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Announcer 女子アナ美人

【スカッと】妹の結婚式で、5歳の娘が妹の婚約者を指さし「この人はやめた方がいいよ」➡不思議な力を持つ娘が言った次の言葉にその男は顔面蒼白になり…逃げ出した【修羅場】【総集編】

【スカッと】妹の結婚式で、5歳の娘が妹の婚約者を指さし「この人はやめた方がいいよ」➡不思議な力を持つ娘が言った次の言葉にその男は顔面蒼白になり…逃げ出した【修羅場】【総集編】

【スカッと】妹の結婚式で、5歳の娘が妹の婚約者を指さし「この人はやめた方がいいよ」➡不思議な力を持つ娘が言った次の言葉にその男は顔面蒼白になり…逃げ出した【修羅場】【総集編】

[音楽] お兄ちゃん悪いことしたらごめんなさいっ て言うんだよ突然のゆいの発言に私たちは ポカンとした表情を浮かべたしかし彼には 思い当たる節があるのか視線を泳がせ ながら引きつったように笑うゆいちゃんを 言っているのかなそう言って首をかげた彼 にユイがとんでもないことを言ったその 言葉を聞いた瞬間私も妹の里もぎょっとし た顔で彼を見たまさになった彼は言葉を つまらせ次の瞬間には慌てて否定するよう に首を振っ た私の名前はみおとある会社でオルとして 働いている そんな私には5歳になる娘のゆがいる夫は いたが出張先で交通事故に会ってしまい私 とゆいが駆けつける数時間前にそのまま 帰らぬ人となってしまった当時のゆいは まだ幼く一生目覚めることのない夫を前に 笑顔を向けていたパパ朝ですよ起きてそう いうをきしめたゆいパパはねもう起きない のよ私がそう言ってもユイはきんとした 表情を浮かべるばかりだったまだ幼いユイ に私はどう伝えればいいのかわからなかっ た泣いてばかりの私をゆいは不思議そうに 見てママどこかいたいのと首をかしげてい たそれから葬式の手配や連絡などで私は 寂しさを紛らわすように動き回ったそして その頃からゆいに不思議な力が宿り始めた のだった夫をなくした私はマンションを 引き払って実家に近いアパートに引っ越し をしたそして両親の助けもあって私はなん とかユイとの新しい生活を送り始めた そんなゆは私の心配をよそに新しい環境に すぐに慣れたようだったそしてアパートの 近くにある公園でよく遊んでいたその日も 一緒に散歩をしているとゆいが立ち止まっ たゆいどうしたの私が声をかけるとゆいは 公園内にあるブランコで遊ぶ男の子を 指さしながら言ったあの子落っこちて怪我 する私は最初がを言っているのかわから なかった男の子は確かにブランコに乗って はいるがちゃんと座って前後に揺れている すると突然ブランコを漕ぐ男の子の後ろに 別の子が立ちあろうことか思いっきりその 背中を押したのだ当然男の子はパニックに なりチェーンを掴んでいた手を話して しまった近くにいて様子を見ていた母親 たちが危ないと叫んだ時にはすでに男の子 はブランコから落ちていたそして大きな声 で泣き始めたすぐに男の子に駆け寄る母親 や救急者を呼ぶ周りの人たち私がユイを 見るとユイはどこか悲しそうな表情でその 様子を見ていた私は目の前で起きている ことが偶然だとは思えなかった現にがこと

が現実で起ったことはこれが初めてでは なかったのだから救急車で運ばれていった 男の子は幸いにも大事には至らなかった私 がそれをゆいに伝えるとゆいは告りとく うん怪我していたいだけ最初からゆいには 分かっていたのだ怪我だけで住むという ことがそれからもの不思議な力がなくなる はなった私が休で出かける時支度をして いるとゆがこう言ったママ今日はお家を 出る時必ず鍵を閉めてね窓もだよその日は 少しだけ熱いこともあって私は窓を開けて いたアパートも3階の部屋なのですぐに 帰ってくれば大丈夫だろうと思っていた矢 のことだった私はと一緒にをしていった そして言ってらっしゃいと見送るゆいに手 を振ってアパートを後にした用事を済ませ て帰宅した私は夕方のニュースを聞き ながら夕食の準備を始めたするとニュース で秋があったと流れ私は手を止めてテレビ を見た本日昼過ぎ秋が入ったと通報があり ました女性キャスターが行った名は私たち の住むアパートの近くだったそしてアキス 被害にあったのは3階と4階で犯人は屋上 から窓を締め忘れていた窓から侵入したと 続けた私はお絵かきをしていたゆいに聞い たねえゆいどうして今日は窓を閉めてって 言ったの私がそう聞くとゆいは不思議そう な表情を浮かべながら答える夢に出てきた から私が夢と聞くとユイはこりと頷くママ がお出かけしてから少しして窓から知ら ない人が入ってきたのそれがアスハだと私 は思った私が1つ1つ聞いていくとどう やらユイは現実で起こることが夢に出て くるようだった当たる時もあれば外れる時 もあるそれはゆい自身もよく分かってい ない様子だった ただの夢だと言い切ってしまうには何度も 敵中していた私はゆいに言うゆいまた夢を 見たらママにも教えてねゆいはうんと頷く と再びお絵かきを始めたそこに書かれてい たのはピンクのドレスを身にまとった 女の子と白のタキシードを着た 男の子そしてその2人を祝福する笑顔の人 たちだった そんな不思議な体験をしながら過ごしてい たある日妹の里から電話がかかってきたあ お姉ちゃん久しぶりあのさ最近バッグ お姉ちゃんに貸してたっけ世間話も そこそこにさとが聞いてきたさとは アパレル業界で成功してそれなりに稼いで いたしかし昔から癖があった学生時代もト してはそれを貯めることなくすぐに ブランド品のバッグやアクセサリーを買っ ていたくらいだそれは大人になった今でも 変わっていないらしく高級バッグなどを

買っては1回使っただけでしまわれて しまったり袋から出さないこともあった 確かに少し前であれば私もいくつか譲って もらっていたが最近ではそういうことも なくなっていたうんうん最近は借りてない よ そもそも時間が合わないから会ってない じゃない私がそう言うとさとが電話の 向こうでため息をついたそうだよね会って ないんだもん貸してないよねまあいっか また買えばいいだけの話だもんね相変わら ずの金銭感覚に思わず私は苦笑いをした そしてさは特にバックのことを気にする わけでもなく私のことやゆいのことを心配 してくれて今度ご飯に行こうと言って電話 を切ったそんなさとも以前から交際してい た彼氏である翔太さんとの結婚が決まった どうやら翔太さんもアパレル関係の仕事を しているらしく地方から引っ越してきた彼 とイベントで出会い息統合そのまま交際に 発展したとさが教えてくれた妹の行動力に 私は関心するばかりだった私なんて 亡くなった夫と交際を始めたのは出会って から数ヶ月が経った頃だというのにそんな 夫との出会いを思い出して少しだけ寂しく なっているとユイが私の手を握ってきた ママ寂しいのそう言って見上げるゆいに私 は笑顔を浮かべるうんママにはゆいがいて くれるから全然寂しくないよ 私がそう答えるとユイは嬉しそうに笑った そしてさとと待ち合わせをした私は初めて 翔太さんと顔を合わせた温香でとても 優しく高印象だったゆいも最初は私の後ろ に隠れてしまったが少しずつ翔太さんと 話し最後には手をついで仲良く歩いていた その日私は里に恥を描かせてはいけないと 思い夫が結婚記念日にプレゼントしてくれ たお気に入りのブランドのバッグを持って きていた大切なバッグで夫との思い出も あるので私は暇を見つけては手入れをして いたなので数年経った今でもバッグは新品 のような輝きを放っているそんなバッグを 翔太さんはチラチラと見ていたお姉さん そのバッグ素敵ですねそういう太さんさん に私は言うありがとうこのバッグ私の お気に入りなのよ褒めてくれたことに対し て嬉しさが込み上げる私に向かって翔太 さんは微笑むと今度は少しだけ真剣な表情 を浮かべた買いねもいい値段するけど売っ てもいい値がつきますよ私はその言葉に 思わずぎょっとした大切なものをそう見 られていたことに驚いたがさんの仕事柄 特に深い意味もなく言ってきたのだろう そうなのだけど売るつもりはないわよ私が そう答えると翔太さんは笑うだけだった私

は少しだけ先ほどの発言に不信感と違和感 を覚えたしかしさととユイがいる前で 問い詰めるわけにもいかずその日はみんな で外食をして解散をし たそれから日がった頃さから電話がかかっ てきた結婚の挨拶のために家族揃って解職 をしたいというものだった私が空いている 日を伝えた翌日改めて日の連絡が来た普段 は着せられる機会が滅多にないフリルが たくさんついたワンピースを着たユイが 楽しそうにいでいたそして解職する レストランに向かった私は里の着ている ドレスをを見て驚いたそれは淡いピンクの ワンピースですらりと背の高い里にとても 似合っていた思わず私が見れていると気が ついたさとが照れたように笑うお姉ちゃん このワンピース似合ってる普段こういうの 着ないからなんか落ち着かないんだよね そういうさとに私は笑顔を浮かべる とっても似合ってるわよさとでもには叶わ ないけどね私がそう言うとさとがゆいを見 たゆいちゃんのワンピースすっごく 可愛いいねいっぱいフリルがあって妖精 さんみたいだよユイが嬉しそうに笑い ながらさとと話し始めたすると白の タキシードではないがビシッとしたスーツ 姿の翔太さんがやってきたそして店の中へ と案内された私たちが席に着くとゆいが 翔太さんを見た ゆい翔太さんだよ前に1回会ったことある よね私がそう言うとゆいはじっと翔太さん を見つめたそして指をさしたお兄ちゃん 悪いことしたらごめんなさいって言うんだ よ長太さんもさともきんとした表情でゆい を見た私はゆいに聞くゆい夢で何かあった のその言葉にはりとついた綺麗なカとかお 洋服とかたくさん売ってお金をもらってた それはきっと翔太さんの仕事のことを言っ ているのだろうしかし私はごめんなさいの 意味が分からなかったそんな私に向かって ユイはとんでもないことを言った女の人が いっぱい怒ってる騙されたって言ってた 騙されるという意味がいい分かっていない らしくゆは首をかげていたゆゆいちゃん何 を言ってるのかなトとした表情を浮かべて いた翔太さんが頬を引きずらせながら言う さとはどこかっとした表情を浮かべたが何 も言わずに口を閉じてしまった私がどう 説明しようか悩んでいると突然啓介と叫ぶ 声に私たちは驚いて顔を向けるどうやらお 店の店員さんらしくその人は私たちの テーブルに足早にやってき たその店員さんは明らかに彼を見ていた しかし啓介とはと私が首をかげていると里 が聞くこの人は翔太ですがあなたのお

