福士蒼汰&松本まりか、初共演も現場では会話ゼロ
正直嫌いでした
映画『湖の女たち』の完成報告会が都内で開かれ、福士蒼汰、松本まりか、そして大森立嗣監督が登壇しました。この作品は、吉田修一氏の同名小説を実写化したもので、琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた事件を描いています。その老人が延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故なのか、それとも何者かによる殺人なのか、謎を追う刑事たちや介護士、そして過去の事件を探る記者の行方は、深い湖に隠された恐るべき記憶の中に沈んでいきます。
福士蒼汰と松本まりかは、今作で初めて共演しました。福士は松本について、「愛情深い人だなと感じています」とコメントし、それを聞いた松本はにっこり笑って「すっごいいい風に言ったでしょ?(笑) わかっているよ?」と返し、会場を笑いに包みました。
福士は役作りについて、「松本は人が好きなんだなと感じました。だからこそ一切話さなかったら面白いかもと思って、現場ではセリフ以外の会話を一切せず、笑顔も向けずにいました。会話ゼロでしたね!」と明かしました。
一方の松本も、「福士さんはさわやかなイメージだったのですが、初日のシーンを撮影したときにびっくりするぐらい恐ろしかった。こんな福士さんは見たことがないというくらい怖かったですし、変な色気もあった」と印象を述べ、「それ以外の彼を知りたくない、この人の笑顔とか優しさとか見たくないと思って。プライベートの会話も聞きたくない! と私も自身も思っていたので、すごく距離を取って目も合わせないようにしていました」と話しました。
初めての共演ながら、全くコミュニケーションを取らずに撮影に挑んだ2人。福士は撮影後、「本来僕はにこやかな人間で、自分から積極的に話しかけに行く方でもあるんですけど、今回は話さなかったので、どう思われているのかな……と」と不安を口にしました。しかし、松本は取材会後に「どっちの本当の福士さんかわからないですけど、役が抜けた福士蒼汰さんはめちゃくちゃ好感度(高い)! こんなにしゃべりやすい。めっちゃいいじゃん! 福士蒼汰! と。すごい好きになりました」と笑顔で語り、会場を驚かせました。
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