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地下アイドル

【漫画】幼馴染の美少女アイドルに「握手会来てくれる?」と握手券をもらった。彼女は俺が女友達と一緒にいるところを見て激しく嫉妬→「明日の握手会来ないでよね」。仕方なく別のアイドルの握手会に参加した結果…



【漫画】幼馴染の美少女アイドルに「握手会来てくれる?」と握手券をもらった。彼女は俺が女友達と一緒にいるところを見て激しく嫉妬→「明日の握手会来ないでよね」。仕方なく別のアイドルの握手会に参加した結果…

はい今週末にある握手会の件俺高山哲が 部屋に帰るなり幼馴染みの白井はかが剣を 渡してきた彼女は人気アイドルなのだけど なぜかこうして悪会の剣をよく渡してくる ありがとう光栄に思いなさい私と握手 なんて日本中の男が羨ましがるんだから どや顔正直言うとは猫をかぶっている成人 派アイドル優しくて神太陽なんてファン たちから言われてるが本性は女王様だその 姿を知っているのは俺だけで学校のみんな でさえ騙されているまあはるかが人気者に なるために歌や踊りをすごく頑張っている というのも知っているので何も言わないの だけどそうだねそれじゃあちょちょっと 待ちなさいよああれまだ何か話があるの私 が相手してあげてるのになんですぐに話を 切り上げるのよいやだってはか忙しいし 今日は久しぶりのお休みなのせっかくだ から遊んであげるわよ久しぶりの休みなら ちゃんと体を休めなよいつもハードワーク なんだしいつか倒れるよそんな正論聞き たくない ええはか本当よくわからないな昔は素直 だったのにアイドルになったくらいから はかはめんどくさい子になってしまった 業界で揉まれているのかもしれない アイドル業界は表に見えないだけで色々と 闇があるって聞くしはるかは顔だけは すごく可愛いしとにかく今からそっち行く からゲームしましょうはいはい分かったよ ダメて言っても聞かないしなそれになんだ かんだはかと遊べるのは嬉しいというのが ある俺たちの家は不思議なことに地下通路 で繋がっているまあ両親が学生時代からの 親友で家を建てる際面白半分に繋げただけ らしいけどただこのおかげではるかが遊び に来たとしてもパパラッチにばれることは ないだから俺たちは重宝していたそれで何 のゲームをするの何でもいいわ哲の好きな ものでやってあげるどうせ私が勝つんだし そっかじゃあままた負けたせっかくなので はかの得意な格闘ゲームで勝負をしてみた 結果は俺の圧勝それもそうだいつも手加減 をしていただけなのだからちなみにこれで 10連勝目ださては私に隠れてしてたわ ねそうかもしれない ね余裕の笑顔がむかつく見てなさい今に その伸び切った花をへし寄ってあげるから それ5000前にも言わなかったうるさい はるかは台がつくレベルの負けず嫌いだ 自分が勝つまでゲームをやめようとしない 昔の俺はそれがめんどくさくてわざと負け ていたのだが今日は久しぶりに遊ぶのだ 多少意地悪してもいいだろうねねねね そんな無きにならなくても悔しいも絶対手

を倒す頑張れ頑張れ笑顔で煽ってくるな それはそうとなんで制服のままで来たの 私服に着替えてくればよかったのにあ忘れ てた普通気づくと思うけど うそういう手だって制服じゃん はかがすぐに来そうな雰囲気だったから 着替えられなかったんでしょ私のせいだっ て言うのむしろ他に理由があるとで [音楽] も笑うなはるかとは物心ついた時から一緒 にいるのでこういうじれている時間は 楽しいめどくさい子になったと思うし手の 届かない子になったとは思うけどそれは それだこのお馴染みという関係だけは壊し たくなかった2日 後レッスン疲れたわ明日は握手会 かこれでまた合法的に徹使の手を握れる いいの見つからないねそうだねちょっと 歩き疲れちゃったかもああそこにもお店が あるね入ってみようかうん入ろ入ろドどう いうことなんで哲が女の子を連れて歩いて いるのあの子哲と同じクラスの浅いさんよ ね天然ふわふわ系で可愛いって言われてる のは知ってるけどなんでテと一緒に アクセサリーショップに入ってくのまさか 今日1日デートしてたとかじゃないわよね ふう疲れた今日はクラスメートに付き合っ て色々と回ったのでちょっと疲れた んはかなんだなんであんなに怒っているん だ俺今日はるかと話してないよ などうしたんだね今日どこ行ってたのえ 友達の買い物に付き合ってたけどふ友達 ねなんだよそのそうは別にいやその言い方 絶対何かあるでしょう自分の心に聞いたら どうなの はあまたわけのわからないことを別に やしいことなんてないんだけどへえそうな のふへえ ほう前から思ってたけどさはかのそういう とこ ちょっとめどくさいよ う言いたいことがあるならはっきり言いな よ幼馴染みなんだし言いづらいことなんて 今更もう怒った え手なんて知らない明の握手会来ないでよ ね閉められたはかのや何をあんなに怒っ てるんだそりゃちょっとひどいことを言っ たかもしれないけどそれでもあそこまで 起こるかな俺としてははかに自分の考えを 伝えて悪いところを直してもらいたかった だけだ当然はるかにも言い分があるだろう からそれを聞いて話し合いで解決したかっ たそれなのにこんなにも早く拒絶されると は思わなかったのだ明日来るなってこの件 どうしたらいいんだよ

翌日信じられない信じられないあのりか なしの鈍感男私のことがめどくさいって どういうことよ私は寝ても怒りが収まら なかった本当にむかつく今日せっかくの 握手会だったのに私と触れ合える大事な日 の前になんで怒らせること言ってくるのよ あんなこと言わなかったら私だって怒ら なかったのにまあでも手のことだしもしか したら列に並んでっっている でも並んでるの私の列じゃないなんで他の 子の列に並んでるのようーん剣がもったい なくて来ちゃったなとはいえ来るなと言わ れた以上はかのところには並べないしはか 以外の子はあまり知らないんだけど とりあえず1番可愛い子のところに並ん じゃったあ君いつもはるかちゃんのところ に並んでる子だよねえ知ってるんですか うんうん毎回握手会に来てるから覚え ちゃったよなんか君にだけはるかちゃんの 対応が違うように見えるしまあそれは 幼馴染みだからなんだけどなんて勝手には 言えないよな何私にお変してくれるのあ えっとまあそんな感じですね剣がもったい なくて適当に並びましただなんてもっと 言えないよな 嬉しいなはるかちゃんうちのグループで ダトの人気だしそんなはるかちゃんから私 に変えてくくれるなんてとても嬉しいこの 子可愛いなこういうのを神太陽というのか もしれないまた来てねはいまた来ます握手 会は1人1人の時間が決まっているので あまり長くは話せないそれでも今日はいい 思い出になったてで家に帰ると何やってる のよ怒りのはかが俺の部屋に来週したいや うんなぜだな何とは何でしょうかあまりに もはかが怖いので思わず敬語を使って しまう何他のこと握手してるのかって話よ 私以外と握手するとかありえないわよは はかが来るなって言ったんでしょどうして それが他の子と握手することになるわけ しかもよりによって男に媚び売って他の子 のファンを取ってる子に引っかかるなんて いやそれはその剣がもったいなかったから でしてというかそんな子だったなんて知ら ないしこれ浮気浮気よね浮気他の子に 乗り換えるなんて不以外の何事でもないわ よねおし変はしてないですへえ推し変 するって言ってたように聞こえたけど 聞こえてたのあの距離で嘘に決まってる でしょカかけただけよ あこれは仕置きが必要ねな何をする気なの ご想像にお任せするわ お待ってよ本当に変はしてないんだって ただあの場では話を合わせないとおかしい ことになっちゃうしあの子も傷つけちゃう

だろだから話を合わせただけでちゃんと今 でもはかを押してるよでもあの子と握手し とそりゃ列に並んでて握手しなかったら もっとおかしいじゃないかそもそも私以外 の列に並ぶのがおかしいそれは話がループ しちゃうよまあアイドルとして自分の ファンを他の子に取られるのが嫌ってのは 分かるけど俺1人じゃ人気なんて微動だに しないから気にしなくていいんじゃないか なそう言うんじゃない え手を他の子に取られたそれが嫌なの あ取られたって大げさな取られたもんじゃ ないはなのだから何度も言うけど推し変は してないから本当ですね お当たり前だよ幼馴染みが頑張ってるのに 応援しないわけないじゃんというかどうし て俺が別の子に行くだけでそこまで怒るの 好きだ から手のことが好きだからよ一瞬耳を疑っ たまさかそんなお本気で言ってるの何よ いやまさかはかに告白されると思わなかっ たからううるさいわね私だってたまには 素直になるのよああ素直じゃない自覚が あったんだてっきり自覚していないのかと 思っていたそそれで返事は えっとうん喜ん で本当嘘じゃないこんなことで嘘をつか ないよだっててし私に気があるような そぶり全然見せなかったからそりゃはかは アイドルなんだから俺が行為を持って るって見せたら迷惑かけると思ったしでも 昔から好きだったよちょっとめんどくさい ところも可愛いなって思うくらいには ねその一言は余計じゃない かしらああいや今のは言葉のあでどう聞い ても本心だったわよね ああそそれよりも付き合うことに関して1 つお願いがあるんだあかさな話題そらしね いやこっちのことも大事なんだってなんせ はかはアイドルでしょこのまま付き合うっ てのは問題だと思うんだそれは隠してる子 だって意外といるしでもバレた時大変じゃ ないか何よりファンを裏切ることになるし そういうのは避けた方がいいよじゃあどう しろって言うのよはかがアイドルを卒業 するのを待つよそれが多分みんな幸せに なれる道じゃないかな うはるかだってアイドルの仕事を気に入っ てるんでしょそれに今まで頑張ってきた ことをここで棒に振るのは良くないだから はかがアイドルを卒業したら付き合うよ 分かったそんなに深く考えなくても大丈夫 だよ隣に住んでいることは変わらないし 何かあっても支えるから 手そういえば1つ問いただしておかないと

いけないことがあった急に何昨日浅さんと 一緒に遊んでたでしょ浅さんのことが好 きってわけじゃないでしょうねはかが怒っ ていたのはこれかあれは彼氏への プレゼントを談されただけだよ本当 でしょうね朝井さんに彼氏がいるなんて 聞いたことがないんだけどそりゃ自分から 言いふらす子じゃないしね不安なら本人に 聞いてみなよま明日にでも聞いておくわあ 俺を信じて聞かないて選択肢はないんだ それじゃアイドルを卒業してから付き合 うってことはいいんだけど私毎日アイドル 活動頑張っていると ねうんそれは確かにそうだねご褒美が必要 だと思わないご褒美もう相変わらず鈍感な んだから甘やかしてって言ってるんでしょ あはがいいでしょこれくらい付き合うのを お預けされたんだし仲がいい幼馴染みなら していることよこれじゃ付き合っていると 言われても文句を言えないだけど確かに 全てを我慢しろというのはいくらなんでも ひどい話だそうだねじゃあ俺の家の中だけ ねそれだったら誰の目にも触れないから うあと許容範囲はここまででそれ以降は 付き合ってからだね手細かい仕方ない でしょはかの未来を奪うわけにはいかない んだから俺だって色々と我慢してるんだよ こうしてなんとかはかを説得することが できるとはかは毎日俺の部屋に来るように なったそして当たり前のように甘えてくる のだアイドルとしての立場はあるのだけど お互いの気持ちを知っている以上これは 仕方がないのだろうなんとか一戦を超え ないようにやりすぎた場合は俺が我慢をし て止めるしかない人気アイドルと将来 付き合おうとしているのだからこれくらい は俺の責務なのだろうこれからも俺ははか の誘惑に負けないよう頑張っていくのだっ た米田さん好きです俺と付き合って くださいごめんなさいタイプじゃないので また告白かもうここでご飯を食べるのは やめようかな俺今泉正は陰キの高校2年生 だまた米田さんかあの人本当に持てるよな 米田で見た目も芸能人にいてもおかしく ないほどの完璧超人告白してる方は サッカー部のエースかつづく俺とは住む 世界が違うなしかもあんなイケメンを あっさり断っているしなどんなやだったら オッケーされるんだろうなごめんねご飯 食べてたのにうるさかったでしょああ米田 さんこっちこそごめん覗いてたわけじゃ ないんだけどうん分かってるよ私たちが 来る前からいたし 前の告白の時もいたからいつもここでお 昼ご飯食べてるんでしょうん前の告白の時

も俺がいるって気づいてたんだうん告白 する側は緊張して気づかないみたいだけど ねそういうものなんだねちょっと興味本意 で聞きたいんだけどいいえ答えるかは内容 によるけどとりあえず聞くよ米田さんって なんで毎回告白を断ってるのえそんなこと 告白してきた人がタイプじゃないからだ けどおおすごいストレートだなでもさっき の人とか顔もいいしサッカー部のエースで 悪いところないと思うけどでも性格は悪い でしょ悪口行ったり他の人をけなしたりし てるしそれは確かにやっぱりそういう ところも見られてるのか顔だけ良ければい いってものじゃないんだなそうだよ今泉君 だって顔だけ見て付き合う人を決めるわけ じゃないでしょ 付き合ったことないからよくわからない けど確かに顔だけでは選ばないかもだよね 今泉君はどんな人がタイプなのうん考えた ことなかったな一緒にいて楽しい人かな あと一緒にいて気まずくない人とかああ 今泉君らしいねそうかなじゃあ米田さんの タイプはそれはもちろんおあもうこんな 時間だったんだね急いで教室に戻ろう うん走んないとまずいねそれから俺たちは なんとか先生が来る前に教室に戻ることが できたがさんの好きなタイプは聞き そびれてしまったその日の放課後結局米田 さんの好きなタイプってどんな人だったん だろうな王って言いかけていたけど応募 じゃない人王族くらいの金持ちうん あんまりピンとこないなまあ興味はある けど俺が知っても意味はないよな ねえねえ1度くらい事務所来てよいえ結構 ですうわ米田さんのことを考えていたら あっちゃったよしかも明らかに変な奴に 絡まれているし力も弱いし俺じゃあ助けに 行っても意味ないよなでも誰かを呼んでき てもしただの知り合いだったら全員に迷惑 がかかるしないいじゃん別に危害を加える わけじゃないから来てよいや考えている 場合じゃないヨドさんこんなところで何し てるのあ今泉君誰こいつあクラスメイトと かはいただのクラスメイトですよだよな 一瞬彼氏だと思って焦ったけどお前とこの 子じゃ全く釣り合ってないもんなあそう ですねでも焦ったってことはこの人のこと 狙ってるんですかさすがにその年で高校生 を狙うのはちょっときついですよちげえよ 俺はアイドル務所のスカウトだ彼氏がいる と多少面倒だからなスカウト芸能人並みに 可愛いと思ったけど本当に誘われるのは すごいななるほど仕事で声をかけていたん ですねああ分かってくれたか分かったなら 仕事の邪魔だから帰ってくれいえそれは嫌