知り合いですかそう尋ねる里に店員さんは ええと頷いてみせる私ははこの人を知って います私の知っている彼は啓介と名乗って いました知り合いだと名乗る店員さんを前 に彼は顔を引きずらせたそんな彼を 見下ろしながら店員さんは続けた私はこの 人にバッグやアクセサリーを盗まれた挙句 音信不通になっていましたでもまさか こんなところで会うなんて険しい表情で 店員さんはそう言うと彼を睨みつけたどう やら盗まれたのも1回や2回の話ではない らしく金額もかなりのものらしい黙って話 を聞いていたさとが彼に聞くねえもしかし て私の私物がなくなっていたのもあなたの せいなの彼は首を振った僕がそんなことを するわけないだろう僕が盗んだっていう 証拠だってないんだからその言葉に私たち が黙ると大人しく座っていたゆいが言う お兄ちゃんの車にいっぱいあったぎょっと する彼からさとが問答無用で車のキーを 奪ったそしてワンピースをひがしながら 駐車場へと走っていくさとが車のトランク を開けるとそこには数十点近くの高級 バッグやアクセサリーがとろせまと置かれ ていた一緒に来ていた店員さんもトランク の中から自分のバッグやアクセサリーを 見つけていた彼は血の気の引いた顔で里 たちを見ていたが突然怒鳴り声を上げた ああそうだよ俺がやったよそう言って白場 した彼をさとは信じられないという顔で見 たそんな彼はほぼ逆切れした状態でさと 店員さんに向かって耳を塞ぎたくなるよう なを吐き続けたいつもは温厚な彼が声を 荒げるところを初めて見て戸惑っているの だろう里はどうしたらいいのかわからない という表情を浮かべて困惑するばかりだっ た私が里に声をかけるよりも早く怒声を 聞いた警備員が駆け寄ってきたそして彼を 取り押さえたその後ももがきながら必死に 抵抗する彼の元に警察が到着しようやく 大人しくなった彼はそのまま連行されて いったその後の警察の調べで彼は本名を 偽って各地を飛び回り品を売りさばいて 整形を立てていたことが分かった被害者で あるさと店員さんは協力してSNSにその ことを発信したするとまもなく同じように 被害を受けて泣き入りしていた人たが 集まり始め被害額は1000万円を超える こともわかったそしてそのまま被害者の会 ができ彼は訴えられることになった裁判所 が下した結果は賠償金 数千万その支払いをかせられた彼は深く うれたそして里は翔太や啓介と名乗ってい た彼の本当の名前を知らないまま別れを 告げることになっ

た婚がなくなったことそして交際していた 彼が本当の名前も知らない犯罪者だったと いう現実にさは深く落ち込みしばらくの間 塞ぎ込んでいた話を聞いて心配していた母 が一緒にいて私とゆいが励ましていくうち にさとは少しずつだが立ち直り始めたそう 実はあの日両親は渋滞に巻き込まれて しまいレストランに着いたのは彼が連され ていくところだったのだ然とする両親に私 が事情を話すと両親は納得し座り込んで しまったさとを連れて実家へと帰ったのだ そして数日が経った頃にはさとはケロっと としていたそれからしばらくして心配して くれたお礼も兼ねてケーキを買って遊びに 来た里はため息をつきながら行った真面目 に貯金しよう今回の件もありこれからは ブランド品への浪費はやめて貯蓄に回そう という気がようやく出てきたらしい私は 深く頷いたユイは巨とした表情を浮かべ ながら鉱物のショートケーキを食べていた どうやら彼の表編した姿のおかげでゆいの 言ったことをさとはあまり覚えていない ようだったそれはそれで良かったので私は 何も言わないことにしたそして数日後ユイ がまたお絵かきをしていた私が洗濯物を 畳みながらその絵を見ていると今度は ウエディングドレスのような豪華なドレス を着た女の子が黒のタキシードを着た 男の子と笑顔を向けあっていたゆいその絵 の人は誰私がそう聞くとユイが笑顔を 浮かべて 答えるさとちゃんだよさとちゃんと男の人 が綺麗なお洋服を そういうゆいに私もつられるように笑顔を 浮かべるそして私はその2人の後ろにいる 3人を指さしたこの人たちはそう聞くと ゆいが答えたパパとママとゆいだよユイの 中では夫はまだ生きているらしい夫がユイ に向けていた優しいざしを思い出しながら 私はゆを抱きしめる もも少し大きくなったらいにはちゃんと 話そう泣き夫の分まで私がたくさんの愛情 をあげよう私はそんなことを思いながら 今度こそ里の身に起こる幸せを願っ た電車が動き出してしばらく立った頃の ことだっ た向に座っているサラリーマンの男性が何 やら手をララと動かしているのに気がつい たうわ 最悪あの男だけじゃなくて今度はこの人 まで私に直会出してくるのとこ別れなきゃ よかっ た通勤電車でのこともあったので私は一気 に怖くなってしまっ た電車が私の降りる駅に

滑り込むさっきまでの緊張が嘘のように 解けた私はすっかり油断してい たいつの間にか私をちばしった目で見 ながらあの男が私の横に立っていたのだ え私は優香30歳の会社員 だ私は大学卒業後実家を出て1人暮らしを してい た本当は職場近くに家を借りたかったのだ がそれだと賃料が高くなってしまうので 仕方なく職場まで電車で30分の場所に 今日構え たこの職場は学生時代から憧れていた会社 で念願叶って入社した私は毎日張り切って 仕事をしてい た頼りがいのある上司と仲のいい同僚に 囲まれて人間関係も良好だっ た通勤時間がもっと短くて残業さえなけれ ば 理想的な職場と言っても過言ではなかった と 思う私はほぼ毎日同じ時間の電車に乗って 通勤してい た仲のいい同僚は方向が違うので一緒に なることはなかったが駅が始発駅だったの で座って通勤できたのはラッキーだったと 思うどうなのよ社会人生活 はもう 最高暮らしだから誰に着金するでもなく 好きに過ごせていい感じとこはいいなうち は実家済みだから全部好きに使えるのは いいかな え全部貯金に回せるじゃん実家済みならで はだよ ね1人暮らし最高なんて言ってはいたが常 に母のいる実家とは違い話し手がいない 生活にを覚えていた私は友人のとこに頻繁 に連絡をしてい たとこは私より1つ年上で私より1年早く 就職をしているけどずっと実家に暮らして いる親が厳しいらしく1人暮らしを許して くれない らしいその点うちの両親は実家からそんな に離れてなければOkなんて観葉だなと 思いながら毎日同じことの 繰り返し時折り刺激的な生活に憧れはする けど自分みたいな平凡な人間にはこんな 生活の方があっているんだろうななんて 思いながら生活してい た平凡な毎日を過ごしていたのだが電車 通勤が理由で私はある恐怖体験をすること に なる電車通勤している人は分かると思うが 毎日同じ時間の電車に乗ると大体の顔ぶれ がお馴染みになって くる言葉には出さないけどこの学生もう

すぐ試験なのかな珍しく勉強してるとか このサラリーマンいつもここの駅で降りる なとかどうでもいいことを観察しながら 過ごしてい たその中に男の姿もあった男は私の乗る駅 から2駅後に乗ってくる人で最初は特に気 にしていなかっ たしかし男は徐々に距離が近くなり気が つくといつも近くにいたの だ気づいたのはふとしたきっかけだっ たある日いつものようにぼーっと外の景色 を眺めていると近くに立っていたその男と 目があったのだ知らない人と目があっった 場合特にやましいことがなくても思わず目 をそらしてしまうのが普通の反応だと 思う私も例外なく男からふっと目をそらし 流れる景色を見続けてい たその1回だけなら私も偶然で片付けてい たと 思うしかし男の方に目をやった時必ずと 言っていいほどが合ういや目が合うという かもう見られているレベル だ私は気まずくなってスマホを取り出し 操作するふりをしながら考え たこれって向こうはいつも私を見て るってこといやいや気のせいだよ ね私は別に特別可愛いとか美人でもないし モテる方でもない だから自識過剰すぎだなと呑気に構えてい たしかし次の日もその次の日も男は私を見 て いるさすがに気持ち悪くなって私は乗る 車両を変えたり乗る時間をずらしてみたの だがまるで私を見張っているかのように男 は私の前に現れ た例えばいつも乗る車両とは別の車両に 乗り込んでいても男の乗車駅を過ぎて しばらくすると私が乗っている車両に移っ てくるの だどうやら乗り込んだ車両に私がいなかっ たので私を見つけるまで車両をチェックし て歩いていたようなのだ男は私より後の駅 から乗り込んでくるので前もって避ける こともできず当時は今みたいに女性専用 車両が一般的ではなく そちらに逃げ込むこともできなかっ たこれってストーカーってやつなんで私に 私より可愛い子いっぱいいる じゃんニュースにもなって騒がせていた ことがいざ自分の身に起きるとどうすれば いいのかさっぱりわからなくて私は困って しまっ たそんな中男の行動は次第にエスカレート していくことに なる電車の中特に通勤時間中スマホを触っ

