【“超災害級”】水中でも熱中症ナゼ？「暑すぎて学校のプール中止」SNSで話題 常識外れの夏への備え【#みんなのギモン】

【“超災害級”】水中でも熱中症ナゼ？「暑すぎて学校のプール中止」SNSで話題 常識外れの夏への備え【#みんなのギモン】

超災害級熱中症に警戒とま30年前40年 前のですねま私が子供だった頃の夏とは もう明らかに違う状況になっていますので ご注意くださいねまずこちらですはい日本 救急医学会が昨日熱中症への注意を 呼びかけるために緊急の記者会見開きまし たでその中で理事の横堀昌司医師はですね なんて言ってるか超 の被害を及ぼすのが熱中症だと強く共有し ておきたいうんで暑さになれきってない今 の時期こそそれを気にしてほしいと述べ ましてですね大変こう強い危機感をね示し てること分かりますよねいや本当にそう ですよねまだあの関東はね追分してない ですけれどももう真夏の暑さが連日のよう に続いていてもうすでにちょっと暑さで広 感があるなってのを実感しますよねねま そこへ持ってきてこの熱中症ってまだまだ この熱続くので本当に注意必要です指かけ あの皆さんもご注意くださいそこで今日の ポイントこちらです はい不要普及の外出控えてそして暑すぎて プール中止うんえ日本救急医学会の先ほど の緊急提言について具体的な中身を見てみ ますとまずですね全ての年代の方に向けて 特に暑い時間帯は不要普及の外出を控えて 欲しいと呼びかけています例えば今日もね あの都心はもう朝8時の時点で30度気温 超えてましたからま斎藤さんそれはつまり もう1日中日中ずっとてことになっちゃう です本当ですねこの不要吹きの外出を控え てってなるとま新型コロナウイルスの時を 思い出しますけどまそのぐらいやっぱりね あの危険というか危ないことですよねそう いうことなんです命に関わるんだという 警告ですでそしてもう1つこのままを 見逃さないここに入る言葉は こちら熱中症弱者なんですね弱者この熱中 症弱者とは何かまそのその名の通りなん ですが熱中症に関わりやすい人を指してい まして具体的には高齢の方とか乳幼児病が ある方そしてま経済的な問題などからこう エアコンを使えない人などを指しています うんこういった方々に対しては周囲の人が 過ごし方などに注意を払う必要がある他 社会的な支援も必要だと訴えていましたで 実際その熱中症で搬送される方日々増えて いましてえ報告どうなってるか見てみ ましょう東京消防町の館内では今日午後3 時までの時点でも55人の方が救急搬送さ れましたでこのうち80代の女性が重徳な 症状で70代の女性は重勝だということ ですま重徳というのはもう本当に命に 関わる寸前のところまで行ってるえ昨日 までの1週間で見ますとですね搬送者数が 増えた今月の4日以降35度以上の猛暑日 も実際こう増えてるわけですよ で同時に熱中症警戒アラートもこの7月4 日以降ずっと発表され続けているという ことでうんなるほど注意必要ですねだこれ 7月2日見てみますとね31°で厚さ 収まってるなと思ってる感覚自体ちょっと もうねどうかなと思いますけれどもそれで も50人を超える方が熱中症になってる わけですからこの熱中症警戒アラートって いう目安ていうのは本当に大事になってき ますよねそういうことなんですよね本当に 皆さんこれご注意くださいで2つ目の ポイントが続いてこちらなんですが暑すぎ てプール中止もあの皆さんも子供の頃 思い出していただきたいんですが今日は プールが中止ですとその時の理由って何 だったでしょうかいややっぱり雨だからと かそういうことですあとはその気温が低 すぎてプールの条件に満たなかったって こともありました寒いとそうんってくれ ましたよねありましたよねだからちょっと あの唇青くなってブルブルするような時が 中止なんだていうイメージですけども令の 代はそうんがもう全然違ういぺしてる昨日 SNSで話題になった言葉がですねこちら 暑すぎて学校のプール中止へえ実はこの コーナーのスタッフの子供もですね東京 江戸川区の小学校に開放し3年生昨日の 朝今日プールだよウウキウキでね学校に 行きましたところが家に帰ってきた時に 今日どうだったって聞いたら校長先生がダ メって言ってプール中止になったと しょんぼりしていたそうなんですねそう この子の学校はプール外にあるでえ40代 のお母さんえ自分の子供時代になかった ことなので正直驚いたと話しておりました あった暑かったから中止ね暑いからプール に入りたくなるのに中止ってえってなり ますし子供もね残念な気持ちだと思うん ですけれどもでもそれは安全を考えての 判断ってことですかそうそういうことの 冗談ですねあのじゃあどういった場合に プールの中止の判断をするのか区に 問い合わせてみましたところがこちらで 東京江戸川区の場合は熱中症警戒アラート が発表されていてなおかつ厚さ指数が31 以上の場合には学校ではですねプールなど を含んで屋外での運動を含む活動は中止 するとそうなんだいう基準だそうですで その具体的なこの厚さ指数って何ですかと 言うと気温とか湿度などを組み合わせた 熱中症の危険度を示した数値でありまして これま何段階から分かれてるんですが31 以上になると運動は原速中止ということに なっていますうんこれ外だけじゃなくて 環境省はですね屋内であっても例えば エアコンが設置されていないとかあの環境 が整っていない場合には中止しましょう 呼びかけてるそういうことなんですただね まそれにしてもやっぱりこの時期ねあの 運動が十分にできないってのは特に やっぱり外で部活動をやる子供たちにとっ てよね斎藤さんも辛いの一言ですよねそれ はそれでま野球部も含めてここからの時期 ねこの大会が増えてじゃないか最後の会で ま試合できなくて引退ってこともあるん ですけどもやっぱり命の方が大事ですから ねあの安全にね考えてほしいですねただ やっっぱり不思議なのはこう屋外の運動は 理解できるんですけどプールで水に入る わけですからそれでも中止になってしまう んだなていうのが不思議ですねそう私も 知らなかったんですがこれ調べるまで プールに入っていても熱中症になるって いうことなんですねあプールでもプールで も体冷えるんじゃないかと思ってたそうで もない再生界横浜市東部病院の谷口先生に 話聞いたところ水中で運動する時には陸上 以上に運動量が増えてむしろそのまず体温 が上がりやすくなるそうなんですねで陸上 の場合にはその時汗をかえて蒸発させる ことで体温がこう下がっていくわけです けども水の中だとその汗が蒸発しないので はい体の中に熱がこってしまうあはあねで さらにこちらはい水の中に入っていますと 自分自身の喉の乾きに 確かに泳いでて口の中に水が入ってくる からなんか潤気になっちゃうっていうのは あるのかもしれ ないはいでも歴史としたもう運動ですから ね水泳もねそうそういうことのようです あのプールであろうと外であろうと屋外で の運動って捉えなきゃいけないまとにかく ねあのいつどこでなるのかもう分からない ということですので改めて熱中症のサイン を確認しますと例えば目まいとか顔の ホテリ筋肉の痙攣や筋肉痛だるさとか 吐き気こういう症状があった場合には熱中 症の可能性がありますので涼しい場所で体 を冷やして水分取るそして塩分も補給する ことが大事ですねあこういったサインが ないか子供たちの変化もね注意深く見たい ですし実際にやっぱりプールでの熱中症 って起きてるんですか起きてるってことな んだそうですこれねあの例えば2017 年度までの5年間でえ小中学校のプールで 170休あそんなにあるんだ本当に起き てるんですね起きてるそうですから本当要 注意そうですねうんまとにかくその日々の 暑さがね今やもう常識外れになっています し暑いからプールに行こうとこの私たちの 世代の常識ももう通用しない時代になった というわけでありましてはいこれから夏 本番で互いの命を守るための行動是非 心がけてくださいはい

