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俺を無能と見下す部長「お前の企画はゴミだなwクビ」→退職して1週間後、俺の企画が社長に採用され問い合わせが殺到、部長「300億になる!戻ってこい!」俺「ライバル会社で明日から始まるので」



俺を無能と見下す部長「お前の企画はゴミだなwクビ」→退職して1週間後、俺の企画が社長に採用され問い合わせが殺到、部長「300億になる!戻ってこい!」俺「ライバル会社で明日から始まるので」

やっぱり低学歴のやつは仕事ができないん だななんでこんなやがうちの会社にいるん だ俺を目の敵にしている部長は毎日嬉し そうに嫌みを言いにくるどうせお前の なんか採用されるわけがないんだから落ち て傷つかないように出さないでやったんだ 残業しながら一生懸命作った企画書を部長 にされたいい出来だと思っていたのに まさかここまでする なんてお前の企画はクソだなあんなの公開 したって味をさらすだけなんだっていい 加減気づけよなその言葉にとうとう俺の 我慢の限界が来 た俺の名前は杉本 大輔両親は友で俺はりっこ子供の頃は1人 で過ごす時間が多かったいわゆるかっこで 家で本を読みながら親が帰ってくるのを 待っていた幼なかった俺は1人で過ごすの が寂しくてわがままを言っては親を困らせ てい た僕も弟が欲しいそれかお母さんずっと家 にいてよ家に帰っても1人じゃつまらない よ 両親はその度に困ったように笑い俺を 抱きしめてくれた寂しい思いをさせて しまってごめんな父さんも母さんも大輔の ことが大好きなんだだから仕事を頑張って いるんだそのことは分かって ほしいそう言って笑った両親の優しい顔を 今でも覚えている何か打ち込めるものが あった方がいいという父の意見でで4年生 の時に野球チームに入り中学高校と野球 一食の生活を送ってき た勉強は少しおろかになったが得られた ものも多かったと思う何より楽しかった あの時父が野球を進めてくれたことに本当 に感謝している俺東京の大学に行きたいん だもちろん自分でもちゃんとするだからお 願いします高校3年の夏都会に憧れていた 俺は東京の大学を受験したいと両親に 頼み込んだ下宿するとなると家から通う よりずっとお金がかかるし許してもらえる か不安だっただが俺の予想に反して両親は すんなり了承してくれ たこういう時のために2人ととも働いてる んだからお金のことは心配しなくていい からなその前にまずは合格しないと何も 始まらないのよ両親の言葉に画然やる気が 湧いたそして猛勉強の会があって俺は無事 に第一志望に合格し状況することになった 大学というのは本当にいろんな人がいる ものだ年齢も出身も育ってきた環境も バラバラでみんなが違った考えを持って いるそれが知れただけでも大学に行って よかったと思う自分と会う人ばかりでは

なく中にはどうしても合わない人だって いるそういう人たちと揉めずに過すって 結構大切なことだなと大学で学んだ2年生 の時に先輩のすめでの長期インターンを 始め た先輩がインターン先にそのまま就職する ことになったと話しているのを聞いて俺も それを狙っていたのだ給料も出るし就職に も役立つ運が良ければそのまま就職先も 決まるお得だ ぞ俺は意識が高かったとかではなくそのお 得という言葉に食いついたの だ軽い気持ちで始めたのだが周りは先の ことを考えている人たちばかりで正直俺は 浮いていたと 思うそれまでもアルバイトはしていたが 同じ学生のアルバイトが多い居酒屋で インターン先の企業とは雰囲気が全然違っ ていたインターン先はベンチャー企業で 若い人が多かった俺のインタ内容は企画ゼ から位を作るというのは今まで全く経験し たことがなくて何もかもが新鮮だった20 代30代がほとんどの会社で年が近いと いうこともありみんなと仲良くなった特に 企画部のエースと言われていた高野さんは 学生にもフランクに接してくれてご飯にも 連れて行ってもらうなどたくさんお世話に なった若い柔軟な考えに期待してるから な高野さんだってまだまだ若いですよね 学生にも責任のある仕事を任せてもらえて そういうところはベンチャー企業ならでは の良さ だ結局俺はインターン先にそのまま就職 することはできなかったがきっとどこの 会社でもやっていけると背中を押して もらって本当に嬉しかった本当にあのの時 インターンに応募しておいてよかったと 思う面接の定番である学生時代に最も力を 入れたことについて聞かれた時に インターンでの経験を具体的に伝えること ができた中堅大学出身の俺が大手企業に 就職できたのはこのおかげだと思って いる俺が就職した先は食品医療金融など何 でも扱っている総合勝者だ海外死者も持つ 大手企業で会社名で誰でも分かるほど有名 な企業であるホワイト企業としても知られ ていて毎年収穫生の応募が殺とする名前を 聞けば誰でも知っているような大学の出身 者ばかりで俺がそこに入れたのは本当に 奇跡としか言いようがない各部門ごとに第 1第2といくつかの部署に別れていて俺は 第1企画部に配属されたそこで出会った 指導係りが松岡さんだ松岡さんはベテラン 社員で人当たりが良く仕事も的確でみんな から信頼されている偶然にも俺と出身が

