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櫻坂46

【スカッと】夫の連れ子が出産し、感動で嬉し涙を流す私に連れ子「何しに来たの?他人にこの子は触らせない!w」私「そ、そんな…」→その瞬間、私の背後から



【スカッと】夫の連れ子が出産し、感動で嬉し涙を流す私に連れ子「何しに来たの?他人にこの子は触らせない!w」私「そ、そんな…」→その瞬間、私の背後から

私にも抱っこをさせてちょうだい
生まれた赤ん坊を見て涙で顔を濡らし
ながら私は言ったするとまゆと吉郎は顔を
見合わせ笑い始め
た何をおかしなことを言ってるん
だそんなこと聞かなくたって抱っこして
あげて
よそう言ってくれるものだと思い赤ちゃん
に近づいたその
時ちょっとこっちへ近づいてこないで
よ笑いながらまゆが言う聞き間違いかと
思ったがそうでは
ない大体なんで他人のあんたに私の子供を
触らせないといけない

他人郎も私をで
笑うもうお前に用はないんだ
よ吐き捨てるように言葉を投げつけてきた
何も言えずに固まっている私を見て2人で
ケラケラと笑って
いる今までの日々は嘘だったっていうの3
人で楽しくやってきたのは私だけだった
の目の前が真っ暗になりそうだ
いや楽しかったぜたんまり稼いでくれて俺
たちを養ってくれて
なだよね贅沢な暮らしができたし私たちの
言うことは何でも聞いてくれた
しそこには私に対する愛だとか感謝だとか
そんなものは存在していなかっ
た以上騙されていたのだ私は自分の馬さ
加減に思わず笑いが
[笑い]
込み上げる加藤をふわせ私は
笑うとうとう気でも狂った
かニヤニヤとしたやしい顔でこちらの様子
を伺うよどうしてこんな男の子を愛してい
たの
だろう気持ち悪い
[音楽]
えそんなことだろうと思ってたの
よ吉郎とまゆはきょとんとしている私は
背後のドアへ
向かう私がドアを開けると2人は凍りつい
た私は黒部千53歳夫と娘の3人
暮らしここまで聞くとどこにでもある普通
の家庭だろうだが私たちの場合は少し違う
娘は私の実の子ではない夫の連れ子
だ私は夫と出会う前に別の男性と結婚をし
ていたが不妊が理由で離婚したもちろんお
互いの話し合いの上での円満離婚だ子供が
できないと知った私は離婚してからという
ものガムしらに働いてきた生きる糧が仕事
しかなかったからだ気がつくと車内の
出世頭となっていた私だったがそんな時に
今の主人となる吉郎と出会っ
た仕事の取引先で働いていた吉郎は同い年
で優しい青年だっ
たちょうど私が打ち合わせでよろの会社を
訪れた時私の履いていたヒールが折れて
しまったのだがその時手助けをしてくれた
のが出会いのきっかけ
だそれから顔を合わせる度に挨拶をし少し
ずつ話をするようになりいつしか私は吉郎
と会えるのが楽しみになっていたある時
吉郎の会社に行くと3歳ぐらいの女の子が
事務所にいた気になって受付をしてくれた
事務員の方に聞いてみるとその女の子は
まゆという名前で吉郎の子だと
いうまゆが生まれてまもなく奥さんは
亡くなられたそう
だそれから郎は1人で働きながら育ててき
たのだたまになどで保育園に行けない時に
こうして事務所で待機させている
らしい眉の額には熱を覚ますシートが貼ら
れてい
たちょうどその時吉郎が事務所へ戻ってき
たおや水野さん今日もまた打ち合わせです
かやかに私に話しかけて
くるえあはいそうなん
です私は吉郎の見えない苦を想像してい
たあの私娘さんのことを聞いてしまいまし
た吉は驚いた顔をしたがまたすぐ笑顔に
戻り
ああたまにねここへ来るんですよ保育園は
少しの熱でも園できないもです
からそうなんですねごめんなさい私に構わ
ず早く家でゆっっくりさせてあげて
ください子供がいない私には想像できない
くらい大変なん
だろうそうですねでは
またそう言って吉郎は眉を抱っこして会社
を後にした打ち合わせの最中もはとゆの
ことが気になってい
た1人で子供を育てている人は万といる
きっとそこにはその家庭の分だけ苦労が
ある
だろうもちろん両親が揃っていても苦労が
ないわけではない子供を埋めない私はその
苦労すら知らずに一生を終えるの
だろうなんだか急に仕事に全てを捧げるが
寂しく思えたそして少しでも吉郎の負担を
減らすことはできないだろうかと考えてい
た自分では気がついていなかったがそれ
ほどまでに私の心は吉郎に奪われていたの
だそれからというもの私は今まで以上に
吉郎と話す機会を探した連絡先を交換し眉
も含めて食事に行ったりするのににそんな
に時間はかからなかっ
た眉も私になついてくれ3人で過ごすこと
が増えたまゆが4歳になった
頃チホさんのご飯毎日食べ
たい何気なく言ったその言葉が私の気持ち

