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【朗読】「源氏物語」丗伍〜榊〜⑤紫式部 与謝野晶子訳



【朗読】「源氏物語」丗伍〜榊〜⑤紫式部 与謝野晶子訳

現地 物語 35坂木 5夫人はいく日かのうちに一段と綺麗に なったように思われ たこがに落ち着いている中に現時の愛を 不安がる様子の見えるのが火憐であっ たいく人かのと思ういくつかの反問は外へ 出てこの人の目につくほどのことがあった ので あろう色変わるというような歌を読んでき たではないかと哀れに思って現時は常より も強い愛を婦人に感じた山から追って帰っ たもみは庭のに比べると優れて赤く綺麗で あったからそれを長くなんとも手紙を書か ないでいることによってまた耐えがたい 寂しさも感じている原地はただ何でもない 贈り物として五所においでになる中宮の ところへ持たせてやった手紙は明部へ書い たのであっ た珍しく後書へお入りになりましたことを 伺いまして両宮様いずれもごしております のでその際にも上がってみたかったのです がしばらく宗教的な勉強をしようとその前 から思い立っていまし て日取りなどを決めていたものですから 失礼いたしましたもみは私1人で見てい ましては認識を暗いところへ置いておく気 がしてなりませんから持たせてあげ ますよろしい機会に宮様のお目にかけて くださいというのである 実際珍しいほどに綺麗なもみであったから 中宮も喜んで見ておいでになったがその枝 に小さく結んだ手紙が1つついてい た女房たちがそれを見つけ出した時みはお 顔の色も変わってまだあの心を捨ててい ない同上心の深い立派な人格を持ちながら こうしたことを突発的にするがあの人に ある女房たちも不信を起こすに違いないと 反感をお覚えになっ て瓶に刺させてひしの間の柱のところへ 出しておしまいになっ たただのこと東宮の女将についてのこと などには信頼遊ばされることを丁寧に感情 を隠して告げておよしになる中宮をどこ までもだけをになるとは恨んでい た東宮のお世話はことごとく事がしていて それを今度に限って冷たな風にして見せて は人が怪しがるであろうと思って現時は 中宮が5章おになる日に行っ たまず三門の方へ伺ったので ある三門はちょうどお暇で現状相手に昔の 話今の話をと遊ばされ た三門の音形は因によく似ておいでになっ てそれへ縁な分子がいく分加わった 懐かしみと柔らかさに満ちた方で増します ので ある三門も現時と同じように現時によって 因のことをお思い出しになっ た内の神との関係がまだ絶えていないこと も三門のお耳に入っていたしご自身でお 気づきになることもないのではなかったが それも仕方がない今初めて成り立った間柄 ではなく自分の知るよりも早く現時の方が その人の常人であったのであるからと おぼしめして恋愛をするのに最も ふさわしい2人であるから病を得ないとも お心の中で許しておいでになって現時を とめようなどとは少しもさないので ある自分のことで現時に質問を遊ばしたり また風流な歌の話をかわしたりする中 に西宮の下校の式の日のこと美しい人だっ たことなども三門は話題に遊ばした現時も 打ち解けた心持ちになって野宮のあけぼの 別れの身に死んだことなども皆お話しした 20日の月がようやく照りだして夜の趣き が面白くなってきた頃三門は音楽が聞いて みたいような番だと押せられ た私は今夜中宮が退出されるそうですから ご訪問に行ってまいります委のご遺言を 受けたっていまして誰も他にお世話をする 人もない方でございますから親切にして 差し上げております東宮と私どもとの関係 からもお捨てしておけませんのですと源二 は相場し た委は東宮を自分のことを持って愛する ようにと大世なすったからね自分はどの 兄弟よりも大事に思っているが目に立つ ようにしてもと思って自分で控えめにして いる東宮はもう字なども立派な風におかき になある全てのことが平凡な自分の不明誉 をあの方が回復してくれるだろうと頼みに して いるそれはいろんなことを大人のように なさいますがまだ何と申してもご用例です から現時は東宮のご勉学などのことについ て相場をした後に退出していく時高代号の 兄である塔のダイナゴンの息子のの弁と いう得意の絶頂にいる若い男は妹の女子の いるレゲ殿に行く途中で現時を見かけて 