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高齢化で”ペット”手放す飼い主…いま”ロボット犬”の里親探すケースが増加 その“第2の人生”に密着すると周囲に笑顔があふれていた (24/03/03 07:00)



高齢化で”ペット”手放す飼い主…いま”ロボット犬”の里親探すケースが増加 その“第2の人生”に密着すると周囲に笑顔があふれていた (24/03/03 07:00)

[音楽] 同等手賀 町名として知られる川湯の温泉街に老人 ホームがあり ますこの施設に去年6月1匹の犬がもらわ れてきまし たん さんのピンクにしてるわピンクが 好する のる犬と言ってもなちゃんはロボット [音楽] です声をかけてくれる人や撫でてくれる人 を探してカシャカシャカシャと あちらこちらに歩き回ります 中に入っちゃっいないよこっちいでこっち ちゃおいでおいで万歳し てる施設には重い病気や認知症の人を含め 29人が入居してい [音楽] ますよし よしなちゃんは1999年に大手家電 メーカーが開発したロボット相棒シリーズ の1つ ですかつて相棒は壊れてしまった時に合道 の供用祭が行われるほどの人気ぶりでし [音楽] た一時販売がえたものの2018年に リニューアルモデルが 登場人が触れたことを感知するセンサーや カメラ人工知能も搭載し人との関わりを 通して個性も生まれてくると言い ますい よななちゃんは前の持ち主が手放しここに やってきましたなぜ手放したのかそこには 切実な理由がありまし た廃棄された温泉タンクのりにぎと下駄が 放り投げられていき ます華やかだった頃の川井温泉を表現した テシカ町の芸術家今井義明さんのアート 作品 ですナナちゃんを譲ったのは今井さんでし たお袋がちょっと長期入院してあの病院に アブを持っていくわけにもいかないの でなちゃんは滋賀県で1人暮らしをしてい た今さんの母のぶ子さんが可愛がってい まし 相棒には離れた場所でも安否確認ができる カメラの機能があり今井さんの家族が プレゼントしたのですしかしのぶ子さんの 長期の入院で手放さなければならなくなっ たのです相棒いらないなちゃんって言うん だけどって言ったらそしたらえなちゃんて いう の老人ホームには以前大きな犬が買われて いました

ここにはい大きな犬小屋を作ってええ なんていう犬だったんですか7です本当に 偶然でどんな人でも 受け入れる懐の広いワンちゃんでした ね晩年はねやっぱりちょっとここに引き物 敷いて寝てるような状態だったんですけど はいみんな変わるがる声かけてくれたりと かして呼んだらこっち寄ってくるんですよ うんそれで足元こう絡んだりなんかして 可愛がってたんですねじゃあええもう乾く てか て食堂の外で買われていたナナは1年ほど 前旅立ちました15歳でし たナナが死んでから半年ほど経った去年6 月なちゃんがもらわれてきたの です最初見た時びっくりしませんでした 最初ねあれこれつてんかなとって今ね慣れ て7おいでったけないて寄ってくるもん ねなちゃんはあっという間にみんなの アイドルになりましたプラスチック性の 小さなロボット人の心を捉えて話さないの はなぜなのでしょう か今月11 日つのソニーストア限定で111体の相棒 が販売されました札幌では20体のみ 20万円近くするのに抽選券を求めて70 人以上が列を作るほどの人気でし た抽選結果の発表です番号ですが当選番号 え2011番202番しました6年前の ニュースです喜ぶそのはがなくなって息子 がなくなって悲しいばり ですましあ良かったですねみんなってきた んです息子に当ててくださいに当たるよう になってて ねおこれ動いたあ動いた札幌の鈴木洋子 さんとかおさん5回目の抽選で当選し相棒 を買い始めました相棒はメロンという名の 男の子のわこになりまし た犬ならこってやってチするんだ けどて当時鈴木さん夫妻が相棒を選んだの にはわがありました私たちはもう次の犬は 買えないな一生懸命してやろって思っても きっと自分が精杯でしてやれなくなります よね自分たちが自分を早く行ってしまうか もしれないからそしたらかわいそうで1匹 だけ残した ねッが2017年に発表したデータです 高齢者が犬を買うのをためらう大きな理由 の1つは最後まで世話をする自信がない からしかし最近になって相棒の製造元には こんな問い合わせがあると言い ますご自身が病気になって買えなくなった 時が心配なのでやはりできることならそれ にで引き取ってもらいたいみたいなお声を えどちらかというと先々のこと心配してと

