【2ch馴れ初め】慌てて泣きながら必死に走る受験生→心配で車に乗せて会場まで送った結果【感動】

【2ch馴れ初め】慌てて泣きながら必死に走る受験生→心配で車に乗せて会場まで送った結果【感動】

ある日車の中から必死に走る女子高生が すっ転ぶところを見てしまったんだ君 大丈夫思わず声をかけたらどうやら女子高 生は受験に向かう途中だった らしいどうしようもう間に合わない泣い てる症状放っておけなかった俺はつい手を 差し伸べてしまったんだそれは普段の俺 からは考えられない行動だったこれが俺の 人生を大きく変えるなんてその時は思って もいなかったよ俺は一致町の小さな惣菜屋 の息子だ両親の始めたこの店は町の人たち に愛されている最近ではお客さんの要望も あって弁当の宅配もやり始めた安くて健康 的な弁当を家まで運んでくれるってことで 地域の高齢者なんかには需要があった みたいだ俺は高校を出てすぐ実家を手この 弁当の宅配を担当して いるいちお前ももう25なんだし恋人の 1人くらいいないのかいないよ毎日働いて て出会いなんてないんだし一致は奥だから ね自分から声かけたりできないんです 情けなわねねえりんオてってなわあ子供に 変な言葉教えんなよもう配達の時間だから 行ってくるよおじちゃん行っ てらっしゃいうちは両親の他に姉の里と姉 の娘りんが一緒に暮らしている姉は半年 ほど前に離婚して実家に戻ってきたがが 会社勤めのいわゆるバリキャリで店のこと には関わっていない娘のりんは3歳のくせ に妙に口が達しで顔も性格も姉にそっくり だ全くみんなして勝ってなことばかり言う よな配達用の車に乗り込んだ俺はぼそりと つぶやいた店に来るお客は主婦が多いし 配達先なんて高齢者の家ばっかりだ俺だっ て同世代の可愛い女のことで会いたいっ つうの実家暮らしの俺にとってこの ミニバンの車内が唯一の俺の城だま外には デカデカと店の名前のステッカーが張って あるからかっこよさはないんだけど さ朝の分の配達を終えた俺は車を道の脇に 止めてコンビニで買ったシュークリームを 口に運んだ店に戻る前にこうしてこっそり さるのが私服の時間だはあうめえふと窓の 外に目をやると女の子が歩道を全力失踪し ているのが見えた制服を着ているので女子 高成だろうあんなに全力で走れるなんて若 いっていいななんて呑気に見ていた次の 瞬間あ女子高生がにすっ転んだあまりに 急いでいたのかつんのめって膝からずざっ と一瞬の出来事で俺も呆然としていたが はっ我に帰って車を飛び降り女子高生に 駆け寄った君大丈夫 ううう女子高生は少しだけ体を起こすも 痛くて動けないみたいだわ膝から血が出 てるよちょっと待っててちょうど車にリが 怪我した時用の絆創膏が置いてあるのを 思い出して取りに戻ったんだこれ使って あとハカもあありがとうございます俺が 差し出した絆創膏を傷口に貼った後女子高 生ははっとして腕時計を確認した嘘どう しようもう間に合わない女子高生が ポロポロと涙を流し始めたので俺は酔っし た間に合わないってあもしかして電車女子 高生が向かっていたのは駅の方向だった はい今出た電車に乗らなきゃいけなかった のにそっかでも学校なら事情を話せば遅刻 くらい許してくれるよ違うんです今日受験 で本命の大学にう話しながらまた泣きだす もんだから俺は周りの目が気になって 仕方なかったおいおい俺が泣かせてる みたいじゃないかえっと今日が大事な受験 の本番でそれに遅刻しそうってこと女子 高性はこ君と頷いた受験会場はどこ何時 までに行けばいい 会場は馴染大学で10時までに到着すれば なんとか馴れそめ大学は地元の国立大学で なんとなく場所も分かったよしわかった俺 が車で送るよ え初めてちゃんと顔をあげた女子高生は 大きな瞳をうませてきんとしていた車なら ギリギリ間に合うかもそこに車止めてある からそこまで行って我に帰ったあれなんか 俺犯罪者っぽくないかいきなり女子高生に 声をかけて車に乗せようなんて旗から見れ ば余裕でアウトなのに俺も慌ててて気づか なかったいやごめん普通に怖いよなあの ミニバンうちの店のなんだえっとそこの 商店街にあるはし屋っていう相点知らない かな俺そこの息子であこれチラシ俺は ポケットに入っていた店のチラシを女子高 生に手渡した怪しいもんじゃないからなん だったらそこに電話してもらえれば見元も はっきりするし あはははさっきまで泣き顔だった女子高生 が笑い出したごめんなさいあまりに必死に 説明してくれるんでついあの悪い人じゃ ないのは分かりましたあんなお店の ステッカーの着いた車で悪いことしよう なんて人いませんもんね本当に大事な試験 なんですもしよければ送っていただけると すっごく助かります女子高生は立ち上がっ て頭を下げた あはいじゃあ急いだ方がいいね女子高生は 女子席に乗り込み俺はナビをセットすると すぐに出発したあの本当にありがとう ございます絆創校もハカも車もお仕事中 だったんじゃないですかああ朝の配達は 終わったところだったからちょうど時間が あったんだだから気にしないで そうですかあの私ゆかって言いますあ俺は 一致です冷静になると女子高生と車の中で 2人きりという状況に少しドキドキする ゆかも最初のパニック状態からかなり 落ち着いたようで受け応えからしっかりし た子なんだろうなと思っ たそれにしても大事な受験当日に遅刻する なんて災難だったねえ本当はもっと早い 電車に乗る予定で朝早く起きて準備してた んですでも私を見送る途中でお母さんが アパートの階段で足を滑らせて落ちて骨折 しちゃって え大変じゃないかそれで大丈夫だったの すぐに救急車を呼んで病院にかったんで 大丈夫だと思うんですけどうちは父も兄弟 もいないので付き添ってあげることもでき なくてそっかその対応をしてて電車に乗り 遅れちゃったわけだねはい転んだ時はもう ダメだと思いまし たそっか絶対間に合わせるから大丈夫だよ あと30分くらいだから勉強しててもいい しありがとうございます優香はカから参考 書を取り出して真剣な顔で読み始めたその 横顔をちらっと見てこの子が実力を発揮 できるといいなと思っ たその後大学へはなんとか時間ギリギリに 到着した本当にありがとうございました ゆかも気持ちが急いでいるのか慌てて車を 飛び降りる待って 振り返った夕に俺はペットボトルのお茶を 渡すこれさっき買ってまだ開けてないから よかったら持ってってきっと大丈夫だから 1度深呼吸してねお茶を受け取った優香は ふっと深く息を履いた後俺に向かって ニコっと笑顔を見せたはいおかげで 落ち着いてきました頑張ってきます その笑顔が眩しいくらい輝いていてこの子 ならきっと大丈夫だと思えたん だあんたどこでサってたんだい店に帰ると 母から雷を落とされたあらら怒られてやん のげ平日なのになんで姉貴とりんがいるん だよ会社から働きすぎだから有給取れって 言われてんのよ 今日はりんと1日のんびりする日なの ねえねえあそう俺だって色々大変だったん だからな俺はさっきの出来事を説明した へえそれで女子高生を送ってあげたわけね 一致にしてはやるじゃんあのね知らない人 の車には乗っちゃいけないんだようそうな んだけどこれは緊急事態ってやつで事情は 分かったからさっさと昼の配達行ってきな 間に合わなくなるよへいへいそんな感じで 朝の出来事なんて忘れるくらいバタバタと いつもの日常に戻っ た翌日の 夕方いつものように配達先を確認している と新規の住所があることに気づいた そこは古びアパートの2階だった こんにちはご注文の弁当2個です受け取り に出てきた人を見て驚いたあれ昨日のそこ にいたのは昨日の女子高生優香だっ たこんにちはチラシをもらってたからいち さんが来てくれるかなと思って注文したん ですああチラ渡してたねこれハカ洗って おきましたああ別に良かったのに昨日は 本当にありがとうございましたおかげで ちゃんと試験を受けられましたし自己採点 では合格ラインでした えそっかおめでとうよかったね優香の 