ている人は多いと 思う今まで私を見張っていた男もある日を 境に他の乗客と同じようにスマホを触り 始めたのでようやくじろじろ見られること がなくなったと安心してい たしかし本当はスマホを触るだけじゃなく もっと嫌なことをされていたとぐに気づく ことになっ た男がスマホを触っていたのはメールや アプリを操作するためではなかったのだ後 になって分かったのだが男はスマホを操作 すると見せかけて堂々と私を隠し取りして いたらしいのだある日男の操作するスマホ が私を捉えていることに気づいたの だ私は気味が悪くなりそっと移動したり 何かしらの動きをすると男のスマホも同じ 方向を向くのだ思い違いだと思いたかった のだが男の動きはどう見ても怪しさしか なかったこの辺りでようやく私は自分が おかしな事態に巻き込まれていることに気 がついたでも私が気づいていることを男に 感づかれたらどんなことをされるか分から なかったので怖くなって気づかないふり しかできなかっ た男は私が気づいていないと思っているの かその行動は日に日に大胆になっていき 最近では私の背後に立つようになってい たそんな日が何日か続けば気味が悪くて私 は友人に相談してい た本当に君が悪く て大丈夫なのちょっとあって話そう次の休 みって いつ友人のとこは同じ女性だけあって熱心 に話を聞いてくれ たそしてとこからの誘いでその週末とこに 直接会って話すことにし た私たちは駅前で待ち合わせしてそのまま お昼時ということもありファーストフード 店に入っ た最初とこは面白半分に話を聞いていのだ が真剣に話す私の表情を見て笑い事では ないと気づいた らしい徐々に険しい顔に変わっていっ たそれでねその人見た目は普通の サラリーマンなんだけど毎日私のそばに いる の 毎日それってやばく ない私は男の特徴をとこに話して聞かせ た年齢は30代前半くらいかな身長は私 より高いから多分170cmとかそれ くらい体格はひろがり系で黒縁のメガを かけてる髪は短めで前髪を斜めに分けてて とにかくねちっこい視線っていうのかな 無言で見てくるのが本当に気持ち悪く

てこは駅員さんや警察には相談したの うんうん下手に刺激して何かあったら怖い し私はとこにそう話しながら今も男がそば にいるのではないかという恐ろしい気持ち になり周りを見回したお昼時という時間も あり周りにはサラリーマンやオル子連れの 主婦やお年寄りなど様々な年齢の人で溢れ ていた 1番近くの席にいたサラリーマンの男性と 一瞬目があったけどすぐにふっ目をそらさ れるみんな一様にスマホを見たり仲間同士 話していたりで私たちに注意を向けている ような人もいなかった電車の男もさすがに いないみたいで私はほっとしたと同時に やたらと喉が乾いたように感じてコーヒー を一気に煽ったえ やばいって絶対に警察行った方がいいよ だってほぼ毎日でしょ気持ち悪すぎて私 自分だったら無理だよ1人じゃ行けないっ て言うならついて行くしさ警察に相談 しようよ今日はそいついないん でしょとこは私に釣られるように店内を 見回し警察に行こうと言ってくれ たありがとう とこに背を押されるようにその日私たちは 近くの交番に相談に行った交番では女性 警官と男性警官が話を聞いてくれたのだが 女性警官の方は真味になってくれたが男性 警官の方は えストーカー本当に昨日せいじゃないの たまたま乗ってくる車両が近いだけでさ君 がそうでだけじゃない のと非協力的だった私は男性警官のあまり の言いよに言葉が出なくなったがとこが 代わり にはその言い方はひどいんじゃありません かそりゃ優香は見た感じどこにでもいる 普通の子ですけど嘘とか思い込みでこんな こと言う子じゃないんですからそれより 警察的には対処してくれるんですかどうな んです かと怒ってくれて男性警官の対応に不審感 を抱いたらしい女性警官に平謝りされた後 その時間帯の見回りを強化することを約束 してくれ た交番を後にするととこは男性警官の態度 に立腹していたが私は警察に話したおかげ か少しだけ気分が軽くなってい たとこ 本当にありがとう私1人だったら絶対警察 に相談もできなかったよいいよいいよだっ てこれがもし自分だったらと思うとぞっと するじゃんっていうか帰り1人で大丈夫 ありがとうお巡りさんも巡回してくれ るって言うし大丈夫だと

思う自分1人で我慢しなくても良くなった 私は気持ちに余裕ができとこと別れて家父 につい たしかしこの判断が事件を招くことに なろうとはこの時の私は知るよしもなかっ たやった席が開い てる車両の中ほどに空席を 見つける今日は仕事の時とは違う電車だし 時間だって仕事の日のような遅い時間じゃ なく周りには人もたくさんいる そのことに安心しそれまで張り詰めていた 気が一気に緩み私は座席に深く腰かけた 電車が動き出してしばらく立った頃のこと だっ た向いに座っているサラリーマンの男性が 何やら手をヒラヒラと動かしているのに気 がついた最初は知り合いか何かに手を振っ ていると思ったのだがその男性の視線は私 の方をいてまるで私を呼ぶみたいに私に 向かって手まいて いるなんとなく見覚えはある気がするけど 知らない人なので最初は見てみぬふりをし てい たでもその性は諦めることもなく私に何度 も手を振って くる通勤電車でのこともあったの でうわ 最悪あの男だけじゃなくて今度はこの人 まで私に直会出してくるのとこと別れ なきゃよかっ たそう思い私は一気に怖くなってしまっ たどうしよう関わりたくないなネタふりで もしちゃおうか なしかし男性は何かを訴えかけるかのよう に小さく動きを繰り返している周りにバレ ないようにどこかを指さし視線も時折り私 から外れチラチラと何かを見ているよう だっ た男性からはふざけている様子も私を からかうような様子もなくどう見ても必死 にしか見えないので私はだんだんその動き が気になってきたそして男性が指さす方を 恐る恐る見て戦列し たなんとそこには毎朝つきまとってくる霊 の男がいたのだ から体の芯が冷えていくのを感じ私は恐怖 のあり瞬きすら忘れて しまう 嘘思わず小声で呟いてしまう今まで朝だけ のつきまといだったのにまさか友達と遊び に行った帰りに現れる なんてえいつからいつから見られてたの とことお店いた時はいなかったはずなの にあまりのことにぞっとしながらもなんと か気を持ち直した私が気づいていることを

悟らせないためにも私はそっと男から目を そらす心臓が早を鳴らし冷汗が滲んで くるひとまず男と目は合っていないはずだ から多分気づかれていない だろうどうしよう警察に連絡 いやでも電話してるのを見られて刺激して しまうかもしれないじゃあ駅員さんに 突き出すどうしようどう しようふと顔を上げるとあの男性がさらに ジェスチャーを捨ていることに気づい た私と目があった男性は私が男に気づいた のが分かったの だろう今度は私を追い払うかのようなをし てきたえ何車両を映 れってこといやでもあいつはこの電車に 乗ってるんだ よ男性の意図が分からず私は混乱 するっていうかこの人はなんで私があいつ につきまとわれてるって知ってるの ううわけわかんない よわからないことが立て続けに起こり私の 頭はパニック寸前の状態だっ たそしてこの車両にいること自体が怖く なった私はとにかく男性の指示通りに しようと思い男性に黙れすると男に気づか れないよう祈りながら駅で電車が停止した 隙にそっと車両を移った念のため何度か 電車が止まる度に車両を移り3つほど離れ たところでそっと後ろを振り返ったが男が ついてきている様子はなかったので安心し たここまで来れば大丈夫かなあと1つ移動 すれば戦闘車両だ しようやく男から逃れられたと思った私は 友子に電車に例の男がいたことや降りたら 警察に電話しようと思っていることなどを 連絡し た倉庫しているうちに電車のアナウンスが 私の降りる駅を知らせて 来る私は降りる準備をしながら最初に乗っ ていた車両の方にちらりと目を やる男の姿は ないあの男はいつも私より後に乗り込んで くるから多分降りるのも私より前の駅の はずだよねここから見た感じ男の姿はない から大丈夫か なもう少しで自宅の最寄り駅ということも あり私はつい警戒を緩めてしまったの だうわ手がまだ震え てる電車が私の降りる駅に 滑り込むさっきまでの緊張が嘘のように 解けた私はすっかり油断してい た私は見慣れたホームに降り立ち新呼吸し た都心のベッドタウンと言われるこの駅は いつもならサラリーマンやオルがたくさん 降りてくるのだが今日はいつもと違う時間