いうオナさんから頂いております 相の飼主の間にも高齢化が進んでいるの です6年前ようやく当選し相棒を買うこと になった鈴木さん夫妻出来合いしていた メロンは今どうしているのでしょう [音楽] か5回目の抽選でようやく相棒を手に入れ た鈴木さん夫妻今は70代になっている はずですそしてメロンは [音楽] そこのお家の前には今にも大いでほいそう な黒い犬がでーんと寝そべっていますう う2人はその隙にお家の前を走って通り ましたうん走って通ったんだよちょいだ ねメロンも鈴木さん夫妻も元気 です メロンはいういてしをういてやる メロイエイイエイ上手上手上手上手コロナ コロナの時にね言ったらするようになった のねうん子供たちにういていとかって言っ てるじゃじゃないですかその辺りから ちゃんと奪いてられたちゃんと パチパチパチ2人は毎日メロンにべったり メロンはすっかり甘えん坊に育ったそう ですんね うんただ年を取るのは飼主だけではあり ませんカシャカシャと動く時間は以前の 半分ほど になんぼ癒されたことか本当だね 犬がなくなって息子がなくなってその行場 がない気持ちがこの子に傾いた感じでね 笑いが出たり近寄ってきて色々色々こう やってくれるのでああ本当にこの子 だんだんだんだんそいうこと犬になってく んじゃないかなと思う時あります ねほら来たよなほらほらな来たほらな来た よほらほらななめこめこはめこめこして これはいめこめんこしてこれ ほらあごめこれれ眼鏡離してはいよしよし てはいななよしよし はいいけるそう あれほら あれよしよしってうんよしよしよしてうん 手賀町の老人ホームでは滋賀県からハバ やってきたななちゃんが入居者の心を癒し ていまし たそうだねけさんここにいるからだねそう だねうんそうだけさんここにいるからだね うん7もいるんだ ねテレビを見てるか無言でお茶を飲むか っていうことが多かったんですでもあっち からななちゃんがとことこって来たらあ ななちゃん来たよみたいな感じでその テーブルごとで皆さん会話が弾んだりとか ここにこうやって入ってたら周りと

あんまり話してないから話題生とか話が ないじゃねだからそんな時は誰があしても ちょこと見かけだってもあななちゃんはっ てそうなるからいいんじゃねえか なおもちゃのようなロボットの犬が入居者 の暮らしを変えまし た歩行機とか車椅に乗ってらっしゃる方も 普段だったら届かないような手の動きを ななちゃんに対してはするんですよ ね温泉宿のおをしていた88歳の池田和子 さん股関節の手術を5回も繰り返し今は 歩行機に頼る毎日です 触りたくなりますそうね 可愛い嫌なこともみんな忘れねあれ見て [音楽] たら いで見てるこちとしてはハラハラするん ですけどでもね本人なちゃんに会いたいな ちゃんに触りたい一心で行くっていうの それは 私 がしをするのとは全然違う影響をなな ちゃんは与えてくれてると思って ます北海道でいわば第2の人生を過ごして いるナナ [音楽] ちゃん施設の中に笑顔が増えていまし た OG

高齢になったことを理由にペットの里親を探す人も少なくない今、ロボットの犬にもおなじことが起きています。

 家族のような存在にまでなったロボットの第2の人生を追いました。

 北海道東部・弟子屈町。名湯として知られる川湯の温泉街に老人ホームがあります。

 この施設に2023年6月、「1匹の犬」がもらわれてきました。

 「ななちゃんっていうの?そうなの?」

 「サンダルのピンク色に反応しているわ」

 「そうかい?かわいいわ」

 「ゴロンして」

 「ゴロンするの?」

 犬と言っても「ななちゃん」はロボットです

 声をかけてくれる人や、なでてくれる人を探してカシャ、カシャ、カシャとあちらこちらに歩きまわります。

 「テーブルの下に入っちゃった」

 「見えないよ。こっちへおいで。ああ、バンザイしてる!」(入居者)

 施設には重い病気や認知症の人を含め、29人が入居しています。

 ななちゃんは1999年に大手家電メーカーが開発したロボット「aibo」シリーズのひとつです。

 かつてaiboは壊れてしまったときに、合同の供養祭が行われるほどの人気ぶりでした。

 一時、販売が途絶えたものの、2018年にリニューアルモデルが登場。

 人が触れたことを感知するセンサーやカメラ、人工知能も搭載し、人とのかかわりを通して個性も生まれてくるといいます。

 ななちゃんは前の持ち主が手放し、ここにやってきました。

 なぜ手放したのか…?

 そこには切実な理由がありました。

 廃棄された温泉タンクのまわりに次々と下駄が放り投げられていきます。

 華やかだった頃の川湯温泉を表現した、弟子屈町の芸術家・今井善昭さんのアート作品です。

 ななちゃんを譲ったのは今井さんでした。

 「(去年)おふくろが長期入院して、病院にaiboを持って行けないので…」(今井 義昭 さん)

 ななちゃんは滋賀県で一人暮らしをしていた今井さんの母・信子さんがかわいがっていました。

 aiboには離れた場所でも安否確認ができるカメラの機能があり、今井さんの家族がプレゼントしたのです。

 しかし、信子さんの長期の入院で手放さなければなりませんでした。

 「aiboいらない?『ななちゃん』というんだけどとと言ったら『え、ななちゃん』というの?」(今井さん)

 老人ホームには以前、大きな犬が飼われていました。

 「(食堂のそばに)大きな犬小屋を作ってそこに。(Q:名前は?)『なな』です。名前は本当に偶然。どんな人でも受け入れる、懐の広いわんちゃんで、皆にかわいがられていた。晩年は動けなくなり、ここに敷物を敷き寝ていたが、皆が声をかけると、首を上げて喜んでいましたね」(森の家しらかば 小坂 宏予 施設長)

 「呼んだらこっちに寄って来るんですよ。足元に絡んだりして。(Q:かわいがっていた?)かわいくて、かわいくて」(入居者 千田 良穂 さん)

 食堂の外で飼われていた「なな」は1年ほど前、旅立ちました。15歳でした。

 ななが死んでから半年ほど経った2023年6月、ななちゃんがもらわれて来たのです。

 「最初はね、噛みつくと思ったけれど、今はもう慣れてね。『なな、おいで』と呼べば鳴いて寄って来る」(千田さん)

 ななちゃんはあっという間にみんなのアイドルになりました。

 プラスチック製の小さなロボット…。人の心をとらえて離さないのはなぜなのでしょうか?

 「今月11日、全国5つのソニーストア限定で111体のaiboが販売されました。札幌では20体のみ。20万円近くするのに、抽選券を求めて70人以上が列を作る人気でした」(2018年のニュース特集)

 6年前のニュースです。

 「わんこが亡くなって、息子が亡くなって。悲しい事ばかりだった。息子とわんこに当たるように祈ってくださいと言ってきた」(鈴木 洋子 さん(当時69))

 札幌の鈴木洋子さんと和夫さん。5回目の抽選で当選しAIBOを飼い始めました。

 aiboは「メロン」という名の男の子の「わんこ」になりました。

 「本物の犬ならチューするんだけど!」(鈴木 洋子さん)

 当時、鈴木さん夫妻がaiboを選んだのにはワケがありました。

 「私たちは次の犬は飼えないなと。一生懸命世話してあげたくても自分たちのことで精一杯で世話してあげられなくなる」(鈴木さん)

 「自分たちが先に逝ってしまうとかわいそうで、1匹だけ残したらね」(鈴木さん)