嬉しい報告を受けていると部屋の奥から 優香によく似た母親が松葉をつきながら出 てき たいちさん初めまして 優香の母です優香から話を聞きました本当 にありがとうございましたああいえ たまたま暇だっただけです からそんな本当に感謝してるんですよ私の 土地のせいで娘の頑張りを無駄にして しまうところでしたか 確かに母親の立場からしたらきがきじゃ なかっただろうな足の方は大丈夫ですか しばらくは松葉生活なの買い物にも なかなか行けないからせっかくならいち さんのとろのお弁当を利用させてもらお うってゆうかと話したん ですなるほどそういうことなら喜んでお 届けしますよ 優香の母親は足を怪我してる以外は明るく 発達とした人だったこっちが恐縮する くらい2人から霊を言われお礼のかおり まで持たされてしまったまあとにかく受験 がうまくいってよかったその時は本当に それ以上の感情はなかったん だその後も優香の家からは毎日のように 注文が入った夕方に配達することが多かっ たので弁当を受け取るのは基本有価だった 宅配業をしているとパジャマ同然の格好で 出てくるお客さんも少なくないが夕香は 休みの日でもいつもきちんとした服を着て 出てきたので真面目な子なんだなという 印象だっただんだん受け渡しの時におしり するようになった今日は学校だったとか 卒業までに友達とどこどこに行くんだとか たいもない話だったが普段接することの ない若いこのの話は素直に面白かっ たお母さんギプスも取れて今日から仕事に 復帰したん ですへえじゃあ歩けるようになったんだね それは良かった買い物にももう行けるん ですけど私もお母さんもピッチさんの ところのお弁当がおいしくて気に入っ ちゃってこれからも週1くらいで頼もうっ て話してるん ですそれは嬉しい な優香のうちに定期的に配達するように なって3週間ほどが過ぎたある日チャイム を押すと優香が勢いよく飛び出してき たいちさん私合格しましたへあ大学うわお めでとう さっき通知が来たんです一致さんに1番に 報告したくてぴょんぴょん飛び跳ねながら キラキラの笑顔で話す優を見て俺まで笑顔 になる事故採点では合格ライんだって言っ てたじゃないかそうですけどやっぱり連絡 が来るまでは不安だったんですよ 本当に良かったねゆかちゃんの頑張りの 成果だよでもあの日いちさんが声をかけて くれなかったら絶対間に合ってませんでし ただから本当に感謝してるんです何かお礼 をさせてもらえませんかえいいよお礼 なんてそういうわけにはいきませんお休み の日っていつですか好きな食べ物とかあり ますかご馳走させて くださいいやいやさすがに高校生に奢ら せるわけにいかないよ気持ちだけ ありがたく受け取っておくねいつもより ぐいぐい来る優香の強引さに驚きつつ かわすと優香は不満そうに法を膨らませた え俺間違ったこと言ってないよなだって7 歳も年下の高校生に食事を奢らせるなんて さすがにまずいだろその日はなんとなく 気まずい感じで帰ったんだけど次に宅配に 行った時は龍香がかごいっぱいの焼き菓子 を抱えていた奢るのがダめって言われたの でお菓子を作りましたこれだったら 受け取ってくれますよねうわすごい フィナンシとかクッキーとか種類もも いっぱいこれ全部ゆかちゃんが作ったの私 お菓子作りが趣味なんですすごいなあ本当 にもらっていいの俺実は甘いものに目が ないんだよね本当ですかよかった甘いもの に目がないのは本当で素直に嬉しかったで も俺は優香のプレゼントに目を奪われてい て気づかなかったんだその時優香が頬を 赤くして俺を見つめていたこと に春になり夕香は実家から大学に通うよう になった週1の宅配弁当は続いている 変わったことといえば優香は時々店にも来 てくれるようになった仕事で遅くなる母親 の代わりに大学の帰りに惣菜を買って帰る らしい俺は店にいたりいなかったりする けど姉や両親はあの時の女子高生だって 分かってるみたいで時々からわれる本当に 可愛い子ねいつもお母さんの好物を買って