は釣れますかとすぐ聞いてくるので 釣り好きの人なのだという気がして別に 悪い気はしない らしい仲間と一緒に釣りをしていても やはりその男は現れる 釣れます かと尋ねられ て釣れませんなあと答えていると隣の仲間 が誰れと話しとんのやという顔をする らしいどうもその男はわしにしか見えてい ないようなん やさんはそう言っ [音楽] たある家族が立売りの家を買い求めた 長女のわこさんは最初からなんだかそこは 妙に砂っぽい家だと思ったそう だ特に2階にある彼女の部屋の畳の上に はいつの間にかうっすらと砂が積もって いることが ある外から風で舞い込んできたのかと思い 窓をいつもきちんと閉めても外出から帰る とやはり砂がうっすらと積もって いる部屋のタスを動かそうとしたところ裏 からどっさりと砂が溢れんばかりに出てき て部屋に砂の小山を作ったこともあったと いう一度こんなことがあったらしい お母さんが風呂に入った後今度はわこさん が入ろうと湯舟に足をつけた 途端ジリと砂を踏む感触が する見ると湯舟の底に砂が溜まっていたの だお母さんどうしてお風呂に砂が溜まっ てる のと言うと 母親は不思議そうな顔をし て風呂を覗き込み砂を見て驚いて いる私が入った時砂なんてなかった よ砂はその家の中でもなぜか彼女に関係し た場所時に出るようで ある今も毎日掃除してもやはり彼女の部屋 には砂が積もるのだそう [音楽] だ その彼女は物心ついた頃から母親から家に 帰ったら必ず玄関や部屋の戸は閉めるよう にとけられてい た戸屋襖が開いている とそこから何者かが除くん やそれは好きや生活で隙を出したらあかん 見しなみもきちんとする礼儀作法もきちと 守るそれと一緒 や部屋にも隙を作ったらあ かん彼女はこの言いつけをよく守り 戸締まりは習慣となっ たところがある日ふと部屋の襖が少し開い

ているのに気がついたあと思って襖を 閉めようとすると見田のおばあさんがその 隙間からこちらを覗いている そのおばあさんは腰の曲がった小さななり で顔は しわくちゃしかし目だけはぎりと光るなん とも奇妙な恐ろしい行走で彼女をきっと 睨みつけると くしと襖を閉めたので あるお母ちゃん 今死なないおばあさんが私の方を見 て怒って部屋の襖を閉めた よお前もとうとう見た か実はお母ちゃんもお前くらいの時にその おばあさんを見たん やお母ちゃんも小さい時からお前のおばあ ちゃんにいっつも表から帰ったら玄関の塔 をピシっと閉めときや襖を閉めときやと口 すっぱく言われたやけどお母ちゃんその 言いつけ守らんかったん やその時になそのおばあさんが来たん やその後でなおばあちゃんも今みたいなお ばあさんを小さい時に見たんや言うて 聞かされたんや でそやから私の子供もいつかそのおばあ さんを見んねんとミコの彼女は笑っ [音楽] たある日曜日の夜私のとに東京のから電話 がかかってき た俺今友達のとこから電話してるんやもう 俺自分のアパートよ帰らん何があったん や俺の言うこと嘘やないねんでほんまや ねん信じてくれる か何か電話の向こうの彼の声や口調が尋常 ではない そやから何があっ た お前信じへんかもしれへんけど なことは数日前から起こり始め た会社から自分のアパートに帰ってみると いつもはあんなにめちゃめちゃに散らかっ ている自分の部屋が綺麗に片付いている あれ片付けた覚えなんかないのに な1人住まいの彼の部屋の鍵を持っている のは彼の他にガールフレンドがいる はは彼女が来てくれて俺のいない間に部屋 を片付けて行ってくれたのだな珍しいこと もあるものだとその日は別に気にも止めず 綺麗に片付いた部屋に寝たので あるとはいうものの何せ男の1人 住まい23日後には元の木編で あるところがまた会社から帰ってくると 部屋が綺麗に片付いて いるまた彼女が片付けたのだろうと電話し て