同じらしく随分可愛がってもらって いる大学が同じやなんて出会うことない からな方言を聞くのも久しぶりだしなんか 嬉しいな松岡さんは基本的には見て覚えろ というタイプだがその上で分からないこと があれば丁寧に教えてくれるインターン中 はある意味お客様だから優しくして もらえるがいざ会社に入ると散々コキ使わ れるぞと先輩たちから聞いて少し怯えてい たが 雑用を押し付けられたりということもない 同期と話していると人によっては こっぴどく怒られたりしているらしいが俺 はいい教育がかりに恵まれたと思う入社し てしばらくは松岡さんの仕事をサポートと いう形で勉強させてもらってい たある時松岡さんが急に言い出し たそろそろ杉本も自分で企画考えてみるか 今回は俺がサポートにつく困ったら助けて やるから基本は自由にやってみろついに俺 も独り立ちする時が来たようだ松岡さん から1人前と認めてもらえた気がして俺は とても張り切っていたインターン中でも 企画はやってきたんだから俺の力を見せて やるなんて思っていたのだが実際やって みるとまだまだ犯人前だったと自覚させ られた次から次に分からないことが出てき てその度に松岡さんの力を借りまくること になってしまった残業をしながらなんとか 納得がいくものを完成させてプレゼンで 必死にアピールしたところなんと俺の考え た企画が通ったのだかなり緊張していて その時のプレゼンのことはあまりよく覚え ていないだがかなりたどたどしいものだっ たと思う同席していた人たちにはお疲れ様 と少し笑いながら言われたそれでもなんと かやりきったという達成感だけは心に残っ て いる企画が通ったと分かった時興奮が冷め やらないままとりあえずお礼だけは伝え ないといけないと思って松岡さんのとにた ありがとうございます全部松岡さんの おかげです本当にそう思った俺だけでは形 にすることすら難しかったかもしれない何 言ってるんだ杉本が頑張った結果だ新人が 分からないことだらけなんて当たり前の ことなんだから周りに教えてもらいながら やっていけばいいん だ松岡さんはこうでよくやったと認めて くれた今日は奢ってやると言って連れて 行ってもらった居酒屋で地元の地酒をご 馳走になった泣きそうになっている俺を見 て松岡さんはまだまだ子供だなと笑ってい たこの企画を立てたことがきっかけで俺は 先輩たちに助けてもらいながら少しずつ

