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『夜の街から』vol.48:2024年4月26日 穴水町での活動 能登被災地で感じた女性差別、マイノリティ差別の現実



『夜の街から』vol.48:2024年4月26日 穴水町での活動 能登被災地で感じた女性差別、マイノリティ差別の現実

皆さんこんにちはコラボの仁藤夢野ですえ
今日は2024年の4月26日ですえ今私
は穴水駅の前にいます向こうが駅なんです
けどこの駅前もですねこんな感じにあの
すごくまだえ開したおうだったりえその
崩れてしまったものっていうのがあのその
ままになっていますえ穴水町はですねあの
なんかあの被害が少なかった地域かのよう
にあの思われてる人東京なんかではいるか
もしれないですけどこにある建物も一見
普通に立ってるように見えてもこのように
危険っていう張り紙がされてたりま幼虫位
って黄色い張り紙がされてたりあのそう
いう王子も多くありますでここにも道路に
出なあのものもですねあのそのままになっ
てしまっていてもしかしたら1月1日から
このうちの方はあの戻ってこれていないの
かもしれないのねもうちょっとここを渡っ
て歩いていきたいと思います
えのうではあの1月1日に飾っていたのか
なっていうようなあの正月飾りもそのまま
にえなっていますこれあれですねここに
危険っていう張り紙がここに貼ってある
からあの多分後から崩れをしてしまったん
じゃないかなって思います
ねもしかしたら後からあの崩れ落ち
てまたこういう風に広がってしまったのか
もしれませんこんな感じであの壊れたうち
があのそのままになってることからその
時間が経ったらあの崩れていたっていう
ようなあのうちもの他にもあるようですで
だから本当は皆さん早くその解体や撤去し
たいけどなかなかそれがあの進んでない
状況があるっていうことですここ今日は
ですねあの穴水のえと高校でもえ無料
カフェを開催してそこでは3回目だったん
ですけどあのもう私3回目か行って入って
きたりあまた来たみたいな感じであのもう
知り合いのような感じでですねあの声を
かけてくれる子もあの多くいましたで結構
この地域では仮説が当たったから仮説にも
入ってもう避難所からは出て仮説で暮らし
てるんなっていう高校生もすごく多くい
ましたえっとだけどやっぱり仮説どうって
聞いたらまそのえ例えば4畳の部屋2つと
6畳の部屋とかが1つっていうまリビング
と2部屋みたい
多い子だとその6人とかであの住んでるも
あってあのやっぱりちょっと狭いも布団
だけをたらもう4畳だとすぐにね他のもの
置けないじゃないですかだから結構狭いん
だよね自分のプライベートのスペースがな
いっていう話もしたりあのしてる子もい
ました多分ねそのその子たちが住んでた
うじって地方だしその屋とかだと元々
もっと広かったんじゃないかななんてこと
も思ったりしてそんなでそのこれからまだ
いろんなことにお金がかかるって子供たち
も思ってるからそなかなかその親に欲しい
ものとか必要なものっていうのは言えな
いっていうことであの夏服とかすごい喜ん
であのもらってくれる子があの多かった
ですであの何が良かったっていう風にあの
聞いたら全部良かったとかあのうちらが
欲しいものがいっぱいあるのが本当にいい
みたいなことをすごい言ってくれたりとか
あのしてましたででもその中にはその自分
も嬉しいけどみんなが笑顔で一緒にこう間
を過ごせることが嬉しいんだていう風に
話してあのくれる子もえいましたで
やっぱり友達とそのこれいいんじゃないと
かこれに合うよみたいな話をあのしたりも
してる子もたくさんいましたしあと先生は
そうやってその東京からこういうお姉さん
たちが来てまこういう風にワイワイやれる
なんかそのことだけでもすごくそれが
嬉しいんだよっていう風にあの先生があの
話してくれたりあのしました普段外から来
た人とこうやって話す機会もないからっ