ですなんでだよお前邪魔なんだよ嫌がって いるように見えたから邪魔をしてるんです よ米田さん芸能会に興味あるのうんない そっかじゃあ帰ろうえうんそうだねおい ふざけんなこんな上玉逃すかよああこの手 はあんまり使いたくなかったけど仕方が ないなあお巡りさんちょうどいいところに ちょっとこっちに来てもらってもいいです かえ警察米田さんこっち来てううんそれ から俺は米田さんの手を引いて走って横道 に入ったああなんとか逃げきれたね警察 なんて都合よくいるわけないのに意外と 騙されるもんだねうんありがとう今泉君 うんうん全然気にしなくていいよそれに ただ逃げただけだからね本当はもっと かっこよく助けたかったしなそんなこと ないよ私のピンチにさそと助けてくれた 王子様みたいだったよそれに男の子に手を つがれたのも初めてだったしえ俺なんが ごめんうん嬉しかったよそれにやっと 見つけることができたからねえ何か探して たのうんずっと探してたの私の王子様え 王子様うんさっき私の好きなタイプの話が 途中だったでしょ私王子様みたいな人が 好きなのさっき言いかけていた王って王子 様のことかよねえ王子様私と付き合って くれないえなんで俺が米田さんの王子様な のそれに勢いで告白されただって私のこと 助けてくれたでしょすごくかっこよかった よいやいやただ逃げただけでしょ言い任し て帰らせたり威圧して追い返したりしてた ならかっこいいっていうのも分かるけど そんなことないよ言い合いとか暴力よりも 平和でいいと思うそれに手だって握って くれたしいやあれは不可力というか逃げる ために仕方がなかったというかえじゃあ他 の女にもそういうことしてるのいや人助け とかあまりしないから初めてだけど今 ものすごい威感を感じたぞそならいいや それで私と付き合ってくれるいやごめん なさいなんで私性格はいいかわからない けど顔はいいよ昼間言った通り顔だけでは 選ばない から余なことを話しちゃったなやっぱり 高校生の恋愛って顔だけで選んでもいいと 思うよさっきと言ってることが逆だ今の話 聞いたら今日断られたサッカー部のエース が起こるよそれはそれなのとにかく運命な 王子様を逃すわけにはいかないからその 運命の王子様って何なのなんか理想の イメージが古臭いような気がするんだけど 私恋愛漫画が好きなんだけど最初に読んだ のがお母さんが持ってた少女漫画だったの 少女漫画に出てくるヒーローみたいな人が 好きああなるほどだから憧れの彼氏像の

雰囲気が古いのかあと古いのも好きだけど 新しい恋愛漫画も好きだよ壁丼とか憧れる し壁丼も微妙に古い気がするけど言わない でおこう俺は根暗でヨネタさんが思うよう な王子様じゃないからじゃあ俺は帰るね ちょっとてえもう用事はないはずじゃ そんなことないよ付き合ってくれるのは また今度でもいいからせめてお礼をさせて いやお礼もいらないよ大したことをしたと も思ってないからだめヨネだけではもらっ た音は倍にして返しなさいって教えられて いるからそんな大げさなことしてないんだ けどとにかくお礼したいからうちに遊びに 来てよえそれはちょっとお願い私紅茶 入れるの得意だから飲んでみてほしいの 結局俺は米田さんの勢いに押されて米田 さんの家に行くことになった大きい家だね 米田さんってお嬢様だったんだただでさえ 女子の家に行くのは緊張するのにこんな 豪邸だったのかよ見た目だけだよ緊張し ないで入ってうん分かったお姉ちゃんお 帰りって男の子連れてきてるじゃんうん私 の王子様なのああ出たお姉ちゃんの王子様 発言ぱっと見だと王子様って感じはしない けどこの人がそうなのうん私のことを かっこよく助けてくれたのいやだいぶおれ ついてるし王子様じゃないからえっと米田 さんと同じクラスの今泉正ですご丁寧に どうも妹の米田あずさですそれで今泉さん はお姉ちゃんに何したんですかいや変な ことはしてないんだけど実はそれから俺は 妹さんに今日会ったことを話したなるほど まあまあ王子様じゃないですかまあまあ 王子様って初めて聞く日本語だな お姉ちゃんの好きなシだし惚れられても 仕方がないですね今泉さんもう諦めて くださいお姉ちゃんて少女趣味で結構痛い ところあるので痛いそんなことないよああ ちょっと分かる気が する君までうん学校では完璧美少女って いうイメージだったけど今日で結構印象 変わったかなああお姉ちゃんて擬態完璧 ですからね中身はかなり残念でメルヘン チックですななるほどあずさだって顔だけ で彼氏を選ぶ残念なところがあるでしょ 種類は違うけど私と同じくらいきつい でしょそう王子様を探してるお姉ちゃん よりは普通だと思うけどね確かにどちらか というと顔で選ぶ方が普通だよな私だっ たら多分今泉さんに助けてもらっても顔で 判断して付き合ってとは言わないし ちょっとはずさ今泉君に失礼でしょ今すぐ 謝りなさいいや根暗で地味だし事実だと 思うよですよねかっこいいとは言えないと 思いますあれでも意外と素材自体は悪く

ないような身長もそれなりに高いし今泉君 私の部屋に今すぐ行こうえ急にどうしたの いいから行こうあずさ絶対私の部屋には 入らないでねはいはい分かってるよ妹が 失礼なことを言ったから俺から話そうとし たってことかまあ俺の顔が微妙なのは失礼 でもなく事実だから別に気にしてないけど なそれから俺は米田さんの部屋に入った おおたくさん漫画あるねしかも少女漫画 ばっかりうん私の唯一の趣味だからね紅茶 入れてくるからちょっと待ってねうん ありがとう女子の部屋初めて入ったけど 漫画ばかりで俺の部屋とあまり変わらない な今泉さんちょっといいですかえ妹さんで も入るなって言われてなかったあんなの 無視しても大丈夫ですよそれよりもさっき 自己紹介したのに忘れたんですか妹さん じゃなくてあずさですよいやけどじゃあ 名前で呼んでくださいよいやあんまり 女の子を下の名前で呼ばないからでも米田 だとお姉ちゃんと混ざって分かりづらい です私もまず君て呼ぶのであずさて呼んで くださいえ分かったじゃああずさちゃんで はい本当はちゃん漬けもいらないですけど まあいいですそうそれよりも何持ってるの えワックスとヘアアイロンですようんそれ を見れば分かるんだけどなんで持ってるの かなってああ試しにやってみようかと思い ましてちょっとっとしていてくださいえ どういうこと細かいことはいいじゃない ですか悪いようにはしないので任せて ください結局俺はなぜかされるがまま あずさちゃんに髪をセットされたどうして 髪をいじられたのかは分からないけど強引 なところは米田さんにそっくりだなおお ちゃんとすればかかこいいですねえ ありがとうはい絶対こっちの方がいいです よどうして今までセットしなかったんです かいやかっこつけてるとか思われたら面倒 だなってかっこつけちゃダメなんですか かっこいい方が得だし悪いことなんてない ですよまま言われてみれば確かにでしょ なら普段からこの髪型にしましょうよ セットの仕方は私が教えるので今泉君お 待たせ てなんであずさがここにいるのしかも今泉 君の髪も変わってるし私がセットしてあげ たんだよ関係ないとは言ってもお姉ちゃん もかっこいい方がいいでしょそれは確かに そうだけどでも私の部屋に入らないでって 言ったでしょええそんな細かいことは気に しないでよそれよりもかなりかっこよく なったでしょうんそれは確かにすごく かっこいいと思うえありがとう お姉ちゃんからも褒められたし正君は

もっと自信持った方がいいよありがとう あずさちゃんのおかげでちょっと自信つい たよちょっと待ってなんで2人とも名前で 呼び合ってるのだって苗字だとお姉ちゃん とかるでしょいやそれなら同じクラスの私 を名前で呼べばいいでしょお姉ちゃんは まず君のクラスで1番人気の美少女なん でしょそんな女子を名前で呼んだら大変な ことになっちゃうよそれは確かに困るかも そんなあとお姉ちゃんに言いたいことが あるんだけどえ何私まず君のことありだっ たみたい えちょっと待ちなさいあんたさっき顔が 微妙って言っていたでしょそうだと思った んだけどちゃんとしたら意外と結構かっこ いいなってそれにお姉ちゃんを助ける くらいだから性格もいいしねお姉ちゃんと はまだ付き合ってないんですよねうん 付き合ってはいないけどそれならよかった ですじゃあ私と付き合ってみませんかえ いやそれはちょっとちょっとあずさ何 いきなり告白してるのえ普通にかっこいい と思ったから告白しただけだけどダメなの ダメに決まってるでしょ私が先に見つけた 王子様なんだから出会いの早さなんて関係 ないよままだ私のことをよく知らない だろうから答えはまた今度でいいよ私ず君 のこと落とす自信あるからそれ本人に言う んだうんだってその方が意識してくれる でしょそれはそうかも男って本当に単純だ なちょっと待ってそれなら私だって告白し たんだし意識してよお姉ちゃんは王子様と か言って痛いから別だよそんなでも私諦め ないから絶対振り返らせて見せるから覚悟 していやそれはちょっと2人とも目立つし まず君がその格好なら私と並んでても そんなに違和感ないと思いますよだから 学校でもその格好にしましょうよえ同じ 学校だったのうん同じ高校の1年生ですよ だからこれからは毎日会いに行きますね だめあずさが来たら騒ぎになるでしょう いいじゃんでも私イケメン好きていろんな 人に言ってるから地味な正君と話してたら 変な噂されちゃうかもえそれなら俺とは 話さない方がいいんじゃないいえそれは嫌 ですだから普段からその髪型にしましょう それならみんな納得しますし確かに今まで 通りの髪型でもあずさちゃんは来そうだし 俺が変わった方がいいかそれに変わる きっかけも欲しかったしなそれから俺は3 人で紅茶を飲みその日は解散した次の日あ 今泉君本当にその髪型で来ることにしたん だねうんちょっと自分でやってみたんだ けどどうかなうんすごくいいと思うえあれ 今泉君なの前髪うざかったけどちゃんとし

たらかっこよかったんだねあれ意外と評判 いいなそれならもっと早くこうすれば よかったかもなあまず君その髪型できたん だねあってるよおあずさちゃんおはよう おはようございますまず君もしかしてあの 子と付き合って変わったのかないや後輩 っぽいしまだ私たちにもチャンスある でしょだね狙ってみようかなああれあずさ だけじゃなくてライバルが増えたねねえ 今泉君前の髪型も似合ってたよえそうかな ありがとう米田さんがそう言うなら前の 髪型でもいいかなちょっとお姉ちゃん他の 人や私に勝てる自信がないからって戻そう としないでよそそんなことないしああ図星 だうるさい今泉君は私だけの王子様なの ちょちょっと米田さんこんなたくさん人が いるところで王子様って言わないで俺今泉 正の平穏日常は彼女たちによって終わった だが2ヶ月後可愛い彼女ができること この時の俺はまだ知らないふできたよかい ちゃんほおそうちゃんすごいすごい 幼馴染みのかいちゃんと一緒にタイム カプセルを埋めるなんだか2人だけの秘密 みたいでワクワクしてくる将来大きくなっ たら一緒に開けるんだよし替えで隊員他に 入れたいものはないかそうちゃんこれ忘れ ちゃだめだよ昨日一緒に書いたでしょ なんだっけそれもう婚 届け大きくなったらそうちゃんと結婚する のこれでずっと一緒だねそんなのなくても かいちゃんとはずっと友達だよ変なかい ちゃん仲良しなんだからずっと一緒に 決まってるのにもうもう大きくなってこの 髪を出すと友達よりもっと仲良くなれるの で そうなんだなんか騙されてる気がするけど そうなんだねそうなんですだから疑問に 思っちゃだめそうちゃんそういうものなん だからパパとママも応援してたしうん 分かったじゃあ埋めちゃおう ああそして俺たちの思い出は地中深に埋め られることになったいつかタイムカプセル を掘り起こす日が来るのを待ちしく思い ながら 俺高宮相馬は社会人2年目の23歳 うっかりブラック企業に就職してしまい 現在18錬金中の推しも押されぬ社畜 エリートだ今日も京都て朝から晩まで働き ヘトヘトになって帰る日々自炊をする気力 なんてないコンビニだけがいつでも俺を 受け入れてくれる唯一無の親友だそんな 親友のために俺は毎日 という名の3円を払い続けているようやく 明日は休みだが休日はいつも疲れはてて 寝るだけで終わってしまう学生時代はただ

の陰キャだったが今やすっかり心も凄んで しまったそういえばだいぶ前に同窓会の 誘いも来ていたが結局仕事が忙しくて決 じまだったまあ友達が少ない俺が顔を出し ても誰も喜ばないだろうけどさあよく寝た げもうこんな時間か最近疲労が全然取れ ない気がするんだよな冷蔵庫に何かなかっ たっけ郵便受けを見るとぐちゃっと大量の 郵便物が詰め込まれていた萎えるわさすが にそろそろ片付けなきゃちょっと見ない間 にたまりすぎだろう受信料の徴収うちに テレビとかないし水道の領引こ事業者の DMえ明後日から工事入るのうるさくなる の勘弁してくれんなんだこれ本人確認通知 俺何かしたっけしょうがない一応確認して みるか はあコイ届を受理しました嫁がいたら こんな寂しい生活してませんけどこれ詐欺 だよな何が結婚だよこっちは彼女を作る 時間すらないってのにもしかして俺の ストーカーが勝手に書類を偽装したとか それなら一層のことストーカーに彼女に なってほしいまどうでもいいか俺ホラーと か平気なタイプだしこの部屋も自己物件で 家賃めちゃくちゃ安いけどいつも寝てる からラップ音とか聞いたことないしな大体 俺が結婚なんてバカバカしいってのリリに 笑われちまうああやだやだ何かの間違い だろうそういやあいつ元気にしてんのかな 生まれてこの方女性を好きになったこと なんてないごめん嘘本当は好きな奴がいた いい年して恥ずかしいが俺は今でも初恋を 引きずっていたりする幼馴染みの篠原楓で それが初恋の相手だ今年の誕生日こそ楓に 告白しようと思う やめなって身のほどをわきまえなさいよ 明るくて美人の替えねと陰キャのアホにと か不つり合いだからううるさい俺たちはお 馴染みなんだからねはだから何お馴染み 同士で結ばれるとかそんな幻想信じてる わけお兄の好きな動画サイトの恋愛漫画 じゃないんだから変な影響受けすぎでしょ やっぱりリリもそう思うかちょそんなに 落ち込まないでよ私が悪いこと言って 泣かせたみたいじゃんただの事実でしょ 余計傷つくわなんか最近楓と会話も ほとんどないし連絡しても変身来るの遅い しいい加減気づきなさいよ完全に脈なし じゃ問題外だよお兄おしまいだよこのまま 卒業したら楓と離れ離れになるんだぞ さっさと振られて大学で次の出会い探せば いいじゃんもしかしたらもっといい出会い があるかもしれないしなんなら可愛い 可愛い妹がいるよリアド高いよ励まして くれてありがとなリリそれとパンツ見え