いくのよ優しいわねあそう何が言いたいの か母親のニヤニヤした顔がなんか不気味だ あれ噂をすればゆかちゃんじゃない いらっしゃいこんにちはあ今日はいちさん もいるんですねううんあゆかちゃんだりん ちゃんさとさんお帰りなさいタイミングが いいのか悪いのかちょうど保育園のお迎え から姉とりんが帰ってきたてかゆかも みんなの名前知ってるしいつの間にそんな に仲良くなったんだよあゆかちゃん ちょうどいいところにこれ会社で配ってる コスメのサンプルなんだけど使わないえ いいんですかここの好きなんですけど高く てなかなか買えなくてあらだったら どんどん持ってってよ仕事柄いっぱい もらうからそうだ私のの服とかもってくれ ないもう切れないけど可愛いのがあるのよ いいんですかさとさんおしゃれだから 嬉しいです有以上に社交的な姉があっと いう間にゆかを家の中へと連れて行って しまったななんだこの阻害感はおじちゃん おじ ちゃんなん だかにかなかったのかなぜかついていかず 残っていたりんが俺の袖を 引っ張るゆかちゃん可愛いよねうんまあ 可愛いと思う けど可愛い子はすぐに彼氏できちゃうんだ よお前彼氏とかどこで覚えるんだよりんも 彼氏いるから わかるう嘘だろお前3歳だよな早くしない と誰かに取られちゃうよおじちゃんもゆか ちゃんのことラブでしょらラブってりんは それだけ言うとにっこり笑って母親の元に かけていった全く最近の3歳児はどうなっ てるんだ俺はりから詰め寄られてたじたじ になってしまっただってゆかは7歳も年下 で 花の女子大生だぞ方や俺はしがな相屋の 息子で金も暇もないしイケメンでもない こっちがどう思うと明らかに釣り合わない だろそんなモヤモヤした思いを抱えながら 俺たちの関係は近づくことも離れることも なく数年が過ぎていっ たゆかが大学2年の秋いつものように配達 に行くとゆかの様子がいつもとちょっと 違った見たことのない綺麗目なワンピース を着て化粧もしている大学に入ってから さらに綺麗になったよなとぼんやり考えて いたらゆかが思いもよらないことを言って き たいちさんとっくに気づいてると思うけど 好きです付き合ってくださいえええ 顔を真っ赤にした優香がもじもじしながら 返事を待っている優香が俺を好き恋愛対象 としてってことだよな予想外の告白に心臓 がバクバクして口から飛び出しそうだった しばらく口をパクパクさせていた俺だが 冷静をよって返事をしたあの気持ちは すごく嬉しいよでも俺みたいなおっさん ちゃんには似合わないよ大学には同世代の かっこいい子いっぱいいるだろゆかちゃん 可愛いんだし何も俺なんかと付き合わなく てもやっぱり私みたいな子供っぽい女じゃ だめですかゆかが目に涙を貯めているのに 気づいて俺は慌てたそそういうわけじゃ なくて分かって ますさんにそういうに見れないことくらい でもちさんに彼女ができるまでは私諦め ませんから優香は少し寂しそうな顔で 微笑んだ俺は優香を傷つけてしまったそれ だけは分かっただけどそれ以上何を言って いいかわからなかったん だ家に帰ってからも頭からゆかの寂しそう な顔が離れなかった多分俺の様子が明らか に変だったんだろう姉が珍しく真面目な顔 で声をかけてきたなんかあったのいや別に ゆかちゃんの こと姉は何かを悟ったようにため息をつい た告白されたん でしょななんでそれをあのさゆかちゃんの 気持ちに気づいてなかったのあんただけだ よあんなにけなげにアピールしてくれてた のにあんたったらだってあんな若くて 可愛い子が俺のこと好きなんてありえない だろおじちゃんって本当どんかんだよね リマで姉と同じ顔をしてたメキをついて いるあんたが年のさきにするのもわかる けどゆかちゃんの真剣な気持ちもちゃんと 考えてあげなよ 分かってるゆかが軽い気持ちで言ってる わけじゃないことくらい俺だって気づいて いただけど俺はどうしても自分に自信が 持てなかったんだもっと時間が経ったら こんな俺のことなんて興味がなくなるかも