植物俳句対決⑯朝顔AI一茶くんVS 蘭太郎

植物俳句対決⑯朝顔AI一茶くんVS 蘭太郎

植物俳句対決⑯（朝顔）
植物学者の牧野富太郎先生を敬愛する、植物楽者の牧野蘭太郎が北海道大学大学院調和系工学研究所が開発した俳句を作るAI一茶くんと植物をお題に俳句対決をします。
AI一茶くん監督　非彗（マルコボ．カム社長）
司会　　　　　　四條畷桜子
審査員　　　　　小西　昭夫（俳句新聞「子規新報」編集長）
今回のお題「朝顔」

アサガオについて
アサガオ（朝顔、牽牛花、学名: Ipomoea nil、英語: Morning glory）は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。中国語で牽牛。日本では「蕣（シュン）ムクゲ」の漢字も当てられる。

原産地
ヒマラヤかネパールから中国にかけての地域
熱帯アジア
＊近年になって、熱帯アメリカ大陸が原産地であるとする説が出されている

日本への伝来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬（下剤など・漢名では「牽牛子（けにごし、けんごし））として持ち帰ったものが初めとされる。奈良時代や平安時代には薬用植物として扱われており、「朝顔」と呼ばれるようになったのは平安時代からと言われている。
しかし、種子を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もあるが、この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる。

品種改良
世界で最も形態が多種多様に変化した園芸植物としてのアサガオは類をみない。
江戸試合は比較的平和で、あらゆる園芸植物が盛んに栽培され栽培法や鑑賞方法が確立された。アサガオの変異の著しいものには種子を作ることができないものもあったが、その形質を遺伝的に保持していることを感で身に付け、それを親木として保持し種を得ていたようである。メンデルの法則を江戸の人を感で培っていたことに驚かされる。
江戸時代の変化朝顔ブームは、特に文化・文政期、嘉永・安政期にあり、幕末には約1200系統が作られたと言われている。ブームの発端は、文化3年（1806年）の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろな珍しい朝顔を咲かせたことによる。その後、趣味としてだけでなく、下級武士の御徒が内職のひとつとして組屋敷の庭を利用して朝顔栽培をするようにもなった。

地域活性化に取り組む市民グループ「郡中まち元気推進協議会」が「あさがお市」を7月14、15日の両日、「あさがお市」を開催。今年で3回目となり、色や模様、形状もさまざまな18種類を展示販売する。江戸の文化であった朝顔市を伊予市で定着させたいとの思いで活動中。販売品種は、サンスマイル、スプリットペダル、紅ちどり、スノーフレーク、パーティードレス、サンプライズセレナーデ、暁の雪、ドイツ朝顔ピンク、団十郎、曜白、スカーレットオハラ、松風、水月、平安の春、暁の春、富士の桃、平安の輝、フライングソーサー
野生化しているアサガオの仲間
ホシアサガオ、ソライロアサガオ、マメアサガオ、マルバアサガオ、ヒルガオ、マルバルコウソウ、ルコウソウなど