てるぞお兄のそういうところが持てないっ ていうの うそれから30分後でもさ買えねえも ひどいよねやっぱさやめときねよお兄 替えねえだってお兄の気持ち本当は分かっ てるはずでしょなのに今まで思わせぶりな 態度を取ってそれで急に冷たくしてって 普通に嫌な女じゃない楓はみんなから好か れてるし楓に限ってそんなこと私かえねえ のことあんまり好きじゃないかもリリ結局 誕生日に告白することはできなかった予定 があったらしい後日プレゼントをもらった が俺の心はモヤモヤしていたその後何度も 楓に気持ちを伝えるべく機会を伺っていた でも人気者の楓はいつも大勢に囲まれてい て俺の存在なんてすっかり忘れてしまって いるようだった今日はクリスマス楓はこれ からクラスメートとクリスマスパーティー をするらしい当然俺は誘われていない昔は いつも一緒だったのに今では誕生日も クリスマスもこうして楓とは別々だ必死に 頼み込んで少しだけ時間をもらったダメ元 ってやつだきっとこれがラストチャンス楓 のことが好きだ俺と付き合ってほしいはあ 何言ってんの信じられない今更バカなこと 言わないでよ私は忙しいの今更 かそっかそうだよなごめん話はそれだけ じゃあっけなく俺の初恋は散った高校に 入学してから楓の態度がどんどん冷たく なっていった嫌われた理由は分からない いや理由は多分1つじゃなくていくつも あるのだろうそれが積み重なった結果だ あんじて受け入れるしかない俺は楓にとっ て不つり合いなお馴染みなのだからリリに ケーキでも買って帰る かに気持ちがめていくのを自覚する 幼馴染みももうおしまいだ俺たちはこれ から卒業し互いに別の道を進んでいく俺は そっと楓のアドレスを削除した誰だあの人 待ち合わせでもしてるのかアパートの前に 見慣れない人影を見かける不審に思うが気 にしないことにした人の心配をしている 余裕はないそうまそうまよねえっとどちら 様でしょう か楓だよ篠原楓そう馬の幼馴染みでうん これからはあなたの妻の替でそうまごめん [音楽] なさいあえてよかった [音楽] よななんだよ一体だってサマが体を壊し たらかもしれないって思った [音楽] ああもうめんどくせえなんなんだこいつ よし俺は何も見なかったきっと心霊現象か 疲労が見せた幻だな本物だ

[音楽] よとうとう聴までしてきたなでも俺昔から 霊感ないんだよねそれは知ったる けど うるせえでお前が楓だとして何しに来たん だようやくようやくそう馬に会えた いきなり来てなんだよ急にごめんね本当は もっとおしゃれとかしたかったんだけどで もそんなことはいいのよかったまた母に 会えて会えなかったら私 私俺に何のようだ金でも貸して欲しいのか 使う暇はないから金だけは溜まっていく 一方だが話があるならさっさと済ませて 帰ってそこまで言いかけて俺は初めて ちゃんと楓の姿を見たお前どうしてそんな に昔はあんなに明るくて美人だったのに まるで俺と同じようなくびれた姿毎日必死 に働いてボロボロになっているそんな風に 見えるとりあえず家に入れ話はそれからだ 迷惑かけてごめんだったら前もって連絡し て欲しいと思ったがそういえばスマホを 新しくして番号が変わった後家族と親友に しか教えてないことを思い出したほら風 引くなよありがとうやっぱり優しいねそま はおかしいさてはお前楓じゃないな正直に はけ楓の名前を語って俺を騙そうとして ないか誘惑して時男金せしめるパパカ女子 か楓の誕生日を行ってみろ11月3日は それが正解かどうか覚えてねえやそうだよ ねごめんなさい悪いただの嫌味だ俺も むかつくやになっちまったなちゃんと覚え てるよ うん気にしないでそれだけ私はそにひどい ことしてきたんだから別に楓のせいじゃ ないでもいい加減にしてくれ急に来たと 思ったらわけも分からず謝ってばかり正直 気がメイルごめんなさいてまただねばかだ な私そにあったら話したいことがたくさん あったのにまずは謝らなきゃってそれ ばっかり押しけて 着替まで貸してくれて使い道に困ってた クソダサ感じTシャツだから気にすんな なんだか変わってねそうま昔よりずっと たくましくなったのかなお世辞はやめて くれ昔はただの陰キャだったのが今は世間 の厳しさにすっかりやれただけだまだご飯 食べてないの私が作ってあげれ買に行か ないと何もないぞせっかくの休日元々食べ に行くつもりだったが楓を放置してこの まま出かけるわけにもいかない腹減って ないかラーメンならあるぞこれとかこれと かこれとかこれとかありがとうでもなんで インスタントばっかりなのもしかしてソマ はいつもこんな食事してるのいつもじゃ ないぜ収録くらいかなだめだよそんな食

生活じゃそま安心してこれからは私が毎日 料理を作るからあお湯開いた何言ってんだ お前料理だけじゃないこれまでの文も全部 全部私がそう馬のお世話をちゃんとする から洗濯だって掃除だって任せて言ってる 意味が全くわからんなんで楓がそんなこと するんだそれよりラーメン食えよ伸びる だろだって私そう馬のお嫁さんだし今日私 がここに来たのはそう馬のことを迎えに来 たの待たせてごめんなさいついにこの日が 来たんだこれからはソマとずっと一緒にい られるの私が奥さんとしてソマのこと ちゃんと支えるから見てて はいだからね私たち結婚したの婚姻届けも 提出済みだよここまで来るのに長かった 時間がかかってごめんね誰と誰が私たちだ よ私とそう馬そうか俺と楓かそうかそうか そうだったの かてめえの仕業か こらだってだってこうでもしないともうそ まと終わっちゃうって思ったからお前自分 がしたこと分かってるのか書類の偽造は 普通に犯罪なんだぞ偽造じゃないもん ちゃんとソが書いてくれたんだから待って うっすら思い出してきたこれはこの 下手くそな字は確か2人で埋めたタイム カプセルに入れておいた2人の未来を証明 する証だよそうだタイムカプセルいやでも そんなガキの時に書いたものが正式に受持 されるわけが安心してそば私たち2人は ちゃんと夫婦になってのそんなバカな ふざけるなよ役所行政俺は納得してない からな何が結婚だ大体俺たちの関係は とっくに終わってるだろあの時俺の告白を お前はあっさり切り捨てたんだからそんな ことしてないあの時私は俺がどんな気持ち だったか分かるか俺はずっと楓と仲良くし たかった距離が離れていくことに焦ってい た楓の態度もどんどん冷たくなっていって それでも俺は俺は楓が好きだったからだ から恋人になりたかったんだごめんなさい 私ずっと勘違いしていたのだって私たち 幼い頃に将来を誓い合ったんだよ私の中で はもうそまとは恋人で夫婦くらいのつもり だっただから今更何言ってるんだろうって 思ったらムムカしてそれで嘘つくなよ ずっと前から俺に冷たい態度取ったりして たよなめちゃくちゃ傷ついたんだぞ高校に 入学したくらいからマがどんどん男らしく かこなっていってそばにいるだけで好き すぎて私どうにかなっちゃいそうだったの マの顔なんて直視できないしこのままじゃ 襲っちゃうかもってでもまだ高校生で責任 なんて取れないしそれにそうと話なんてし たら興奮して足がガクガクしちゃっ

てそれでしばらくしてリリちゃんに怒られ てバカで愚かな私がしかしたことに気づい たの妹の法マイエンジェルことリリにそう まリリちゃんのこと好きすぎだよねなんだ か嫉妬しちゃう天使だからな私の義になる んだもいいけどさでもあの時のリリちゃん は本気だったそに近づいたら許さないって 混罪お兄に近づくなクソう嘘聞いて 違うのリリちゃん私そんなつもりじゃ あんたのせいでお兄がどれだけ傷ついたと 思ってんのこれ以上お兄に迷惑をかけない でを持てのは楽しかったお兄の気持ちを 踏みにってあんた最低だよお願いリリ ちゃんそもに謝らせずっとお兄に冷たくし てきたくせにふざけんなあんたには チラチラした男がお似合いだよお兄は もったいない1つだけ最後に教えといて あげるお兄はもうのことなんてとに見限っ てるから えさようなら元大馴染みの篠原楓でさん 愛するそを傷つけてしまったリリちゃんの 言う通り私は最低な女だ本当にどうしよう もないそれから私はそにふさわしい女性に なるべく努力した大学に入学して遊ぶこと もせずに花嫁修行はもちろんどうすれば もう一度に振り向いてもらえるか毎日毎日 考えて生きてきたそにつり合うような女性 にならなくちゃねえマ高宮君窓会に来て ないけど今どうしてるか知ってる原さん 久しぶりきれいになったねごめん高宮って 誰だっけあああの陰キじゃないそういえば いたよね 懐かしいあいつブラック企業に捕まった らしいぜ会顔出せよって思うけど大変なん だろうなしゃあない今日の分は今度俺が 奢ってやるかそに会えると思って淡い期待 を抱いて同窓会に参加したのに高校を卒業 してから馬とは全く連絡が取れないきっと ブロックされてるんだブラック企業に就職 してるなんて私がダラダラしている間にが 大変な目に合っていた待ってて私が必ずを 助ける 私もう帰るねそれから私は死物狂いで働い たそして起業してようやく準備が整ったの だから迎えに来たんだ行こう私たちの新居 に何言ってんだ新居頭金だけはなんとか 払って足りない分はパパとママに借金し ちゃったけど私とそう馬ならすぐに返せる からいやちょっと待て居ってなんだよおい あのさん状況についていけないんだが一軒 屋の方がいいかなって思ったんだけど相馬 の意見も聞きたいし子供ができてからでも 遅くないよねお前意見聞く気ないだろう すでに新婚生活気分なところ悪いが俺は 結婚事体を問題視してるんだがいいから

いいからすぐに引っ越しできるよう業者を 手配しておくねそれとには私の会社の社長 になってもらうからと言っても個人経営の 小さな会社だ けどえへへじゃない何でもかんでも勝手に 押し進めるなちゃんとリリちゃんには許し てもらったからえ俺より妹の意見が優先さ れるのあたり前でしょげリリリリは今日も 可愛いなどうしようアホにのキさが悪化し てるそれよりどうしてここにいるんだ その女が毎日家に来て玄関先で何時間も お兄の連絡先を教えてくれって土下して くるんだもん本当に反省したのかその覚悟 を見せてもらったってわけ必ず幸せにする からねそままお兄のことも心配だったし しばらく様子かな今度お兄を不幸にしたら 即離婚してもらうからね絶対そんなことし ないもんを見ても興奮て我を忘れないよう になったし小さい頃に約束したの2人で 必ず幸せになるって私の目が黒いうちには イチャイチできると思わないでえ本当に ここで暮らすのえ本当に俺もう結婚してる のえ本当に俺が社長転職するのえ ええそれからは嵐のような日々だった楓の お立ては完璧だった退職代行サービスに よりブラック企業からいつの間にか退職が 完了していた追い打ちで老樹にも通報した らしい楓の両親からも娘が本当に済まない と申し訳なさそうに謝られた若干気の毒 そうな目で見られたことが忘れられない私 はそう馬を一生愛することを誓いますこの 状況にまだ戸惑ってるんだ がはそれでいいのこれからソマに愛して もらえるようたくさん頑張るから頼むから これ以上頑張らないでくれそれそういえば 婚姻届けをタイムカプセルに入れて埋めた 時も俺はなんか騙されたような気がしてい たことを思い出したそれでもその夢を実現 するために俺を幸せにしてくれるために楓 が途方もなく努力して頑張ってくれたこと は事実だだったらそろそろ俺も楓の頑張り に報いるべきなのかもしれない楓の手に より驚くべきほど食生活も改善されていっ た有限実行楓は本気で俺を幸せにして くれるらしいそろそろ俺もこの現実を 受け入れないといけないのだろうなあ楓俺 もお前のことが私もお兄と結婚するだだめ いくらりちゃんでも渡さないからねこれ 以上ややこしくするんじゃ ねえちょっとサト勝手にプリント持っ ていかないでよ はああと提出してないのを緑だけなんだよ すかちゃんと記入済みだし机の上に置いて あったんだから別にいいだろう最後に確認 しておきたかったの知るかそんなの君が

出してくれないと僕の放課後がどんどん 削られてしまうだろそれこそ私の知った ことじゃないし大体サトは帰宅部だから 放課後暇でしょ帰宅部をバカにするな何を なんだよ あまた宮根と手塚が喧嘩してるぞあの2人 って仲悪いのお皿なじみなんでしょガキの 頃は仲良かったよみちゃんがサト君に べったりでさ今となっては宮根にべったり な手塚って想像できないなもういい私部活 行かないといけないし大会近いのよそんな こと宣言しなくていいから早く行けよええ 早く行くわよ僕とお馴染みの手塚緑は永遠 の中ってやつだったいつからか顔を 合わせれば喧嘩ばかりそんな日がこれから も続いていくんだと僕は思っていたんだ緑 が学校を休んだ風だそうだおいみや手塚に プリントを届けてやってくれどうして僕が どうしてって幼馴染みなんだろう仲がいい じゃないか先生男子が進んでんじゃない ですかそんなことないぞ僕とみは喧嘩 ばっかしてますよなんだ血は喧嘩じゃない のか違いますよあいつのこと嫌いなんで うんまあ頼むな話聞いてました耳まで遠く なったんですかいいだろ頼むよお前らの 住んでるとこを通いし他の生徒に頼めない んだって先生が行けばいいじゃないすか 教師ってのは忙しいんだよお前が俺の 代わりに仕事してくれるってんなら喜んで いくけどそれから僕は散々の愚を引くこと になった確かに高々風を引いただけの生徒 を見舞いに行く余裕は教師にはなさそう だったこんちは一応チャイムだけ鳴らして 返事も待たず手付けの玄関を開けた久し ぶりだけど買ってしったるなんとやらて やつだあらサト君久しぶりじゃないおば さんこんにちはあの子のお見舞に来てくれ たの見舞っていうかプリントを届けにあの なんで嬉しそうなんですか水泳を始める前 はあの子体が弱くてよくこうやってサト君 が持ってきてくれたのよね懐かしいなって 思ってそういうこともありましたね せっかくだから顔見てあげて はあおばさんに言われるがまま緑の部屋の 前までやってきたここに来たのは多分小学 生の時りだった み入るぞ返事はなかった寝てるのかベッド の上にいるみに声をかけるやっぱり返事は ない黙ってれば可愛い顔してんだけどな 久しぶりの緑の部屋はさすがにいろんな ものが変わっていた前はいかにも女の子の 部屋って感じだったけど今はもう高校生の 部屋って感じだの上には水泳大会で 勝ち取ったメダルとかトロフィーが並んで いる緑は水泳の有望な選手なのだった

うん 誰ママ目覚めたかサトそうだよ先生に頼ま れてプリントを持ってきた机の上に置いて おくからうん体調はどうだ あいそうかうん じゃあよも済んだし帰るわやだやだって 行かないで頬を赤くし目をうるませ緑は そう言った分かったよ君が眠れまでここに いる本当ああ本当だ 嬉しいだから安心して眠りなようん普段は けして可愛くないけれどは弱ってと前と つまりは子供の頃の僕について回っていた 頃の彼女に戻るのだった普段もこんな君 なら僕らはもうとくに仲直りしてるん だろうな眠っている緑は静かで素直そうで やっぱり少し可愛かった今となってはもう どうしてそんなことになったのか覚えてい ないけれど急に緑の態度が変わったこと だけは覚えている佐藤ちゃんの嘘つきなん だよ嘘つきってだって嘘つきじゃない僕は 嘘なんてついてないついたもんついてない ついたついてないもういいもん絶好だから 勝手にしろうん勝手にする多分しょうも ないことだったんだと思う勝手に1人で家 に帰ったとかあの頃みは学校から帰るにし ても僕の後ろについてきていたしはっきり とはやっぱり思い出せないけど当たらずと も言えども遠からずってやつだろう喧嘩し たことだけは覚えているんだけどなだって その溝は今もまだ塞がっていないから朝目 を覚ました時喉が痛かった頭がぼーっとし [音楽] たが止まら 体だこれ絶対に熱が出てるだろう緑のお 見舞に行った日の次の日のことだあいつに 風邪映されたまさかこれが狙いで僕を部屋 にとめようとしたんじゃないだろうな なんてあいつがそこまで印出じゃないこと は知ってるああやめよう体調が悪いと屈に なる母さん僕風引いたから校休むからサト が学校を休んだ風だそうだおい手塚宮根に プリントを届けてやってくれどうして私が どうしてってお馴染みなんだろう仲がいい じゃないか先生乱が進んでるんじゃない ですかそんなことないぞ私とサトは喧嘩 ばっかりしてますよなんだ血喧嘩じゃない のか違います サ私のこと嫌いなんでふあいつと同じこと 言ってるなまあ頼むわ話聞いてました耳 まで遠くなったんですかお前らの住んでる とこを遠いし他の生徒に頼めないんだって 先生が行けばいいじゃないですか私部活が あるんで師ってのは忙しいんだよ第一 上がりでは休みのはずだろそれはそれに なんだかんだ宮根はお前のお見舞に行って