独り立ちしていったこの時の第1企画部は 部署全体が温かい場所だっ た入社2年目の春の人事移動で松岡さんは 移動となり俺は本当に独り立ちしなければ ならなくなっ た俺が杉本に教えられることは全部教えた よもう大丈夫だしっかり 頑張れ松岡さんはそう言って俺の背中を 叩いて第1企画部を出てい さらに部長が定年退職し総務部出身の津田 さんが新しく部長になったこの人事移動の せいで第一企画部はガラっと変わって しまったのだ津田部長は南関大出身だと いうことが自慢らしく学歴で人を判断して 南関大出身者以外はことごとく見下して くる仕事ができるかどうかではなくどこの 大学を出ているかが部長には大切 らしいもちろん中堅大学出身の俺は見下さ れる側に入ってしまったと言っても元々 この会社は工学歴の人が多いから俺が徹底 的に目の敵にされている状態だ定学歴の 無能でもこれくらいのことはできるよなと 言って 定時ギリギリに雑用を押し付けられ自分の 仕事は終わっているのに残業になることも しちだ少しでもミスがあると嬉しそうに俺 のとに来てはみんなに聞こえるように指摘 してくるやっぱり低学歴のやつは仕事が できないんだななんでこんなやつがうちの 会社にいるんだ何をしていてもネチネチと 嫌みを言われるし正直かなり 辛いだがせっかく入れた会社を辞めたら次 の就職先が決まらないかもしれないと思う と耐えることしかできないのが現状だった 大丈夫かさすがに部長の嫌がらせも途 すぎるよな俺たちにできることがあれば何 でも言えよ去年からお世話になっている 先輩たちは変わらず優しく接してくれる それがせめてもの救いだったそのおかげで なんとか部長の仕打ちにも耐えられて いるそんな日々を送ってしばらく経った時 社長の発案で新規事業を生み出す プロジェクトが始まった企画部だけでなく 全社員から新規事業に関するアイデアを 募集しコンペを行うことになったのだ採用 されたら新規事業の責任者として取り組む ことができる若手からすれば一気に出世 するチャンスだこのプロジェクトが発表さ れてから車内が気づいているのを 感じる先輩も参加するんですかライバルが 多いなあもちろんここは第一企画部だぞ 参加しないのなんて津田部長ぐらい だろう参加するかどうかは自由なのだが やはりうちの部署はみんな参加するようだ もちろん俺も参加することにして普段の

仕事の合間を縫って準備を進めている残業 も多いが部長の嫌がらせのせいでしぶしぶ 残業するのとは違って不思議と嫌になら ない社長を時々に認めてもらって新事業の 責任者になれるかもしれないなんて夢が ある話だ全社員が参加する中で2年目の俺 の企画が通るのは難しいとは分かっている がやってみなければ何も始まらないそれに この企画が通れば音便に部長から離れる ことができる正直に言うとそれがこの プロジェクトのモチベーションになって いるやっとできたこれならもしかしたら いけるかもしれない時間はかかったがなん とか自分の考えをまとめるできた自分で 言うのも照れ臭いがなかなかの出来だと 思う考えた企画は部長がまとめて提出する ことになっていた俺は余裕を持って仕上げ て部長に提出した今回のプロジェクトの 企画書ですよろしくお願いします ああ前も参加してたのか無能なのにやる気 だけはあるんだなどうせ のに無駄な努力ご苦労 さん部長の嫌みも完成した達成感のおかげ で気にならなかった締め切り後集まった 企画は社内のみんなが見れる形で公開さ れる同じ会社の仲間の考えを知り仕事の 刺激にして欲しいという社長の意見らしい 他の人がどんなことを考えてきたのか 知れる機会はなかなかない勉強にもなるし 発表されるのが楽しみだ俺の企画書も みんなに見られると思うと少し恥ずかしい が自分で言うのもなんだがいいものができ ていると 思う俺だってまだまだ新人だが1年間松岡 さんにみっちり鍛えてもらって成長してる んだ数日後応募された企画が発表される日 になったデータで公開ということで俺は朝 早く出社してパソコンを立ち上げた スクロールして順番に見ていくがどれだけ 探しても俺の出した企画がないおかしいな 俺の企画が載ってないこれで全部か他の第 1企画部の人たちのものは載っているのに 俺のものだけがどこにもないのだ何かの 手違いだろうか俺は今回のプロジェクトを 担当している総務部に確認することにした エラーかもしれないから確認して欲しいと 伝えると昼過ぎに総務部からメールで返信 が来 たそこにはエラーは起きておらず提出され たものは全て確認したが俺の企画は提出さ れていないと書かれていたそんなはずは ない確かに俺は部長に提出したはず提出さ れていないということは部長が何かしたに 違いない俺はすぐに部長のとに行きどう いうことかと問い詰めた私の企画が常務部