てい風なこともあってやっぱり私たちがす
中高生世代の女の子と向けにそういう場を
作ってその関わっていくことっていうのの
あの意味っていうかあのそれをすごく
コラボだからこそやるべきだしやれること
かなっていう風に思ったりしましたあの
またこれからもですねあの女の子たちと
一緒にそのできることを繋がれることだっ
たりそういう気持ちをま吐き出したりその
なんか気晴らしになったり友達とおしり
できる時間とかですねなんかそういうのを
作れる関わりができたらいいなという風に
あの思っていますあのこの駅の周りがです
ねあの本当にどこに行ってもこういう風に
交換したうちとかが
まだまだある状況があります
えそうですねでもだからその今日も学校の
先生に聞いたら穴水の人たちもその自分
たちはのとこ地域もまだまだだっっていう
あの話をあの皆さんされているようです
なかなかね報道とかではすごい報道も
少なくなってきてえこういうまだこういう
状況なでことが知られていないんですけど
この穴水町もえこのような現状がえあり
ますでそうですねあの学校でのえカフェも
そのいろんなところで開催したんですけど
まその生徒たちはうん部活も始まってその
日常に戻りつつあるっていうところはあの
ありますだけどだからこそやっぱり今回
その今日だけではなくてそのいろんな地域
の学校もありましたけどその結構その男と
女子のそのをそのの関係性みたいなものも
すごく見えてきましたでていうのも私たち
がその女の子向けに場所を作ってカフェを
再開しててもそのま最初はねそのみんな
大変だもんねみたいな雰囲気でま女子だけ
でやってたり男子にお菓子を渡したりして
てもそのまそれなりにあのやれてたんです
けどなんかだんだんその日常が戻ってきて
やっぱりそのパワーの強い力のあ
るっていうか支配的な男子たちがですね
なんかおいおいみたいな感じでやってきて
入ろうとしたりとかすごい女の子たちに
なんか俺の分もらってこいみたいなことを
指示してあの自分のものをお菓子とかね
なんか俺もヘアアイロン欲しいからとか
言ってそのヘアアイロンとかモバイル
バッテリーとか女の子に指示して取りに
行ってこさせようとしたりとかすごくその
なんかえ男子の暴力性とか支配的な男子が
いるとそこにあのみんながその影響されて
しまってえすごく難しくなる状況みたいな
のもあの何度もいくつもの学校であの目に
しましたでその1人の男子はすごいもう
あの女の子たち下着とかもあるからその
その子たちだけでその安心して選べるよう
にしたかったんですけどずかずか入ってき
てその俺のパンツないのみたいな俺女だ
からとかって言い始めたりとかでそういう
の本当に差別だからやめてみたいなことを
言ってあの追い返したりしたんですけどそ
したらなんか今度また男性差別だみたいな
ことを言い始めてまSNSでその本当普段
コラボがさらされてるような言われてる
ような言葉を多分そういうそのまこういう
地域のそのま中生世代の子たもやっぱり
学習してるんだなってことをすごく感じ
ましたそれで1回もういいからいいから
あっち行ってみたいな感じであのもうそう
いう差別はいらないからみたいなことを
言ってあのどかしたんですけどそしたら
今度仲間を呼んで5人ぐらいでねあの来て
でその私たちのカフェに入りにくいように
その女の子たちが入りにくいように男子が
その場所をなんかで女の子を冷やかしたり
出てくる子にちょっと嫌なことを言ったり
ととか子だよみたい差別だみたいなことを
言ったりとかそういう場面もあのすごく
あったんですねでそこで一緒に活動してる
メンバーのその男性がいたので声をかけて
もうあの一言言ってもらったらその一言
っていうのもその私みたいにあなたこうだ
からダメとか言ってんじゃなくてもうそう
いうのいいからって一言言っただけでもう
男性が出てきたらすぐにもうその子たち
バっていなくなってもう来なかったんです
ねいやそれもすごい悔しかったですけどで
もやっぱりそういう日常が戻ってきたから