くれたぞそう言われてしまえば行かない わけにはいかなかったさし入るよああ緑か なんだ元気そうじゃない朝から寝すぎで さすがにもう寝れないんだよ熱もほとんど 下がってるしさ驚かないのね何が私がおに 来たことどうせ先生に無理やり言いくるめ られたんだろうあの人口がうまいからまあ ねこの部屋久しぶりあんまり変わってない ねそうかうん机の傷もシールの後もその ままそうかそうかもなあのさあのもしかし てサトが風を引いたのって私がその違う え昨日暑かったからちょっと薄ぎでしかも 窓を開けて寝てたんだそれ だけそっかならいい確かに咲夜は暑かった もんねまあなでもこんな時期にそんなこと するなんてあんたバカよねうるさいよ病人 はわれそんなことしたら調子に乗るでしょ あのさだよ少しだけ一緒にいてあげようか ほら熱が出ると弱るでしょ心細くな るっていうかそういうの分かるしいや用事 終わったならさっさと帰るなんでそういう 言い方するわけ逆になんで怒ってるんだよ 君も僕の顔なんか見たくないだろう ええ世界で一番大嫌いだものああそう だろうよだからを使ってやったんだほら 帰れすぐ帰れ言われなくてもそして緑は さっさと部屋を出ていった足音は怪獣の ように大きくて彼女が怒っているのがよく 分かった僕の風が映ってまた寝込んだら どうするつもりなんだよ大会近いんだろに しても限界だった男にはプライドがあると はいえこれ以上の痩せ我慢はきついああ ああしんどい寝よう熱のせいであっという 間に眠りに落ちたお代わり病み上がりなん だからほどほどにしておいたら逆だから 体力つけなくちゃいけないから食べるのと か言ってなんかあったんでしょやけ食い じゃない別に何にもないからそういえば 今日スーパーでサト君のお母さんと会った んだけどサ君てば風で寝込んでるらしい じゃない見たいね見たいねってあんたが 映したようなものでしょお見舞行きなさい よもう行ってきたあらそうなのけど私の せいじゃないから咲夜暑かったでしょだ から窓開けて薄着で寝てたんだって自業 自得よ何言ってるのよ え咲夜は肌寒かったじゃないママこそ何 言ってるの暑かったよ私たくさん汗かいた もんそれは緑が風を引いてたからでしょ 一時的に熱が上がってたのねそんなだって サトシが自分でそう言ってふあの子は 変わらないのねずっとずっと優しい嘘つき のままどういうことほら覚えてるあんたの 初めての水泳の大会覚えてるよ サトが応援に来てくれるって言ったのに

約束を破って来てくれなかったやつでしょ 私あの日優勝してサトシに金メダルをあげ たかったのにそして告白するつもりだった のにサトは私を裏切ったんだ え嘘でしょあんたまだ気づいてないの何が あの時もあんたは前日に風を引いて寝んで たんじゃないそれでお見舞いに来てくれた サト君に泣きついてずっとそばにいて もらってもしかしてサト風邪引いてた私が 風を映したのサト君まだ内緒にしてたのね てっきりもう仲直りしてるんだと思った どうして言ってくれなかったのママは知っ てたんでしょ口止めされてたのよだから なんであんたが気にするからに決まってる じゃないって緑ってばサト君のこと大好き だったでしょうそんなまだ小学生だったの に立派だったわ僕は男だからプライドが あるんだ大好きな女の子を悲しませたくな いって言ってだからみには事情を話さない で欲しいってあれからママはサト君の ファンなのよね茶碗を置いた体の中から 怒りが消えていく代わりにに胸がいっぱい になってそれ以上ご飯を食べられなくなっ たああよかった緑にあんなことを行った 手前これ以上休むわけにはいかなかった 根性で1日で風を直したさすが僕だ偉い誰 も褒めてくれないから自分で自分を褒める ことにするちょっと虚しいけどさおはよう ああおはようてえ何を今おはようて緑が僕 にただの朝の挨拶じゃない変なさとちゃん さとちゃん挨拶された100倍びっくりし たえなんだまさかまだ熱があるのかないよ しっかり下がってるじゃあどうしたんだよ 別にどうもしてないしところでさちゃんな なんだよ来週の祝日って何してるいや特に 用事はないけどだったらお願いがあるんだ けど一応言ってみその日大会があるの応援 に来てくれないかな僕が行っていいのか緑 からはもう何年も応援禁止令が出されてい たのだけれどうんさとちゃんに応援して ほしい見てほしい分かった約束ねそれから さもう私も風は引かないからさ さとちゃんも今度は風を引かないでね今度 は前風を引いてたから応援に来れなくなっ たんでしょ言われていろんなことを 思い出した幼い緑に風を移されたこと おかげで約束していた水泳大会に応援に 行けなくなったことそれを格好つけて黙っ ていたから緑に嘘つきりされたこと以降僕 らの間にはない溝ができたことああ分かっ た今度は絶対に応援に行くからうん楽しみ にしてるピーっと笛の音がして緑がプール に飛び込んだ数年ぶりに叶えた緑との約束 行け行け行け行け行け緑声を張り上げて 応援した話だけは聞いていた緑は今有望な

水泳選手なんだと 部屋に飾られていたトロフィーやメダルが その証拠だったけど初めて見た緑が誰より 早く泳ぐ姿それはとてもとても綺麗だった さとちゃん見てくれたああちゃんと見てた めちゃくちゃ早かったなうん自己ベスタ 優勝おめでとう さちゃんが応援してくれたおかげそんな ことないだろうそんなことあるからねちか さ僕と一緒にいていいのかなんで部活の みんなと打ち上げとかあるんじゃないか ああうん今日はパスしたもっと大切な用事 があるからなんだよ大事なよってえさと ちゃんだよはさとちゃんがせっかく来て くれたのに1人で帰らせるわけにはいか ないじゃん本当は今日熱があるんじゃない のか ないけどじゃあどうしたんだよこの前から ずっとおかしいぞまるで子供の頃に戻った みたいだ別にどうもしてないしただ素直に なっただけ怒る理由もなくなっちゃったし ねずっとずっとささとちゃんは私を裏切っ たんだと思ってたけど違ったんだねいつも 私のことを考えてくれてた緑だから ようやく 私もあの日したかったことができるんだ これもらってくれるこれって今日のメダル だろうんもらえるわけないじゃないか緑が 頑張って頑張ってようやく手に入れたもの なのにそう私頑張って1位になりたかった 1番の証である金メダルが欲しかったから だったらなおさらでもそれはねあなたに 送りたかったからなのさとちゃんが私の1 番だよってあなたに教えたかったからだ からもらってくれますか私の1番になって くれますか僕でいいのかさとちゃんがいい さとちゃん以外じゃ嫌だそして緑は僕の首 に金メダルをかけたのだったやっぱり思っ た通りださとちゃんは金メダルがよく 似合うよ頭のタルぬくなっちゃってるので 交換しますねあありがと はい彼女として来た以上病はしっかり いたしますですから ねそう言って何かを期待するように笑う 彼女を見てむしろ熱が上がった気がした なんで俺の家に彼女が彼女として状況が 全く理解できないのは風で寝込んでるから だけだろうかぼーっとした頭で優しい声を 聞きながら 昨日のことを思い返した犬山昨日の動画見 たぞ私も見たねえねえ未公会の画像とかは ない俺犬山かけるはちょくちょくSNSに 動画を投稿していておかげでそこそこ人気 もあるあるぞほら [音楽]

あかい俺が投稿している動画は我が家の猫 動画この子のの名前はきなこ多分1歳 くらいでチトラの女の子去年俺が拾ってき たんだけど今ではすっかり家族全員が 出来合いしているそして出来合いをさらに こじらせ不教目的で動画投稿を始めたそれ がそこそこの人気に友人に話したらクラス で広まりこうして男女問わず見に来るよう になったんだけどあ三井さんおはようはい おはようございます早々とした仕草で挨拶 をかわしている彼女は三井彩佳彼女はうち のクラスでいや多分この学年で最も憧れ られている女子見ての通り長い黒髪が 似合う清楚なお嬢様系統の炭聖な 顔立ちそれに見合う穏やかな性格言動成績 は常に学年上位運動もも率なくこなすと いう完璧っぷり実は俺も片思い中なんだが あまりに高値の花なんで行動できずにいる ああ三井さんもうちのきなこを見にこない かなま間に合った友達と話し込んでたら そこそこ遅い時間になった中途半端な時間 のせいでこの時間帯はバスがやや少ない このバスを逃すとかなりとこだった雨降り 出しそうだしうんあ犬山君み三井さんなん でこんな時間に先生に手伝いを頼まれてい たのですが雨降りそうだから帰った方がて 今日傘を持ってこなかったんです ああ朝は天気良かったからねでもにわか雨 の危険がて うわさんどこで降りるの私は終点までです 俺はあと2つ先のバス停なんだ犬山君は傘 持ってるんですか一応持ってるけどよかっ たです気をつけて帰ってくださいねだけど このままだと三井さんはずぶ濡れ確定な わけで三井さんが降りるところはまだ先だ から送っていくはさすがに断られるかなで もずぶ濡れになるのが分かっててこのま まっていうのもとそんなことを考えている うちに降りるバス停は近づいてきてあ 降りるのここですよね気をつけて帰って くださいまた明日 です笑顔で言って俺を見送ろうとする三井 さんを見て俺は自分の行動を決めた井さん これ えそれ使ってそのうちこで返してくれれば いいからえ待ってくださいそれじゃあ犬山 君がじゃあまた明日走っていくバスの窓 から見えた三井さんに手を振って見送った そしてざ結構距離あるんだよなでも後悔し てないぞ 者と濡れネズミになりながらどぶりの中を ダッシュで帰る俺だったでそのの今日見事 に風邪引いて学校休んで昼に母さんに作っ てもらったお粥を食べて薬を飲んで寝て目 が覚めたら三井さんがいて彼女を名乗って

いておかしいよないや思い出すと余計に 意味がわからないんだけど特に彼女って はいお家にあげてもらうためお母様にそう 言いました嘘ですねすまし顔で平然と犬山 君熱があるんですからそんなに叫んじゃ体 に悪いですよ誰のせいだとていうか三井 さん結構いい性格してるんだねそれ親族に はよく言われますねあそうそうお母様は 看病を私に任せてお買い物に行きました 母さん見事に騙されて何やってるので井 さんは何が目的で俺が聞くと三井さんは急 に動きを止め頬を赤くして覚悟を決めた ような顔でじ実はす好きなんです え三井さんが好き誰を俺は熱のせいで幻覚 か夢じゃ猫が本当に猫が大好きなんです え夢はすぐに砕けました人の夢と書いて 吐かない感じってすごいと改めて思いまし た本当は学校でも犬山君の猫画像を見せて もらいたいんですよ見にくればいいでしょ 見せてもらったら大騒ぎしてしまうと思う のでちょっと私のキャラ的に普段結構猫 かぶってるんだ猫好きなだけに弱っている 今なら押しかけてをすれば報酬として猫 ちゃんと遊ばせてもらえるかなてなんて 純粋な下心なんか頭痛くなってきた風の せいですね騒がしくしてすみません ゆっくり休んでください絶対に風のせい だけじゃないと思うけどそうするよ スポーツドリンク買ってきてありますので 置いておきますね帰る時にもう一度おでこ のタオルを変えますからありがとう いいえその風は私のせいでもありますから いや俺が勝手にやったことだちあそういえ ばあの傘役に立ったあ えっとその実は刺してないです傘 え降りる頃には雨は止んでましてあ ああれを見てた他の方がが上がったの見て 気まずそうな苦笑いしてました俺しばらく あの時間のバスには絶対に乗らないですが 私は嬉しかったですよ犬山君かっこよかっ たですうあありがとううちの猫のきなこ隣 の部屋にいるからよかったらかってあげて はいありがとうございますではゆっくり 休んでくださいねこれ以上優しい笑顔の 三井さんを直視するのが恥ずかしくて目を 閉じたそうしたら本当にすぐに眠って しまったようで気がついたら夜で母さんに 色々聞かれたけど落ち着いたら話すと何も 訂正もしなかったあ三井さんはしっかり きなこと遊んで帰ったみたいで画像が送ら れてきてた病保存して壁紙に設定しました 好きな猫と好きな女の子のコラボ画像逃す てはありませんあれ俺いつ三井さんに目や 番号を教えたっけまいいや明日に治る だろうし明日学校で聞けば

翌日治ってなかったしかも昨日よりはマシ になっているとはいえ今日は母さんが外せ ない用事で外出だから昼飯も自分で作ら なきゃなんだけど面倒で食べていなああれ 母さんが帰ってきたこんにちはあなたの 彼女かこカですかっこ日世でしょっていう か鍵はどうして昨日お母様から愛鍵をお 預かりしました母さん何やってんの本当に 頭が痛い犬山君の風は頭痛が強いんですね はい横になっていてくださいいや絶対に風 の杖だけじゃて三井さん大人しく寝て くださいお母様は外出だそうですがお昼は 食べましたいいや面倒で食べてないけどで はおかゆでも作ってきますね食べれない ものとかありますいや特にないけどてえ 待ってなんでお母様に頼まれていますので 少しだけ待っていてくださいねにに頭が 追いつけないの熱のせいかなんで三井さん が母さんと仲良くそもそもなんで住所知っ てるのああ夢か都合がいいことばっかりだ もんな夢に決まってお待たせしました少し 起きられますか夢でもいいかもしれない とにかく今はこの都合のいい幸せを味わい たいありがとう三井さん はいどうぞあーんですえええっと あーんお味はどうですかすごくおいしい ですよかったです食べ終わったらお薬を 飲みましょうねうん分かったあきなこは隣 の部屋にいるからはい犬山君のお世話が 終わったらゆっくり遊ばせてもらいますね ありがとう その後三井さんはきなこを部屋に連れてき てくれた人の風は映らないことは知ってる けど遊んじゃうとまずいからと自重してい た三井さんと一緒に少しだけきなこと遊ん でなんだかすごく癒された三井さんが帰っ た後俺は何度も彼女のことを昨日と今日の ことを思い返していてなんか少しあれな 本性も見えたけどそれも全然嫌と思えなく てむしろ あ本当に重症になってる学校であったら今 まで通りにできるかなだいぶ良くなってる な少しだけふらつくけどっていうか喉が 乾いたスポーツドリンクがまだ冷蔵庫に あったはず う足を折った頭も打ったんで念のための 検査入院に父さんと母さんは俺が大丈夫だ と分かった途端全力で呆れてた学校行くの また伸びて来週になったし病院だから当然 きなこもいないしああそうだ三井さんに 連絡入れておかないと怪我して入院しまし たきなこと遊ぶなら母に行っておいたので 大丈夫です遊んであげてくださいと ああ学校に行けるようになるまで井さんに 会えないのかうん誰だろう母さんは帰った