のせいか電車を降りてくる人数はまばらだ 改札に向かいながら警察に電話しようかと 思いバックに手を突っ込んだところで私の 近くに誰かが立っていることに気づいた誰 かの邪魔になってしまったのかと思いあ すみませ ん謝罪して避けようと顔を上にあげると あの男がい たいつの間にか私をちばしった目で見 ながらあの男が私の横に立っていたのだ えそして逃げようとして気がついてしまっ た男の手に刃物が握られていること にそれを見た瞬間先ほど引っ込んだはずの 冷汗がどっと戻ってきた大人の片手くらい はあるだろうかギラギラした刃物の反射し た光に私は心臓がドキドキして緊張で体が カッと熱くなるのを感じた えやばいやばいだ誰 かこのままだとこの男とホームに2人だけ になってしまうそうなったら私はどうなっ てしまうの か最近で話題になったストーカー事件を 思い出しながら冷汗が背中を伝うのをどこ か人言のように感じてい たそんな私を男は濁った目と無表情な顔で 横から覗き込んでき たバクバクする心臓の音とキンという 耳鳴りが永遠に続くと思えたその 瞬間2番線ドアが閉まりますご注意 ください電車の発射を知らせるアナウンス が流れ たその瞬間私の体は金縛りが溶けたかの ように動くようになり弾かれたように電車 に向かって走り出したドアが閉まる瞬間 滑り込むように電車に乗り込むことができ 私は再びドアが開かないよう祈りながら 振り返った数メーもないくらいの距離しか 移動していないはずなのに私はハーハーと 肩で大きく息をした はゆっくりと速度を上げる電車の窓から外 を見ると男は私を追うこともできないまま ホームに佇みながら私をあの濁った目で見 てい た電車はどんどん速度を上げていき男の姿 は小さくなっていったが男はずっと私を見 ていた私は男の粘着質な視線と先ほどの 刃物を思い出し恐怖に震えが止まらなく なっ たそんな私のところにあのサラリーマンの 男性が駆け寄って くる大丈夫でしたかあの人あなたの ストーカーですよ ねそそうですけどなんでそれ を私の問いに男性は一瞬バの悪そうな顔を する実は僕も以前からこの電車に乗ってて

あなたの顔は知っていたんですよそれで昼 にファーストフード店で偶然あなたを 見かけて近くに座ってたんであなたと友人 の話が聞こえちゃったん ですそう言われて私はなんとなく思い出し たファーストフード店のことは思い出せ ないけど確かに毎朝見るサラリーマンの 1人 だそれでさっきまた偶然あなたを見たので ああストーカーされてる女の人だって ぼんやり思ってたんですけどそうしたら あの男があなたの近くにいて服装や特徴も あなたの言ってた通りだったからこいつ だって思ってそれに目つきもなんだか 怪しくて普通の状態に見えなかった から男性はそこまで言うとストーカーが 取り残された駅の方向を見たそしてさらに 言葉を 続けるあの男の持ってたバッグに刃物 みたいなのが見えて危ないって思ってなん とかしてあなたに気づいてもらおうと思っ てジェスチャーで伝えようとしたんです けどすみませんいいいえあなたが気づいて くださったおかげであの男が近くにい るって気づけたので 本当に感謝し てそこまで言うと私は助かったんだという 実感が湧くとともにあの時逃げ出せてい なかったらという恐怖が襲ってきて涙が 溢れてしまっ たすすみませ ん私はそのまま号泣してしまい男性が慌て て差し出してくれたハカを握りしめて泣い たそしてそ次の駅で男性に付き添って もらい私は警察に 通報駅員さんに事情を話し駅員室で待たせ てもらうことにした昼間友子と相談してい たこともあり警察はすぐに駆けつけてくれ た男は警察の捜索ですぐに見つかり職務 質問をしたところ刃物の所持が認められた ためすぐに逮捕されたと いう警察から連絡が来て男性と一緒に確認 したところその男は間違いなく私を ストーカーしていた男だっ た警察の話では私の逃げ出したあの駅の 改札付近をうろうろしていたそう だ警察が話しかけると一気に男の挙動は 怪しくなり刃物を見られると走って 逃げようとした らしい男は警察の取り調べに対し 私に行為を持って近づいたのだが全然 気づこうとしない上に警察にまで駆け込ん だので許せなくて刃物を持ち出したと教し ているらしい男のスマホには私を盗撮した と思われる画像や動画がびっしりと詰まっ

ていて自宅にも私のポスター台の写真がと せまと並べられていたと聞かされた事件 直後は近くののコンビニは愚か会社に行く ことすらできなくなり私は恐怖に震え実家 に帰ることにし たとにかく1人で痛くなかったのだもしか したらまたあの男がやってくるのではない かと私は不安でその後も落ち着いて暮らせ なくなり両親の進めもあり私は親戚の住む 地方へと引っ越すことになっ たとこと離れ離れになるのは寂しかったが あの男は確かに刃物を所持していたけど 重大な罪を犯したわけではないからすぐに 出張してくるかもしれ ないその時に私が同じ場所に住み続けてい たら今度こそ危険な目に合わされるかも しれないそう考えた末の行動だっ た会社からは引き止められたがストーカー 被害のことも報告してあったので最終的に 退職願いは受理された 事情が事情なので引き継ぎも最小限にして もらい可能な限り早めに退職させてもらっ た念のため引っ越してしばらくは親戚が 新しい職場への送り迎えをしてくれ たこうして他県に引っ越してようやく息が できるようになったと感じ平穏を取り戻せ た気がするあの男性とは結局ロマンスには 発展しなかったけど転職先でいいご縁に 恵まれもうすぐ結婚の予定 だ正直今でもあの時の恐怖は未だに忘れ られないしあの時のことを夢に見て 飛び起きることもあるでも優しい周囲に 支えられて私は今日も生きて いるな何よこれどういう ことなんと床には見覚えのない女物の服 安物のコート脱ぎ捨てられた生々しい ストッキングセクシーなブラなどが散乱し ていたのだよく見るとトールのホーム ウェアと下着もすると遠慮がちにベランダ の扉の閉まる音がした行ってみると窓 ガラスの向こうで酸っぱな夫と髪の長い 金髪女が隠れる場所を探してオロオロして いるところだったびっくりした私は気づか ないふりをして窓の鍵を閉め た私はなるみ都内の外地系企業で働く ワーキングウーマンの37歳夫のトルとは 結婚して2年になる結婚する前までの私は 仕事一筋で恋愛とはどちらかというと無の を送ってきたもちろん全く興味がなかった わけじゃないこれまでにも何人かの男性と 付き合いはあったけどいずれも長続きはし なかった私は相手が恋人友達誰であろうと プライベートであまりベタベタしすぎる 関係を気づくのは苦手 みたい私のそんなドライな性格に愛を

つかして浮気をされたり向こうから的に 別れを告げられたりあるいは私を上から 押し付けて束縛し女を物みたいな扱いをし てくる男にけがさして私の方から別れを 告げたり私の異性関係はそんなことの 繰り返していつしかもう恋愛にはほとほと こりて疲れを感じるようになっていた別に いいわそれならそれで幸い私にはそれなり に稼ぎもあるし男に頼らずに1人で生きて いくことができるんだから仕事の帰り 行きつけのバーでデッドブルウォッカを 一気にグイっと煽り1人そんな決意をした 日もあったもの だそんなある日のことだった夫トルと 出会ったのはそうあれはちょうど クリスマスイブあの日はすごく寒くて灰色 の空からふわふわとした粉雪が待ってい たこの時期って普段は雪降らないのになぜ かクリスマスイブになると稀に降ったり するんだよね 不思議帰宅途中に何日も前からもうとっく に見飽きているイルミネーションを私は 今更視界に移すきすらなくそして愛愛傘の 下からそんな職アホみたいな顔で見上げて いるカップルたちに向け露骨に顔をしかめ て 見せるそうブーツのかでカツカツと音を 立て足場に通りすぎていき ながら雪が降ってて寒いんだから家の中に いればいいのにねバカ みたい心の中でそんなことを毒づきながら もなぜか私もその日に限り1人きりの家に 帰りたくなかっ かと言ってどこの店に入ってもクリスマス を化している脳天気な人たちに遭遇し ちゃいそうでそれもまたく だ考えたせい私はものすごくクリスマスと は無縁そうなラーメン屋に入ることにし たあったかいラーメンの1杯でもすって さっぱりとした気持ちで家に 帰ろうラーメ屋の中に入ると案女様々な 年代の満載の男たちがひしめき合いながら 一生懸命に目をすっているのだっ たハイブランドの青いコートを羽織った女 客の渡しめがけて一斉に男たちの熱い視線 が飛んで くるちょっといい気持ちかも嬢様になった みたい職場の異性たちからは生息だと思わ れている私は普段こんな視線を浴びる機会 は全くない私は少しだけ入院が下がる思い でコトを脱いだあの隣いいです かラーメンをすすり始めた私に声をかけて きた男がいたまだ若いぱっとみ20代後半 くらいだろうか白いセタをきた彼は無邪気 な人なつこそうな瞳をしていたその姿が

なぜか降り注ぐ雪と共にふんわりと前天使 のように見え た心温まる思いで私はええどうぞと明るく 答えたのだ私たちはラーメンをすりながら 無言のままにお互いを意識し合っていた やがて彼が口を開くあの僕通ると言います あなたは私は なるみ電が走るよう勢いで惹かれった 私たちはその一晩で恋人同士になったの だ世間知らずであけない彼に心を許した私 は気がついたら彼にいろんなことを 打ち明けていた彼は私が製薬会社の総務部 にいることを知ると目を丸くして驚いたの だすごいなるみさん外資系企業とか めっちゃかっこいいですねますます引かれ ちゃい ますその時の動物みたいな顔があまりにも 純粋すぎて私はおかしくて思わず笑って しまっ たこんな可愛い子他にいない わそしてねえなみ俺たちこんなに愛し合っ てるんだもんもう結婚するしかないよそう ね とるお互い知り合って数日後の年のせの 押し迫る夜私の住んでいるマンションの 33階のベッドの中で私たちは将来を 誓い合ったちなみにこのマンションは私が 自分の稼ぎで購入したものこうして夫徹が 私の家に転がり込んでくるような形で 私たちの夫婦生活はスタートしたのだった ああ焼肉おいしかったななるみちゃんご ちそう様どういたしましてさ早く帰ろう 寒いからなるみちゃんは明日も朝早くから 仕事なんだからあれから2年私よりも7歳 年下でシフト勤務で働くサラリーマンの夫 は知れば知るほどどこか母性本能を くすぐるタイプなんだか放っておけないの だそれでいて優しく物越あららかな人柄で いつだって私を包み込んで くれる戦場のようなビジネスの最前線で 働く私にこれまでの男たちと違い愚痴1つ こぼさないむしろ温かく見守ってくれて いるのだよかった素敵な人と巡り合えて あまりにスピードコンすぎてみんな呆れ てるかもだけど後悔はない わ私はそんな幸せを1人噛みしめていた 今日は大カパ室の窓の外はどんよりと まるでこのの終わりのような空模様だそう いえば朝の天気予報では都心でもマイナス 3度まで下がり雪が降るかもしれないと 注意環境をしていたものだふとキーボード を打つ手を休めそんな灰色の街を眺めて いるうちに頭痛がして思わず顔をしかめた 連日の残業の疲れが溜まっていたせい だろう幸い今日は通常通りでさほどの忙し