東京などは連日、猛暑に見舞われています。日本救急医学会は8日、「超災害級の被害を及ぼす」と訴え、熱中症への警戒を呼びかける緊急提言を行いました。「暑すぎて学校のプール中止」という事態も。水中でも油断できない熱中症の危険について考えます。

この動画の記事を読む＞
https://news.ntv.co.jp/category/society/94c447a238c240c9a1470aca17c1d9fe

そこで今回の#みんなのギモンでは、「“超災害級”？　熱中症に警戒」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。

●不要不急の外出控えて
●暑すぎてプール中止

■救急医学会「暑さに慣れきっていない」

近野宏明・日本テレビ解説委員
「30年前、40年前の、私が子どもだった頃の夏とは明らかに違う状況になっていますのでご注意ください。日本救急医学会が8日、熱中症への注意を呼びかけるため、緊急の記者会見を開きました」

「理事の横堀將司医師は、『超災害級の被害を及ぼすのが熱中症だと強く共有しておきたい。暑さに慣れきっていない今の時期こそ気にしてほしい』と強い危機感を示しました」

鈴江奈々アナウンサー
「本当にそうですよね。まだ関東は梅雨明けしていませんが、真夏の暑さが連日のように続いていて、もう既に暑さで疲労感があるなというのを実感しますよね」

■緊急提言で「不要不急の外出控えて」

近野解説委員
「そこへもってきて熱中症です。暑さはまだまだ続くので、本当に注意が必要です。日本救急医学会の緊急提言について、具体的な中身を見ていきます。まず、全ての年代の方に向けて、『特に暑い時間帯は不要不急の外出を控えてほしい』と呼びかけています」

「例えば9日も（東京）都心の気温は朝8時の時点で30℃を超えていたので、つまり日中ずっとということですよね」

斎藤佑樹キャスター
「『不要不急の外出を控えて』というのは新型コロナウイルスの（流行）時を思い出しますが、それぐらい危険、危ないことですよね」

近野解説委員
「そうです。命に関わるんだという警告です。緊急提言では、『熱中症弱者を見逃さない』とも呼びかけられました。熱中症弱者とは、熱中症にかかりやすい人のことで、高齢者や乳幼児、持病のある人、経済的な問題などからエアコンを使えない人などを指します」

