【いのちと平和の大切さ】ニューヨークで活躍するシンガーソングライターが地元でコンサート 鳥取県大山町
太平洋戦争末期、アメリカ軍の空襲を受け少なくとも４５人が亡くなった大山口列車空襲。その現場となった鳥取県大山町であるコンサートが開かれた。コンサートのテーマは、“いのちと平和”。歌うのは、鳥取県大山町出身で現在ニューヨークで活躍しているジャズ・シンガーソングライター『おかある 星のらぶれ～す』さん。
おかあるさんは、自ら手がけた大山口列車空襲をテーマにした曲『この駅から始めよう』を歌った。
ジャズ・シンガーソングライター おかある 星のらぶれ～すさん
「駅で起こった列車（空襲）というところから、それを悲しみではなくて平和に出発出来る駅。こういうことになったらうれしいなという思いを込めて書いた曲です」
歌を聴いた人
「命を大切に。そのためには平和。大山口から（平和へ）出発。まさしくそうだと思います。そうなって欲しいと思います」
「素晴らしい歌声でね。ふるさとに帰ってきていただいて、どれだけ平和に価値があるかと凄く思います」
おかある 星のらぶれ～すさん
「列車空襲があったことを、子どもたちとか次の世代に伝えていくことが１つ。そして、それを踏まえて今後、私たちが何が出来るか。音楽と一緒に平和に向けてここから始まったらいいなと思っています」
戦後７８年経っても今なお絶えない戦争。おかあるさんは、これからもニューヨークでふるさとへの思いを馳せながら、いのちと平和の大切さを歌い続ける。
（2023年8月4日放送 ニュースevery日本海より）
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