さではないまだこの忙しさは続くため今日 は大事を取って早めに帰宅することにした それに普段雑用ばかりの今年新卒で入って きた子たちに仕事を教えるのにちょうど いい機会だ私はこの後の仕事の手順や新卒 への指導などを後輩と打ち合わせ自分は オフィスを後にした外に出て肺活食の空を 見上げているうちにふと2年前の クリスマスイブが思い返すれたあの日も こんな空だったっ け私の心は仕事から離れ突如最愛の夫の ことでいっぱいに なるとは夜勤明けで寝ているはずね久し ぶりにのんびりと彼と一緒に寝て過ごそう いきなり布団の中に入り込んでびっくりし た顔をする夫の姿を想像し私は思わず笑い が込み上げたエレベーターに乗ると香水の 匂いが充満している私は思わず顔をしかめ た安物の香水ね匂いがきつすぎる わこのマンションにはこんな悪趣な香水を つつける人いないと思っていた けどフロアに降り立ってもその匂いは鼻に ついてい た ただいま勢いよくドアを開けると驚くこと に先ほどの香水の匂いが強まってきた 見下ろすとかの高い白いハイヒールも トールがシフト勤務で家にいるのは知って いるけど来客かなそれにしてもこの安 っぽい香りでうちに来るのはやめてほしい わご近所の 手前自識の強い私はそんなことを思い ながらも恐る恐るリビングにに入っていく そしてはっと息を飲んだなんと床には 見覚えのない女物の服安物のコート 脱ぎ捨てられた生々しいストッキング セクシーなブラなどが散乱していたのだ よく見るとトルのホームウェアと下着もな 何よこれどういうこと最悪のことを予想し てしまい私の頭の中はも乱状態だすると 遠慮がちにベランダの扉の閉まる音がした 行ってみると窓グラスの向こうですっぱな 夫と髪の長い金髪女が隠れる場所を探して おろおろとしているところだったしかし 隠れるところがないと諦めた様子て2人 揃って隅でしゃがみ込ん だ自分のいない間この部屋で何が起きてい たのかこれで一目瞭然だ信じられない びっくりした私は気づかないふりをする ように反射的に急いで視線をそらしたワワ と震える手で思わず鍵を閉めてしまった夫 を完全に信じていたためこの仕打ちには あまりにもショックが大きすぎた独身時代 にも男に浮きをされたことはあっ たその度に私はプライドをめちゃくちゃに

傷つけられ浮気は深いトラウマになって いる反面あれは自分のそっけな性格にも 問題があったからだという自覚もあるでも 夫とはこれまでと違い濃密な関係を気づい ていたつもりだったそれほど彼のことを 愛していたのだ分からないわかんないよ私 の何が不満だったのあんなに愛し合ってい たじゃない目の前が真っ暗になり私は呆然 とその場に立ち尽くしていたやがて背後で 外から夫が窓ガラスを叩いていることに やっと気づいたなるみ違う誤解だよ説明さ せてくれという声が 聞こえる私は途端に我に帰りいつもの気場 さを取り戻そうと必死に務めるしかし今 ベランダの窓を開け音と対面し冷静に 振る舞えるほどの自信はなかったどう しようお酒飲むそれとも実家の母親に電話 いいえだめよなるみそんな気な姿を敵の女 に絶対見せちゃだめそうだいいこと 思いついたわ彼の両親をここに呼べばいい 私は新呼吸をすると夫の実家に電話をかけ たトルさんのことで大事な話があり ますと思い詰めたちして切り出すと幸い すぐに来てくれることになった電話を切る と私は少しほっとし冷静な気持ちになれ たその勢いで私は何かに疲れたように部屋 に散乱した女の下着とベランダの隅で背中 を向けてうまった姿勢の女を証拠として 撮影をしたそれから最後にあられもない姿 で大きく目を見開き窓に張り付いている夫 に目を据えてシャッターを押してやった ふと見ると女の鞄から名刺が見えたため それを1枚取り出しすぐにポケットに しまい込んだうちのリビングのソファー セットはイタリア製の黒川の3人がけが2 になっている衣類の散らかり方やソファー のシの痕跡から見てそのうちの1つでこと をしていたものと 見える頭に血が上り私はキッチンに生ゴミ 入れのゴミバケツを取りに行くそして夫の 見ている前で散らかった2人分の衣類を 集めバケツの中に押し込んだそれから消臭 剤をあたり一面に巻きソファーの黒皮を ゴシゴシと雑巾で磨くさああとは夫の両親 を待つばかりだその間なんとか平成をよわ なければならない私はソファーに座り しばらく本を読むふりをして過ごすことに し たその後も何度かなるみ俺が悪かった開け てくれと声がしたが私は必死に涙をこらえ て無視し続けたの だ1時間後夫の両親が到着したなるみさん 一体何事だねなるみさんあなたが電話で ひどく余裕がなさそうだから急いで 駆けつけたの

よ困惑顔の夫の両親は靴も脱がずに開校 1番に私を責めるような口調で揃ってそう 言ってきた私もそれに負けず玄関口で いきなり話を切り出すトルさんが私のい ない間に浮気をしていたんです私1人じゃ どう対処していいか分からなくてそれでお 2人に助けを求めることにしたんですきと が2人はとても信じられないといった様子 で互いに顔を見合わせるばかりである とにかく部屋に上がってください嘘か本当 かはご自身の目で確かめていただきたいの です義父母はしぶしぶと靴を脱ぎスリッパ に履き替え減そうに私の後に続いたこれを 見て ください2人を引き連れてベランダの前 まで来るとはロックを外し勢いよく扉を 開けた見ると夫と浮気相手の女はテーブル クロスにくるまってうまっているクロスは 今2人がいる真逆の方向にいらなくなった のでくるくると丸めてずっと放置していた それをどちらかが見つけ出したのだろう 通る通るじゃないの何をしているのよ そんなところで通る早くこっちに来なさい 投資してしまうじゃないかそれとそこに いるどこの誰だか知らんがあんたもだよ おそらくしで1番冷え込む日になるだろう とニュースでも即報された今日案の定雪も 降ってきたそんな中で自分の息子が裸で ブルブルと震えている姿を当たりにして夫 の両親は顔色を変えた父さん 母さん夫は天の助けと言わんばかりに テーブルクロスからいち早く抜ける そして見事な丸裸で両手を広げ両親に すがりつくように暖房の効いた部屋の中に 転がり込んできたとる寒かったでしにもう 少し到着が遅かったら投資してたわよ かわいそうにああよしよし母親の腕の中で 夫は越する続いて女がテーブルクラスで身 を隠すような体勢でへこへこと頭を下げ ながらリビングの中に入ってきた私はその 瞬間バッとクラスを奪い取りくしゃくしゃ にしてベランダな外に再び放り投げたそれ から急いで窓を閉め鍵をかけた女は 恥ずかしそうに両手で体を追い部屋を キョロキョロと見回しながら肌を隠すもの を探している服はどこもちろん捨てたわよ 私は女を睨みつけながら吐き捨ててやった はそれを聞いて俯いて体を隠すようにして その場で しゃがみ込むトルははっと我に帰るとラタ を隠すようにして自分の部屋に逃げ込んで いったちょっとなるみさんこの人に何か 着るものくらい貸せたらどうかね夫の浮気 相手に私の服を貸せてやれとおっしゃるの ですか肉そんな不潔な人に貸せるような服

は私のクローゼットには1もございません ので攻め立てるような口調で注意を促して きた義父に向かって私も負けずに畳みかし た義父はチェっと下打ちをして苦しに ソップを向くとりあえずこれでも羽織って なさいよ目障りだからあなたも早くトルの ところに行って服を借りてきなさいギブは 自分のコートを脱ぐと顔をあげようともし ない女に荒々しく投げつける女は小さく 頷くと義母のコートを羽織り灯を探しに リビングから出ていったなるみさんいくら なんでもあんたの集はあんまりなんじゃ ないのかいそうよそりゃ面白くなかったの は分かるけど外に閉め出してしまうなんて 今日がどんな寒さの日か知っているでしょ 義父から抗議され私もさすがに罪悪感から 申し訳なく思い始めた確かに鍵を閉めたの はやりすぎたと でも自分たちから勝手に外に逃げ込み身を 潜めていたんですそれが許せませんでした 私はそれだけ言って岐阜から離れると浴室 の方に向かいお風呂を沸かし始めた 通る怖えた夫のあねな姿を思い出し早く体 を温めてあげたい一心だったのだそれほど まだ彼には未練があるでももう終わりよね 私はリビングにいる義父母をほったらかし にしたままバスルームに立たずみそっと涙 を流したふと我に帰り夫と女が部屋に 閉じこもったまま出てこないことに気が ついたそれが私の激に触れ帰って勇気づけ た私はつかつかと部屋に進むと思いっきり ドアを開ける2人はびっくりしたように 振り返った何をするでもなく 決まり悪そうに2人は座り込みこの後どう しようかと試案していた様子だ小柄な女は 夫から借りたダボッサイズの裏肝の トレーナーを1枚羽織っている霧だった そのあざとらしさがまた私をつかせる なるみちゃんあのそのもうお風呂が湧くわ 早く入りなさいよ許しをこうような遣いの 夫を無視して私は放った私の言葉に従う ように2人は恐る恐ると翌へ向かう せっかく服を着たのにまた脱ぐのね私は わざと後ろからついていき2人に皮肉を 浴びせた何してるの早く入りなさいよ脱室 で腕組みしている私のことが気になるの だろう2人はなかなか服を脱ごうとしない あれだけ裸をさらしておいてまだ周知心が 残っているとでも言うのででもどっちが先 に入ろうかなと思って夫のその発言に私は かッと怒りが爆発した今更何言ってんのよ 散々仲良く入ってきた中なんでしょ さっさと一緒に入りなさいよ私のその場星 に驚いて2人は慌てて服を脱ぎ捨ておって についで女も浴室に消えたその姿を目尻に