ばっかだしお昼はまだ少し早いしはい どうぞし失礼します えこんにちはその怪我したって聞いてお 見舞いに えなんで学校は今日土曜日ですよえあそっ かじなくてここにはきなこもいないのに なんで実は本当はきなこちゃんの方が後日 で犬山君のお見舞に来てたんですう えずっと好きでした付き合ってください はあななん で実は私犬山君がきのこちゃんを拾う ところ見てたんですはあはあ というか多分第一発見さ私 ですどういうことあの雨の日たまたま用事 で通りかかってあの子を見つけたんです 見捨てたくなかったのですが行かなきゃ いけないところがあるしそれに家では買え ませんどうしようって悩んでいると足音が 聞こえてきて思わず隠れたんですそこに来 たのが犬山君でしたあの子をけた犬山君は 大慌てして何度もそのまま通りすぎようと してでも戻ってきて分かりやすく悩んで ついに電話して電話なのに何度もペコペコ してて少し面白かったですそして優しく 抱き抱えて連れてくところまで全部見て ました うわあ格好よくはなかったでしょうえま 電話でペコペコとか年のみたいでしたし 長々と悩んでいたせいで私は用事に遅れ ましたしでですよ ねなんか ごめんですが即断即決できちゃう人より 交換を持てましたよそそういうものはい 真剣に考えてリスクも分かっててそれでも 見捨てられなかったんですよねまあそうだ けどそれは衝動的にお持ち帰りしてしまう 人よりよっぽど素敵だと思いますよあれ 以来私はずっとあなたを目で追っていて気 がつけば好きになっていました猫がきなこ ちゃんが好きなのは嘘ではありませんが それ以上に犬山君が好きですこんな私で よければどうかお付き合いしてください俺 も前から三井さんが好きでしたそれに昨日 から知らなかった色々な面が見れてもっと 好きになりましたどうか付き合って くださいはいよろしくお願いしますうええ えっとこちらこそよろしくお願いします こうして数日前には妄想すらしていなかっ たが三井さんと付き合うことになった俺 たちのことなんだかきなこがついでくれた みたいになった なそうですねあ昨日撮った画像また送り ましょうかあお願いってそうだそういえば 俺いつ三井さんに連絡先を教えたっけああ それでしたら以前かけれ君が目を話した隙

にささっとデータ送信は えそういえば普通に来てたけどなんでうち の住所を知ってたのだいぶ前に調べました 好きな人のことは何でも知りたくなります よね もしかして母さんと仲良くなってる感じな の何か理由あるはい実は以前からお 知り合いになっていましたありんごどうぞ ありがとうとりあえずナイフはおここの 病室知ってたのはあこの病院父の職場なん ですああそうなんだよかったこれは普通て ええ えそうじゃなくても調べられたと思います が色々手間が省けました 色々あとナイフは手放そう父に改めて紹介 する手間が省けましたしもうかける君ご 挨拶だなんていいいや俺は何も言ってない けど待って改めて紹介ってもちろん私の 大切な人ですとは言ってありませんそう じゃあうちに来た時彼女って言ったのも 外堀埋めるだねあと ナイフはいお母様たらこんな子がお嫁に来 てくれたらですって はわだからナイフそして そり俺が好きになって彼女になってくれた 子はかなりやめの子でしたえあごめん なさい怪我はありませんかあああうん別に 怪我は増えてないから少し落ち着いてね この子本当に悪気はなくていい子ではある んだよな色々暴走しがちっぽいけどそれも 可愛いって思えちゃうのは惚れた弱みと いうやつだろう付き合うんだし一緒にい られるように俺も頑張るからだから 落ち着いてねかける君ありがとうござい ます とりあえず三井さんのお父さんに会わない となのかなあちょうど良かったです父は かける君の主人なのでもうすぐ来ますよ えトントンとドアがノックされる音がした ジュリか兄さん勉強教えてよいいぞどこが 分からないんだどこそうどこえっとねうん そのねうんじゃあこことかこれちゃんと 溶けてるぞじゃなかったこっちうん合っ てるなそのまま何とも形容しがたい時間が 流れること1秒2秒3秒勘違いしないでよ ね何がべ別に兄さんに構ってほしいとか 思ってないんだからねそっかジリ僕に構っ て欲しかったんだね少し前に父が再婚した 父1人こう1人だった我が家だったから 新しい母と妹ができて一気に華やかになっ た大切にしようって思ったいや誓った実際 兄弟中は悪くないただ僕の義はずっと母子 家庭だったせいで我慢してきたことが 多かったのか素直に甘えるということが 恥ずかしいらしい

しょっちゅうしてツンとなるのだった ごめんなどうして兄さんが謝るのよ僕が もっと頼りがいのある男だったら良かった のになそうしたらジュリももっと素直に 甘えられるのに僕が謝るとジュリはその まま部屋を出て行ってしまった僕は1人 取り残されるそして1分もしないうちに ジュリは戻ってきたさっきとは少しだけ 予想を変えて えジュリー何それ彼女の首に文字の書かれ たプレートがぶら下がっていたそこには私 は兄さんに冷たくしましたごめんなさいと 書かれてあったつ作ったのえなんでだって 私素直じゃないしでも兄さんに嫌われたく ないしだからこれを下げてる時は反省して るってことだから 兄さんは悪くないの分かったでもねジュリ 僕は君がどれだけ素直じゃなくても嫌わ ないよ嫌うはずがないだろ本当にもちろん べ別に嬉しくなんてないんだからねいつも のセリフを口にした後すぐにハとして プレートで顔を隠すジリ見えなくても彼女 の表情はやらかしたって感じになってるの は分かるだって兄弟だしところでジュリっ て頭いいんだなえもうそれなりに成績は 上意だけどちょうど1年の範囲を復習 しようと思ってたんだ付き合ってくれない かもし忘れてるところがあったら教えて 欲しいんだけど兄さんがそういうなら 付き合ってあげなくもないんだからね ありがとう別に兄さんのためなんかじゃ ないんだからねジュリは可愛いな そんなこと言われても嬉しくないんだから ねニコニコニコニコと満面の笑み僕の義は 素直じゃないけどとても分かりやすいし とても可愛いそれでどこからやるのそうだ な数学をやろうか数学は得意じゃないんだ からねえそうなのいや割と得意かもはわと はまたもプレートで顔を隠していた クリスマスが近づいている町はキラキラの 光で満ちていて寒いというのに誰もが楽し そうでねあそこのお店に行こううちの義妹 も楽しそうでそうだねだから僕も楽しかっ たジュリ楽しいうん私家族でクリスマス パーティーするの初めてだから僕もだよ男 2人だとなかなかね 女2人でもしなかったけど楽しみだよねべ 別に楽しみになんてしてないんだからね それからやっちまったぜという表情を 浮かべたジェリはバッグから見覚えのある プレートを取り出そうとしたちょっと待て え何外でそれはやめよう家という閉鎖的な 空間ならまだいいけど外で事情を知らない 多数の人には兄さんに冷たくしました ごめんなさいなんてプレートを妹につけ

させていると知られたら僕は社会的に 死ぬに兄さん 手首痛いああ ごめん別に兄さんの手の大きさとか強さを かっこいいとか思ってなんかいないんだ からねそれはそうだろう けどだから外ではやめてけど兄さんに嫌わ れる嫌わないから本当にこれまでも何度も 言ってきただろう別に嬉しくなんてないん だからねは ああもう エンドレスそれから10分後なんとか ジュリを落ち着かせてお店に入った今日は 親父たちへのプレゼントを買いに来たん だろそんなに時間もないぞそうだった お母さんはどんなのが好きか教えてくか えっとお母さんはあれで可愛いものが好き そうなんだキリっとかっこいいのにね格好 つけてるだけだよ知ってるでしょ案外抜け てるところもあ るってことそうだよなギャップがあるそう いうところに親父はやられたのかもなもし かして兄さん ん何お母さんみたいな女性が好みえ素敵だ と思うけど兄さんのことお父さんなんて 呼べないんだからねいや呼ばせねえよ本当 お母さんに告白しないしない素敵だと思っ てるってのは人間的にって話第一義理の母 を巡って実の父と争うとか地獄以外の何者 でもないならよかった全くなんて勘違いを してるんだかあこれとかどうだアロマ ディフューザー うん母さん毎日忙しそうだしさストレス 解消できるものがいいんじゃないかって ベストチョイスだなんて思ってないんだ からねそっかじゃあ別のにしようかああ今 のは違うくて分かってるよ冗談今意地悪し たのごめんうんどうして今プレートを 出そうとしてるんだ別にジュリは今 ツンツンしてなかっただろう兄さんにつけ てもらおうなんて考えてるんだからね考え てるんだてちょっと待て待たないんだから ねごめんてさすがに恥ずかしいです許して ほしいもちろんどうしようかな何でもする からさじゃあこの買い物が終わったら クレープご馳走して夕べなるぞ食べれるし じゃあいいよあと駅前のイルミネーション も見たいから付き合ってはいはいそれとね まだあるの手をついでそれは恥ずかしい何 でもするって言った言ったな嘘つきは許さ ないんだから ねじゃあお母さんにはこのアロマ ディフューザーにしてお父さんはどうする つかさ片手が塞がった状態だと買い物し にくいんだけど外に出るまで話しておか

ないだめうちの義はなかなか厳しいそれ からなんとか買い物をしてクレープを食べ て駅前のイルミネーションを見に来た もちろんずっと手をついだままでは 綺麗そうだねキラキラキラキラ星 みたいといえば学校でもイベントをやる だろうあ勇でのクリスマスパーティー ジュリは一層目を輝かせていた本当女の子 ってこういうの好きだよな私これが楽しみ で学校決めたんだからねそうなの他にも そういう子多いんだからね へえ想定したよりもっとずっと女の子は こういうのが好きらしい前はどうだったの え知らないなんでだって勇志だもん参加し なくても単位に関係ないし ええジュリは不満そうな声をあげていた じゃじゃあ今年はそうだなあやっぱりどう でもいいなどうでもいいなら参加しようよ ああいいぞやったはべ別に兄さんと一緒で 嬉しいなんて思ってないんだからねあ手が 塞がっててプレートが出せないところで ジュリは誰か1の相手はいるのか うんパーティーのメインはダンスだろう そのパートナーこのクリスマスパーティー は食べて遊んで最後にダンスのパートが あるペアでの参加が義務付けられている それはまあ要するにカップルお広め会なの であれそんなわけで僕が参加しない理由は 理解してもらえただろう10数年の人生で 彼女なんてものは1秒たりとも存在した ことはないに兄さんはどうなの僕は別に 特定の相手はいないけど言わせないでよ 虚しくなる からふうんそうなんだじゃあ私が相手に なってあげてもいいんだからねいやあれは 恋人とかで参加するものだろうしいや そんなあらさに落ち込まなくてもでもそう だよなこのイベントにななならぬ思い入れ があるみたいだ し別に出てあげなくてもないんだからね ああジュリみたいなムーブをかまして しまったに兄さんがそこまで言うなら参加 してあげなくもないんだからねすると ジュリもいつもと同じ手で返してきたはい はいありがとうどういしましてにしても ジュリに相手がいないとは意外だねえ うーんたくさんお誘いはあったけどそうな のうん10人くらいなんだ相手がいるん じゃないかだったら僕と参加することない じゃないか えでもそうだよなこんな可愛いんだもん男 が放っておかないよなああちゃんと紹介し てね兄としてさ そう兄として妹のパートナーはチェック する必要があるから兄さんさっき私と参加

してくれるって相手がいないと思ってた からでも誘ってくれてる人がいるなら そっち優先しなよ兄より他の男の方が変な 噂も立たないから絶対にそっちの方がい いって変な噂って何いやだからもういいえ もうもういい兄さんなんか知らない急に どうしたんだよ帰るあじゃあ僕も兄さんと 帰りたくないんだからねまたまた けれど今度はこれまでと違っていたジュリ はいつまでたってもプレートを出そうとし なかったどうやらさっきのセリフは本音 らしい えなんでさ義の気持ちがちっともわから なくなったそして あれからジュリとは6に口を聞いていない よじ今日はさすがに1人なのかなんだよ 今日はってだって義ができてからべったり だったじゃないか最近はそうでもない だろう確かにようやく妹離れしたかどちら かといえば兄離れされた感じかなどういう ことだいやなんでもないんでその妹ちゃん はどこににいるんだよさあ誰か男に誘われ て踊ってるはずだけどいない な男と抜け出したか う毎年何人かいるみたいだぞ学校での イベントって言ったら親への言い訳にも なるだらそんなジリがまさかいやいや妹 ちゃん美人だしありえるだろ妹に先を越さ れたなお兄ちゃんちょっとを探してくる おいおい野暮なことはやめておけって嫌わ れるぞ嫌われるくらい全然構わないね そして1人残された男は呟いたあいつ本当 にしこんだなそしてジュリはすぐに 見つかったせっかくのパーティーだという のに1人で空なんて見上げていたジュリ こんなところで何してるんだ兄さんこそ何 してるの 何ってジュリを探してたんだよどうして 当然さっき友人にされた話は口にできない 姿が見えなかったから心配してくれたんだ それはするだろう義務なんだから ありがとうなんて言わないんだからね別に そんなの求めてないよだって当然のことだ しぼーっと立っていると座ったらじゃあ 遠慮なくどうぞって言っても別に私の許し なんていらないんだけどねそれから少し だけ笑って最近どうして怒ってたんだ 分からないああ分からないいつも素直に なれない私も悪いんだけど兄さんも相当 鈍感だよね えそうかな分からないならずっと悩んでい なさいそれは困るだって僕はジュリと 仲直りしたいからそうなんだじゃあそこで 体育館から流れてくる音楽が変わったもう すぐパーティーも終わるねああこれが最後

の曲だ兄さんがどうしてもって言うなら 踊ってあげなくもないんだからねなるほど 兄さんがお願いする立場だからそうだな ここなら誰も見てないしじゃあどうしても だ喜んで珍しくジュリは素直に頷いたそれ からワンツーワンツーそこでたここうか うんうん上手ごめんな何はまともにダンス のエスコートもできない兄で別にそんな ことでみそなったりしないんだからね僕 たちは誰の目も届かないところで たどたどしいダスをのだったパーティーも 無事に終わり随分と久しぶりに僕らは手を ついで家へと帰っていた兄さんの手温かい ジュリの手も温かいよねえ兄さん私に 冷たくされて寂しかった正直に言っていい どうぞすっげえ寂しかったそっか頷いたリ はするりと手を離してバッグの中からの あるプレートを取り出したそういつもの私 は兄さんに冷たくしましたごめんなさいと 書かれた反省プレートだそれを首から 下げる恥ずかしくないか暗くてよく見え ないだろうから恥ずかしくなんてないんだ からねそっかじゃあ僕も えそして僕も自分のバッグからプレートを 取り出したそこにはこう書かれてある僕は 妹を怒らせましたごめんなさいどうしたの それ作ったなんでジュリに許して欲しく て作ったって もう兄さんてはシスコンなんだからすみ ませんじゃあそれを首からぶら下げて一緒 に家まで帰ってくれたら許すよ分かった 恥ずかしくない少しけどジュリに許して もらえるなら安いもんだお揃いだねねえ 兄さん私のことも許してくくれるもちろん ありがとう おおジュリが出れたいつも分かりやすく 出れてるつもりなんだけどなあ雪だよじり 本当だホワイトクリスマスだね雪が チラチラと降ってきた吐いた息は白かった けれど妹と手をついでいたから寒くは なかったうんこの資料よくできてるふま君 頑張ったわねお疲れ様直属の上司である 田村まりさんから花丸を頂いてほっとした ああよかったそんなにほっとすること そりゃしますよ結構大きな案件ですもん それだけと言うといや私が怖かったりする のかなって そんなことないですよ本当にもちろんだっ たらいいけどねえ今日打ち明けしようか 2人でですかそれはふま君次第かなその 態度が何を意味しているのか分からない ほど子供じゃないちょっとだけ心が揺れる 美人で厳しいところもあるけど優しくて 若いのに車内の有望株で狙っている男も 多いりさん1歩か2歩か僕から歩みよれば

