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須田慎一郎「松本サリン事件から30年、報道被害はなぜ起こったのか?」6月27日



須田慎一郎「松本サリン事件から30年、報道被害はなぜ起こったのか?」6月27日

松本サリン事件から30年今改めて事件 報道のあり方を考えるはいえ朝新聞により ますと1994年の6月でした長野県は 松本して猛毒のサリンが巻かれまして8人 が死亡およそ600人が重継承た事件で朝 新聞はえ捜査の動きを自系列に記した警察 庁の内部文書情報開示請求で入手したと 報じていまして典型の操作でえ事件の22 日後にオム心理教の関連会社が浮上してい たことが分かりましたえ開示されたのは 松本サリン事件の捜査概要と題するA4番 10枚ということなんですがさあ事件発生 から今日で30年という節目なんですけど も今改めて事件報道のあり方について考え ていきたいと思います田さんお願いいたし ますはいあの朝新聞のね今ご紹介いただい たま記事というのはですねま言ってみれば 事件の検証まうんねえのと言ったらいい ですかねえそれをですね30年目にしてえ それをまとめたということなんですけれど もまそれを見ていくとですねまそのサリン 事件のえ捜査がですねま言ってみ適切に 行われていたら場合によってはねえねえま サリンテロをですね都内で発生したサリン テロをえま防ぐことができたんではないの かというねまそういうような意味合いを 含んだえま言って内部指導というか わねはいうんでまそのきっかけにですね ちょっとあのどうなんでしょうねこの松本 事件というとですねある意味でのえ冤罪 あるいは報道被害とまいうような形で推移 してった経緯があってま30年前ですから ねご記憶ない方もいらっしゃるかもしれ ないんですがそもそもはこのオム心理教が えま言ってみるですねそのえサリでえまえ 者を出よううんはいうんえ重大事件を発生 させたわけなんですがその第1発見者がえ 当初疑われてそこに対してえ長野県が捜査 に入ってその捜査の流れであるいはえ捜査 サドからですね寄せられる情報でメディア がそれを大体的に報じてもうその第一発見 者が犯人であるかのような扱いでえ報して しまったためにえま大きな被害を受けたと いうことなんですけどねうんうんまそう いった中でどうあるべきなのかっていうの をちょっと考えてみるべきではないのかな と思いますねうんまだから当時その第一 発見者の方に対してまあまあ容疑者という ことになったわけなんですけどもこれは 元々はそのスクープ的な扱いだったんでし たっけあれ元々というのはそうですねとは いえですねあのもちろんですねこれ捜査え つまり長野県警サイドから寄せられた情報 をもにま別にですねえそれをなんかこう 取材して発見した事実関係とうんという ことよりも長野関係長野県から寄せられた 情報をもにえま報道がえま先行してたって いう形ですですよねでもあの時ま30年前 た僕まだ会社入って2年目3年目ぐらい だったんですけどま本当に田さん30年 経つとねまもちろんその報道のあり方って いうのもまミデアもこう自生しながらなん ですけども自問自としながら変わっていっ てるんですがあの当時ってこうまだネット とかもなかった時代ですもんねそうかそう ですねラジオがベースだった時代ですもん ねでもなんかうんうんでその報道の影響力 っていうのも今とは比較にできないぐらい 大きくなものがあったんじゃないかなと 思いますけどねうんうん須田さんてあの時 って松本3事件の時っていうのはえもうえ 携わったらおられたんでしたっけええあの というでももうテレビの仕事というか レポーターを開始していてですねそのま その資材班の1人としてですねま材に 当たったでまそういった意味で言うと私も ですねうんうんえ事件記者としてのあの 経験もあのあるんですよあのですから やっぱりこういうま事件が発生してまず 最初に捜査当局が受け始めてでえ深層救命 していくと同時にですね犯人逮捕というの があのま基本の動きになってきますからで そうするとねあの当時からもそこえま言っ てばあの焦点になっていたんですけれども じゃ事件報道ってどういう風にねあるべき なのかねともするとうんですねやっぱり 1番情報を持っているのは警察ですから