発行日を貫けり大使おじたりと間所の大使 端が資格を真能に放った時その天章を見て ことの不成功を恐れたというシクを 当て付けに緩やかに口ずさんだ 現時は決まり悪く思ったがとめる必要も なくそのまま知らぬ風で行ってしまったの であっ たただ今まで午前におりましてこちらへ 上がりますことが進行になりましたと原地 は中宮に挨拶をし た明るい月夜になった5書の庭を中宮は 眺めておいでになって委が見いにおいでに なった頃 こうした野分などには音楽の遊びをおさせ になって自分をお喜ばせになったことなど と昔の思い出がお心に浮かんでここが同じ 5所の中であるようにもおしめしがたかっ たここの絵に霧やへる雲の上の月をはかに 思いやるか なこれを明部から現へ になっ たみのお召し物の動く音などもほのかでは あるが聞こえてくると現地は恨めしさも 忘れてまず涙が落ち た月影は未世の秋に変わらねどへる霧の つくもあるか な霞が鼻を隔てる作用にも人の心が現れる とか の歌にもあったようでございますなどと事 は言っ た中宮は悲しいお別れの時に将来のことを 色々東宮に教えていこうと遊ばすのである が深くも心に入っていないらしいのを哀れ にお思いになった平成は早くお休みになる のであるが宮のお帰り遊ばすまで起きて いようとおし らしい自身を残して母の言っておしまいに なることがお恨めしいよであるがさすがに 無理に引き止めようとも遊ばさないのが恩 親心には哀れであるに違いなかっ た現地は当の弁の言葉を思うと人知れぬ昔 の秘密も恐ろしくて内の神にも久しく手紙 を書かないでい たしぐれが振り始めた頃どう思ったか ないしの神の方から小の服につけつつ待間 におつなさの衣エニけりこんな歌を送って き たちょうど物の身に染む折りからであった しどんなに人目を避けてこの手紙が書かれ たかを想像しても恋人の情が嬉しく思われ たし返事をするために使いを待たせてから の入った書棚の戸を開けて髪を選び出し たり筆を気にしたりして現時が書いている 返事はたごであるとは女房たちの目にも 見えなかっ た相手は誰くらいだろうと肘や目で語って い たどんなに苦しい心を申し上げてもお返事 がないのでその買のないのに私の心は すっかりめり込んでいたの です愛みてしのぶる頃の涙お鍋ての秋の しぐれとや 見る心が通うものでしたなら通っても来る ものでしたなら空も寂しい色とばかりは 見えないでしょうなどと情熱のある文字が つねられ たこんな風に女の方から現を誘い出そうと する手紙は他からも来るが情のある返事を 書くにとまって深くは現時の心にしまない ものらしかっ た中宮は委のご一周期を営みになったのに 続いてまた後に北家教の発酵を模される はずで色々と準備をしておいでになっ た11月の初めのご名に雪がひどく降った 現時から中宮へ歌が送られ た分れにし今日はこれども見し人に 行き合うほどをいつと 頼ま中宮のためにもお悲しい日ですぐにお 返事があっ たなら降るほどはうけれど生き巡り今日は その世に会う心地して巧に書こうともして いない字が和種に飛んだ気高いものに 見えるのも現時の思いなしであろう特色の ある派手な字というのではないが決して 平凡ではないのである今日だけは恋も忘れ て終日お父の陰のために雪の中で仏勤めを して現時は暮らしたので ある12月の日に中宮の五発光があった 非常に 数言葉indeへ新たに捧げられる教は 宝玉の軸に薄物の絹の表紙のものばかりで 外包の装飾なども極めて成功なものであっ た日常の品にも美しい好みをお忘れになら ない方であるから まして見仏のために遊ばされたことが人目 を驚かすほどのものであったことは最もな ことで ある仏像の装飾花の大いなどのカさに極楽 世界もたやすく想像することができた初め の日は中宮の父三門の恩母大の ため次の日は母校のため3日目はイの五母 台のためであっ これは北家教の第5巻の講義のある日で あったから高官たちも現在の艇派の人々に 新釈をしていず数多く列席した今日の講師 にはことに尊い層が選ばれていて北家教は いかにして壊し焚懲り夏水してぞ氏という 歌の唱えられる頃からは特に感動させられ ことが多かっ た仏前に新の方も様々の捧げ物を持ってお いでになったが現地の姿が最も有尾に見え た必死はいつも同じ言葉を繰り返している ようであるが見るたびに美しさが新しく 感ぜられる人なのであるから仕方がないの