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【ある曲名が鍵を握る!?】「チェンソーマン」の藤本タツキ氏原作の劇場アニメ『ルックバック』を映画評論家 松崎健夫が語る! そえまつ映画館 #184



【ある曲名が鍵を握る!?】「チェンソーマン」の藤本タツキ氏原作の劇場アニメ『ルックバック』を映画評論家 松崎健夫が語る! そえまつ映画館 #184

[音楽] 添松映画 館はい映画評論家の松崎拓でございます えっと先々週ぐらいですかねあの異国2期 っていう作品をここでご紹介させて いただいたタイミングぐらいの時にえっと 日本映画飛岡大賞というのがあってそれ僕 新さやってるんですけどもその時にえっと 去年ここでご紹介したえっと性欲という 映画の演技に対して荒垣さんに助演女優賞 を差し上げたんですけども会場で荒垣さん が僕に声かけてくださってですねでその 異国日記のことを僕感想お伝えしたんです よ最新作見ましたってそしたら荒垣さんが もうとにかくあの役はもう思い入れがあっ てもしドラマ化して前話やるんだったら私 が演じたいっていうことを教えてくださっ て本当にいい人だったなという風に思った んですけどもまそういうね漫画原作をその どうやって映画化するかっていう話をその 時させていただいたと思うんですが今回ご 紹介する映画も漫画が原作でございます ルックバックをご紹介したいと思い ますはいこのルックバックなんですけども これは告白しなければならないことが ございますこの添松映画館というのは私か もしくはま今ちょっとお休みさせて いただいてますけどもそういうのしたんか どちらかが見てる映画について喋るという のをルールにしてたんですけども ルックバック現状で私見れておりません 現状では死者が行われていないので見れ ないそれでも実はこの映画語りたいという ことでちょっとまスタッフにお願いして 今回取り上げることにしたんですけども じゃあどうするのかって言とまそもそも この映画が公開された時にこういう話を しようなと思っていたことがあったので そのことを話をさせていただきたいと思う んですけども基本的にはこの藤本さんの このルックバックっていう漫画これをもう 読んで内容知ってるっていう前提でこの 作品に引用されてるこってのはこういう ことなんじゃないかなっていうのを解説し たいと思うのでこれね今日から公開なので もしその漫画を読んでなくてアニメとして 期待していて内容を知りたくないという方 はちょっと今日の動画は作品見てからご覧 いただきたいなと思いましてもう漫画を 読んでるっていう方に対しての解説なるの でちょっと今回はご容赦いただきたいと 思うでですがまこの藤本さんは言うまでも なくのチェンソーマンのま作者であって ですねこのチェンソーマンの第1部がここ まででとりあえず終わりますよっていう 期間があってまその連鎖をお休みしてた わけですよねたらその突如としてその 2021年の7月19日ですよこのルック バックという漫画が少年ジャンププラスで いきなり配信されてま読み切りで143 ページあるんだけどもま一気に読んだと いうかですねすっごい漫画読んだって僕 思ったんですよでそれは僕だけじゃなくて おそらくこの動画ご覧になってる方もその 原作読んだ方はいやこれただで読んでいい のみたいな感覚に陥ったと思うんですねで 後に9月3日に単行本化されたんですけど もまそのいろんな過程があってそのまこの 中の描写みたいなものがその清掃に合わせ てふさわしくないんじゃないかっていう ような議論が生まれてま書き直しが行われ て修正が行われたっていうことがちょっと 話題になったりもしたんですけどその話は ちょっと別の人たちがたくさんあの解説し てるのでそういうのは別の動画とかえっと 考察してるホームページとかにちょっとお 任せして僕はその最初に言ったこの作品で こういう引用ってどういうことなのかって のちょっと考えてみたいという話を ちょっとさせていただきたいと思うんです けれどもまルックバックっていうのはです ね何かって言うとこのルックバックって 漫画の ちゃん最初のコマに先生の隣にドントって 書いてあってタイトルがルックバックって 書いてあるでドントルックバックなんだと で1番最後の駒ですよドントルックバック に1番最後指名にインアンガーて書いて あるんですね ドントルックバックインアンガーていう風 な言葉が隠されてるっていうことがすごく 話題になったわけですよこれは何かと言う とまあこのオアシスのドントルックバック インアンガーっていう曲のことじゃない かっていう風に皆さん考察されたわけです よねでこの曲はえーマンチェスターでテロ 事件が起こった時にその追悼の場でその 市民の人たちがま自然に歌が歌い出して みんなで合唱したっていう映像が拡散され てその追悼のアンセムソングみたいになっ た元々そういう歌ではないんだけどもその マンチェスターにゆかりのあるワスの曲を その市民の人たちを歌ったっていうことで そのまそのテロに対してその憎しみとか 怒りでは解決しないっていうことをこの曲 と共に込めたことで広まったっていうこと があったのでこのルックバックという作品 あの僕が言うまでもなくこれはえっと漫画 家を目指す2人の少女がえっといたんだ けどもその片方の少女の方がその大学内で 