駆り立てる吉郎は少し照れたよう
にこらまゆ穂さんも忙しいんだ無理を言う
んじゃ
ないと眉を嗜めているが本心はどうなの
だろう
か数日後3人で公園へ出かけた時に私は吉
に尋ね
たこの前まゆちゃんに言われた一言私は
すごく嬉しかったん
です吉郎は何のことを言っているのか
分かっていないのかきょとんとして
いる私でよければ毎日ご飯を作りましょう
か吉郎ははっした顔を
するあの分かりにくかったでしょうか私は
あなた
とそこまで行った時吉郎が私の言葉を遮っ
た待って
ください私はドキとした吉郎は遊具で遊ぶ
眉を見てそしてため息を
つくもしかして出しゃばりすぎたかしら
不安でいっぱいになっ
たこれ以上地方さんの負担を大きくする
わけにはいか
ない吉郎は呟いたダメだった
か食事はいやは分担性にし
ましょう私は耳を疑った
えあいやチオさんは仕事も忙しいでしょう
から家事は僕も負担するということ
ですそれっ
て私の思い違いではないだろう
か私と結婚してくださるということです

えあそうかすいませんそうですいやそう
じゃなくて吉郎はドギマギしていたがすっ
と姿勢をたし私に向き直っ
た分かりにくくてすいませんこんな僕です
が結婚して
ください
はい私は満面の笑みで
答える遠くで眉が吉郎を呼ぶ声がするそれ
でも私たちは手を取り合い見つめ合ってい
たそれから20年の月日が流れた私たちは
あの日から家族になり3人で過ごしてきた
4歳だったまゆは今はもう24歳だ私は相
変わらず仕事を続けている私には亡くなっ
た両親が残してくれた財産があったのだが
何よりも私を本当の母親のように慕って
くれるまゆのために何かしたかっ
た吉郎もまゆも私が仕事で忙しくても何も
言わずに家事を手伝ってくれただがまゆが
あの日私に行った私の作ったご飯を毎日
食べたいという言葉通り私は3色のうち
必ず一食は作るようにしてい
た保育園出演から大学卒業までまゆの願い
はできるだけ叶えてきたつもりだ学校の
イベント習い事塾など他の家の子と同じ
ようにやりたいことをやらせてき
たまゆは素直にスクスクと育ち2年前に
大学を卒業して今は地元の企業に務めて
いるあはいい人を見つけて結婚してくれれ