その警察のからの発表であるとかあるいは 情報提供それはいわゆるリークと呼ばれる ものを含めてね要するにえ回りをし朝駆け をしえその警察官から得た情報を要するに 市名に反映していくそれを他者よりもです ね一早くですねえま公表するというか報道 すればですねそれがいわゆるスクープとし て扱われるわけなんですねですからえ警察 にうん大きく依存するという取材の手法が 1つとそしてそれとは全く一戦を隠す形で え自分たちが動いて新たな事実関係を 掘り起こしていく独自取材とその中での スクープっていうのもあったわありなん ですよただこれは全くえ別次元としてある わけじゃなくてねまあの冒頭申し上げた ようにえこうまいくら報道であるとはいえ ですねこの事件の最終的な目標というのは やっぱり犯うん に警察我々メディアは犯逮捕はでるわあり ませんからねまその警察が犯人逮捕にする にあたってですねやっぱりその障害我々 メディアがその障害であるとか場合によっ てはその妨害となってはこれもえ意味の ない話ですからそこはなんとか回避しつつ 独自の取材をしていくのかというところが 問われていたわけなんですねそうあの本当 にま僕らもそのメディア側の人間ではある んですけも実際僕自身はその報道記者と かってのはやったことがないのでなんなん ですけどま報道担当のメンバーにしてみる とやっぱりう他社より先に出したいま もちろんしっかりと裏を取った上でなん ですけれどもあの特に新聞経験のある方と かっていうのは朝あれらしいですね朝新聞 一面見た時に落としてたっていうとも とんでもない絶望感に苛まれるとかっての あるみたいですねやっぱりねええまで長官 が交換で回るのが大体午前3時ぐらいです か当時ねでそうすると家で寝てても電話 勝ってくるんですよねえ抜かれたりなんか してるとねはいはいで今からねえ取材行け この午前3時どこ取材行ったらいいのと いうそういった中での絶望感っていうのが あって先生興教としてるともう夜も寝られ ない状況ですよねでま例えば振り返った時 にその松本社人事件の時なんですけど まさにえ30年前の今日深夜ですね6月 27日の深夜に松本でそのサリンがました とでえ第1通報者である方がま容疑者扱い されてということがあったんですが今その 今回の朝新聞の調査で情報開示とったのは この発生から22日後にそのオム心理教の 関連会社がもう既に浮上していたという ことはここで関連性が本来に見えてたん じゃないかってことですよねええあのま その名前が上していた以上ねえま言って みれば捜査戦に乗っていた以上必ずその 潰すと言ったですかそうんに対してですね え何か関係性があるのかないのかっていう のを検証する必要があるわけですよでそう するとその関係性なしとしたんであるなら ばそれはある人のミスですしでそこに 当たらなかったということに関して言うと そのミスになるなぜそこをきちんとやら なかったのかあるやらなかった可能性が 高いというのがまこのえ開示した資料から 見えてくることなんですねそしてそこを ちゃんとやってれば場合によってはですよ 場合によってはえうんでのですねサンテを 防げたんではないこれも可能性の問題です からないのかということですけどね うんうんうんそうまあの系レスで見ていく とこの1995年となってくると今度は 阪神淡路大震災があってでこの後にえ地下 鉄人事件があって本当に激動の半年から1 年でしたもんねこの時っていうのはねうん そうですねあのまそういった意味で言うと ですね要するに警察サイドとしては なかなかですね自分でうん自分たちのこと を検証してね問題点を炙り出すってのこれ まどんな組織でもそうなんでしょうけど なかなかやりにくいというかですねやる ことができないだとするとやっぱりえそう いところをきちんと監視していくチェック していくっていうのメディアの1つのあり 方ですから今回の麻新聞のこの仕事はです ねやっぱり大きく消化されていいんだろう なとでこれを受けてじゃあ警察サイドこれ どうねえねあの対応していくのかってとが 問われてんでしょうねま大きく30年前と 今とでねねスタさん変わってきたのって いうのはやはりこのネットの発達っって いうのが想像絶するスピードでこう広がっ てきましたよねスタさんそうですねうん