私はまたひっそりと涙を流し た湯上がりの2人がリビングに出てくると 私は2人をソファーに腰かけさせ さりげなく温かいココアを差し出すそう夫 はミルクココアが大好物なのだ2人が一息 ついたところを見届け私は夫の両親側の方 に座り口火を切ったさあ私たちに事情を 説明してちょうだい 2人はは目の前で3人並んだ私たちの威圧 感に耐えきれなさそうにおろおろと顔を 見合わせ た夫と女は互いに俯いたままなかなか口 終わろうとしない私もまた腕組みした状態 で意地悪く黙っていた話しにくそうねそれ じゃあ私から聞くわトルその方は誰いつ から関係を持っているの居心地の悪い沈黙 に耐え切れなくなったのだろう義母が話を 切り出したえっと昨年 から夫はボソボソとした声で答える昨年 って具体的にいつからなのえだから昨年の 6月頃とかま知り合ったのはその前からか もだけど不に心臓の同機が早くなる耐え 切れなくなって私は口を挟んだそそれ じゃあ私と結婚してたった半年後 から夫は怯えたように瞳を泳がせながら こりと頷いた嘘でしょう信じられない本当 にごめんなるみちゃん夫は私の顔色を伺う ように謝罪の言葉を唐突に吐くものの私は ますますメラメラと上がる怒りで口も聞け ない状態だっった思考停止状態で言葉をっ ている私に変わり義母が事情長を続行する そもそもなぜなるみさんの部屋にいたのよ そそれははっきりおっしゃいなその義母の 強いごちが思いがけないものだったので私 もはっとして顔をあげる夫も同じことを 思ったようで体をつかせたそして観念した ようにしもに語り始めるあえとはでいたん だけどなんか彼女がスリル味わいたいとか 言い出しちゃってだからうちで会ってたて か実は俺も個人的にはそれはさすがにどう かと思ってたしは何それどういう神経し てんのバカじゃない私は怒りを通り越し 親足驚いて夫の顔をまじまじと見つめた夫 は絶し うれるなるほどなそこへ害に帰宅しお前と その人は酸っぱ高で締め出されてしまった んだなこの寒さの中 を夫たちに対しどこか理解を示すような 義父のも言いに夫はすかさずすがりつく ような表情になるあまさにそうなんだよ めっちゃ寒かった扉降りるたってさこの 構想会 だろ私はこの信じられない父とこの会話に すっかり呆れて目を見開き首を横に振り 思わず吹き出してしまった2人の話を聞い

ているとまるで私が悪役みたいね一体 オタクはどういうご家庭なん ですすると義父がかっっと月光してソーの 橋から私の方をめかけて怒鳴りつけてきた ななんだその馬鹿にしたものの言い方わし はななるみあんたのその慢チな感じが前々 から気に入らなかったんだよあらそうです か別に結構ですよ私の方もお父さんに気に 入られようとも思っていませんしそれに私 何1つ間違ったことを言っているつもりも ないです今のあなた方親子の会話を聞い たら誰もが同じことを思うのでは義父は グっ言葉につまり苦しそうにはと言い ながらソポを向いたすると義母が浮気相手 の女性に目を吸え鋭く切り出したねえ ちょっとあなたあなたは一体どういう つもりでうちの息子と浮気を楽しんでいた のえなんとか言いなさい よ女は少しの間もじもじしていたがやがて 口を開いた えっと実は私も今婚約中なんですでも なんかトルさんに言いおられてしまって つい結婚前の不安から関係を持ってしまっ たんですごめん なさい女は一気にそう言うと私にではなく 義母に向かって頭を下げたそれを聞いて夫 がいきなり顔色を変えたおおい違うだろ 違うんだよ聞いてくれ彼女はうちの取引先 の人で彼女の方から誘惑してきたんだてか それより婚約ってなんだよそんな話知ら ない婚約は密かにしてたんだもんれに言わ なかっただけだ それに違うでしょトルの方から言いよって きたんじゃんそそれはお前がいかにも声 かけられたそうにしてたからてか大体 密やかに婚約って本気なのか既婚者の俺へ の当て付けかよなんでそれ俺に黙ってたん だえ私はこの目の前にいる男女のあまりに も生々しい会話にズキズキと胸がいたんだ 目の前で声を荒げている夫は私の知って いる彼ではないまるでモハ男のようだ彼は こんな一面も持っていたのだ本当は今すぐ 1人になって思いっきり泣き出したいでも ここはぐっとこらえて去勢を張るしかない 本当暇人ねあんたたち私は真面目に仕事し てるのにあんたたちはヒドラの世界なん だろう所詮私とは住む世界が違うわ ね夫の思いを断ち切るため私は半ば自分に も言い聞かせるような心境でそう言い放っ たそのもの言い方が尺に触ったのだろう女 が私に挑発を開始したトルは私のことを すごく愛してくれていたのうちの嫁はおば さんでうんざりだから私の方が若くて 可愛くて好きって言ってたそれを聞いた私 はおわず立ち上がりかけたがとりあえず手

な振舞に及ぶことだけは抑えた代わりに夫 を睨みつけるへえ私のことをそんな風に 思っていたのね初耳だわち違うよ誤解だよ 嘘に決まってるじゃないか嘘じゃないじゃ ないいつも言ってたでしょおばさんの体に はもう飽きた若い子の肌は最高だって私を 抱くたにいつもさいて たそれは同感だなさんなんかから見れば おばさんだよちょっとあなた無神経な義父 を義母は慌てて立ちなめた女は調子づいて なおも私に挑発するトルはあなたのことを ATMって呼んでいたしおおいバカかお前 この状況で今それ言うとかありえないだろ だって本当のことじゃんさすがに我慢なら なくなって私は机をバンと叩いたもういい わよくわかったわよ離婚しましょうそれ しかないわねなるみちゃん落ち着いた違う んだってば何かの誤解なんだ離婚なんて嫌 だよ冗談じゃないわ私のことを金だと思っ て利用していただけだったのねもう顔も見 たくない上等だ通るこんな女今すぐ離婚し てやれそうだその隣にいる彼女と結婚 すりゃいいんだよあなたなんてこと言い 出すのよと自分の夫の発言に義母は 食む義父のセリフに女はざれでもなさそう に体を売り始めたはい私もそりゃそうし たいですけど実はもう他に決まった人が いるしええこっちだってあんたみたいな 下品でお馬鹿な嫁は願い下げですともトル の嫁はなるみさんじゃなきゃ絶対にだめな のよ突然然と調子て義母が言い放った義父 はそれを聞いてくりとした顔をする何を 言うんだお前だっていつもなるみさんを ふてぶてしい嫁だと言っていたじゃないか そそれとこれとは違うじゃないのいや結構 なことじゃないかわしはもこんな人を食っ たような嫁はうんざりだだめ離婚なんてダ メったら絶対にダメよなるみさんじゃ なきゃ嫌よなるみさんが嫁なら私たちの 老後も安泰だろうしうまくいけば高級 プレミアな老人ホームも夢じゃないと思っ てたんだからあなたもっと頭を働かせ なさい義母のそのとんでもない言葉に全員 がシと黙り込んだ あ思わず本音が出てしまった義母は慌てて 口を抑える夫は然として頭を抱えてうれた 私は怒りを抑え込むようにふうっとため息 をついて静かに口を開い たましタの家庭環境は最低もいいところ ですねとりあえずもうここから全員出てっ てください後ほど離婚届をそちらに送り 改めて慰謝料を請求させていただき ます私のその発言を聞くと義父母は慌てた なるみさんそのさっきの謝るよわしもちと 言いすぎたようだねえなるみさんもう一度

考え直してくれないかしら別に私はにも あなたをその出てってください今すぐ私は やっとの思いでそう言うと全員から顔を すけ片手で額を抑え込んだ姿勢でうれた そんな私のシルエットを見てさすがに何か 胸に答えるものを感じたのだろう夫と義 両親がそれぞれ私に頭を下げているような 気配がした気がついたらもう誰もいなく なっていた ご実談その後私は夫との離婚が成立し慰謝 料を請求したしかしもっととんでもない 事件が起きたこれは後から知ったことだ けれどうちのバルコニーから50mほど 離れた迎えのマンションにはSNS長で そこそこ有名なとある企業家が住んでいた らしい彼は12月に雪が降る東京の ターマンの光景を動画にげるためうちの マンションの方向をけてさりげなく撮影し ていたようなのだすると彼の視界に体の男 がガラス窓を叩いている姿が入った怖いも 知らずなその企業家はその姿をズームして モザイクなして自分の動画にアップした らしい当然炎上騒ぎとなり山びこニュース にまで取り上げられてしまったのだ動画は すぐに削除されたがたまたまそれ人が夫の 内の関係者であり見た目から夫であること が判明噂は広まり夫は地方へさせ稼ぎが 少ない上に慰謝料を払うために夫は コンビニでもバイトを始めたらしい動画に まで載せられた上に情けな姿になり下がっ たことで愛をつかした浮相手の女にも捨て られたらしいあの日はにのにばせ教内容を 全て録音していたため証拠写真と共に浮気 相手の女の会社にも送ったついでに女の 婚約相手を調べ上げ彼の会社にも送りつけ てやった彼は大手企業勤務で叱るべき役職 についた中年男性であり派遣社員で稼ぎの 少ない女から見れば玉のこしといった ところであったであろうが婚約吐きとなっ た当然女も会社にいづらくなり 退職一方で私もあの後同じマンション内の 一部の専業主婦たちの間で噂話の種にされ 後期にさらされたものだしかし彼女たちと は生きている世界が違うことを自負して いる私は気にも止めなかった私は何もかも 忘れるようにこれまで以上に仕事に没頭し たその意欲が認められ昇格して海外指定へ の転勤が決まったの だ私は今アメリカカリフォルニア州に在住 している職場では日本とは全く違う ビジネスセンスが求められその新しい刺激 に私はのめり込んでいる真最中 だ現地の人たちに英語で コミュニケーションを取りながらま新しい 仕事に手を染めるのが楽しくて仕方がない