最近そう思うようになった私はすっかり
母親になってい
たそんな私の気持ちとは裏腹に眉の態度が
冷たいと感じるようになったのは眉が就職
してから
だ最初におかしいと思ったのは私が作った
食事を食べてくれなくなった時
だ1度や2度ならまだしも私が食事を作る
時は必ず外で食べるようになっ
た不思議に思った私は吉郎に相談してみた
がまゆももう働き出して一端の社会人なん
だそこまで気にすることじゃないだろうと
軽くあわれた確かにそうだもういい大人な
んだしあまり口出しすることでもないその
時はそう思ってはいたが気がつけばまゆが
私の作った食事を口にすることはなくなっ
てい
たまゆの態度が冷たいのは食事に限った
ことではないもうずっと眉と会話らしい
会話をしていないお互いに仕事をしていて
帰宅時間がバラバラなのもあるが唯一顔を
合わせる朝のわずかな時間にもまるで私が
そこにいないかのように振る舞う
私が話しかけても無言で反応すらしてくれ
ないある夜私が帰宅して遅めの晩御飯を
食べていた時まゆが帰ってき
たおかりまゆちゃんちょうど私もご飯を
食べていたの軽く何か作ろう
か思い切って声をかけたがまゆは大きな
ため息をつき何も言わずに質った何か
私自身が気づかないうちに眉を傷つけて
しまったのだろうか不安になった私はまた
吉郎に相談してみた
がまゆも疲れているだけじゃないか慣れ
ない仕事続きだし
なとまたまともに取り合ってもらえなかっ
た眉の態度が冷たいからと言って私は
決してを変えなかった何があったにせよ
いつかは必ず前のように戻れるはずだと
信じていたし血は繋がっていなくても眉は
私の娘だ冷たくされ無視される日々が続い
たが私は毎日眉に話しかけることを諦め
なかっ
たまた月日が流れたもうどれくらい眉と口
を聞いていないだろうそれでも私はいつも
のように眉に声を
かけるおはよう今日も仕事頑張ってねいっ
てらっしゃい私の作った朝食に手をつけず
に黙ったまま玄関を出て行く背中を
見送るいつまでこんな日が続くのだろう
もう限界かもしれ
ないそう思いながら私も仕事へ
出かけるこの年間同僚に相談してみても
遅れてきた反抗期だのそういう時期って
あるものだの誰も私の納得の行く答えを
くれなかっ
たそうして私はいつしか誰にも相談する
こともなくずっと自分1人で悩み続けてい
た家に帰るのが憂鬱だそんな日に限って
定時で帰れてしまう重い気持ちを振り切れ
ず晩御飯の食材を買って
帰る
ただいまおお
帰りよはすでに帰宅していた夕方の
ニュースを見ながら先に缶ビールを開けて
いるよう
だ私も今日は飲もう
かしらそう言って冷蔵庫を開け缶ビールを
取り出すどうした珍しい
などうせ吉郎にこの気持ちを話したところ
でまたはぐらかされるだけ
だたまにはねこんな日もあるの
よそう
か会話が終わるこのまま真だけでなく吉郎
とも会話することがなくなってしまったら
私はまた不安に
そうに
なるあの時郎とまゆと家族になる選択をし
なければこんな気持ちにならなかったので
はないかそこまで考えて私ははっとし
ただめこれ以上考える
な自分で言い聞かせ不安を吹き飛ばすよう
に大きく息をついたその

ただいまがきたようだキッチンを通り
リビングへ抜ける眉に声を
かけるおかりまゆちゃん今日は早かったの
ねご飯の準備をするからもうちょっと待っ

ねどうせ無視されるのだろうけど負けるな
ひないつものように
振る舞え私は心の中で呪文のように
唱える眉が大きなため息を
つく
[音楽]
うん小さな声だが確かに返事をしてくれ
たえあうん待ってね私は同様を隠しきれ
なかったけれどそれに気がついているのか
いないのかまゆは吉郎とテレビを見ている
鼻歌が出てしまいそうなほど嬉しかった
どうせなら晩御飯のおかずはまゆの好きな
ものにすればよかったと後悔しながら準備