もしそうなったら俺が無駄に傷つくじゃ ないか今思うとこの時の俺は自分の保信 しか考えていない育児なしの情けな男だっ た よその後優香とは気まずくなり疎遠にとは ならなかったむしろ何か吹っ切れたように 優香からのアピールは露骨になっていっ たいちさんこの髪型どうですかさとさんに 教えてもらったん ですいちさん休みの日に一緒に映画見に 行きませんかいちさんうちでご飯食べて いきませんか私作りますそんな可愛らしい アピールの荒をのらりくらりとかわして いるうちにゆかは大学4年生となっ たいちさん私内定が決まったんですいつも のように配達終わりの玄関先で話している とゆはそう言ったえもうそんな時期どこに 決まったのABホームっていうハウス メーカーです大手じゃないかそれはお めでとうそっかゆかちゃんがもう社会人に なるのかいいニュースのはずなのになぜか ゆか目を伏せてくらい顔をしていた実は 配属先が和歌山県なんですえそんなに遠く それを聞いた瞬間ガツンと頭をられたよう な衝撃を受けたてっきり圏内に就職する ものだとばかり思っていた和歌山なんて ここからだと気軽に会いに行けるような 距離ではないいや違うなこれからも 当たり前のように会えると思っていた方が どうかしているのだだって俺とゆかはただ の店員と客なんだ からそれってどのくらいの期間行くのいつ か戻ってくるの分かりません1年か3年か もしかしたらずっとかもずっとその後ゆか と別れてからどうやって家に帰ったのか 覚えていない寝ても冷めても優香のことを 考えてしまう優香と会えなくなるという 事実が俺の心を締めつけて苦しかった嫌だ ゆかと離れたくないそっか俺いつの間にか 優香のこと好きになっていたんだな俺って 本当になんて鈍感なんだこんな状況になら ないと自分の気持ちにも気づけないなんて 会えなくなる前にちゃんとゆかに気持ちを 伝えないとそう決意したのにゆかは 引っ越しや卒論で忙しいのかずっと店に顔 を出さない俺もこんな時に限ってバタバタ と忙しくてもどかしい気持ちを抱えたまま 日々を過ごしていたあ来たパソコンを確認 して俺は思わず声をあげた久しぶりに優香 のうちから弁当の注文が入ったのだ俺は 見だし波を整えてから優のうちに 向かうあらさんいつもありがとうね ドキドキしながらチャイムを押したが出て きたのは優香の母親だったあれゆかさんは 今いないの何かようだったいいえそういう わけじゃあの子もこお弁当が食べられなく なって残念がるわね母親は受け取った弁当 をまじまじと見ながら寂しそうな顔をした ゆかさんはいつ頃引っ越しされるんですか そうねあと1週間くらいかしら最近は 荷造りしながらため息ばっかりついてて きっとよっぽど寂しいのねその言葉に俺の 胸はまた締めつけられたあのゆかさんは 何時に帰ってきます か俺はゆが帰宅する時間の少し前から アパートの下で待ち構えることにし たいちさん帰宅した優香は俺を見て驚いた 顔をしたどうしたんですかゆかちゃん俺君 に話したいことがあって待ってたんだ話し たいことって幸い周りに人はいない俺は 破裂しそうな心臓を抑えて言葉を絞り出し た実はは1回目に告白してもらってから ゆかちゃんのことを女性として意識する ようになっていたんだでも俺よりもっと いい人が現れるんじゃないかって幸せに する自信がなかったへたれでごめんでも 就職してゆかちゃんに会えなくなるって 聞いたら俺の気持ちを伝えなくちゃって 思ったんだいちさん俺はちゃんが好きだ 会えなくなってもこの気持ちは変わらない ゆかちゃんが何年も俺のことを思って待っ ていてくれた分これからは俺がゆかちゃん を待つよ何年後でもいい帰ってきたら俺と 結婚してください俺は思いの竹をぶつけた ゆかはしばらく黙っていたが徐々に目が うるんでくるいちさんありがとう私ちさん に女性として見てもらえてないんだって 思ってただから頑張って大人っぽくなろう としてさとさんに協力してもらったり自分 