みるバカねなんで私があなたのきったない 部屋を掃除しなければならないのよ第一私 だって仕事があるのよ頼まれても嫌 よちょっと冷たいが彼女の言うことはまず その通りだと彼は納得せざるを得 ない部屋住を点検して みる何かなくなってはいないだろうか自分 にしか分からないものはどうなっているの か本棚の雑誌はバックナンバー順に机の 引き出しの中の小物からガラクまで全部 完璧に自分の所の位置にきっちりと収まっ い台所の食器類は洗って水屋の中に生ごみ は綺麗に処分して ある押し入れに突っ込んでいた汚れた下着 類は洗濯してある上にちゃんと畳んで 押し入れの中に入れて ある財布の中貯金箱の中預金通帳などには 何の異常も ないおかしいというより君が悪いのが先 だっ た部屋のあちこちをひっくり返して見て いるうちに疲れも出てきてめんどくさく なりまあいいかと楽天的性格も手伝って その夜は寝てしまったので ある朝起きて彼は安然とし た咲夜ひっくり返したように散らかした はずの部屋がまた綺麗に片付いて掃除まで してあるではない か彼が寝ている間に誰かがこの部屋を掃除 したの だ 日曜日わざと散らかした部屋の真ん中に どっしりあを描いて彼は1人でその何者か が現れるのを待っ た1人で部屋にいるのは退屈で ある疲れも手伝ってかベッドに転がって 漫画を読んでいる間についうとうとと眠っ てしまっ たはと目が 覚めるもう部屋は綺麗に掃除して ある不思議だ考えられない散らかした部屋 にいた自分が夢なのか綺麗に掃除を済ませ てある部屋にいる自分が夢なの か調べても綺麗に掃除してあるということ 以外は何の異常も ない押し入れの タスここは前に調べた時に見逃していた 場所である調べて みる1段目の 引き出しほとんど着ない服がやはり選択肢 である2段目の 引き出し同じく3段目4段目そして1番下 の引き出しを開ける わあ1番下の引き出しの中には1人のお ばあさんがいたの

だ小さな座布団の上に星座をして紫色の 着物を着た小さな小さなおばあさん がそのおばあさんは彼ににっこり微笑んで 丁寧に辞儀をしたのである 彼は数日間この友人宅に走ろした 後すぐ引っ越してしまっ [音楽] た 東京へ行くと彼のアパートによく止めて もらったもので ある夜中になっても平気で騒いだり ステレオをガンガン鳴らして いる隣から苦情は来ないの か今まで1度もそういうクレームは来た ことがないと いうの部屋は文化住宅の2階の1番端に あって下の住人はほとんど帰ってくること がないようだし隣の人も大人しいのだか気 にしていないのか全く何も言ってこ ないそれでも最初のうちは遠慮していたの だがいつの間にやらこうなったのだと いうだから俺にとってこんなに理想的な 空間はないと彼はいつも遊びに来た友人 たちに言ってい た隣の住人とはあまり顔を合わせることは ないのだがそれでもたまに会うと釈をする 程度で ある母と娘の2人住まいのよう だ母の方は無口な普通のおばさんなので ある が2度ほど見かけた娘が変わっていると いう夏も近いというのにその時その娘は こんないでたちであった らしい黒い 帽子黒いマスクと顔を覆った マフラー サングラス黒いツー ピース足は黒く熱いのようなものを吐き 黒いブーツそして手には黒い 手袋年齢 負傷しかしその井たちが過労じて若い娘な のだろうと推測さ せる全く肌というものを見せない国意の 女素顔までも完璧に覆い隠した黒い 女それを最初に見た時身の毛がよったと いうしかしきっとこれは病気か何かのため にああいう格好をしているのだろうと彼は 思ってい たしかしそれからしばらくして彼はそこを 引き払ってしまっ た何があったのかを聞くと隣が怖くなった のだと いう ある日の 夕方ちょっと表に出ようと玄関のドアを

開けた瞬間ちょうどそこを通りかかった 国意の娘にぶつかったその表紙に娘が持っ ていた紙袋から果物や缶詰などが飛び出し て狭い廊下にこぼれ落ちたあすみませ ん彼は慌ててそのこぼれたものを拾って娘 に手渡そうとするが娘はそれを全く無視 するように隣の娘にとっては自宅の玄関の ドアに手をかけて中に入ろうと する彼はそのまま中へ入っていく彼女の 紙袋の中に拾ったものを押し込ん だ娘は無言でドアを閉めて姿を消した その 時彼は妙なものを見 たその娘がドアを閉める 時伸ばした彼女の手首の部分がわずかに 黒い上着の袖がちらりとめくれて娘の素肌 が見えたの だ素肌ではなかっ たそこには 1枚の薄い金属の板があったそして黒い 手袋の中の手の部分に向かって何十本かの 小さなビスがいっぱい打たれてい た最初それは義姉かと思ったそう だその夜遊びに来た友人にそのことを話し た バカそんな痛い1枚だけの義姉なんてある もの かそう言われてはっと思ったと いうドアのノブをひねって開閉したその 手首は義姉のそれではないしかも薄い金属 版の義姉など考えられないではないかだと するとあの娘の体というものは一体何なの か何をあの国意で隠しているの かその時同時にいつもひっそりとしている 隣を思い出し たいくら騒いでも何1つ行ってこない ばかりか今まで隣から物音1つしたことが なかったの だ音 が生活の音が全くしなかった こんなに薄い壁だというの にあの娘 は母と娘の2人はこの薄い壁を隔てた隣で 一体どんな生活を営んでいるの だろう全く音のない 生活あの娘の 正体 もし 今この薄い壁がどっと倒れて隣で展開され ている世界を知ってしまっ たらそれを考えると同時 にもうそこにはいられなくなっ ただ から彼はそこを引き払ったそうで ある