ないつものみいなのその男子たも出してき
たりとかしてあすごいそういうのがれたの
でその女の子たちの普段のこのなんかま
みんな無視してるんですけども知らないっ
てりをあのしてたりとかやっぱ女の先生と
かもあまり多分関わるとそのその先生にも
すごい帰ってくるからなるべく関わらない
ようにしてる姿もあったりとかあのして
すごくその普段の状況というかその女性
差別が深刻にある状況っていうのをすご
感じたりもしましたで結構先生たちもその
男子が暴動を起こすからてって女子たちに
こそこそさせるようにあの隠したりする
ような場面もあったりとかもあのしました
ねまもちろんそのみんなが大変な状況の中
だから男子にもそういう室内なものを提供
したりとかっていう場があればいいという
風に思うし私たちもこれまでその男子向け
の衣類を用意したり男子にもその今日も
ですねあの物品を少しあの提供したりと
かっていう風にしていったんですけど
やっぱりその女性だからこその難とか女だ
からていことで後回しにされたりとか自分
の意見をその言えない状況に追いやられ
たりその口を塞がれてしまうっていうこと
があると思うのでり私たちがその女子向け
にその女性向けに活動することの意義とか
その女の子たちだけでその安全に安心して
やれる場所を作ってくってことあのの意味
っていうのをすごくあの感じたりえしまし
たうんでそのなんかそういう姿を見てても
やっぱりそのそれがなんかって変てくて
よりもそのそういうことを無視したり従っ
たりスルーしたりしてことでやりすって
ことがその女性たちにも身について
るっていう風に感じますしでもそれはそう
いう風にしないと生きていけない状況って
のがすごくあるんだなっていう風にあの
思ったりもしましただからこそこういうね
私たちがあのま女性の人権とか女性の権利
ってことをいつも言ってるようなですねま
このフェミニストチームでですねあのノト
にも行ってこのピンクので走っていくて
ことの意味っていうのもそういう意味でも
すごく感じました実は今もですねつい
さっきここであのバスを近くに止めてるん
ですけどそしたらあの車の中からあの声を
かけてくれた子がいてその子も避難所で
あの前にあった子でしたでそういう感じで
その私たちが来るとあまた来てるあの人
たちだっていう風にあの思ってもらえると
いいなっていう風に思うしあと今放課後の
時間なんですけどあのさっき行ってきた
あの学校の生徒たちがあの私たちから
もらった物品をですねいっぱい
歩いててあまたねなんていう話もあのし
たりしましたで学校のその生方もしてる中
であの学校の生活生徒たちにそのできる
限りその普段の教育を受けさせたいって
ことであの本当に頑張ってらっしゃるん
ですがあの先生たちのお家もあのまだ整理
があの完了してない状況だったり倒れた
タスとか冷蔵庫とか洗濯機とかそういう
ものを動かしたり処分したくても
ボランティアの人を頼めること
頼めた思ってもその調整にまだまだ1週間
以上時間がかかったりするってことで全然
進まないっていう話をしてましたえ洗濯機
とか例えば壊れててそれを撤去してくれ
るってボランティアがやっと見つかったと
しても撤去した洗濯機をどこに捨てるの
かっていうその捨てる場所がなかなか
なかったりとか捨てれる場所がある地域で
もその捨てれる時間とかが決まってたり
するのでその仕事しながらだとなかなか
いけないっていうこともあったりして家の
整理もまだ追いついてないっていう話も
ありました本当に家の中もぐちゃぐちゃな
その状況でもとてもその自分たちだけでは
片付けなんてできないよねっていう状況な
んですけどそれでも元にはあまりにも人が
少ないここも全然今ボランティアの姿とか
見えないと思うんですけどあの一応近くに
ボランティアセンターみたいなものがあの
あるみたいではあるんですがそういう姿
なかなか見かけないんですよねそう活動し
てる人の姿っていうのがであのだから
もっとたくさんのが必要だしその高校生
たちと話してても自分たちで片付けをした
とかあの言ってましたねで服とかもダメに
なった人も多いしまお家も潰れちゃった子
もいたりとかあと今日はそのこの1ヶ月
どうだったって言ったらうん家の整理して
断捨離したっていう風なあのことを言っ
てる子もいました仮説住宅にあたっても
そこがすごい狭いんですよねさっき言った
ようにもう本当4畳の部屋とかしかが2つ
とリビングとかしかないからだからあまり
たくさんのものは持ってけないから
いろんなものをもま処分したっていう話を
してる子もいました本当に自分たちが住ん
でた街とかその暮らしてた地域まそこがの
雰囲気とか環境とか自分のお家もその
変わってしまったりってことですごくその
みんな元気に振舞ってても失ったものと
かてすごく大きいと思うんですよねで今
なかなかそういう子供たちもそういう辛さ
とかをま見せることもできないてか明るく
振って頑張ろうとしてる子すごく多いん
ですけどまなんか私たちと繋がって
ちょっとでも安心したりほっとできる時間
があの増やせたらいいなっていう風に思っ
ていますで今日はこれからあの奥のに1つ
だけあるその自動用施設があるんですけど
そこに3回目の訪問をあのしていきたい
なっていう風にえ思っていますえ穴水の
現状を今日はお伝えしました