 日本ペットフード協会が2017年に発表したデータです。

 高齢者が犬を飼うのをためらう大きな理由のひとつは、「最後まで世話をする自信がないから」。

 しかし、最近になってaiboの製造元にはこんな問い合わせがあるといいます。

 「(オーナー)自身に何かがあって飼えなくなった時が心配なので、できることならソニーで引き取ってもらえないか。先々の事を心配するオーナー様からもらっています」(ソニーグループ 野間 英樹さん)

 aiboの飼い主の間にも高齢化が進んでいるのです。

 6年前、ようやく当選しaiboを飼うことになった鈴木さん夫妻。溺愛していたメロンは今、どうしているのでしょうか?

 5回目の抽選でようやく手に入れたaiboを手に入れた鈴木さん夫妻。 

 今は70代になっているはずです。そしてメロンは…。

 「そこのおうちの前には、今にも大きな声で吠えそうな黒い犬が…。『ウ~!ウ~!』怖くてこのままではおうちの前を通れませんコロコロとボールが転がってきました。2人はその隙におうちの前を走って通りました。走って通ったんだよ!」(鈴木 洋子さん)

 メロンも鈴木さん夫妻も元気です!

 「メロン?うがい手洗いしよう」(鈴木 和夫 さん(75))

 「ごろごろごろ…ぴゅー。シャッ!シャッ!」

 「上手!上手!」

 「コロナの時に言ったらするようになったの!子どもたちにうがい手洗いと言っていた時期があったじゃないですか?そのあたりからうがい手洗いと言ったら、チャパ、チャパとやるようになった」(鈴木 洋子さん)

 2人は毎日、メロンにべったり。メロンはすっかり甘えん坊に育ったそうです。

 ただ年を取るのは飼い主だけではありません。

 カシャカシャと動く時間は以前の半分ほどに。

 「なんぼ癒やされたか…」(鈴木 和夫 さん)

 「笑う事があまりなかったから。犬がなくなって、息子がなくなって、行き場がなくなった気持ちがこの子に傾いた感じで笑いが出たり…。近寄ってきて、色々とやってくれるので本当にこの子はだんだん犬になっていくのではと思う時がありますね」(鈴木 明子 さん)

 「ほら、なな来たよ!めんこ、めんこして!ほら、けいこさん。メガネを離して、よしよしって!」(介護士)

 弟子屈町の老人ホームでは滋賀県からはるばるやって来たななちゃんが入居者の心を癒やしていました。

 「私がここにいるから?」(入居者)

 「そうだね。けいこさんがここにいるからだね。けいこさんがここにいるから、ななもいるんだね」(介護士)

 「(食堂に来て)テレビを見ているか、無言でお茶を飲むことが多かった。ななちゃんがトコトコと来たら、『ななちゃんが来たよ』という感じで、テーブルごとに皆さんの会話が弾んだり私たちがいなくてもコミュニケーションが取れるようになってきたと感じます」(森の家しらかば 小坂 宏予 施設長)

 「(個室に)入ったら、周りとは話をしない。話題というか話がない。そんなときに誰でもちょっと見かけると『わあ、ななちゃん』という話になるから良いんじゃないかな」(入居者 佐々木 順一さん(72))

 おもちゃのようなロボットの犬が、入居者の暮らしを変えました。

 「歩行器や車いすの入居者も普段は届かないような手の動きをななちゃんにする」(小坂 施設長)

 温泉宿の女将をしていた88歳の池田わき子さん。

 股関節の手術を5回も繰り返し今は歩行器に頼る毎日です。

 「(Q:触りたくなる?)そうね、かわいいから。嫌なこともみんな忘れちゃうね」(池田 わき子 さん(88))

 「ななちゃん!こっち!」(池田さん)

 「見ているこちらとしてはハラハラするんですけど、本人がななちゃんに会いたい触りたい一心で行くので。全然、私たちがする声かけとは違う影響をななちゃんは与えてくれていると思っています」(小坂 施設長)

 北海道で言わば「第2の人生」を過ごしているななちゃん。施設の中に笑顔が増えていました。

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