に提出されていないようなのですがどう いうことですかあああれなあどうせお前の なんか採用されるわけがないんだから落ち て傷つかないようにしてやったんだよ上司 の優しさってやつだ俺に感謝しろよな めちゃくちゃな言分だった女子の優しさだ と気に入らない部下の企画だけ省くことの どこが優しさなんだ部長が勝手に俺の企画 を提出しないなんてそこまでするとは思っ ていなかったふざけないでください何時間 もかけて作ったんですよおいおいそれが 上司に対する口の聞き方かよも元からお前 の考えたやつなんか通るはずがないんだ から出したって出さなくたって結果は一緒 だろうちゃんと先行を受けて不採用なら 納得できますがこんなの納得できません これ以上部長と話していても無駄だと思っ ただがこんな理不尽なことで参加すること すらできないなんてどうしても納得がいか ない俺はなんとか企画書を受け取って もらおうと総務部に向かったお願いします 部長には提出していたんです受け取って いただけないでしょう かそう言われましても締め切りが過ぎて ますし1人だけ特別扱いすることはでき ないですよ総務部の社員に困ったように 言われた部長の嫌がらせのことなんて知ら ないのだから当たり前の反応 だろうそれでも諦めきれなかった何度も 頼み込むと一応部長に相談はしてみると 言って受け取ってくれた礼を行て出ようと すると期待はしないでくれとけたされた 帰る前にちらっと振り返ると俺の渡した 企画書がゴミ箱に捨てられるのが見えた そういえば総務部は部長のフルスだった さっき対応してくれた人も前までは部長の 部下だったのだろう俺が行くに何か手回し でもされたのかもしれないがっかりした俺 が総務部から帰るとニヤニヤした部長が 待っていた直家談判でも死に行ったのか 無駄なことしやがってお前の企画読んだぞ お前の企画はクソだなあんなの公開し たって味をさらすだけなんだっていい加減 気づけよなもう部長の言葉に返事をする気 も起きなかったそれから何日経っても総務 部から返事はないまま先行が始まって しまった俺はこのままここにいても部長が いる限りろな目に合わないだろうまだ入社 したばかりだからとなんとか耐えていたが 今回のことで糸が切れてしまったもう会社 をやめるかふとそう考えたらどんどんやめ たいという気持ちが大きくなって言った そして数日悩んで退職届けを提出すること に決めたこれを受け取って ください部長に退職届けを渡すと途端に

ニヤニヤと嬉しそうな顔をしたこっちは お前みたいな無能がいなくなったら助かる けどやめたら困るんじゃないのかお前 みたいなやを雇ってくれるとこなんてどこ にもない ぞそれでもここにい続けるよりはマです次 の就職先もすぐに見つけて見せます短い間 お世話になりまし たこうして俺はせっかく入れた大手企業を あっさりと退職してしまった部長には言っ たが新卒2年目で辞めたやを拾ってくれる ところなんてなかなかないだろうなこしの ないやだという印象を持たれてしまうかも しれない俺はまた始まる就活にうんざりし ていたそういえば前の就活の時は高野さん に随分相談に乗ってもらったななんだか 懐かしい気分になり高野さんに連絡して みるとすぐに飯でも行こうと返信が来た 久しぶりだなどうだ社会人には慣れてきた かそれがやめちゃったんですよ高野さんは 突然のことににポカンとしている何があっ たんだよ大手企業に就職決まったって喜ん でたじゃないかちょっと合わないって ぐらいでやめるようなやわなやつじゃない だろうすぐにやめるなんてと頭ごなしに 怒らず理由を聞いてくれる優しさが ありがたかっ た車内で新規授業に関するコンペがあって 俺もしっかり準備してたんですけど 上司が俺のやだけ握りつぶしてたみたいで 参加することすらできなかったんですよ 結構自信あっただけにショックが大きく てなんだよそれひどい話だなでどんなこと を考えてたんだ聞かせてくれよその自信作 のこと俺が考えていたことを話すと高野 さんは面白いことを考えたなと褒めてくれ たなかなかいいと思うその企画うちで実現 させてみないか杉本がうちで働く気がある なら俺が社長に取り合ってみるよえいいん ですか任せろ俺はこれでもエースだからな 願ってもない話だった俺の考えを褒めて くれただけでも嬉しかったのに実現させ られるかもしれない なんてしてる神あれば拾う神ありっていう のはまさにこういうことなんだな翌日の 昼過ぎに高野さんから電話がかかってきた 昨日の話を社長にしたら興味を持ってくれ てさ杉本が予定がなかったら詳しい話を するために明日にでも会社に来て欲しいん だけど大丈夫 か全然大丈夫です行かせて くださいさすが高野さんはやることが早い 俺は2年前就職が決まった時のように ワクワクしていたそわそわしてシャツに アイロンをかけたり靴を磨いてみたりと