行われたまテロというのも当り事件みたい なので死んじゃうっていう話になってる それにしてそのえっともう1人の少女の方 がえっと悔やんじゃう私がもしあの漫画家 になろうよっって言って誘ってなかったら 彼女は死んでなかったんじゃないかって いうことを考えてま悩むっていう話になっ てるだからえっとこのさ物語ってのは そもそもえっと京都アニメーションのあの 事件に対する追悼の気持ちを込めて作者は 書いたんじゃないかっっていう風にま言わ れてたっていうこととこのオアシスの曲が マンチェスターのテロでのその追悼の アンセムソングになったってことをなんか 作者はこのタイトルの中にしっと その作画の中に意味を忍ばせたんじゃない かっていう風に言われてるってのはま有名 な話なんだと思うんですけどもえっとこの そもそもルックバックっていう言葉とか ドントルックバックってのがどこから来た のかっていう話を次にしたいと思うんです がジョンウズボンって人が書いたを込めて 振り返るっっていうま昔の小説があるん ですけどもこの小説の現代ちょっと見こ ですここにルックバックインアンガーて 書いてるんですよドントがついてないけど ルックバックインアンガーって書いてるん ですねこれが多分元になってるんじゃない かなという風に思われてこの作品は後に そのトニーリチャードソン監督え リチャードバートン主で映画化もされてる んですけどもま当時の労働者会の若者が ものすごくこう不満が降り積もっいてま奥 さんどかに暴力振っちゃうみたいな話なん ですけどもまこれに影響されて書かれたん じゃないかと思われる小説が樋口武弘さん の同じダトルックバックインアンガー という作品でまこれもだから当時は オアシスの曲にこうインスパイアされた タイトルになるんじゃないかなと言われて たんですけどもまこの2つ共通するのは そういう不満に対して暴力でこうまあがっ ちゃうでルックバックインアンガーの方で は最後復讐をやりま遂げるという暴力で 終わらせるって話になってるっていう ところがまポイントじゃないかなと思って こういうものをこう引用してま現代に 繋がっていってこのワシていうのはドント をつけるっていうことに繋がったんじゃ ないかっていう風に考えられるんですけど もえっとルックバックっていうその漫画の 中でその主人公がもしもあの時その漫画家 になろうよっっていう風に誘ってなかっ たらこんな人生があったじゃないかって 言ってもう1つの人生を想像するように なるじゃないですかでもし彼女が漫画の道 を進んでなかったらっていう別の人生が あった時にそれでもやっぱりその学校の中 にそのトルマみたいな人が入ってきて内方 を持って暴れ出すっていう側面に出会うっ ていうことは変わらないんだとでその時に その主人公の藤野って女の子はま空手を 習っててそのえ学校に押し入ってきたナフ を持った男を蹴り倒すていうシンがある 現実には怒らないんだけどもそれを 蹴り倒すていうことでやっつけちゃうって いうところは爽快で人生もちろんそういう ことにはならないんだけどこういうことも できたのになっていうような思いがここに 困られててそれがもうなんとなくその僕ら 映画ファンとしてあそういうことなのかと 思ってグっきたんですけどもなぜグっき たかて言うとこれはです ねワンサポなタイミハリウッドのコなんだ と思うんですよワンサボナタイミハリウ トってのはシャロンテト事件っていうのが まえっと1960年代の最後にあってその ロマンポランスキーの奥様であった上位の シャロンテトがま半分その勘違い間違って まその知った男たちそのカルト球団の カルト教団のえっと信者たちにま斬殺され たっていう事件があったでそれをこの えっとワンサポなタイミングハリウッドで はそのシャロンテト事件を実際には起こっ ちゃったんだけどももしそれを阻止でき たらっていことで隣に住んでたそのえっと ブラッドピットエンジェルスタントマンと えレオナルドコプリオエンジェル ハリウッドスターがその事件を未然に防 ぐっていうもしこうだったらっていう世界 描いてるでそれがなんでじゃあこれなの かって言うとまた最後のページになるん ですけどもここにワンサタイムインハリウ とDVDが置いてあるんですよだからその 漫画の中で行れてるそのまあのナイフを 持った男を退治したっていうのは実際には なかった想像の中の世界だったんだろう けどこんなこともあったんじゃないかって ことをやったっていうことってのはこの ワンサポナタハリウトという映画を知っ てればあそういうことができたかもしれな いっていう作品なんだっていうことが 分かると思うんですけどもそもそもこの ルックバックでこの藤野が うらっって言ってキックを交わすこのシー ンって何かって言うとえタランティーノの キルビルのシーンにすごく似てるんですね でキルビルっていう映画自体もそもそも そのえビルっていう役を演じたデビッド キャラダインってのは萌えよカンフって いうまテレビシリーズの主演をやってたん ですけどもこの企画は元々ブルースリーが 立ち上げた企画だったんだけども当時 アジア人俳優対しの偏見がまだ強い時代で アジア人を主演にしてもテレビドラマの 視聴率が稼げないんじゃないかって言って デビッドキャラダイに差し替えられたそれ をえっと死亡遊戯の時にブルー3が着てい