「こういった方々には周囲の人が過ごし方などに注意を払う必要があるほか、社会的な支援も必要だと訴えました」

■重篤な症状も…熱中症の搬送者が増

近野解説委員
「実際、熱中症で搬送される方も日々増えています。東京消防庁管内では9日、午後3時現在で55人（速報値）が救急搬送されました。このうち80代の女性が命に関わる寸前の重篤な症状で、70代の女性が重症だということです」

■連日発表の「熱中症警戒アラート」

近野解説委員
「8日までの1週間では、搬送者数（熱中症の疑いを含む）が増えた4日以降、東京都心では最高気温が35℃以上の猛暑日も増えています。同時に熱中症警戒アラート（東京地方）も4日以降、毎日発表され続けています」

森圭介アナウンサー
「7月2日の最高気温は31.4℃でした。これで暑さが収まっているなという感覚自体がどうかなと思いますが、それでも搬送者数が56人と50人を超えています。熱中症警戒アラートという目安は本当に大事になってきますよね」

■「今日はプール中止です」の理由は

近野解説委員
「皆さんの子どもの頃を思い出してください。『今日はプール中止です』という時の理由は何でしたか？」

斎藤キャスター
「雨だからとか…」

河出奈都美アナウンサー
「気温が低すぎて条件に満たなかったこともありました」

近野解説委員
「唇が青くなってブルブルした時が中止なんだというイメージですが、令和の時代は一変しています。8日にSNSで話題になった言葉が、『暑すぎて学校のプール中止』です」

「みんなのギモンのコーナーのスタッフの子どもは、東京・江戸川区の小学校に通う3年生。8日の朝『プールだ！』とウキウキで学校に行きました。ところが家に帰った時に『校長先生がダメって言ってプール中止になった』としょんぼりしていたそうです」

「この子の学校のプールは屋外にあり、40代の母親であるスタッフは『自分の子ども時代になかったことなので正直驚いた』と話していました」

■安全のため…江戸川区の判断基準

鈴江アナウンサー
「暑いからプールに入りたくなるのに、中止は『え？』となりますし、子どもも残念な気持ちだと思いますが、安全を考えての判断ということですか？」

近野解説委員
「そういうことのようです。ではどんな場合にプール中止を判断するのか、江戸川区に問い合わせました。同区の場合は熱中症警戒アラートが発表されていて、なおかつ暑さ指数が31以上の場合、学校ではプールなど屋外での運動を含む活動は中止するという基準です」

「暑さ指数は、気温や湿度などを組み合わせた、熱中症の危険度を示した数値です。31以上で運動は原則中止ということになっています。環境省は、屋内であってもエアコンが設置されていないなど環境が整っていない場合は中止しましょうと呼びかけています」

「この時期運動が十分にできないというのは、外で部活動をする子どもたちにとってはつらいの一言ですね」

斎藤キャスター
「野球部も含めて、これからの時期は大会が増えるじゃないですか。最後の大会で試合できなくて引退ということもあるんですが、やっぱり命の方が大事ですからね」

森アナウンサー
「屋外の運動は理解できるんですが、不思議なのはプールで水に入るわけですから、それでも中止になってしまうんだなということです」

■医師に聞く…水中運動のリスク

近野解説委員
「私も知りませんでした。プールに入っていても熱中症になるということです。体が冷えるのではと思っていたら、そうではないようです」

「済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師によると、水中で運動すると陸上以上に運動量が増え、むしろ体温が上がりやすくなります。陸上なら汗をかいて蒸発させることで体温は下がっていきますが、水の中だと汗は蒸発しないので、熱が体内にこもってしまいます」

「水の中に入っているので、のどの渇きにも気付きにくいというリスクもあります」

河出アナウンサー
「泳いでいて口の中に水が入ってくるから、潤った気になってしまうというのはあるのかもしれませんね。水泳もれっきとした運動ですからね」

■改めて確認したい「熱中症」のサイン

近野解説委員
「プールであろうと、屋外の運動であると捉える必要があります。とにかく、いつどこで熱中症になるのか分かりません。改めて熱中症のサインを確認します」

「めまいや顔のほてり、筋肉のけいれん、筋肉痛、体のだるさや吐き気。こういう症状があった場合には熱中症の可能性があります。涼しい場所で体を冷やして水分をとり、塩分も補給することも大事です」

鈴江アナウンサー
「こういったサインがないか子どもたちの変化も注意深く見たいです。実際にプールでの熱中症は起きているんですか？」

近野解説委員
「起きているそうです。2017年度までの5年間で、小中学校のプールで179件です。要注意です。日々の暑さが常識外れになっていますし、『暑いからプールに行こう』という私たちの世代の常識も通用しない時代になったというわけです」

「これから夏本番です。互いの命を守るための行動をぜひ心がけてください」
(2024年7月9日放送「news every.」より）

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