きっと手が届くいややめておきますまた 誘ってくださいあのねふま君私それを社交 事例として受け取らないからね本当にまた 誘うよもちろんただ今日は本当に無理なん ですどうしてこの資料を作るために他の 業務をストップさせちゃったから残業なん ですよああごめんなさいそうよね飲みじゃ なくて残業ならお付き合いしますあらあら 素敵なお誘いありがとうじゃあ2人で残業 しましょうかうんそれも楽しいかもしれ ないいや楽しくはないですそうかしらええ もちろんですなんて口にはしたけれど1人 でするよりはずっと楽しいかもしれない そんなに内を持っていた結局残業は日付が 変わる直前まで続いたああ疲れたまあでも 気分はいいよな仕事が人段落した開放感は 嫌いじゃない今日はアルコール解禁だな コンビニでつまみと一緒に買って家で映画 でも見ながら1杯やろうそうしよう気づけ ばおっさんになったもんだその時だった どこからかの声がした聞き覚えのある声足 は勝手に動いていただからさうちに来なっ て遠慮しておきますお金ないんで別に金 なんていらないから別のもので支払って くれたらいい無理です無理無理なんでだ だって好みじゃないものいいね生でな俺は タイプだぜあれかほ何してるんだよ仕 えっとお取り込み中だったかなバカほら さっさと帰ろ待ってたんだからおおい じゃあ彼氏も来たんで帰りますね失礼し ます時間潰しに付き合ってくれてどもども ですおおいどういうことだよいいから話 合わせて面なのに絡まれのよそういうこと ね本当に気が効かないやつ背後からおっ さんの嫌みな言葉が聞こえてきたかほは それを無視して僕の腕を取り歩き出した もう腕から離れてもいいんじゃないか公園 から5分ほど歩いたところで僕はそう言っ た分かってる元彼の腕に長々とくっつい てるもんじゃないわよね久しぶりだなそう ね高校の卒業式ぶりだからもう何年になる かお互い大人になったね東京に出たって 聞いたけどこっちに帰ってきてたんだな まあね半年前にふちむこそこっちで就職し たんだスーツ似合ってないだろ似合って ないよれよれのクタクタだしうっせえこの 女性ほは僕こと含まの代の元だ付き合いは 高校時代の恋愛としてはそれなりに長くて 約2年青春という言葉を思い出す時まるで しおりのように彼女の存在が挟まっている けれどどれだけ甘い思い出も今はもう苦い だけ僕らの恋はある時とてもあけなく 終わりを迎えたからところでツタむって今 1人暮らしああそうだよちょうどよかった 止めてよ

はあ私行くとこないんだこれまでどうして たんだよ友達のアパートに走ろしてたけど 彼氏ができたからって追い出されたの ひどいよね実家はあんたマジで言ってる じろりと睨まれるそうだったかほは両親と 仲が悪かったんだったけどな一女だろ一応 じゃなくて完全に女性なんですけどそう いうことじゃなくて意図するところに 気づいたのかああとかほが声をあげたへえ そんな度胸あんの成長したね咲かすなよ 高校の時はへたれだったじゃんまあ大丈夫 しょ元彼なんて父親の次くらいに安全なお だしでアパートどっち次の角を左あいあい レッツゴーそれから数日経ってもかほは ちっともうちから出て行こうとしなかった 今日の夕ご飯はシチューを作っておくから はいはいあストームちょっと待ってあんた さネクタイ結ぶのまだ下手なのね高校の時 もそうだったじゃあの頃もこうして直して もらってたなそうだねよしできた ありがとう行ってこいああ行ってくれ こんな朝がしばらく続いている職場に着い てすぐまりさんに首を稼げられたなんか ふま君変わったえ何がですかいや最近調子 良さそうだからそうですねそう言われれば 調子いいかもシャツもシがないしネクタイ も曲がってないし寝癖ももないしいや 気づいてたなら注意してくださいよ会議前 はしっかり直してたからいいかなってそう いうところも可愛かったし可愛いって成人 男性に使う言葉じゃないっすよあやそれは 失礼しましたけど本当になんでちょっと 意識を入れ替えたというかだらだらと スマホを見る時間を少なくしたら他に時間 を使えるようになったんですきり嘘では ない実際スマホを見る時間は1人でいる時 の半分以下になっていたどうせ自己啓発本 とか読んだでしょいやそんなんじゃいいの いいのそういう年だものねけど安心し ちゃった何がですいやその彼女とかできた んじゃないかって思ったからそんなんじゃ ないですよでも気あるでょまさかまりさん の方がモテまくりじゃないいすかそれほど でもあるけどね僕はもうずっと彼女とかい ないんでそう言うとまりさんは嬉しそうに 笑っていたあこのシチュの味好きかもそう ならよかったうんうんうまいうまいそう いえばトイレットペーパーがもうすぐ なくなりそう仕事帰りに買っておいて生活 費渡してあるだろう足りてないかいよ十分 私やりくりするの上手だしじゃあ買って おいてくれよ毎日買い物行ってるんだろう 荷物がかさばるから嫌だお前ねそうだだっ たら明日仕事帰りに待ち合わせしよう スーパーでそうスーパーでそれならいい

でしょ色気のない待ち合わせだなカのに何 を求めてるわけ本当になあんさ何さもし もしもの話だけど高校時代にあんなことが なかったらずっとこんな風に続いてたんか なまだ怒ってるまさかもう何年も前のこと じゃん続いていたと思うよ続いていたと 信じたいそっかうんかほと別れたきっかけ はありきたりな喧嘩だったある日神妙な顔 をしたかほに呼び出されて別れを切り出さ れたのだなんでだよなんで別れたいとかっ ていきなり言い出すんだ自分の胸に聞いて みろいや本当に覚えがないんだって浮気し たでしょはあ見たんだからしてない男は いつも言い訳ばかり信じられないからもも かほの父親がそういう浮気ばかりする人で 母親はそれに何度も泣かされてきたらしい けれど母は母で泣いても何度騙されても 最後には父のことを許してしまうそういう ことが繰り返された結果かほにはどこか 潔癖で頑固なところがあったこうなった かほにはどんな言葉も届かない知っていた から諦めたこうして僕らはあけなく別れた どれだけの愛情も終わりはあっけないもの だったじゃあ行ってくるあ待ってなんだよ これお弁当これで昼食台少しくらい浮く でしょこんなことまでしなくていいって それなりに稼いでるんだぜ甘いな節約 できるところはした方がいいでしょあのさ 何ありがとうさっきは素直になれなかった けど実はすげえ嬉しいかもどういたしまし て頑張ってねああ頑張れあと待ち合わせ 忘れんなよ大丈夫分かってるって朝から 最高の気分だったつにふま君が弁当男子に まで進化してしまったえなんでそんな絶望 してんですかあのねふま君あんまり完璧な 男は持てないよちょっとぐら好きがあった 方がいいのよほら女川が劣等感を抱い ちゃうじゃないはあすみませんなんで僕は 叱られてるんだろうにしても美味しそうな お弁当ねじるちょっと食べますえいいの ちょっとだけですよ私そこまで大食いじゃ ないわよ う おいしいそれは良かったです ふま君と結婚できる女性は幸せね言われて 僕はこの弁当を作った1人の女性の顔を 思い浮かべていた礼に食事でもどうかしら 今ご飯食べてるじゃないすかじゃなくて夜 よ夜一瞬かほとの約束がちらついて断ろう と思ったけど前回断ってしまったという 引け目があったじゃあご一緒し ますそう来なくっちゃ掃除洗濯を済ませて 夕飯の準備を仕込んでさらに時間が余って のんびりしているとスマホが震えたつむ からだった上司から飲みに誘われたごめん

買出しは明日にしてくれちょっとだけむっ とした夕ご飯の下準備しちゃったんだけど もう怒って拗ねてでもこういうのもなんだ か楽しかったしょうがないか仕事の 付き合いも大事だもんねそれに高校時代と は違って今はもう彼を束縛する権利は自分 にはないはいはい頑張ってねとよし送信 その光景を見てしまったのはやっぱり偶然 だったそう高校時代と一緒あの日も都は 大切な用事があるとかって言って私との 約束を急遽保護にした そして当時の幼い私はそれを信じた少し くらい成長したと思ってたのにのどうやら あの頃のままらしい仕事を頑張ってる みたいだしトイレットペーパーくらい買い に行ってやるかと出かけたその場所で私は ツトムを見つけた綺麗なとても綺麗な若い 女性と楽しそうに歩いていた胸が痛かった 高校時代と同じに胸が痛かったこの痛みの 名前を私は知っている恋いだ別れても数年 の月日が経っても何より裏切られたって いうのに私はずっとずっとつに声をしてい たまるで自分が剣をしていた母のように まりさんと飲んで帰ってきたアパートは 明りが消えていた見慣れたはずの光景なの になんとなく嫌な感がしたそしてその予感 は当たっていたパチンとスイッチを押して 明りをつつけるそこにかほの姿はなかった 彼女の荷物も全部が消えていた背筋が冷え た着替えることもなくすぐに駆け出してい た知っている場所を 走り回る再開した公園待ち合わせをしてい たスーパーかほが住ませてもらっていたと いう女友達の家彼女の実家どこにもかほの 姿はないあとはあそこか走る僕を月が見て いたよくわかったねわかんねえよわかん ないからあちこち探し回ったんだせっかく アイロンかけてあげたのにシャツが汗で ぐちゃぐちゃじゃんまた明日洗濯して アイロンかけてくれよかほがいたのは僕ら が通った高校だったさすがに中には入れず 皇帝の端っこにポツンと座っていたそれは もう無理私あんたのとこから出ていくから 何を怒ってるんだよ別に怒ってないし怒っ てるじゃん怒ってなんかいないから仮に うちを出て行って行く場所あるのかなんと かするってまた変なおっさんに声をかけ られるかもそれもいいかもねかほそんな 怒んないでいいじゃんだってだってさツム といると辛いんだもん楽しくて嬉しくてで もちょっとしたことでぐらつくからもう いいでしょ放っておいてあの可愛い彼女と 仲良くしてればいいじゃん彼女知ってんだ から夕方町を歩いてたじゃん上司なんて 言い訳してさもしかしてまりさんのことか

まりさんって言うんだ ふんお前が何を見て勘違いしたか知らない けどな本当に上司なんだよあの人もう いいってよくない私に言い訳してもしょう がないでしょしょうがなくないんだよだっ てあの時ちゃんと言い訳して話し合わ なかったから後悔してきたんだ今日まで ずっと僕の胸には取れないトが刺さった ままだったいいかかほお前は思い込みが 激しくて一的で全然話を聞かないそういう ところちっとも変わってないそんなの言わ れなくても分かってるしけど僕も同じなん だあの頃から変わってないずっとずっと かほのことが好きだった引きずり続けた数 年だった え高校の時はこれをかほにプレゼントし たくていこの姉ちゃんに買い物に付き合っ てもらってたんだそのサイズ感を確認し たくて僕はかほがうちにやってくるまで ずっと机にしまっていたプレゼントを ポケットから取り出して彼女に渡したもし 掃除中なんかに見られたら最悪だったから 手元に避難させていたのだった私に 付き合って2年目の記念日のプレゼント今 はもう安っぽいけど当時の僕の精一杯だっ た喜んでくれるって信じてたけどかほは僕 の話なんてちっとも聞いてくれなくて一方 的に離れていった 腹が立ったよ捨てようと思ったよけど君へ の思いと一緒で今日まで捨てられなかった そんなだってじゃあ夕方のあの人はまり さんは僕のことが好きなんだと思ういや もう正直に言うさっき告白された付き合っ て欲しいってけど断っただって好きな子が いるんだ思い込みが激しくて自分勝手で的 で話を聞いてくれなくて家事が得意で 可愛くて高校の時からずっとずっと好き だった女の子が息が荒れたけど少し すっきりしたかほ僕は君が好きだようんだ から一緒にいてほしいうんどこにも行か ないでほしいふ私のこと信じていいああ 信じろ僕はをなんかいない裏切らない そして僕は数年ぶりに彼女の体を抱きしめ たあんさ夕ご飯の準備してあるのなんで いらないって連絡したろ遅いしもう準備し 終わってたからじゃあまあ食べるかいや 明日食べようねって言おうと思ったんだ けど誰かさんを探し回って腹減ったから 食べるうごめんねだからさ明日も明後日も 幸明てもずっとずっとうまい飯作ってくれ よ久しぶりに外食したけどあんまり おいしくなかったんだよなすっかり胃袋 つんじゃったかそうそうだから責任取っ てくれってしょうがないな重いものは僕が 持ってやるうんそんな風にさ2人で生き

ていこうずっとずっと今度はもうそ手を 話さないその人を初めて見たのは高校の 入学式一目惚れだったリとした姿も太陽の ような笑顔も彼女は僕の1つ上の高校2年 生で当時は生会の初期をやっていたあの 先輩綺麗だよな成績優秀で人当たりもいい 人格者だよなんでそんなこと知ってるわけ 中学が同じなんだあの人に憧れているやは 多いから名前は名前は浅井美希先輩と言う らしい美希先輩はその年の秋の選挙で生徒 会長になった特に接点のなかった僕はすぐ に生徒会に入ることにした彼女に少しでも 近づきたい一心だったこれまで学校生活で はモブで目立つことのなかった僕にとって は大冒険けれどリスクが大きければも 大きいよろしくねこのとる君以降僕らは 先輩と後輩で生徒会では上司と部下という 関係になったあれからさらに半年僕は高校 2年生にそしてミキ先輩は3年生になって いたこの半年で僕らの距離は少しだけ 縮まったように思う今ではとる君美希先輩 と呼ぶような中だ それくらいで浮かれるななんて言やもいる かもだけど僕にとっては大きな一歩だった 何せ僕にはこれまで下の名前で僕のことを 呼ぶような親しい仲の女性っていなかった んだからそれがみんなの憧れで自分の宇中 の人だって言うんだからしょうがないそう だろうにしてもなんだろう呼び出しって次 のイベントの件かな それとも来週の挨拶運動のことかな放課後 の廊下はいろんな幻想で満ちている授業 から解放された生徒たちの顔はどれも楽し そうでいやでも呼び出されたのは中庭だ もんななんだろうて えなんだ何かのイベントでもやってるのか 中庭にはたくさんの生徒がいたあ ミキ先輩これどうしたんですか今日って 何かありましたっけあごめんねはいこれ矢 馬らしいんだ人の噂って絶対にどっかから 漏れてしまうものなんだよねすみません話 が全然見えないんですけどまあすぐに 分かるよそれにしても君が生徒会に入って 半年か半年って長いようって結構早かった よねそうですねあっという間でした君は 最初は戸惑ってばかりだったけどすぐに 成長して今ではたくさん助けてもらってる 力に慣れてるなら嬉しいですもうすぐ夏 でしょ少しずつ暑くなってセミも泣き出し たりするんでしょうね夏休みに入ったら 私たち3年生はそろそろ引退の準備を始め なくちゃいけない受験もあるし そうするとこれからは理由もなく会えなく なっちゃうのかなって仕方ないことです けど寂しくなります私もそれは嫌だから