進めるその夜まゆは何年かぶりに私の手
料理を口にし
たたったそれだけで私はこれまでのことが
嘘だったかのように気分が晴れただが
喜ばしいことはそれだけじゃなかったのだ
晩御飯の時まゆから紹介したい人がいると
打ち明けられたのだ今日は最高の1日だ私
は久しぶりに朝までぐっすり眠ることが
でき
た眉から紹介された男性は私も吉郎も気が
引けるほどのお金持ちだっ
た原田弘樹という名前のまゆよりも4歳
年上のその男性は日本で有数の大手企業に
親が務めているら
父親から同じ会社で働くように言われてい
たが親の子を使いたくなかったらしく自力
で就職活動をしまゆと同じ会社で働くこと
になっ
たまゆとは同じ部署の先輩後輩らしくどこ
か抜けている眉の性格に惹かれていった
そう
だほっけないというか目が離せないという
か小さな頃からエリートとして育てられた
環境には眉のような人がいなかったの
だろう私が言うのはなんだが眉には競争心
というものがないマイペースと言べきか私
の目から見てもポヤトス
だ殺伐とした世界で誰かと比べられその誰
よりも上へと私も仕事が全てだった時は
そんな世界で生きていたから弘が眉に惹か
れる気持ちが分かったような気がし
た眉の隣で照れ笑いを浮かべる彼を見て私
は安心したご両親がお金持ちだからと言っ
て少し見まえていたのだが彼個人はどこに
でもいるごく普通の青年だったから
だ偏った考えのない真っすぐな青年彼の
両親に会えるのも私は楽しみになっ
た両家の顔合わせの日弘樹のご両親は
わざわざ東京から私たちの住む町まで来て
くれた弘樹が用意した場所はこの町で1番
立派なホテルのレストランだ私はたまに
仕事の接待などで利用するが吉郎もまゆも
緊張した持だまあここまで大切に育てて娘
の結婚話だ2人の緊張感は普段生きなれ
ない場所だからという理由だけではないの
だろうそしてどこか冷静な私がいるなぜ
だろうまゆのことは本当の娘だと思って
いる2人の緊張っぷりを見て逆に私まで
釣られてはいけないと無意識に考えている
のだろう
かそんなことを分析しているととご両親が
やってき
たここの旅はお日柄も
よく吉郎は上ずった声で挨拶を
始めるわざわざこんな地方までごそ労を
いただきありがとうござい
ます言葉に詰まる吉郎に変わり私が声を
かけるいいえいいえどうかご緊張なさらず
今日はお互いの子供の親として楽しく食事
をできればと思ってい
ます弘樹の父はまるで嫌味を感じない気
VANな雰囲気だったそして母もまたその
傍で微笑んで
いる今日はまゆさんとそしてそのご両親で
あるお2人にお会いできるのが本当に
楽しみでしたの
よ弘樹の母は年は私たちとそう違わない
はずだがまだ少女のような火憐さを
持ち合わせていたこれが上流階級の
振る舞いなのか私は親としての顔を
すっかり忘れてしまい感動していたが
はっと我に帰り言葉を
返す本当にさして取りえのない娘ですが
おっとりしたところを樹さんが気に入って
くれたらしく深深と頭を下げる私
にこちらこそこいつは私には反抗ばっかり
してくるんですがねこんな優しい女性を
連れてくるなんて見直していたところなん
です
よ挨拶もそこそこに私たちがテーブルに
着くと豪華な食事が運ばれてくるまゆも
吉郎も華やかな料理を目にして少しは緊張
がほぐれたようだ乾杯のシャンパンが空に
なる頃には私たちはやかに会話を進めてい
た上流階級の人と思って私も身構えていた
が話せば話すほど打ち解けていった弘樹の
父親も元からお金持ちだったわけでは
なかったのだお互いの若い頃の話や趣味
最近はまっていることなどたちの世代の話