[音楽] 愛知県出身のアニメーターFさんの お父さんは台のタバコ好きであったが晩年 はずっと医にタバコを止められていた そしてそのまま死んでしまったと いうそのお父さんの命日に故郷に戻り 墓参りをした時のこと墓石の両端に花を さし て晩年はタバコ吸えんかったから な好きなだけ吸いやと言いながらタバコに 火をつけ一服吸と真ん中にそのタバコを 差し置いた するとその瞬間すーっとタバコがみるみる 灰になり根元まで灰になるとパラパラっと 吐とかしたタバコが 崩れる親父が吸ったんだなと思ってもう1 本刺すとやはりすっ短く なる不思議とその間煙は全く出なかった らしい続けて3本目もあというにになっ た4本目を刺すとやっとタバコから煙が 立ち込め普通の状態に戻ったと いうこれと似た話がまだある岡山県出身の Aさんのお父さんはお酒が大変好きであっ たというがやはり晩年医者に酒を止められ てい た日の日にその親父の破壊を酒で洗ってや さーっと酒をかけるとそれがみるみる破壊 しに染み込んでいくもう1度かけるが やはり破壊が酒をみるみる吸い取っていく そして行ってきたりとも破壊を伝って下に 落ちる酒はないAさん もこれは親父が好きな酒を飲んでいるんだ なと思ったそう だそして号の酒がをあコップ1ぱだけに なりその最後の酒を破壊しにかけると 初めて酒が破壊を 濡らしそのままポタポタと土にもひたり 落ちたと いう a子さんの友達の彼氏が交通事故で休止し た葬式が終わって親しかった友達が集まり 夜通し飲ん だa子さんはこの時1人で団に向かい彼の 家に向かって語りかけた 友達の彼氏ではあるがグループ付き合いで とても親しい中であっ たところが何か些細なことが原因で彼と 高論になり仲直りしないまま彼は死んで しまったので あるそれが心残りだったのでしきりにそれ を家に向かって詫びたので あるすると家の口が動い た ありがとう言葉ではないがa子さんには それがはっきりわかったの

だびっくりしてそのことを友達に言うと誰 1人としてそれを不思議がら ず奴は今この部屋にいてるからなとさも 当然のようであったと いう [音楽] Mさんという女性がある夜夢を見まし た誰かが目の前に死んでい ます布団が敷いてあって顔に白い布が被せ てあり ます最大のようなものがあっ てそこに慰霊があり ます知らない 男性後ろを振り向くと大勢の服姿の人たち が黙って座っています Mさんはこの人誰な のこの人誰なの とその人たちに聞いてまりますが誰1人 答えてくれ ないそんな夢でし たその日の昼頃友達から電話がありまし たその友達のお父さんが亡くなったという ん ですお夜の席に出てMさんは驚きまし た夢で見た見知ぬ男性の慰霊がその最に あったんですそれが友達のお父さんだった ん ですただその友達というのは中学時代の クラスメートの女の子で卒業以来全く音信 が取れていたんですけども数週間前Mさん はふっ気になって彼女に電話したんだそう ですでそん時何かあったら絶対連絡 ちょうだいねとMさんは彼女に言っていた そう ですそれで友達はお父さんが亡くなったと いう連絡をくれたんだそう ですところがMさんはその子のお父さんに は会ったことは1度もない し彼女ともそんな親しい中でもなかった それだけにそのおつにいた自分が不思議で ならなかったとMさんは言い [音楽] ます Sさんの幼い頃の話であるおじいさんが 死んで親戚のものが集まってい たおじいさんの棺桶が目の前に横たわって いるおじいちゃん死んじゃったのよ さよなら言いなさいと両親に言われエさん は心の中 でおじいちゃんさよならとつぶやいたする と がたりと棺桶の蓋が動いて中からおじい さんがむっくりと顔を出したそしてエさん を見てニとほへで手を振るエさんもそれに 答えて笑って手を振ったするとおじいさん