理由を作っておこうかなって うん小野とる君私は君のことが好きです私 と付き合ってくださいそれって私と恋人に なりませんかってことなんだけどどうかな もちろんすぐにでも頷きたかったけれど できなかった周りの視線が僕の体の至る ところに巻きついてきたせい興味悪意それ から嫉妬喉が乾いて唾を飲み込む音がやけ に大きく響いたどうかなあのえっと えすみません恋愛は苦手であ そうなんだはいそっかそっ かごめんねいきなり いえ忘れてくれていいからよければこれ からも普通に接してくれると嬉しいそして ミキ先輩が遠くなっていく震えていた声が 耳の奥にへばりついている僕はしばらく その場から動けなかった僕がミキ先輩に 告げた言葉に周りの興味も悪意も嫉妬も 全てが戸惑いに変わっていたけれど誰より 戸惑っていたのは僕の方だったどうして あんなことを言ったんだろうミキ先輩が せっかく勇気を出してくれたのに大好きな のにどうして僕は大好きな人を傷つけて 悲しませているんだろう瞬間血が沸騰した 走れ 走れよ小通る情けない自分をこし僕は先輩 を追いかけることにした走って走って ようやく先輩の背中を見つけた先輩呼ぶと 彼女の足が止まる僕僕も先輩が好きです ずっとずっと好きでした僕と付き合って ください行った行ったぞついに行ったぞと 安心そんな感情が体中を渦巻いていたけど すぐに絶望に塗り替えられていったえミキ じゃなくて私なのマジでマッキー先輩 振り向いた女性はミキ先輩の双子の お姉さん浅いまき先輩だった あそっかとる君はお姉ちゃんの方が好き だったんだそっか違いしてたなミキ先輩 ごめんねそしてまた遠くなっていく今度は さっきよりずっとずっと早く走っていって しまう彼女を僕はもう追いかけることは できなかった嘘だろなんでこうなるんだ僕 のバカおいトル少年そこまで言うなら 付き合ってあげてもいいよはいあまりの 情けなさや分の迂闊さに状況についていけ なくなった僕はま先輩の言葉で完全に キャパオーバーただ首をかげるしかないの だった学校近くの喫茶店とにかく説明する ことにした僕が好きなのはマ先輩じゃなく て美希先輩であることテンパって彼女の 告白を断ってしまったこと後悔して慌てて 追いかけたこと似ている後ろ姿に 勘違いしてしまったことチルチルと ストローでコーラを吸っていた先輩は 一通り話を聞いた後に首をかげた話は

分かった分かったけどねえ 少年君はどうしてさっきから挙動不審な わけいやだって視線が 視線ものすごく見られてますし先輩は輩の のだけあって彼女に負けずらずの美人だっ たこの双子美人姉妹はどこにいても何をし ていても絵になるし注目を集めてしまう僕 みたいなモブには眩しくて少しだけ居悪く 感じてしまうほどにこれはダメだねえこの 程度で挙ってたらうまくいくわけないねえ 少年このまま私たち少しだけ付き合った ままにして 先輩話聞いてました聞いてたよもちろんで も今の君だとミキちゃんの誤解を解けない でしょうそんなことはないって言える言え ないでしょだから私が2人の中を取り持っ てあげよういいんですかもちろん可愛い妹 のためだし君には仮もあったし仮ですか毎 にスをご馳走になったそういえばそんな こともありましたねあれは僕が生徒会に 入ったばかりの頃う うあれ浅井先輩何してるんですかまだ僕は マキ先輩の存在を知らずそしてミキ先輩の ことを苗字で呼んでいたジュースが飲み たいの売り切れとか違うくて財布忘れてき ちゃっ って浅井先輩でもそういうことってあるん ですねどれでもどうぞえご馳走しますよ いいのはいやったじゃあ遠慮なく おいしいありがとう喉カラカラだったんだ よねいえいえところでさ はい君誰はいお姉ちゃんセフ持ってきたよ もうこんなことで私にいちいち連絡してこ ないでよあれお腹あさい先輩が 2人違う違うう違わないのか浅井先輩は 確かに2人いるわすみません説明して もらっていいですかえっとね私たち双子な のこっちは双子のお姉ちゃんのまきちゃん よろしくねでこっちは生徒会で私のお 手伝いをしてくれてる小野とる君そうなん だじゃあまきちゃん彼にはうんと優しくし てあげてそれは構わないけどなんで ジュースご馳走になっちゃったえ え後輩にジュースを狙ったのやめてよ 恥ずかしいごめんねおくすぐに返すから ああいえ 僕が勝手にやったことですから大丈夫です よ本当にもちろん ありがとうそうそう少年今後は私のことは まきって呼んでねそんでみきちゃんのこと はミキ紛らわしいからさいいんですかいい よねみきちゃんうんもちろん変わりにみ ちゃんも通る少年のことを下の名前で呼ぶ からたった1本ので十分すぎる礼を僕はま 先輩にもらったのだったでもマ先輩に僕が

貸しているものは何もないですよいやだ からジュースをご馳走になったでしょう礼 してもらいましたからしてなくないして もらいましたよ十分すぎるくらいにそう だったかなまだったら今回は別の報酬を もらおうかなというと1週間え1週間だけ 私と毎日この喫茶店に通って食べたい ケーキがたくさんあるんだよねそれを全部 ご馳走しろとどうする私はどっちでもいい よ自力でミキちゃんと仲直りできるって 言うならそれもよしご馳走させてください うーん頼まれたならしょうがないなそして まき先輩はミキ先輩とそっくりで でも少しだけ違う笑顔を浮かべたのだった 可愛い後輩のために一肌脱いであげ ましょうあの誤爆告白から数日が経った ミキ先輩との距離は未だ遠いままだ僕たち は上司と部下先輩と後輩という役割すら どこかに置いてきてしまったかのよう美希 先輩来週ある野球部の大会の応援の件です けどそのははいいわ他の子にお願いした からでもごめんなさい講師近藤だって 分かってはいるんだけどさすがに今は君と 一緒にいるのは辛いのお姉ちゃんとの交際 は順調今日も帰りに少しだけ遊んでいこ うってそうなんだ楽しそうでよかった暗い 声で辛そうな顔でそんなことを言われると 心臓がちょっとだけ痛くなったうーんここ のガトシ 最高あのまき先輩なんだいああ分かった このパフェが食べたいんだしょうがない ほら あーん特別に食べさせてあげる違いますよ じゃあ何ミキ先輩のことです今のままで いいんですかうんうんバンジオッケー本当 に 疑り深い な私の言うことは信じられないそういう ことじゃないんですよただ僕なんかのせい でミキ先輩にずっとあんな顔をさせてるの が嫌っていうかおおどうなった先輩いいの 周りに人がいっぱいいるけど注目集めてる しマ先輩の言う通りだった今日も彼女は たくさんの注目の中にいたけれど今日は あまり気にならなかったまき先輩といて いくらか慣れたのかもしれないしのんびり 構えている彼女に少し苛立っているからか もしれない今はそんなことを気にしてる 場合じゃないでしょうふそうなんだ へえなんですかいやいやいい傾向だなって どういうことですいいよ何でもけどもう 少しだけ待ってねまだ約束の1週間は経っ てないし ただいま浅いまきが帰宅すると双子の妹が ソファーでうれていた一歩外に出ると完璧

だと思われている少女も実際はまだ二十歳 にもなっていない女の子だ好きな男の子に 振られれば悲しいし腹も立つああお腹空い た今日の夕ご飯なん だろうと食べてきたんじゃないの食べた けどおやつっていうかご飯は別腹じゃ そんなことないと思うけど太るよ お姉ちゃん知ってるでしょ私どんなに食べ てもあんまり太らないの代謝がいいのね そんな人間いるはずないしおお久しぶりの ちち言葉怒ってる別にま喧嘩売るだけの 元気があるならいいかそんなんじゃないし というかねみきちゃんそういう元気のある ところ通る少年にも見せなよ心配してたよ 元気ないって見せられないよ可愛くない もんこんな感情そっかな誰かを思って腹を 立てたり泣いたりするあなたはとても綺麗 だと思うけど人言だと思ってそんな風に 思ってないって大切な双子の半神だもんね でもとる君が選んだのはお姉ちゃんだった また可愛いすね方してるもうタル少年には もったいなさすぎるな嫌味でしょそれ自分 がとる君と付き合ってるからってごめん ごめんお詫びに今度いいものをご馳走して あげるからいいもの楽しみにしておいてよ 今日も京都ていつもの喫茶店 それで1週間が経ったわけなんですがあ 通る少年スタンプ押してもらうの忘れてる いやそんなのどうでもいいじゃないですか いやいや大事だから分かりましたよはい これやったこれで全部止まった喫茶店で そういうのって珍しいですよねまあねこれ でトル少年の役目も終わりあもしかして それが目的だったんですかそうだよ ちょうど1週間だったでしょこの1週間 ミキ先輩と気まずかっただけなんです けどどんまいどんまいじゃないっすよなん とかしてくれるんじゃなかったんですか こらこら自分の恋を他人任せにしちゃいけ ないよ中を取り持ってくれるって言ったの まき先輩なのに怒ってる そうですね怒ってます自分の責任なのに 人任せにしようとした自分にですけどそう いうところなんだろうね何がですみき ちゃんが通る少年を気に入ったた とりあえず約束通り私たちの交際はこれで 終わりあとは君の自由だよ自由なんだけど もう1つだけお願い聞いてもらっていい何 ですかあと1日だけ明日だけ付き合ってよ どういうことですかちょうどスタンプ 貯まったからさこれで裏メニューが注文 できるんだ へえパフェなんだけど興味あるさすがに1 週間通ってたからファンになったんでそう いうのがあるなら食べてみたいですね

決まり明日いつものようにここに集合で じゃあねそうしてまき先輩はさっさと帰っ て行った約束の時間果たして僕の前に現れ たのはマ先輩じゃなかった彼女によく似て いてでもやっぱり違う人美希先輩だった なんでとる君が美希先輩こそ私は お姉ちゃんに言われてまき先輩にごめんね すぐに帰るから先輩待ってさすがにここ までお前立てしてもらえばいくらバカな僕 にだってわかるこれがここがまき先輩が 用意してくれたチャンスだってこと少しで いいんでお話しさせてもらえませんかすみ ませんこのスタンプカードで裏メニューが 注文できるって聞いてるんですけどはい そして店員さんはちらっとだけミキ先輩を 見てご用意させてもらいます登録それって 1週間通ってようやく溜まったんです よかったら先輩も一緒に食べませんか パフェが届く間僕はミキ先輩にこの1週間 のことを説明したずっとずっとミキ先輩の ことが好きだったこと周りの反応にひんで 思わず断ってしまったことま先輩への告白 が勘違いだったことま先輩を頼ろうとした こと何1つ隠さずにあそういうことだった の全部がお姉さんの手のひの上だったのね 悔しい本当にすみませんでしたもっと早く 僕がミキ先輩に話す勇気があればよかった のにとる君なんか変わったねそうですか 男子3日ざれば刮目してみよって言葉は 本当だっただねいいのここにもたくさんの 人がいて今もみんながこっちを見てるそう ですねでももうたくさん後悔したんでこれ 以上の後悔はお腹いっぱいていうか 恥ずかしいとかそんな感情よりもっと大切 にしなくちゃいけないことがあるんですよ それに僕も男なんでやっぱり好きな人の前 では格好つけたいんですよね格好悪い ところばっかり見せて愛そつかされてるか もしれないですけどそれでも先輩好きです 僕が好きなのは先輩じゃなくてミキ先輩 ですはい僕と付き合ってくださいその タイミングでパフェが運ばれてきた1人で 食べるには大きなパフェだったあのこれで 1人分ですかいいえ2人分ですこれはそう いうメニューですから はあとる君てばこれがどんなものなのか 知らないで注文したのねこの喫茶店の裏メ ニューってね 1人きりだと絶対に注文できないの条件は カップルで通ってスタンプを貯めること私 とお姉ちゃんはよく似ているから店員さん は勘違いしてるのねそうだったんですかだ から憧れてたなえいつか好きになった 男の子とこの場所でこのパフェを食べるか 本当に私が食べていいのもちろんですこの

パフェを2人で食べるとずっと一緒にい られるってジンクスがあるけどさっきも 言いましたけど僕はミキ先輩が好きなん です望むところですよこれからも私といる と注目を集めるかもよ嫌みを言われること もあるかもどってことないですね本当に 決めたんですもうミキ先輩にあんな悲し そうな顔させないってだから一緒に食べ ましょううんそして僕らはスプーンを持っ てパフェを着くことにしたうまいっすね そうだねあそういえば忘れてと何がです 告白の返事私もとる君が大好きですこれ からも一緒にいてくださいなおくえな ちゃんごめんね待たせたかなうん大丈夫私 が勝手に早く来ただけだから次からは もっと早く来るねそうしたら私はもっと 早く来るだけだよじゃあ次は待ち合わせ 時間を1時間早くしようかいいのもちろん 嬉しいなそうしたら1時間も長くなお君と 一緒にいられるんだねえなちゃん何ぎっし ていい え恥ずかしいよお願いしょうがないなはい おいでありがとうなくは坊さんだねえな ちゃんが可愛いからすぐそういうことを 言う本当のことだちみんなに見られてるよ 構うもんかさてずっとこうしていたいけど デートもしたいからこれで終わりそうだね 今日はデートに誘ってくれてありがとう こちらこそデートに来てくれて ありがとう行こうかうん生まれて彼女が できたきたえなちゃん近所のお嬢様学校に 通う彼女とは文化祭の打ち上げで出会った たまたまえなちゃんが通う高校に彼女が いる友人が無さ男子校の打ち上げを出会い の場に変えてくれたのだった正直一目惚れ だったガチガチに震えながら連絡先を聞い て何度かやり取りして告白して晴れて僕ら はカップルとなったのだこれからと楽しい 日々が待っている僕もえなちゃんもそう 信じているデート本当にフル本市場で 良かったのなおくはいよそんなことないよ 本好きだし私も好きあのね私って人の家に 行くとまず本棚を見ちゃうのどういう本が 並べてあるのかでどんな人なのか分かる気 がするからそんなところを見られていたん だ恥ずかしいな君の本棚はよかったなそう なんだ私と趣味が似てたしそれは嬉しい ねえこの本読んだことあるないよそうなん だものすごく面白いよけどすられた数が 少なくて中古でも出回ってるところ あんまり見たことないんだけどねへえ プレゼントしようかうんいいよすみません これください欲しいならやっぱり僕が買う よバイト代も入ったばかりだしこれは私が 買わないといけないものだからというわけ

ではいこれえなおくに今日のデートの記念 にプレゼント本棚に並べてくれるお揃いに したいから ありがとう少し照れるねそうだねでも すごく嬉しいそうだったらよかったともう こんな時間か デートも終わりだねそうだね うーんまた1週間会えなくなるのか学校が 違うってつまんないね電話するライムも うん待ってね楽しみにしてるまた来週あの ねのく来週なんだけどね分かってる本当に もちろんじゃあ楽しみにしていますので よろしくお願いしますはい お任せくださいバイバイうんバイバイこう してえなちゃんとのデートは終わった 楽しかったそして来週はもっともっと 楽しいデートにするんだだって来週はえな ちゃんの誕生日だもんな好きな子の記念日 に一緒に入れる彼女を独り占めできるそれ 以上に素晴らしいことが他にあるだろうか さて誕生日といえばプレゼ えなちゃんはお嬢様だけどお金を無に使う ことは好きじゃないらしいもちろんケチ なんかじゃなくて必要なことには使う けれど閉めるところは閉めるというか結構 な険悪家なのだだから無駄に高価なものは 喜ばれず彼女に会うと思ったものを プレゼントしなくちゃいけないうどれが いいかな何がえなおく何してるのいただ だってまさかこんなところで会えるなんて 思っていなかったから えっとなんでこんなところにいるん でしょうなんでも何もここ私もよく使う ところだしでなお君は何してるの秘密です ふうんねえどっちが似合うどっちとは こっちとこっちねえ どっち うすすく悩むなねそれはそうでしょてか 悩みすぎだねねえあっちで面白そうなこと やってるよ行こうよはほらレッツゴー 髪飾りはもういいかも えねすごいねうんすごいなお君はああいう のってできるまさかだから尊敬しますああ やって達するまでにたくさんの努力があっ たってわかるからうんそっかその時だった なおくあやちゃんと何してるのえ隣にいる 女の子と似ている顔をした少女がいた彼女 はわなわなと体をふわせてショックを受け ているようだったあああバレちゃったえな ちゃん今日は用事があるんじゃなかったの あやちゃんはいはいごめんね君私は実は君 の彼女ではないのです浮きたエの双子の姉 の浮きたあよろしくねなおくから離れてよ どうしようかななおくもなんではやちゃん にされるがままになってるのよごめん