にばかり鼻が咲き若い2人は目をしばたか
せてい
た気がつくとコース料理は終了しデザート
とコーヒーが運ばれてくるそうして収支
和やかな空気で両家の顔合わせは
終了私は弘樹の母と連絡先を交換し時々
2人でランチに出かけるまで仲良くなっ
たそれから数ヶ月後弘樹とまゆは豪華な
結婚式をあげ我が家の近くのマンションで
暮らし始め
た1年後まゆの妊娠が分かり私たちは換気
したまゆはあっさり仕事を辞めしち我が家
に顔を出している弘樹との新居よりも
我が家で過ごす時間の方が
多いあまりにも顔を出す頻度が高いので
たまには樹との家で過ごすように提案して
見た
がだって弘樹は仕事で家にいないし体調も
あんまり良くなくっ
てと私に甘いて
くるそれにチホさんの作ったご飯なら食べ
られるん
だと言われたら追い返すことなどできない
気がつくと食事の世話だけでなく新居へ
出向いて掃除したり買い物へきといえば車
を出してあげたり私は眉の世話を焼いてい
た母親として娘が辛い時には力になるもの
だと思い込んでいたのだただいつもスマホ
を触り時よりふらっと外出するので少し気
になる点はあったのだ
がある日弘樹が一緒に我が家へやってきて
ソファーに横になりいつものようにスマホ
ばかりいるゆの姿を見
てまゆたまには自分で動いたらどうだ
お母さんも普段は仕事で疲れているはずだ
しと声をかけていた
がいいな千穂さんは好きでやってるんだ
から私のためにって
ねと足なめられてい
たお母さん本当にすいません作りの食事
まで作っていただい
て眉の態度が変わらないのが分かると今度
は私に謝ってくる弘樹は本当にいい青年
だまあしょうがないわよねマを育ててきた
のは私でもあるんだし弘樹君が謝ること
じゃないわよそれに子供が生まれたら
きっと変わるはず
よ樹に言っているのか自分に言い聞かせて
いるのか私は分からなくなってい
た数ヶ月後眉がとうと出産した私は陣痛が
起きた時から眉に付き添い弘樹とご両親
そして吉郎に連絡を入れる分娩室には弘樹
が一緒に入り立ち合い出産をしたその間私
は気がきではなかった自分は経験したこと
がないからだ
どんな痛みなのか想像すらできない祈る
ように手を合わせる私に弘樹の母がそっと
寄り添ってくれてい
た眉の出産は安山だったらしく数時間後に
は母子共に元気な顔を見せてくれた私は
感動で涙が溢れていた早く赤ちゃんを
抱っこしたいだが赤ちゃんを抱っこできる
のは翌かららしく弘樹を残して私たちは
帰宅し翌日再び病院を尋ねることにし
た翌日眉の病室を訪ねるとベビーベッドに
生まれたての赤ちゃんが眠っている初めて
間近で生まれたての赤ちゃんを見た私は
また感動を抑えきれず涙し
た早くこの腕で抱っこしたい
わポロっと本がその赤ん坊がかい声で泣き
だした授乳をするからという理由で私たち
は病室の外へ出さ
れるそろそろ弘樹も仕事を切り上げて
こちらへ来るって言ってたから私は迎え
ついでにケーキでも買ってき
ますそう言っての母は病院から出ていった
病室からが声がしたので私と吉郎は再び
病室に入っ
た今度こそ抱っこできるそう思って眉に
確認してみ
た私にも抱っこさせてちょうだい
するとまゆと吉郎は顔を見合わせぷっと
吹き出し笑い始めたの
だ何をおかしなことを言ってるん
だそんなこと聞かなくたって抱っこして
あげて
よそう言ってくれるものだと確認なんかし
なくても良かったのかとまゆと赤ちゃんに
近づいたその
時ちょっとこっちへ近づいてこないで
よ笑いながらまゆが言う
え聞き間違いかと思ったがそうではなかっ
た大体なんで他人のあたに私と弘樹との
子供を触らせないといけない