ええあのですからそういった意味で言うと ですねま先ほど申し上げたようにね メディアとね大手メディアと警察っての無 もたれつの関係にあるねそれ別に癒着と いうわけじゃないけれども場合によっては ですね依存しすぎるえメディアが警察に 依存すぎるしすぎる部分もないうんうん ついはか問題それするとがかったんです けれどもただ今先ほど言われたように ネットという存在がありますからねえそこ で要するに相がえ判明していく暴露されて いくってこともありますからねそういった 意味でもメディアはですねあるいは警察は 緊張感を持ったえ動き仕事をしてかなきゃ ならないんだろうなと思いますねあの もちろんそのネット中にはもちろん ある中で全てが全てねそれこそとんでも話 みたいなもあるんですけど中に田さん たまにねぼっと真実が入ってたりする ケースもあるわけなんでしょええま玉石 今光ってよく言いますけれどもえね膨大な 石の中にはやっぱり中にはですねえその 宝石がえ入ってるといケースもあるわけ ですからその辺もですね私なんかもえ結構 チェックをしているわけなんですけどねん 量が大きくなってきてる分情報の量が マスコミの取材力が落ちてるけれども やっぱりその原石というか石を見つける ための力を養う必要があるってことですよ ねそれってどうやってなんか菅田さんは こう養ってるというか意識してるんですか いやもうこれはねあのなんでも愚直にやる しかないんですよ裏を取っていくこれはね えパっと見こんなのは嘘だこれは本当だっ てね見た段階で決めるはなてうん うんでその踊りに動くわけですよでそして それが偽我だっそればそれはいい話です からま言ってみれですね膨大な情報では ありますけどもコツコツコツコツそういう ことをやっていかざらえないのかなとそれ で加えて自分たちでもですねやっぱりそう いう警察であるとかあるいは役所に頼ら ない 取材うんく必要があるのかなと思います からねうんま本当にあの30年という節目 で特にこのままそも3人件の場合メディア のあり方っていうのは改めて問れたところ もありましたしうま本当にどうでしょうね 我々伝える側としてもどんな思いで何を 目的にっていうところしっかりと須田さん 考えていかなきゃなんないとな改めて 感じるところですよねこれはねそうですね まですからえ本来だったらその冤罪 あるいは冤罪に近いものに対してですね 厳しい目を向けていかなきゃならない メディアでうんありながらまやっぱりそれ に場合によっては加担した可能性が極めて 高いえ一見ですからねこの松事件というの はあのやっぱりこの人間って潜入感みたい なものってのはどうしてもこう拭えなくっ てそれありきで進んじゃうことっていうの がなんだろうその事件報道関わらずなん ですけど人との付き合いの中でも結構あっ たりするじゃないですかましてこれがあの 人の人権がかかってるって考えた時にって ことですよね津田さんねねえでただねその 一方でねえさっきねうんさん意も言って 言われたようにですね同業たがどんどん どんどん先に先行報道していく中でじゃあ 立ち止まって本当なのかっていうねそれ だけの精神的なあるいは時間的な余裕は ないのも事実なんですうんそうですよねま 本当に今どれぐらい速報性が重要なの かって言っても本当例えばネットの速報 みたいなものにはどう頑張ってもね立ち できないところもあったりするしという ところなんですがでは田さん最後に今週の まとめお願いいたします はい報道の報道やメディアのあり方はどう あるべきかねえこれを今も考えていくべき ではないかなとそうですねあのまさにそれ 意味ではこの報道の卵というかここ3年目 まだ4年目なりましたまた来週再来週とお 世話になりますんで引き続きささんどうぞ よろしくお願いいたしますはい今週のども ありがとうございましたありがとうござい ました

MBSラジオ朝の情報番組。
MBSアナウンサー上泉雄一が、
月:高橋洋一 火:週替り専門家 水:石田英司 木:須田慎一郎 金:石田英司
と曜日ごとの専門家とニュースを深堀りして紹介します。
また日替わりアナウンサーは
月:西村麻子 火:武川智美 水:山崎香佳 木:海渡未来 金:松川浩子が登場。
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