たトラックスーツを着たイサーマンがその ビルをやけるっていうことでブルー33に 対する復習をするっていうのがキルビルっ ていう映画で実はタランティーノが描き たかったことだって考えるとそういう同じ 哲学みたいなものがルックバックの中のの そのナイフを持った男をま蹴り倒すって いうところにも込められてって考えた時に その映画的な共用とか映画的な愛みたいな ものを感じてなかなかうまい展開にしてる なっていう風に僕なんかはま感じたんです けどもただそのさっきも言ったように そのオアシスの ドントルックバックインアンガー がそのアンセムソングとして歌われた時に 言われたのはそういうこうテロに対して 暴力憎しみとか怒りみたいなものでは解決 しないんじゃないかっていう考え方が色々 理論されたわけですよねそうした時に じゃあ例えばこのジョンオズボンのルック バック奥さんに暴力振る話じゃないかとか 樋口武弘さんのルックバックインアンガー はうん最後復讐で終わっちゃうなとか暴力 で解決するってい話っていうので大丈夫な のワンサポなタイミング入りとも結局ま あの見に防ぐとはいえ暴力で解決しちゃっ てるよねっていう風になるじゃないですか そこで僕が重要だと思うのはこの漫画の中 でその事件が起こった日がいつかって言う と2016年の1月10日にそのま事件が 起こったっていう風に書いてるんですよ この日付が僕すごく大事だと思うんですね そ何かと言とこの2016年1月10日 っていうのはデビッドボーイの亡くなった 日なんですよで何かというとデビッド ボーイのロジャーっていうアルバムの中に ルックバックインアンガーていう曲がある んですでこの曲のPV見てもらったら 分かるんですけどもどういうPVかという とえ天使の絵を描いているデビッドボーイ の姿を描いたPVなんですつまり絵を描い てる男このルックバックっていうのは漫画 を書いてるまあ少女たちていうことになる と絵を描いてるっていう男のことを描い てるま曲あのPVになってるんですけども えデビッドボーイってのはうん色々とこう 平和とか社会の不平等に対して戦った ミュージシャンだっていう風にこう言われ てるんですけども僕が1番好きな エピソードは1987年の6月6日に当時 まだ東西冷戦のあった西ベルリンで野外 ライブをやったんですよその時に スピーカーをわざと東ベルリンの方に向け てライブやったらしいんですねそうすると そのもちろん徴収は西ベルその東から西に は入ってこれないので西の人たちがその 徴収として聞いてるんだけどもちょっと 向こう側の壁の向こう側に人がたくさん 集まり出すんですよそれでもう地元の警察 も制御できないぐらい何千人もの若者が その壁の付近に集まってそのデビッド ボーイの歌を聞いたりそのデビッドボーイ の歌もっと聞かせろっていう風になっ たって映像が残ってるんですけどもまその ことが影響したという直接影響したとは 言わないけどもその2年後にベルリンの壁 ってのは崩壊してこの2016年にその デビッドボーが亡くなった時にドイツの 外務省がわざわざデビッドボーイに対して 長時を送って今もその記念費が残ってるん ですけどもそれはそうやってデビッドボー イってのは暴力とかじゃなくてやっぱこう 芸術の力によって社会が変えれるとか暴力 をなくすことができるとかってことを訴え 続けてきたミュージシャンだからってい風 に考えると実はこのデビッドボーイが歌っ たロジャーの中に入ってるルックバック インアンガーっていう作曲ってのはすごく 僕は意味があるんじゃないかと思って起点 としてはこのジョンズボーンの作品の ルックバックにアンガーからもちろんこの デビッドボーイのルックバックにヤンガー も来てるんだとは思うんですけどもそう いう流れがあって今回のこのルックバッ クっていう作品ができてるって考えると ものすごく短編ではあるんだけど社会性 みたいにの飛んでるし文化の継承とか アートの継承みたいなものを感じさせると いう点で僕はもうたくさんの人に見て いただきたいしなんだったら本当にあの 原作漫画も読んでいただきたいなと思うん ですけども今回のこのルックバックで藤野 というその漫画家になった女の子の役の 荒野ってのが可愛いゆさんで今まあ第1 注目じゃないですか今年えっと う不敵鉄にもほがあるのジコの役やって たりテルトのドラマルートでも主演やって たりあとは最近だとこのアンのこと ちょっとこちらではねご紹介できなかった んですけど僕あの映画.comの方でこの 案のことの映画表書いてるので是非読んで いただきたいんですけども案のことの演技 も素晴らしかったしこの間えカの国際さで 上映されたナビの砂漠という作品もあるの で僕はこの20204年度の映画賞の中で 主演女優賞ってのをまあ川井さんが接見 するんじゃないかなと思うぐらいえ注目し てるんですけどえルックバックにおいても 主演の声をやってるっていうことでま キャリア絶好調という風に思うんですがえ まお話した通り僕この映画見れてないん ですけどもムビチケ買いましたムビチケ 買ったので今日公開ですよね皆さんと同じ タイミングで映画館で見たいと思いますの でどういう風に映像かされてるのかもう 失敗はないと思うんですよ予告へ見ただけ で僕人と来ちゃったので一緒に楽しみたい なという風に思います皆さんも是非劇場へ お越しください [音楽]