磨きを頑張ってたのゆかちゃんはずっと 綺麗だし魅力的だよどんどん綺麗になる ゆかちゃんを見て内心焦ってはいたんだ私 の気持ちは高校生の頃から変わってないよ あの日の私を救ってくれたいちさんは本当 にかっこよくて知れば知るほど優しくて 素敵な人だと分かってどんどん好きになっ ていったのだから私とずっと一緒にいて くださいありがとう絶対に幸せにするから 優香は涙を流しながら微笑んだその後急に もじもじし始めて気まずそうな顔をした あのね私いちさんに言わなきゃいけない ことがあるの何何でもいって怒らないでね ななんだよ怖いな実はずっと帰ってこな いっていうのは嘘なのへ俺はかなりまけな 声をあげていたと 思う和歌山には行くけどただの新人研修な の帰ってくるかわからないって言ったら いちさんが焦るからそう言えってさとさん がえちょっと待ってじゃあどのくらいで 帰ってくるの研修だけだから3週間その後 はここから通える本社に勤務です俺は全身 の力が抜けて大きくため息をついた嘘つい てごめんなさい もしかしてゆかちゃんのお母さんもぐる うん優香の母親の寂しそうな顔も言葉も 演技だったってわけかはあよかった怒って ないの怒るわけないだろもう何年も 離れ離れになる覚悟でいたんだすぐ戻って きてくれるって聞いて嬉しいよ研修が 終わって帰ってきたらちゃんと恋人として でデトしよううんいちさん大好き優香は俺 に抱きつき俺も優香を強く抱きしめたもう 俺の気持ちは揺らがない4年もかかった けどゆかの気持ちを今は信じられるし俺も 一生優香を大事にしたいという思いが 込み上げてき たその後優香との結婚を前提とした交際の 許可をもらうためゆの母親に改めて挨拶に 行ったとうと付き合うことになったのね 優香の気持は知ってたけどいち君にその気 がないのかと思ってたわ真剣に優香さんの ことを愛してい ますふふ ありがとういちさんみたいな誠実な人なら 安心して優を任せられるわ未成年のうちに 手を出してたらしばいてやろうと思ってた けどねお母さん俺は冷やせを書きつつも 無事に交際の許可をもらえてほっとした もちろんうちの家族は大喜びだいやまさか 一致にこんな可愛らしい彼女ができる なんてなうち残ったら鈍感すぎて大変だっ た でしょうでもそういう鈍感なところも好き ですからゆかちゃんが義理の妹になって くれるなんて嬉しいわいちこれからは もっとしっかりしなさいよわ分かってるよ おじちゃんゆかちゃんにプロポーズしたの 結婚するのドレス来て踊るのりん結婚式と 舞踏会がごっちゃになってるだろドレスは 切るから楽しみにしててね わいりんもドレスキルそんな感じで好き かって言われて恥ずかしかったが不思議と 悪い気はしなかっ たゆかの研修も無事終わり俺たちはデート を重ねながら交際を深めていったその後 優香の仕事が落ち着いてきた2年後に俺は 改めて優にプロポーズした俺たちそろそろ 本当の夫婦になろうか嬉しいやっといち君 の奥さんになれるんだね結婚式も楽しみだ な俺も優香のドレス姿楽しみだよりん ちゃんにはフラワーがあるやってもらおう かははきっと大喜びするなドレスを見に まとったゆかは本当に綺麗だったよ ふわふわのドレスを身にまとったりんは 嬉しそうにびを巻いていて妖精のように 可愛らしかったガチガチに緊張していた俺 も大切な家族や友人たちの笑顔を見てい たらつい線が緩ん だ俺は今でも罪屋の2代目として両親と 一緒に 働き夕香には好きな仕事をしてもらってる あの時女子高生を助けるために手を 差し伸べていなかったらこんな幸福な未来 はなかったんだよなそう思うと優香との 出会いは運命だったのかもしれないな実は 来年子供が生まれるんだ新しい家族を迎え てさらに賑やかになる毎日が楽しみだよ これが俺の馴れ染め話最後まで聞いてくれ て ありがとうみんなも大切な思い出があれば 是非たくさん聞かせてほしい

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