他人私はすがるような思いでよの方を
見るとうとうこの時が来ちまったの
か吉郎も私を見て
笑うお前よりもいい金を眉は見つけたんだ
よそしてその金の血を引く子供を産んだん

この人は本当にこれまで一緒に過ごしてき
た人なんだろうかそう思わせるくらい吉郎
の顔が歪んで見え
たもうお前に用はないんだよ吐き捨てる
ように言葉を投げつけてきた何も言えずに
固まっている私に眉が追い打ちを
かける本当小さい時からパパに言われてき
たけど
あんたに媚を売るのは苦痛だった
わそんなこと言ってお前だって欲しいもの
は何でも手に入るからってのりのりだった
じゃない
か2人でケラケラと笑って
いる今までの日々は嘘だったっていうの3
人で楽しくやってきたのは私だけだった
の声が震えている目の前が真になりそう
だいや楽しかった
ぜたんまり稼いでくれて俺たちを養って
くれて
なだよね贅沢な暮らしができたし私たちの
言うことは何でも聞いてくれた
しそこには私に対する愛だとか感謝だとか
そんなものは存在していない都合のいい
道具に対するような何の思いやりも感じ
られない言い草
だまあでも母親ずらしてあれこれ
うるさかったから
ね本当何を勘違いしているんだかって感じ
だった
わ勘違いさせてたのは俺たちだけどな長年
家族のふりして騙してこれたんだ俺たち
役者の才能でもあるんじゃない
か待たしても2人で大笑いして
いるすっ私の中の感情が失われていくのが
分かる20年以上騙されていたのだ私
は自分の馬さ加減に思わず笑いが
[笑い]
込み上げる肩をふわせ私は笑う吉郎とまゆ
は異質なものを見るように私に視線を
寄せるとうときれも狂った
かニヤニヤとしたやしい顔でこちらの様子
を伺うよどうしてこんな男のことを愛して
いたの
だろう気持ち悪い
え初めて自分に向けられる下すの言葉を
聞いた吉郎は少したい
だそんなことだろうと思ってたの
よ吉郎とまゆはきんとして
いるこのやり取り他にも聞いている人がい
るって知って
た私は背後のドアへ向かう吉郎とまゆは
まだ状況がつめていないようだ私がドアを
開けると2人は凍りついたそこには弘樹と
弘樹の母が立っていた真っ青な顔をすると
まゆその2人を比べて弘樹と弘樹の母の顔
は怒りで真っ赤になっている表情が険しい
そしてゆっくりと弘樹が眉に詰め寄るその
手には大きめの封筒があっ
たな何
よ弘樹の気迫に押されながらも眉は対抗
する担当直入に聞く
まゆその子は本当に俺の子なの
か弘樹はベビーベッドで眠る赤ちゃんに目
をやる眉の表情が一瞬ぴくりとし
た突然何言ってるの当たり前じゃ
ないまたたきが増える弘樹は無言で封筒を
手渡す何これ
まは恐る恐る封筒の中を確認し絶し
たおいどうしたん
だ吉郎が眉の隣へ行き眉の手から数枚の髪
を奪い取ったそしてまた眉と同じように
言葉を
失うこの子のDNA鑑定をさせてもらう
よ吉郎の手からこぼれ落ちた髪を拾い上げ
ながら弘樹が
言う何かの間違いよ
必死で弘樹に訴える眉だが弘樹には響いて
いないよう
だ主人の知人人ね腕のいい弁護士さんが
いらっしゃるのこの証拠はお住みつきなの
よ可憐な容姿からは想像できないほど弘樹
の母の声は冷酷だっ
たなんでこんなことになってるんだよ
まゆは知らなかったようだ眉が浮気をして
いたことを弘樹が持ってきた書類は眉の
浮気の証拠と離婚協議に関するものだっ
た何かの間違い
よ先ほどまでとは違いか細い声でつぶやく
ように眉は
繰り返す間違いであるなら鑑定をして
はっきりさ
せよう眉を見つめるの目はまだ眉を信じ
たい気持ちがあるのだろうか少し温かい
ものが混じってい
たお母さんありがとうございまし
た吉郎を残し病室を出た
私たち弘樹はふぶかと頭を下げてき
たいいのよ眉の様子がおかしい時は必ず
何かあるんだ
から最初に眉の浮気を疑始めたのは私だっ
た妊娠中幾度となく我が家へ来てはスマホ
を触っていたまゆ一度ちらりとその画面が
見えてしまったのだメッセージアプリの
画面だろうか会いたい今からどうという
やり取りそしてすぐに外出する眉弘樹は
仕事中のはずだし友達にしては引っかかる
ものがあったのだちょうどその頃
が眉を迎えに来た時にちらっと相談されて

た眉の態度がそっけないと妊娠中特有の
情緒不安定ではないかと諭していたのだが
もしかしてという私の疑いは確証を得る
ものではなかった天と点だけでつなげ
られるものではないそう思って眉を
問い詰めることはできなかっ
たはは弘で1人で調査に乗り出していた
調査の結果眉が浮気をし卓していた可能性
が浮上したのだがすでに眉は臨月に達して
いたのだ弘樹からその話を聞いた私は
思い当たる節があったことを伝えたそして
確証を得るために出産後のDNA鑑定を
提案したのだっ
たこちらこそ本当に取り返しのつかない
ことをしてしまってあの子を育ててきたの
は私だという事実は変わらないお詫びの
し要がない
わ弘樹と弘樹の母に謝罪をする私騙されて
いたとはいえ20年以上一緒に暮らしてい
た家族の問題だ私だけが許される問題でも
ないところがあっけらかん
と何言ってるの地方さんあの親子2人が
元凶でしょあなたも被害者なのよなんなら
今回お世話になった弁護士さんに相談して