はまた棺桶の中に入りぱたりと蓋がしまっ た幼いSさんは焼き場で灰と骨だけになっ たおじいさんを見て人が死ぬということは 生きたまま焼かれることなのだと思ったの だそう だ今思うとあれは本当だったのかなとエ さんは当時を 振り返るだがSさんが手を振ったのを弟 さんが未だに覚えてい て兄ちゃんはあの時誰に向かって1人 ニコニコ笑って手を振ってたんやと言われ たことがあるのだそうだ [音楽] 友人の奥さんが体験したお盆に関する話で あるもう10年も前のの ことまだ独身だった彼女は両親と3人で母 大寺にお墓参りに行っ たそのお寺は山の中腹にあるので長い石段 を延々と登らねばなら ない途中林の中になんとなく人の気配が する誰かいるのか なと 彼女は気配のする辺りをチラチラ見るが 辺りはうそとした雑器林で人が立てるよう な雰囲気でも ないそのうち3人はお寺に着きお墓参りを 済ませ た両親はお寺のご住職の説教を聞いて帰る というので彼女は友達との約束があるから と1人で先に帰ることにした 石段を下っていくとさっき気配がした辺り に3人の男が立って いる1人は40歳 くらい1人は30歳 くらいそしてもう1人が子供で あるその彼らの姿というのが 着姿というより撃で見る百姓さんの格好を しているよう だそれがはっきりと見えるというのでは ないイメージとして彼女の頭の中に入って くるお墓参りに来たの かという声が聞こえ たそう よと返事をすると 突然どんどんとその3人が話しかけてき た彼女は今思うと怖いけれどその時は怖い とか不思議だとかいう気持ちは全くなかっ たと いう先祖の墓参り かそう よ俺たちの墓参りは誰がしてくれるんだ あなた方のご子孫がお参りしてくれる でしょうそういうものがいなかったらどう なるだったらご住職に頼んで食養して もらったらいいです

よする とそう かと言い残してその3人は消え たその夜彼女がそのことを両親に話すと 父親が大変に驚いたと いうそこはずっと昔は無縁仏の石が ゴロゴロとあったそうで ある [音楽] ある若い母親が子供を産んですぐ亡くなっ た父親は仕事で留守がちだしこの子は血 のみでもあるということでここのおばあ さんが死んだお母さんの代わりに孫の世話 をするようになっ たいつも2階の1番日当たりのいい部屋に かを置いてその中に赤ちゃんを寝かせたが 下で台所仕事をしているといつも キャッキャと赤ちゃんの笑い声が する最初は窓から蝶々かトボでも飛んでき てそれが面白いのかしらと思ってい た赤ちゃんてもっと泣くもなのになんだか 嫌のいい赤ちゃんで助かるわとおばさんは していたがある日下で台所仕事をしている と赤ちゃんのキャッキャという笑い声が2 階から 聞こえるあんまりそれが楽しそうなので 一体何を喜んでいるのだろうとこのおばあ さんはちょっとした好奇心を持っ たそっと階段を上がって赤ちゃんの部屋を 覗いてみ た赤ちゃんのかの横に娘がい た死んだはずの自分の娘が赤ちゃんのかを 覗き込んでいるのだ あと思わず声をあげるとくるりと娘が こちらを 向くそしてにっこりと笑ってゆっくり頭を 下げてそのままふっとかき消えてしまっ たそしてそれ以後そういうことはなくと [音楽] いう10年くらい前の話で あるさんが学校3年の 頃4つ下のけいちゃんという女の子がい たこの子はおばあちゃんの知り合いの孫な のだそう だある日m子さんが学校から帰るとそのけ ちゃんが家に いる色々事情があってね当分うちで預かっ てお世話することになったから一緒に遊ん であげてねとおばあちゃんが 言うけいちゃんはその間おばあちゃんの エプロンの裾をぎゅっと掴んだまま話さず おばあちゃんの影に隠れたまま出てこ なかったの でなんだか暗い子ねというのがその子の 印象であっ