相当舞い上がっていたと 思う翌日久々にインターンでお世話になっ ていたベンチャー企業を尋ねると社長室に 通された中に入ると社長と高野さんが並ん でいたやっぱりすごい人なんだな君が杉本 君だね社長の大下です高野君が面白い若者 がいると言うから是非会ってみたいと思っ たんだ君が考えていた企画のことは聞いた よ是非うちでやらせてほしいあありがとう ございますこちらこそ是非よろしくお願い し ます大下社長はまだ30代後半くらいに 見えた若いのに会社を引っ張っているだけ あってカリスマ製というかオーラがある人 だそんな人が俺の企画を認めてくれる なんて部長に握り潰されたことは今でも 許せないが頑張って準備してきた時間が これで報わ れる詳しいことは高野君に任せてあるから 2人で協力して頑張ってねご期待に添える よう努力します必ず成功させて見せます こうして俺の新しい生活が始まっ た最初の数日は入社の手続きなどで バタバタしていたがようやく明日から俺の 考えた企画が動き始める今日はお祝い しようと好きな料理をテイクアウトして家 で準備していると電話がかかってきたこの タイミングで誰だよとスマホを見ると津田 の名前が表示されていたやめてまで嫌みで も言ってくるつもりか無視しようと思った がしつこく何度もかかってくるため 仕方なく電話に出ることにしたもしもし 今更何の御用ですかおい会社に戻ってきて もいいぞ戻ってきてもいいってどれだけ上 から目線なんだ俺はむっとして答えたいえ 結構ですそれしかようがないなら切ります よちょっと待ていい話だろまたうちで雇っ てやるって言ってるんだ俺は自分の意思で やめたんですそれにもう別の会社に就職 決まってますから電話の向こうで部長が息 を飲んだのが分かった例え最終職で苦労し ていたとしても散々無能だと言われ続けた 人のところに戻りたいなんて思わない それは困るお前が戻ってこないと困るんだ よあの企画を社長が気に入ったらしくて なんとしてもお前を連れ戻せて言われてる んだあの企画は100億規模のビジネスに なるぞ あああなたがゴミって言って握りつぶした 企画ですかそれなら今の会社で明日から 動き始めることになってますゴミなんて別 にどうしようとかませんよね今更戻ってこ ないと困るなんてあまりにも都合が良 すぎる社長が気に入ってくれたというのは 嬉しいがもう戻るつもりなんてない俺は