映画評論家 添野知生と松崎健夫のYouTube番組「そえまつ映画館」!
TV番組から飛び出しYouTube版として、おススメの新作映画・配信情報をお届けします!

今回は6月28日(金)全国公開の劇場アニメ『ルックバック』をご紹介!

「チェンソーマン」の藤本タツキが送る渾身の青春物語が劇場アニメ化!
漫画へのひたむきな思いが、二人の少女をつなぐ…

2021年に「少年ジャンプ+」にて公開されると、著名なクリエイター陣をはじめとした数多くの漫画ファンの間で話題を呼び、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位にも輝いた本作。
原作者は「チェンソーマン」・「ファイアパンチ」など代表作を持つ藤本タツキ。
小学館漫画賞などを受賞し、TVアニメの盛り上がりや、映画化の発表も記憶に新しい。
世界中から注目される作家の一人。

主人公の藤野役を演じるのは、TBSドラマ「不適切にもほどがある!」の純子役で人気を博した、河合優実。
その演技力や類い稀な存在感は、松崎に「2024年度の映画賞で主演女優賞を席巻するのではないか」と言わせるほど・・・話題を集めている。
もう一人の主人公である京本役は、映画『あつい胸騒ぎ』(23)『カムイのうた』(23)等では主演を務め、その目覚ましい活躍に拍車がかかる、吉田美月喜が担当。

そして、監督・脚本・キャラクターデザインを務めるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(09)『借りぐらしのアリエッティ』(10)『風立ちぬ』(13)など、数多くの劇場大作に主要スタッフとして携わってきた、押山清高。
その才能は、海外でも高く評価され、アヌシー国際アニメーション映画祭2019の日本アニメーション特集で若手クリエイター26人の一人として選出されている。

藤本タツキ渾身の青春物語が、豪華スタッフ&キャスト陣によって、みずみずしくも繊細に、
スクリーンに映し出される。

ストーリー
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。
以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。

しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。

漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。
しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

※なお、今回の「そえまつ映画館」は原作をお読みになった上、または作品をご覧いただいた後のご視聴をオススメします!

『ルックバック』公式HP
https://lookback-anime.com/

原作

#藤本タツキ
#河合優実
#吉田美月喜

1 Comment

  1. 松崎さんの熱いメッセージ伝わりました!是非とも(おそらくは傑作であろうこの作品の)鑑賞後の感想もお願いしますね!

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