で ある最終の日は中宮ご自身が見仏に結合を 誓わせられるための苦になっていて ご自身のご出家のことがこの儀式の場で 仏前へ報告されて誰も誰も意外の勘に打た れ た兵部教の宮のお心も現地の大将の心も 慌て た驚きの旅をどの言葉が言い表しえようと も思えない宮は式の半ばで席をお立ちに なって連中へお入りになった 中宮は硬いご決心をアミアへお告げになっ て永山の雑をお招きになって樹海のことを 押せられ たおじ気味にあたる横川の索子が町中に 参って串をお切りする時に人々の定休の声 が宮をうめ た平凡な老人でさえいよいよ出血するのを 見ては悲しいものである まして何の予告も遊ばさずに立ちまちに脱 の実行をなされたのであるから兵部教の宮 も非常にお悲しみになっ た参列していた人々も道場の禁じられない 中宮のお立場とこの寂しい結末の場を廃し て泣くもが多かっ た委の応じ方は父三門がどれほどご愛嬌 なされたおであったかを現状の気の毒さに 比べて考えては皆安全としておいでになっ た片方は異文のご挨拶をなされたのである が現時は最後に残って驚きと悲しみに言葉 も心も失った気もしたが一目が考えられ やっと気を引き立てるようにしておいへ 行っ た落ち着かれずに人々がうろうろしたこと やすすり泣きの声もひとまず止んで女房は 涙を吹きながらあなたこなたに固まってい た明るい月が空にあって雪の光と照りあっ ている庭を眺めても因のご財政中のことが 目に浮かんできて耐えがい気のするのを 現時は抑えて何がご同機になりまして こんなに突然なご出家を遊ばしたのですか と挨拶を取りついでもらっ たこれはただいま考えついたことでは なかったのですが昨年の悲しみがありまし た 時すぐにそういたしましては人騒がせにも なりますしそれでまた私自身も取り乱し などしてはと思いまし て霊の明部がお言葉を伝えたのである現地 はミスの中のあらゆる様子を想像して 悲しんだ大勢の女の着れなどから見えし ながら悲しみを抑えているのが分かるので あった風が激しく吹いてミスの中の軍港の 落ち着いた黒膀胱の煙も仏前の明好の匂い もほのかに漏れてくるので ある現地の衣服の皇もそれに混じって極楽 が思われる世であった東宮のお使いも来た お別れの前に宮のお言いになった言葉など がみのお心にまた新しく蘇ってくることに よって冷静であろうと遊ばそうお気持ちも 乱れてお返事のご挨拶を完全にお与えに ならないので現時がお言葉を補った誰も誰 も常識を失っていると言っても良いほど 悲しみに心を乱しているオからであるから 不意に秘密の伺われる恐れのある言葉など は発せられないと現地は思っ た月の住むくいをかけて下ふともこの世の 闇になやまわん私にはそう思えますがご 出家のお出になったお心持ちには平服 いたされますとだけ言ってお今に女房たち も多い様子であったから現地は捨てられた 男の普通な心持ちを簡単な言葉にして 告げることもできなかっ た大方の浮につけては糸へどもいつか この世を背きはつ べき立派な信仰を持つようにはいつなれ ますやらみのご挨拶は東宮へのお返事を 兼ねたお心らしかった悲しみに絶えないで 現時は退出し たDET

#光る君へ #紫式部 #朗読 #オーディオブック

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〜榊(さかき)〜④

紫式部
与謝野晶子訳

大河ドラマ「光る君へ」更に深い展開になっていきますね。
まひろは越前(福井県地域)で宋人と多文化交流を深めていたところ、京から訪れた宣孝(遠縁で父の友人)に求婚されました。
宮廷では、出家した定子が帝の子を出産したことで一条天皇は中宮に会いたい気持ちを募らせます。

紫式部と清少納言、藤原道長、史実とは違う部分もありますが、興味深く拝見しています。
吉高由里子の演じるまひろ、後の紫式部の書いた「源氏物語」の文章を読むとその人の人となりがわかるような気がします。

次のお話「源氏物語」丗碌(さんじゅうろく)〜榊⑤

前回のお話
「源氏物語」丗肆(さんじゅうよん)〜榊④

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「源氏物語」壱(いち) 〜桐壺〜

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