休日はのんびりとビーチで1人ピクニック を楽しみサンドイッチを片手に読書をする 何にも束縛されず私はこうして悠遊児的な 独身生活を送っているお金もないナスを 作るしか脳のないおばさんが1人で生きて いけるわけがないだろうせせら笑う夫に 向かって私は鼻で笑って答えた残念お金 なら持っていますあなたに頼る必要もない し頼ろうとも思いません顔面蒼白になる夫 奴隷扱いした私からコケにされる気分は どう私は裕子今年で53歳になる23歳の 時に夫健造と結婚したナ農家にお入りし そこからずっと疑実家で義両親と同居し ながら夏農家の仕事をしている義家の農家 は超大規模とまではいかないがそれでも なす1本で整形が立てられるほどには 大きい規模の農家だった交際中は優しかっ た夫だったが結婚をすぐに表編典型的な つった魚に餌はやらないタイプだった義 両親も私のことは嫁が来たというより 小遣いができた程度の扱いだった娘が1人 できたが全量性の高校に入りそのままこの 家に戻ることなく1人暮らしをしながら 大学進学今は会社員をしながら同じ会社に 務める男性と結婚し幸せに暮らしている 正直なところ私は今幸せと言える暮らしは していない朝から晩まで働かされ見た目が 悪い不細工仕事のできない嫁と罵られ ながら私はこの家でほぼ奴隷のように 暮らして過ごしいるからだ朝は誰よりも 早く起きてまず義両親と夫の分の朝食と昼 のお弁当を作る大量の洗濯物を欲しまだ寝 ている夫と義両親を起こさないために モップで吐き掃除を終わらせるそれから 作業技に着替えてナス畑へと向かうナスの 収穫は夏場の2ヶ月間この期間中にほぼ 毎日収穫するしかも収穫は朝の比較的 涼しい時間でないといけないナスの水分量 が暑さで変わってしまうからだいつもの ようにせっせと収穫をしていると十時休憩 のチャイムが鳴ったここら辺は田舎なので 10時になると町内放送で音楽が流れるの だ ああだりな裕子さんお茶を出してこんな 老体引っ張り出すなんてうちの嫁は働きが 悪いな勝手なことを言いながら夫と義母 義父がダラダラと裸に向かって歩いてきた そんなおっしゃるんだったらお家で くつろいでいてもよかったんですよクーラ ボックスにあらかじめ冷やしておいた麦茶 と感を手渡しながら私は3人に行ったばか お前ばっかり働かせてるように思われたら 俺たちの外分が悪いんだよ 全くご近所さんにどう思われるかなんて 全く考えてないんだねこうして畑に来て

手伝ってやってるだけありがたいと思え 本当ならお前が全部して当然なんだぞ我が に嫁いできたんだからな嫁っていうのは疑 実家に使えるもんなんだはい長年何度も 繰り返してきたやり取りもう反論する気も せて私はナスの収穫のために持ち場に戻っ たやがてたっぷりと30分ほど休憩を取っ た夫と義両親はのろのろとした動作でナス の収穫を開始していく横目で見ていると 出家するのにちょうどいいナスだけでは なく小さすぎるものや育ちすぎたものまで 収穫して同じコンテナーに入れているそれ を後で選別しなければいけないから私に とっては2度なのだがここで注意すると また面倒くさいので私は黙って自分の作業 に集中したやがてお昼のチャイムが鳴った 途端夫と義両親は先バサミを放り投げた おい飯はいはいちらりと夫たちの収穫した コンテナーを見ると3人が1時間半かけて 2コンテナ分しか収穫していない何をして いたんだろうというになったがいつもの ことなのでもう気にしないと決めた夫と 両親に弁当を渡す中身を見て文句を言わ れるのはいつものことうわ茶色地味お前さ もっと食べたくなるような弁当作れよこん だけ働いた旦那が喜ぶようなやをさそうよ 裕さんの言う通りこんなんじゃつかされ ちゃうわよ若い女の子に取られても文句は 言えないわよこのキンピラ味付けが薄い ああああ残念だ貧乏くじ引いたなけうちの 嫁は召まず嫁ってやつか息をするように 嫌みを言われるのも30年続く習慣だはい 気をつけますねにこりと笑って私はまた 持ち場へ戻った おにぎりを2つさっと食べてまた収穫作業 を開始する作業に集中しているとふと静か になったことに気づいたパッと音たちの方 を見るともうそこには姿がない食べた弁当 箱を片付けもせずにそのまま帰ったらしい 私はほっと息をつく私の仕事が増えるだけ だから本音を言うと来てもらわない方が楽 なのだでもこんな田舎で嫁にばかり仕事を させているという噂を立てられるのは本人 たちも部が悪いと思っているのだろうそれ でああやって形だけでも作業しにくるのだ 私は再び収穫作業を開始する午後から収穫 するのは形の悪いナスや売り物にならない ナスだまだまだ十分食べられるのだが一級 品として市場に出せるものではないこれも 夫から お前の方で処理しておけ金がもったいない から処分台がかかるようなことは絶対する なよと言われ収穫しているものだそれらの ナスも一通り収穫し終えた私は今日収穫し たナスを全部作業場へと運ぶ作業場でナス

を丁寧に洗浄箱詰め機械の力を借りると 言ってもやはり1人では重労働だその後 今日ののナスの出荷伝票を発行し運送会社 へ持ち込んで発送する全ての作業が終わる のが大体紐くれ出す夜7時頃ヘトヘトに なって家に戻ると私を出迎えるのは朝干し ていった洗濯物だちょっとしか作業しない 夫たちの着る作業儀も合わせれば4人分の 服は相当な量になるそれを取り込んで一旦 別室に置いておくリビへ向かうとビールを 飲みながらくつろぐ夫と義両親は私の顔を 見るなり一言言い放った遅いぞ裕子何して んだこのクーズさっさと夕飯作れあと 振ろう 容量が悪すぎるのよ裕子さんは本当こんな 時間まで作業がかかるとか使えないおい うちの嫁は見た目も悪いのに容量まで悪い のかいいところがないなあああすぐにお 風呂沸かしてきますお夕飯も今作りますね エプロンを手に取り浴室へと向かう昨日の うちに私が洗っておいたからボタン1つを してお湯を張るだけなのになぜそれができ ないのだろう30年かかっても解けない謎 だ夫たちが夕飯を食べている間私は今日1 日現れていないを洗ったり明日の食事と 弁当の下ごしらえをするおいお前なんだ このしょぼい料理はお前と一緒で地味で 不細工な料理だなお酒が入って上期限に なった夫は私を馬鹿にして気持ちよくなる のが好きらしいけぞいくら本音だからって 本人にブサ食なんて言っちゃかわいそうよ 母さんだって笑ってんじゃねえか おい嫁次は焼酎だ焼酎持ってこい気を聞か せろよあとつまみが足りんもちろん夕飯の 片付けまで私ら長々と晩酌をする疑実家の 食器を片付けられるのは日が回った頃に なる眠れるのは4時間程度これが毎日の ルーティン感謝をされるわけでもなく ひたすらバリ雑と文句をつけられる日々 さすがにこんな生活にはけが刺していた そんな中農業をすることだけが私の心の より所だった土作りから始めて種を巻く目 が出て成長して綺麗な夏になるように誘導 して心を込めて成長させるそうやって手塩 にかけたナスが大きく育ち太陽の光を反射 させているのを見るととても誇らしい 気持ちになるの だある日コンテナー20箱分の積まれた ナスの収穫量を見た夫たちが私に向かって 怒鳴ってきたおいちょっと収穫量が少ない んじゃないのかえいつも通りですけど 我が家の夏畑の1日の収穫量は基本的に コンテナ20箱分だ昨日テレビで見たな スノーかはな40箱収穫してたぞ なのにお前は20箱手を抜いてるんだろ