新しいスタートを切ったんだから頼むから 1度あって話がしたい会社に来てくれない か都合のつく日でいいから頼むわかりまし た1度だけですよ3日後の13時に伺い ます あまりにもしつこく頼まれて俺は1度だけ 会社に行くことを了承したそこから2日間 は動き始めた企画のことで大忙しだっ た俺の考えたことが現実になろうとして いるそれが嬉しくて俺は舞い上がっていた 3日後約束通り前の会社に向かうと会議室 に通された会議室の中に入ると津1人で 座っていた来てくれてありがとう待ってい たよ別人かと思うほど丁寧な口調で 話しかけられて俺はぎょっとしてしまっ たもうこちらに戻ってくるつもりはあり ませんが他に何か話があるというのなら 伺いますなんとか考え直してもらえない だろうか俺の首がかかってるんだ別に津が 首になろうと知ったこっちゃないだがなん でそういう話になったのかは少し興味が ある俺は津田から詳しく話を聞いてみる ことにした津田の話によると握りつぶした はずの企画がなぜか社長の目に止まった らしい訳が分からなかったが詳しく話を 聞くと偶然に偶然が重なっていた俺が総務 部に押し付けた企画書はその時はゴミ箱に 捨てられたが総務部長の目に止まり社長に 推薦してくれたそうだでもなんで総務部長 はゴミ箱に捨てられた企画書を社長に推薦 なんて第一企画部のやが松岡に相談した みたいだ随分可愛いがってもらってた らしいじゃないか松岡がわざわざ総務部に 行ってお前の企画書を探し出したんだとよ まさか松岡さんがそんなことをしてくれて いたなんて移動があって繋がりが途切れて しまったと思っていたが今でも大切に思っ てくれていると思うと心が温かくなるよう な気がし たそして企画書を見た社長から津に話が 回ってきた一度この企画書を作った社員と 会ってみたいと言われたがその時に俺は もう退職してしまっていた 俺がやめたことを伝えるとなぜいきなり やめたのか問い詰められたらしい津田は俺 が勝手にやめたこっちだって困っていると 言って白を切ったらしいだがそのことが 第一企画部の社員に伝わるとみんなは津に 本当のことを社長に言うと言ったそうだ俺 が津のいびりに耐えられなくなってやめた と社長に知られまずいと思った津田は俺に きちんと謝罪して戻ってきてもらうから そのことは黙っていてほしいとみんなに 頼み込んだ津田が俺を連れ戻すという話は 社長にも伝わったらしいだから俺が戻って

こないと困るということのようだ本当に 頼むようちに戻ってきてほしい今までの ことは悪かったと思って いるのでこの企画をやるなんてやめてくれ もう企画は動き出してるんですこっちに 戻る気は全くありませんあなたが首に なろうと自業自得でしょう自分の立場が 悪くなったからと頭を下げられたって何の 誠意も感じない周りを納得させるために しぶしぶ謝っているだけだろう悪かった なんて言いながら罪悪感なんて感じてい ないに違い ないおい待て上司がここまでしてるんだぞ 何とも思わないのかもう俺はここをやめた んですあなたは上司ではありませんそれに あなたがどうなろうとも私の知ったこっ じゃないですよ俺が辞めた後の話が聞けた のは面白かったがもう用はないと出て いこうとすると真っ赤な顔をしたツが叫ん だふざけんなこっちが下手に出て謝ったら いい気になりやがってお前みたいな無能は 他の会社だったらすぐに首になるぞそれが 本心なんですねこれから社長のところに 行ってなぜやめたかきちんと伝えてきます ね津田は少し焦った様子を見せたがすぐに 勝ち誇った顔になった社長がお前みたいな 若像な話を信用するかよ俺は社長との 付き合いも長い俺の話を信じるに決まっ てるそうだとしても自分の口から話します なんなら一緒に行きますかそう言って俺が 歩き出すと津田も後からついてき た社長秘書に企画のことで話したいことが あると言うとすぐに取りついでもらえた 初めまして第一企画部にいた杉本大輔です どうしてもお話ししたいことがあって伺い ました社長のいだよく来てくれたね待って いたんだよさて早速だが君の考えていた 企画の話を聞かせてほしい社長は俺が戻っ てくる気になったと思っているんだろう いえお伝えしたいのは私はもう別の企業で その企画を進めていてこちらに戻ってくる 気はないということですどういうことだ うちの会社を裏切ったのか社長は穏やかな 笑顔から一転して硬い顔になり眉間にしを 寄せた私の考えた企画はゴミだと言って 握り潰されたんですですが別の企業で評価 してくれるところがあったのでそちらで 雇ってもらいました逃で潰されたというの はどういうことだ詳しいことを知らない 社長は俺の言葉に反応して津の方を見た 握りつぶすなんてとんでもない締め切りに 間なかったそれだけです津田は俺の方を 睨みつけた後しっと答え た違います私は締め切りより前に部長に 提出しましたしかし部長は私の企画を総務