穴水駅前にも倒壊した家屋がそのままになっており、歩道をふさいでいて危険です。動画に映っているのはおそらく、震災後しばらくしてから崩れたものだと思います。能登の被災地では、建物の解体が進んでいないため、時間が経つとさらに崩れてしまうということが起きています。お正月飾りがそのままになっているお家もありました。

この日は高校と児童養護施設でカフェを開催したあと、ある駐車場で被災した若年女性たちに向けて物品提供を行いました。
高校では3回目の活動だったので、顔見知りになり「3回目~!」と元気よく入ってくる子もいました。「自分たちの欲しいものを持ってきてくれるのがいい」「みんなが笑顔になるのがこの時間だから嬉しい」などの声がありました。

仮設が当たり、避難所を出て仮設で生活している生徒が増えていました。仮設住宅では4人~6人家族で、4畳の部屋2部屋と6畳のリビングで暮らしていて、部屋が狭いのであまり荷物が置けないので、断捨離をしたという人もいました。

教員の方からは「物をもらえるのも嬉しいけど、外の人と話す機会もないから、お姉さんたちが来てこういう風に話せるのが嬉しいんだと思う」というお話がありました。児童養護施設でも「物資の支援はあってもこういう形の自分で好きなものを選べることは他にないから嬉しいんだと思う」「また来てください。顔を出してくれるだけでも子どもたち喜ぶので」と言っていただきました。

これまで奥能登地域の避難所や学校を計3週間ほどまわって活動しましたが、震災前から困窮している家庭では、震災後により厳しい状況となっていることも実感しています。
学校生活が日常に戻るなかで、これまでにもあったであろう女性に対する差別や暴力を学校でも目にする機会が多くありました。

学校でのカフェ開催でも、女の子たちが安心してほしいものを選べるように、エリアを区切って開催しているのですが、男子生徒が会場に無理やり入ろうとしたり、冷やかしに来たりということがあります。
今回訪問したある学校では、男子生徒がのぞきに来て、「男子はダメなんですか?俺にもくださいよ」と言うので、「中は女性向け、女性限定だから」と伝えても、女子たちがどんなものを見ているのか確認しようとしたり、入れないとわかると「心は女なんですけどダメなんですか?」「僕も被災して被害が大きかったんです」(と冗談として言っている)などとしつこく言ったりしてきます。
彼も自分が大切にされていると感じられない環境のなかにいて他者を尊重できない状態にあるのかもしれませんが、そういう人が、女性にあたったり、女性をからかったり、女性に話を聞いてもらうことで、女性に受け入れてもらいたいという様子は、子どもたちだけではなく、町なかで話しかけてきた高齢の男性にも見られました。その人は女性にだけ話しかけ、延々と自分のしたい話を聞かせて女性達に付き合わせます。それも支配的な態度の1つです。非常時には女性や子どもへの暴力や差別が深刻化しますが、震災で傷ついた人が多い状況では、こういうことも増え、女性がさらなる負担を強いられています。

男子高生には「そういう嘘は良くない。それは差別だから、あっちに行って」と伝えると、「トランスジェンダーでもダメなんですか?差別するんですか?」と言い返してきました。「あなたがしていることこそ差別だ」と私が追い返すと、「男性差別だ」と会場の入り口でずっと言っていました。通りかかった男性教員が「何か変なこと言っていましたか?」と声をかけてきたので、「差別的な発言を繰り返す生徒がいて女子たちが安心して見られない」と伝えて対応してもらいました。すると、一度はいなくなったその生徒がしばらくしてから今度は男子生徒を5人ほど引き連れて会場にやってきました。

出入り口で女子生徒が入りにくくしたり、欲しいものをもらって出て来る女子生徒を冷やかしたり、「差別だ差別だ」ということを繰り返しました。Colaboのメンバーは若い女性中心なので、私たちに指摘されることも喜んでいたり、大きな体格で大きな態度を取っておちょくってくるような様子があったため、奥にいたColaboの男性スタッフを呼び、彼らを注意してもらうと「そういうのはいいから」と一言言っただけで、一緒に来ていた別の男子生徒も「こいつ話通じないんです、すみません」などと言いながら、それ以降来なくなり、悔しかったです。