ます弘樹の母は言ってのけたコロコロと
あけなく笑っているこの人だけは敵に回し
ちゃいけないな心強い友達ができてよかっ
たと私は思っ
た数日
DNA鑑定の結果が出た子供の父親は
やはり弘樹ではなかった弘樹はまゆに離婚
を申し入れたがまゆは認めず長底に
もつれ込んだまゆはその頃から再び私に媚
を売るようになっていたが私が相手にする
ことはなかったむしろこれまで3人で
暮らしてきた家にいるのも煩わしかったの
でさっさと引っ越しの準備を進めている
長底でも離婚に応じなかった眉の図太さに
私も弘樹も呆れていたがいよいよ離婚訴訟
へとなだれ込むと眉の配送は明らかだった
結婚後の浮気肉体関係たらといった行為が
人道的に認められるわけもなくさらには
子供のDNA鑑定書まであるのだ眉は浮気
相手と共に車両を請求された眉の浮気相手
はまだ大学生で子供についても責任を取ら
ずとくに逃げ出していたなのでまゆはその
浮気相手の分の慰謝料まで支払わなくては
ならなくなったのださらにまゆは吉郎に
頼ることもできなかっ
た私も知らなかったのだが私の稼ぎで
暮らしている間に吉は仕事を辞めていたの
だしかもギャンブルで借金まで作っていた
らしい眉の離婚競技がもつれている間に
引っ越した私はその話を吉郎の母から聞く
こととなったもちろん吉郎には離婚の
申し立てをしている弘樹の父に紹介して
もらった弁護士さんを返しているので間も
なく成立するだろうそれでもまだまゆも
吉郎も私にすがろうとしているようだが私
の周りにいる人間はみんな彼らがやってき
たことを知っているので私に協力的だ今の
ところ2人からの突撃はない赤ちゃんはと
言うと吉郎の両親が引き取ることになった
吉郎のご両親は田舎に住んでおりこの度の
騒動を知ると吉郎ともまゆとも絶縁すると
宣言し
たもし郎とまゆが彼らを頼ろうものならご
近所がそれを許さないだろう田舎の繋がり
は親戚のそれよりも強いもの
だ吉郎のご両親は赤ちゃん自身に罪はない
と考えての行動だというが正直ご高齢の
2人に任せるのは気が引け
たまゆを大人になるまで育てたのは私でも
ある吉郎と結婚している間にもたくさんお
世話になっているしその責任と言っては
なんだが
これからの教育費を援助しようと考えた
その話を弘樹の母にする
とそうね千穂さんがそう思っているならと
まとまった金額を用意してくれ
ただめよこんなのいただけない
わ断ろうにもいいのよ弘樹とあの子との
手切れ金だと思ってちょうだい
とまたあけなく笑ってみせるの
だ実は彼女の実家は資産化らしく顔合わせ
の時には聞いていなかったが弘樹の父が
務める会社の社長令嬢だったそう
であらお話していなかったかしらそれに
これぐらいしか私も楽しみがないのよ
ねそう言って私をくる瞳にひやっとした
本当に怖い人だ私は彼女に気に入られ
仲良く慣れたことに感謝し
たそれから数年後相変わらず吉郎とまゆは
借金に追われる毎日らしい私はと言うと
今日も弘樹の母とランチの約束をして
いるち
さんいつもと変わらない少女のような声で
私を呼ぶ声が聞こえるその隣には弘樹と
少し若い女性が立っているどうやら弘樹も
新しい幸せを掴もうとしているようだ私は
手を振りながら3人の元へと駆け寄っ

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※スカッと子猫では実際にあったエピソードを元に再現、編集してご紹介しております。
※当チャンネルの動画に登場する人物は仮名です。実際の人物や地名とは関係ありません。
※当チャンネルのストーリーはオリジナルです。
二次利用、複製、無断転載等の行為は固く禁じております。

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