それはきっとその農家がうちより大規模だ からです我が家の畑だと1日コンテナ20 箱が適量なんですあと40箱だとさすがに もう少し収穫する人数がいないと無理です だが私のこの言葉は火に油を注ぐものだっ た口応えしたことに夫と義両親は激怒お前 が午後から曲がったナスやらお前と同じ 不細工なナスを収穫しているからだろう 無駄なことするな無駄だなんて綺麗に売る ナスは午前中に収穫しないと味が変わり ますだから形が悪いナスの収穫は午後に するしかないんですそれに形の悪いナスを 放っておくと綺麗なナスの養分まで取って しまうので収穫しないといけないんです ああうるせえ お前の意見なんか聞いてないんだよいいか 今日は40いや50コたな収するまで帰っ てくるな金にならない形の悪いナスなんか 放っておけお前は金を産むことだけ考え たらいいんだよ何でもいいから収穫して こいその言葉に私の中で何かがプツンと音 を立てて切れ たを育てるために私はプライ込んできた 奴隷のように扱われていたが養われている のも確かその小さな恩だけでこの疑実家の ナスのブランドを壊さないためにも1つ1 つ心を込めて丁寧に育てていたのにそして 形の悪いナスを馬鹿にされたことにも腹が 立ったいくら形が悪くとも炭込めて育てて きたナスなのだわかりました私は口を噛み ながら答えたふんクズがと言い放って夫 たちは家へと戻っていったその後ろ姿を見 ながら私は心に誓ったもう2度と家には 戻らない奴隷状態にももう飽き飽きしてい たのよ今日私はこの家を出ていくことを 決意した夫に言われた通り私はその後夜中 までかかってコンテナ50個のナスを収穫 したちょうど出荷できるような形のいい ナスが50コンテナ分もあるわけがない 手塩にかけたナスたちそれでも出荷するに はまだまだ早いナスをごめんねと言い ながら収穫するそして50コンテナ分収穫 した後私はそのまま疑実家に帰らなかった いつでも持ち出せるように作業場の ロッカーに入れていた貴重品が入った1つ 持って私は家を出ていっ た私が向かったのは娘のまみの家だった 夕方頃連絡を入れていたけど娘夫婦は夜中 にもかわらず私を出迎えてくれたお母さん やっとやっと決意したんだね遅すぎるよ私 の疑実家での扱いを小さな頃から見てきた 娘はは涙組みながら私を抱きしめてくれた お母さんお疲れ様でしたまみの後ろから まみの夫のこじ君が優しく笑いながら 出迎えてくれたありがとうまみもこじ君も

突然ごめんなさいね今夜はお世話になるわ ね娘夫婦の優しい歓迎を受けながら私は 久しぶりに笑っていた次の日私は娘夫婦と 不動産を見て回り夕方には1軒のアパート を借りた娘夫婦が保証人になってくれたの ですんなりと借りることができたお母さん やっぱり一緒に住まないそうですよ お母さん部屋なら余ってますししばらくは まみや僕に甘えてゆっくりしても2人の 優しい言葉に私は首を横に振った久しぶり に何もかもから解放されてのんびりしたい と思ってね2人の申し出は嬉しいのよ ありがとう夜買ってきた家具やカーテンを 配置しながら娘夫婦が申し出てくれたが私 はやんわりと断ったその夜は久々に ぐっすりと眠ることができ たん次の日の朝私はけたたましくなる スマホのバブ音で目が覚めたバッグから スマホを取り出すとなんと着信108件 LINE167件そっか丸1日見てなかっ たものね全ての着信とLINEが夫と義 両親からのものだったが私は無視してまた ブランケットの中へと潜り込んだ久しぶり にむさぼるダミは最高だったそれから1 週間ほどした時相変わらず私のスマホには 夫たちからの着信が耐えなかったが たまたま娘からかかってきたので電話を 取ったもしもしマミどうしたのお母さん あのね大変お父さんとおじいちゃんとお ばあちゃんがものすごい行走でうちに来 てるの分かったわすぐ行く娘夫婦に迷惑を かけるわけにはいかない私は慌てて娘の家 へと向かった娘の家について私をた夫と義 両親は開校1番バリ金を私へと浴びせてき たおいお前何勝手に家を出たんだNASの 収穫はどうした俺の飯はどうした家のこと を何もせず勝手にほっぽり出して出ていっ てこの音知らがさあ洗濯物も洗い物もタと 溜まってるんだ帰るよお前のせいでナスの 出荷が滞ってんだよ早く帰ってきて作業を せんか突然姿を消した嫁に向かってかける 言葉が心配する言葉じゃなくて自分たちの ことばかりで私は苦笑してしまう本当に なんで何年も大人しくこんなクソみたいな 家族に従ってたんだろう私は鞄の中から1 枚の髪を取り出して夫に突きつけたなんだ これ離婚届けです私と離婚してください もうあの家には帰りません夫はその言葉に せせら笑ったはお金もないナス作るしか脳 のない53歳のおばさんが1人で生きて いけるわけがないだろう寝言は寝てから 言えそんな夫に私は心の底から馬鹿にした 笑いで返してやった残念お金なら持ってい ますあなたに必要もないし借りたいとも 思いません離婚を要求しますはこの後に

呼んではったりかよそう言って夫と義両親 は私を小ばかにしたように笑ったそんな3 人に私はカから通帳を取り出し開いてから それを3人に 突きつけるはその数字を目にした3人から まけな声が出 たに2000万え間違いなく私のお金です う嘘だお前がそんなお金を持ってるわけが ないだろうどうせ売上からくすねたん だろう返せなんでそんなお金を持ってるん だ叫ぶ夫に私は通帳を鞄にしまいながら 平然と答えたあなたたちがずっと小ばかに し続けた形の悪いなあれを売って貯めたお 金ですそうはあの不揃いのナスを直売所で 30年間売り続けてきたのだ形は悪くても 味はいい上に安い私のナスは主層にバカ 売れだったと言っても年間の売上は60 から70万程度でもコツコツと30年間 貯め続けてきたのだもちろんきちんと毎年 申告していたが60から70万円では税金 もかからないまま貯金することができた あれは我が家のナスでしょだからそのお金 は我が家のものよよしなさいあれおかしい ですね確かに私はあのナスを自由にして いいと言われたはずですが確認しましょう か叫ぶ義母に私はこんなこともあろうかと スマホで録音していた音声を流し た夫の声が 流れるお前がこの形の悪いナスは処理して おけ廃棄すると処分台もかかるからお前の 方でどうにかしておけよ本当にこの悪い ナス私が好きに処理してもいいんですか いいって言ってんだろ形の悪いナスはお前 にやるよ形の悪いも同士仲良くやれ [音楽] よ動かぬ証拠に立ちだす夫だがそこで夫は 終わらなかったも引き下がるだだがな離婚 するとしたら財産分与でその半分の金は俺 のものだ半分はよこせよいいことを 思い出したとでも言わんばかりの夫に私は 笑ってやった自宅作業場広大な畑ナスの ビニールハウス農業資材戦場や梱包の機械 トラクターなどの納期全部まとめると奥は 余裕で超えますねあれらの設備も全て財産 と見なされます半分私に払ってもらえるん でしょうかは嘘だろななら離婚はしない さっさとその金持って帰ってこい今なら 許してやる無理ですもう戻りません今離婚 届けにサインをいただけないのであれば 裁判所に訴を提出します頂で争いましょう まあこっちは30年間分の私の理不尽の 扱いDV間の言動の証拠全て映像や日記に して取ってあります100%あなたが 負けると思いますがそそんな今離婚届けに サインしてくれるなら慰謝料も財産分与も

いりません調定を通すときっちり財産分与 しなければならないので私に数千万近くの 財産と慰謝料を払うことになりますが夫と 義両親が真っ青な顔をしている 私は最後に笑いながら言い放ってやった形 が悪い不細工だ出来が悪いとあなたたちが 散々馬鹿にしていたものにやり込められる 気分はどうですか夫は言葉もなくその場に へたり込ん だあれからしばらくして元夫からサイ済み の離婚届けが娘のところに送られてきた頂 も覚悟していたのだが屋位の支払いになる のはすに避けたかったのだろうすんなりと 受け入れられてほっとした娘からはぶどっ てやりよかったのにと言われたが私は一刻 も早く奴隷状態から解放されたかったのだ そういえばなぜ離婚届けが娘のところに 送られてきたのかと言うと私の居場所は 絶対に教えない方がいいと娘夫婦に言われ たからだああいう自分史上手芸男は ストーカーになりやすいらしい 確かに未だにLINEで俺が悪かった やっぱりお前の飯がないと落ち着かないだ の言ってくるだけど無視し続けるとおい なんで無視するんだなど一方的に送られて くるもう離婚届けも受理されたのに何をし ているのかが意味不明だもちろん全て無視 しているあれから人に聞いた話によると元 疑家は最後に収穫した50コンテナ分の ナスをどうにかして発送したらしい不な ものや虫食いに荒らされたナスが送られて きた得意先もあったらしく実家のナスの 評判がガタ落ちしたという私がいなくなっ てから勤勉に働くかと思いきやなかなか サボりは抜けなかったようだすぐに大きく なってしまったナスは出荷できない状態に なり今期の収入は私が収穫した数日分だけ それでも年間の設備台にはほど遠く今期の 実家は大赤だということだったその次の年 久しぶりに私がナスを下ろしていた直売所 に顔を出すと顔見知りのレジがりが教えて くれた30年前に私が嫁いでからはまとも に土作りすらしないようになっていた元 義実家ナスをまた今年種から育てたが 土作りも肥料も育成も全く今まで私がてい たようにはならずNASの出来は 最悪質も味も格段に落ちたと言われ一気に 取引き先がなくなった元疑実家は廃業寸前 らしいそれを聞いてもふんという感想しか 出てこなかった時には思わず笑ってしまっ た私は貯金でしばらくのんびりするつもり だったけれど5年ほど後にナス農家で培っ たスキルを生かしてシニア海外 ボランティアとして働き始め その後海外にて大きな農業を経営する会社

を設立した今は異国の土地で農業の ノウハウを現地の貧しい子や自立したいと 考える女性に教えている自立したいと 考える女性の中には昔の私のように家族の 中で奴隷のように扱われていた人も 多いそんな人たちを助け自立に向けて 育てるのが今の私の目標でありいだ確かに 疑実家にいた時は地獄のような毎日だった 奴隷のように使われ自分を大切に思えない 日々だったでもあの辛かった経験が今の 輝く私を作って いる

【スカッと】【修羅場】【総集編】

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