他にも、「「女子だけ良い思いをしている」と男子生徒に怒られる」と、女子に渡した物品に教員たちが一生懸命蓋をして隠す様子があり、それに対して疑問を呈した女子に「暴動が起きるから」と説明していました。それに対して「男子も「おかま」になればいいんじゃない」と生徒が言うと、教員が「ジェンダーフリーで男も今だけ女になったらいいね」と返していたりと、差別が強化されるやりとりを目にすることが複数の学校でありました。そうした学校にも当然いる性的マイノリティの生徒のことも想いながら、どうしたら変えて行けるのかと考えています。

2月の活動時には地元紙に能登でのColaboの活動について「女子力アップ」と書かれてしまい、その後訪問した避難所で、その記事を読んだ中年女性が少女や年下の女性や少女たちに「女子力アップしたほうがいい!!」と押し付ける場面を目にしたり、男性教員が「女子だけずりー」と大きな声で言ってきたり、自分が使いたい物品を生徒に取ってこさせるということもありました。「女尊男卑」と言われたこともありました。

そうしたことから少女たちを守るためにも、男子向けのコーナーをつくり、これまで2月と3月の訪問時は男子にもお菓子や衣類等の物品を用意して対応してきましたが、今回は主に女子向けに物品を持って行ったので、男子から以前に増してそのような反応が多くありました。
女子は男子を無視したり、聞こえてないふりをしたり、顔を隠して対応したり、男子の指示に従って物品やお菓子を男子たちに持って行く生徒もいました。
闘うのではなく無視したり従ったりすることでやり過ごすことが身についているし、そうしないと生きていけない状況が女の子たちにあることを感じました。

大きな態度を取ったり、女子を評価的な目線で見たり、それを友達同士で共有することを楽しむことのある男子がいる場では、女子は自分の欲しいものを欲しいと言ったり安心して選ぶことはできません。女性に対する差別や暴力が日常的にあるからこそ、私たちが女性向けに活動する必要があり、少女や女性たちが安心できる場を作ることが大切なのだと改めて感じました。

女性支援を行う私たちはいつも、「なぜ男性を支援しないのか」「男だって困っている」「男性差別だ」という言葉を投げつけられます。それこそが、女性差別が深刻な状況を表しているのですが、女性の権利を守る活動をしていると、「女たちが良い思いをするのは許せない」と男性たちからそのような攻撃を「純粋な疑問」というていで受けます。男性にも支援が必要だと考えるのであれば、そう思った人が実行すれば良いのですが、そうした言葉は女性の活動を非難するために投げかけられるのです。そうしたことが中高生世代にも浸透していることを実感しました。

支配や暴力の構造、女性やマイノリティ差別の現状を直視し、理解する人が学校にも地域にも増えなければ、権力を持つ側の声に押されて、女性差別は強化され、再生産され続けてしまうことを改めて実感しました。能登だけではなく、社会全体で起きていることだと思います。
活動への理解を示しているつもりで「女の子は大切にしないとね」と言われたときに、女子は弱いものだから守ってあげないとというような目線を感じることもありました。そうではなくて、一人ひとりの意志が尊重され、自分の気持ちを大切にしていいんだと思える経験の積み重ねと関係性が広がっていくことが大切だと思います。

今回能登では3回目の活動だったので、ピンクのバスで走っているだけで、「あの人たちだ!」と気づいて少女や女性が手を振ってくれたり声をかけてくれたりすることが増えました。女性の人権を訴えて活動する私たちがピンクのバスで繰り返し活動することで、能登の女性や少女たちにも、私たちのような女性たちがいること、みなさんと共にあろうとしていると感じてもらえたらいいなと思っています。

Colaboの活動はみなさんからのご寄付に支えられています。
ご支援よろしくお願いします。

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ほしい物リストからの物品寄付 https://www.amazon.co.jp/gp/aw/ls/ref=cm_sw_r_tw_ws_RanPub1GJANEA?ie=UTF8&lid=1X7PDONBMA2C&ref_=cm_sw_r_tw_ws_RanPub1GJANEA&ty=wishlist

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