部に提出してくれませんでしたそのことを 総務部に伝えて受け取ってほしいと頼ん だら企画書をゴミ箱に捨てられましたそれ までも散々部長からの嫌がらせを受けてい てそのことがきっかけで我慢の限界が来 ましたこれが全てです俺はできるだけ冷静 に淡々と伝えたこれで津が取り乱してくれ たらどちらが正確なことを言っているか 分かるだろうち違います俺の思った通り 津田は声を荒げた今のは全て言いがかり です自分の失敗を人のせいにする若いやが よくことですよ今の言葉をそっくりその まま返してやりたいがぐっこらえてスマホ を取り出したさっき2人で話していたこと を録音しておいたのだ実は先ほどまで部長 と2人で話していたんですこれを聞いて いただければどちらが正しいことを言って いるかお分かりいただけるはずです再生 ボタンを押すとつが経緯を話す声が流れた そして極めつけはこれだふざけんなこっち が下手に出て謝ったらいい気になりやがっ てお前みたいな無能は他の会社だったら すぐに首になるぞ怒鳴り散らす声が流れる と津田はスマホを奪いとろうと暴れ始めた 俺が取られ前と必死に守っていると社長が もういいと遮切った杉本君が正しいことを 言っているのは分かった内でこのような ことがあったのに何も知らずに放置してい て本当に申し訳ない津田君にはきちんと 処分を下すそれでもうちに戻ってくる気に はならないか今の会社はすぐに私の考えを 評価してくれました実は学生の時にもお 世話になっていた会社なんですそのご縁で 雇ってもらいましたなので元の会社に戻る からやめるなんて言えません今の会社で 頑張ろうと思いますせっかく高野さんが話 を通してくれたのだすんなり決まったよう に思えるがきっと必死に説得してくれたの だろうその恩を仇で返すような真似だけは したくないまっすぐ社長の目を見て伝える と静かに頷いて了承してくれただが津田は まだ引き下がるとはしなかった佐藤処分て 言っ そんなの困り ますまずは君の部下たちに聞き取り調査を してその結果次第で適当な処分を下す困る と言われても自分の身から出た錆 だろう社長は感情的になっているわけでも なく言っていることはごもともで津も 言い返せないようだこうして俺は津田から 解放されて今の会社での仕事に専念できる ことになっ た後日元同僚から聞いたがあの後社長は 宣言通り部下に聞き取り調査を行った らしいみんな津田の俺に対する仕打ちを

全部話したようだ見ているだけでも気分が 悪かったからこれですっきりしたと言って いた俺が辞めた後は別の人がターゲットに なっていたらしいその人は行を集めて告発 してやると暴言を全部録音していたそれを 提出したことが決定だとなり津田には攻殻 処分と言及処分が下された首にならなかっ ただけ良かったと感謝するべきだろう津田 は第一企画部の平社員として働くことに なったそう だ津田は上司にごまをすることだけは得意 でどんどん出世したが仕事は全然できない しょっちゅうミスをしては元部下に指摘さ れて逆切れしているらしいその度に今の 上司は俺ですと言われて悔しそうに唇を 噛んでいると教えてくれたその様子は俺も ちょっと見てみたいと思った俺はあれから 高野さんを始めたくさんの人に協力して もらいながら企画を実現するために準備を 進めてきた最近になってようやく形が 出来上がってきた責任者というのは俺が 考えていたよりずっと大変だ高野さんの力 を借りてというか頼りっぱなしなのだが それでなんとか成り立っている状態だでも 若いうちにこの経験ができているのは とてもありがたいことだと思う津にひどい 目に合わされて俺はに恵まれなかったと 思っていたが新人の俺にいろんなことを 教えてくれた松岡さんや困っている時に手 を差し伸べてくれた高野さんとたくさんの 人に支えてもらってき たいつか俺もそんなかっこいい先輩になれ たらと 思う

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