たところがおばあちゃんは駄菓子屋をやっ ているの でつもけちゃんの相手もしていられ ない必然的にむこさんが遊んであげること に なるすると今度はえこさんの服の裾を つかんでずっとくっついて くるちょっとトイレ行くからねと立ちかけ てもトイレまでついて くるトイレだから2人入れないね言ってけ ちゃんを1人にするとすごい声で泣き出す の だ変な子とえこさんも困りはて た 夜えこさんのお母さんが帰って くるお母さんが台所仕事を始めるとけい ちゃんはそのお母さんのエプロンに しがみつくむこちゃんもとうとう子供 にっとし て何よこのお母さんは私のお母さんなのよ あんたのお母さんじゃないんだからとけい ちゃんをいじめたりするがやはりべったり ついて離れ ない3日ほどしてお母さん からあのね実は ねけいちゃんのお母さんは死んじゃったの よごくかわいそうな子なんだからあまり いじめないでよ と初めて事情を聞かさ れるなんでもけいちゃんの母親は休止した が父親が忙しいせいもあって葬式だのなん だのとけいちゃんのおばあちゃんが 駆けずり回ることになってそれでその間 けいちゃんを引き取って面倒を見てあげる ことになったのだという そしてけいちゃんにはお母さんが亡くなっ たことは知らされていない らしいところがその 翌日m子さんは偶然お母さんとおばあ ちゃんの会話を聞いてしまってぞっとして 寝られなくなったので あるそれはこんな会話であっ た実はね お母さん今日ねあんまりけいちゃんが くっついて離れないん でどうしてそんなにひっついて離れないの 1人でお遊びできるでしょと聞いたの よそしたらけいちゃん突然大声で泣き出し て だって隣に黒い人がいるんだもの て私なんだか怖くなっちゃっ たけいちゃんの母親 は小心自殺したので あるけいちゃんの言う黒い人と はおそらく

消しした母の姿なの だそれがけいちゃんに未練を残して離れ ないの だけいちゃんはいつもすぐ横にその黒い人 がいるのでそれに怯えていたので ある誰かのそばにくっついていないとけい ちゃんはその黒い人とたった 2人ぼっちになって しまうそれがけいちゃんにとって耐え がたい恐怖なの だそしてそれがまさか変わり果てた お母さんの姿だとはけいちゃんは気づいて いないの だシナもまだ過ぎていないしどうしたら いいのか 私もう怖くて怖く てお母さんはそんな話をおばあちゃんにし ていたの だその話を聞いてからえこさんもそれが とてつもなく怖くなり翌日からは友達を 呼んでみんなでけいちゃんと遊ぶように なったので ある本当にいるの とけいちゃんに聞く と いると いうどこ に ここと自分の真横を 指さすm子さんたちにはそれは見えなかっ た がそんな状態 が49日間続い てけいちゃんは自分の家に帰って行っ た 翌年けいちゃんはm子さんと一緒の小学校 へ入学してきた が同一人物とは思えないくらい明るい子に なってい た聞けば親族もけちゃんのその話を聞いて びびくり し何度もお祓いを繰り返したのだと いう今回の階段はいかがでしたかそれでは また次回お楽しみ [音楽] [音楽] に

💬今回は、百物語・新耳袋の怖い話の第一夜になります!!
👦🏻木原浩勝・👦🏻中山市朗も登場します。

毎回、唯一無二の怪談をオムニバス形式でお届けしています!
🐸作業用・睡眠用・BGM にどうぞ! (=^・^=)

📌目次
00:00:00『オープニング』
00:00:46『茶色のセダン』
00:06:29『道路を横切る家族』
00:08:52『赤い車』
00:12:46『千日前のタクシー/中山市朗』
00:16:34『窓の手の跡』
00:19:22『トンネルの中にいるもの』
00:25:02『トンネルの中にいるもの2』
00:29:10『トンネルの中の8ミリフィルム』
00:35:31『バスの中の女』
00:39:49『スーツを着た男』
00:41:08『スーツを着た男2』
00:42:54『峠のホットドック屋/木原浩勝』
00:47:22『雪の降った朝』
00:48:23『三人来るぞ!』
00:51:46『釣れますか?』
00:57:34『砂の家』
01:00:10『ふすまの隙間』
01:03:05『起きてみたら』
01:09:12『隣りの女』
01:16:29『命日にて』
01:19:15『ありがとう』
01:20:59『知らない人/木原浩勝』
01:23:39『おじいさんの葬式』
01:25:29『お墓参り』
01:29:18『微笑み』
01:31:30『二人ぼっち』
01:39:05『エンディング』

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【関連リスト】
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3 Comments

  1. 昭和〜平成初期の女性って、本当に「〜のよ」とか「〜だわ」って喋り方したんかな?🤔今聞くと違和感すごくてワロけてしまう(笑)

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