プレミアム率150％！ 県外の人でもＯＫ？ 自治体“商品券”続々登場【news23】

プレミアム率150％！ 県外の人でもＯＫ？ 自治体“商品券”続々登場【news23】

地方自治体による「プレミアム付き商品券」。経済対策として、全国で次々と発行されています。25日に販売開始、えび～にゃ商品券。「県外の人」が、「県外で使える」ものも。

きょう午前9時すぎ、神奈川県海老名市のショッピングセンターにできた長～い行列。お目当ては･･･市が発行する「えび～にゃ商品券」です。

1冊3500円で5000円分の買い物ができ、海老名市在住の人に限り、1人10冊まで購入できます。当初は28万冊の発行を予定していましたが申し込みが殺到。急遽7万冊増やしたということです。

●神奈川県・海老名市 内野優 市長
「今年はじめからコロナの関係で自粛自粛。海老名市が元気になるために何をすべきか考えたときに、この商品券をやっていこうと。商品券は生活支援の意味もあります」

商品券が使えるの市内のスーパーや個人商店などおよそ1000店。市は18億円ほどの予算を組みました。

●利用客
Ｑどれくらい買いましたか
「20冊です。7万円。この際何か大きい物と、普段行かないような小さいところで何か食べたりします」

こうした自治体のプレミアム付き商品券は今、コロナ禍の経済対策として全国に広がっています。その中でも福島県の商品券は他とは少し異なります。

こちらは、東京、日本橋にあるアンテナショップです。福島県産の桃や日本酒などがところ狭しと並べられていますが、他にも･･･

●店員
「こちら商品券ですね～」

1冊5000円で7000円分の買い物ができるプレミアム付き商品券。福島県在住でなくても買うことができるのです。

●日本橋ふくしま館 小山勉 館長
「商品券効果といいますか、来館者、売り上げとともに伸びています」

●利用客
「（コロナで福島へ）行けない分こちらで福島のものを買って応援出来たらなと思ってます」

●利用客
「新聞の広告を見ていいなと思って。福島出身なんですよ。応援したいというのが根底にありまして」

さらに･･･

●田村真子アナウンサー
「この福島の商品券、東京・赤坂のこちらの飲食店でも使うことができるんです」

この飲食店は福島産の食材を使っています。今が旬の福島県産の桃を使ったパンケーキを注文してみると･･･。

●田村真子アナウンサー
「見てください、桃がこんなにたくさんのってます。贅沢！マスクをしていても桃のいい香りが漂ってきます」

●田村真子アナウンサー
「う～ん！じゅわーっと桃の果汁が広がって桃のいい香りがふわーっと鼻を抜けます」

こうした飲食店は都内に23店舗あります。

●東北Cafe&Diningトレジオンポート 吉田貴子さん
「これから福島の応援券を買ってくださった方がお得にお店で飲めたり福島のものをたべたりして結果的に生産者さんの応援につながればいいなと思っています」

(news23 2020年8月25日放送)

#プレミアム付き商品券 #経済対策 #新型コロナウイルス