ごめんじゃなくて振り払ってそうはさせる かあやちゃんいい加減にしてでもちゃん より私の方がいいんじゃないそんなこと ないもんあとなお君言うないいでしょ彼も 否定してないしだめいやダめてことはない けどだめ私が許さないい何なんなのなお君 は顔が一緒なら誰でもいいわけ私じゃなく てもいいんだそんなことははっきり言い なさいいえさんが好きですあら私は嫌いな んだ嫌いとかじゃないですけど今日初めて 会ったからだよねじゃあ親睦を深めようよ それは是非なおくいい加減にしてえな ちゃんえなちゃんそう嫉妬しなさんなあや ちゃんは黙っててえなちゃん落ち着いて お姉さんと喧嘩しないで誰のせいだと思っ てるの君がはっきりしてくれないから でしょ今だってまだあやちゃんとくっつい てるし修羅場だった先日の楽しい雰囲気は こっぱみじんで次のデートの約束が なくなりそうな雰囲気すらあったもういい 帰るあえなちゃんついてこないで今はなお 君の顔なんて見たくないあら見事に喧嘩し ちゃったねなおくあの何の目的があって 目的って何のことかなとけるんです か本当にわかんないんだってでもご傷様 えなちゃん嫉深いからああなるとちょっと 厳しいかもね信じられない信じられない 信じられない別に姉と見分けて欲しいとは 言わない自分で言うのもあれだけど そっくりだし何よりいなりの双子の姉との 初対面だったから戸惑うのも分かるけど それでも一緒にいる時はあやちゃんの手を 振りほどいて欲しかったなおくのバカえな ちゃんご飯できたっていらない食べなきゃ だめだよはやちゃんがそれを言うわけ あんなのただの悪ふざけじゃないそれに なおくもざでもなさそうだったしなお君て 言わないでそれも彼は否定してたよそれっ きりエナは黙り込んでしまった浮きたあは 笑う声を殺して笑う計画通りだ妹に彼氏が できたと聞いた時からこの機会を待ってい たそれにしてもこんな簡単にことが進む なんてあの嫉妬深い妹のことだ仕方ないと 頭で分かっていても感情が受け入れられ ないだろ早く別れちゃえばいいんだよ ベッドの中でうじうじしているとスマホが 震えた画面には大好きな男の子の名前昨日 まではあれほどドキドキしたのに今日は見 たくないそれでも手を伸ばしてしまう自分 は何なのかはいえなちゃんそうだけど今日 はごめんね本当に悪いって思ってる思っ てるようん分かった本当は分かってなんか いないけどりたいと思うなお君と仲直りし たいからそれでさ次の休みなんだけどうん 改めてお願いしたいんだけど僕とデートし

てくれますかだめかなもう今日みたいな ことはしないもちろん私を寂しくさせない 約束するじゃあいいよ ありがとうねねねね しつこいまさかまだえなちゃんが許す なんて思っていたよりずっとずっと妹は彼 のことが好きらしいまだったらもう一度 邪魔するまでのことなんだけどね浮きたあ はふふふっとびに笑う彼女の笑い声は誰も 聞いていないじゃあおやすみそう言って 通話を切ったなんとか仲直りの きっかけ作りはできそうだったあとは プレゼントかな喜んでもらえるものを今度 こそ買ってこないとなそしてデートの日 なおくこんにちはえなちゃん来てくれて ありがとううん約束の5分前に僕らは ほとんど同じタイミングで集合場所に到着 した前に行っていた1時間前という話は ないままにじゃあ行こうかううん今日は どこに行くの映画を見に行こうと思って どうかないいよどうにもぎこちなそれが 少しだけ寂しかった映画はレトだからと いうことで恋愛映画にした正反対の男女が 出会って仲良くなって喧嘩してもう一度 仲直りするという王道で悪い言い方をする とありきたりな物語それでも クライマックスで主人公がヒロインに彼の 好きな物語を用してするシーンはぐっとき た隣を見るとえなちゃんも涙ぐんでいたし その横顔はとても綺麗で僕はやっぱりこの 子のことが好きだなと思った映画を見 終わった後えなちゃんの機嫌はすっごく 良くなっていたねえものすごく面白かった ねそっかよかったどうしてこの映画を見 ようって思ったの僕の好きな小説が原作な んだ原作があるだとっても面白いよ今度 読んでみようかなかそうかその本ってなお くの部屋の本棚にもあるんだよねもちろん じゃあいいどうして前にも言ったでしょお 揃いがいいからそそっかうんあ私ちょっと トイレに行ってくるね分かった僕は パンフレットを買ってくる私も欲しいの もちろん2つ買っておくよお揃いだもんね うんそしてパンフレットを2冊買ってえな ちゃんを待っているとお待たせ えごめんねトイレ混んでてさデートの続き しよっかいや行かないですよどうしてどう しても何も意味がわからないんですけどへ 逆に聞きたいですどうして僕がちゃんさん のお姉さんとデートしないといけないん ですか何を言ってるの私エナだよ うんこれって何の時間ですかあやさんです よねえなだってどうしてそんな嘘をつくん ですか嘘じゃないって嘘ですよねだから嘘 ですよね

はいごめんねなくトイレ混んでてお帰り えなちゃんただいまてあやちゃんどうして ここにいるわけそれが僕にもわからないん だもうどうして前回はすんなり騙されたの に今日は無理だったの前回って騙された ことありましたっけ忘れたのそれとも ごまかしてる先週私がえなちゃんのふりを して君に近づいたらえなちゃんと勘違いし てデートしてくれたじゃないいや1度も 2人を勘違いしたことはないですよ似ては いますけど2人を間違うことはないです嘘 だ本当ですってだから僕は1度もあなたの ことをえなちゃんとは呼んでないです よじゃあどうして前は一緒に遊んでくれた わけ付き合ってるこのお姉さんらしき人が いきなり現れたら無にはできないでしょう だってえなちゃんに嫌われたくですそれに いつかその自分の家族になるかもだ からくそれってけどそれでえなちゃんを 不安にさせたら本末転倒なので学習したん です今後はえなちゃん優先にしますなおく ごめんねえなちゃん心配させてうん私こそ ごめん嫉妬して面倒な彼女だったよね嫉妬 してくれたのは嬉しいから大丈夫そうだ 仲直りできたらプレゼントを渡そうって 思ってたんだえなちゃん誕生日おめでとう これってさっきの映画で出てきたうん主人 公がヒロインに告白する時に引用した セリフが入ってる小説だよ僕も彼と同じ 気持ちだからありがとう嬉しい喜んで もらえてよかった待て待て待てなんでこう なるわけ喧嘩しなよ別れなよというかあや ちゃんは何がしたかったのそしてどうして そんなことを言うのどうしてってそれは なお君のことが嫌いなの彼が何かした あんまりなお君にひどいことするならあや ちゃんでも許さないけど えちゃんストップ確かに僕はお姉さんに 嫌われてるけどまでにしてあげて本当に そうなのなおく何をしたわけえなちゃんと 付き合ってるえお姉さんはそれが気に食わ ないんじゃないかなごめん意味がわから ないんだけどつまりねお姉さんはえな ちゃんのことが大好きでだから妹を 独り占めする僕のことが気に食わなかった んじゃないかなあやちゃん本当なのだって だってだって最近えなちゃんて爆を開けば なおくなおくなおくてばっかりなんだもん 毎年2人でお祝いしてた誕生日だってなお 君とのデートを優先するし夜には帰る るって言ったじゃないやだえなちゃんを 独り占めしたい別れてよつまりはそういう ことだった過なシスコンなお姉ちゃんで あるあやさんはえなちゃんを僕から 引き離したくてえなちゃんのふりをして僕

に近づいてきたって わけなお君はどうしてわかったの見てれば なんとなくわかりますよだって僕らお揃い じゃないですかお揃いて僕もお姉さんに 負けないくらいえなちゃんのことが大好き です からあやちゃんなお君に謝っていや私悪く ないもんあやちゃん悪くないけど今日は私 の負けにしといてあげるでもえなちゃんは 渡さないからいくらえなちゃんのお姉さん でもそれだけは譲れないですふんじゃあね あやさん何よ誕生日おめでとうござい ませどうもありがとう行っちゃったねうん ごめんねあんなお姉ちゃんで気を使って そんな言い方をしないでいいよ大好きな お姉ちゃんなんでしょなお君には叶わない などうしてそんなに私のことが分かっ ちゃうのだって僕はえなちゃんの彼氏だ からねそっかそれにしてもお姉さんが ライバルか負けちゃいそうまさかえな ちゃんの1番になる自信はあるんだ彼氏だ からそう彼氏だからじゃあ今日は忘れ 楽しいデートにしてねもちろんこうして僕 らはデートを再開した彼女の隣に立つのは とっても楽しくてたえ誰が相手でも譲り たくないなと思ったね私と一緒に甲子園を 目指すない入学式当日俺未だ会は同じ クラスになった美少女に声をかけられ新手 の勧誘に会っていたおかげで立ちしている えっと確か清あさんだっ けもう覚えてくれたんだ嬉しいなそりゃ 覚えもするクラスで一段と目立っていたの だからまるでアイドルみたいな容姿だもん なそれで甲子園ってことは野球部への勧誘 ってことうんうん今田君は話が早くて 嬉しいよ立ててくるな清みさんも今日入学 したばかりなのにどうして勧誘を私の お兄ちゃんがねキャプテンをしてるのだ から私も有望そうな人を野球部に勧誘して るってわけ今田君は身長大きいから野球 やったらすごい選手になれるかもしれない よ悪いけど興味ないん だすごくショック受けてるきつくぎたかな 野球部毎回初戦退だから次公式戦で初戦 突破できなかったら配部って言われてるの いやそれなら俺みたいな初心者じゃなく 経験者を勧誘しないと野球強い子は競合校 に行っちゃうもん少なくとも中堅校とかに 行っちゃうから無理なんだよだから体格が 良かったり運動神経がいい子を探す方が 現実的なのとりあえず俺はやる気ないから 他を当って [音楽] うな泣きそうな表情はずるくない かそんなにも侵入部員が欲しいの侵入部員

っていうより今田君に入ってほしい相手の 懐に入るのがうまい子だなだが断れそれで も俺は う だからその涙目はずるいって分かったよ 本当男に苦言はないよ役に立てなくても いいならだけど大丈夫大丈夫それじゃあ 明日お兄ちゃんに紹介するね本日23年生 は学校が休みだだから明日紹介なんだろう そして迎えた翌日ほおお前が俺の可愛い妹 に手を出した今だか俺の前にはごっつい お兄さんがいたこんなの聞いてないあの美 少女の兄がこんなマチだなんて聞いて ない誤解があるようなのですが俺は勧誘を 受けただけで妹さんには手を出してませ ん冗談だよ冗談日から聞いてるよわざわざ してくくれてありがとうな背中痛いって この バカ力改めて自己紹介させてもらおう俺は 3年生の清み徹野球部部長でキャッチャー をしてる声でかいなここで会ったのも何か の縁だ困ったら遠慮なく頼ってくれ ありがとうございますそれでは俺は自分の 教室に戻りますねああそれともう1つ言っ ておく何でしょうか妹目当てで入部する なら覚悟して おけよ あいくら誘われたからって別に手を出そう だなんて思ってませんよ冗談だよ結構ガチ トーンだった気がするけどそれよりも入っ てくれるのはありがたいが無理はするなよ 怪我が悪化したらダメだからな あどうしてそれはそう何のことだか とりあえず今日の放課後から練習に参加 すればいいはいこの後は色々と聞き出し たいのを我慢しながら俺は自分の教室に 帰るのだった大かごよかったちゃんと来て くれてまあ一度約束したことだしねうん うん練習儀も様になってるよ 新入部員は清みさんを覗けば3人で全員で 10人のチームらしい彼女がやきになって 勧誘してたのはそもそも人数が足りなかっ たからだろうそれはそうとあいつ清みさん にちやされやがって俺らと同じ侵入部員の くせに生きだなぜかすでにチームメイト から適されているようだ俺は何も悪いこと をしていないはずだが今田希望ポジション はあるかあそうですね外野でお願いします オーわかったはいはい私は今田君が ピッチャーがいいと思います誰もアカには 聞いてないんだがだってこの身長で左利き だよピッチャーやらせた方がいいってアカ がやるわけじゃないんだからごちゃごちゃ 言うなお兄ちゃんひどい 妹を大切に扱ってここではマネージャーと

して扱うむしろマネージャーにこの扱いし てるのはアウトだよそれはそうとやり たければ未だが自分から行ってくるさやり たくないことをやらせても意味はないから なさて練習練習アップ始めるぞ今田く 私 絶対ピッチャーやった方がいいと思う初心 者だから難しいと思うけど練習頑張れば すごい選手になれるかもしれないもん ごめんやっぱりピッチャーをやる気はない よ俺にあのマウンドは苦が重いんだそっか それじゃ仕方ないね無理はさせられな あれよくマウンドって言葉知ってたねもし かして野球経験あるあああれだよ甲子園と かよくテレビ中継してるからさそれで知っ たんだそれもそっか素直な子だなそれから は練習が始まったのだけど おら小人数なはずなのに2年3年のレベル は弱商高とは思えないものだった特に キャプテンである清みさんのお兄さんは肩 も強くてバッティングもいい彼は合チーム でも通用しそうだっ た驚いてるね清みさんうちの部は確かに 人数が少ないけどその分1人の練習時間が 多めなのその上キャプテンがお兄ちゃんだ からねもう練習してるんだよその分きつく てやめる人がいるってのが難点だけどね じゃあどうしてこんなチームが初戦敗退な んだピッチャーがね育たないの まるで俺の心を見透かしているかのように 抱いた疑問に答えてくれた確かに1人 ピッチング練習をしている先輩はいるが弾 が遅くてコントロールも悪い指導者がい ないしお兄ちゃんもピッチングは教えられ ないその上今ピッチャーの練習をしてくれ てる人も中学までは別のポジションだった のだから所詮が中堅とかと当たったりする と勝てないんだよ それで俺にピッチャーを進めてたのうん 今田君身長大きいから早い玉投げられるん じゃないかなって早い弾ならコントロール 悪くて変化球がなくてもある程度のレベル の人なら打ち取れると思うし速さにもよる けど中堅高以下ならストレートとチェンジ アップだけでも十分通じる可能性はある もんな甲子園に行きたいんじゃなくて勝ち たいというわけか それにピッチャーが1人だけだと勝ち進ん でも疲労でピッチャーが潰れるしなこの部 は問題が山積みだそれを改めて思い知った それからは鬼のようにきつい練習をこなし もうやめたい鬼だ部長は鬼だ同期2人は すでに心が折れかけていた本当にきつい 練習だったのだ大丈夫 はいタオルとドリンクだよあありがとう

生き返るもう後はダウンだけだから頑張っ てうやる気出てきた練習なんてなんぼの もんじゃいおおすごいすごいいやこれから ダウンって時に暑くなってどうするんだ そう思うもののこれだけ単純な2人は清 さんがいる限りやめなさそうだ それからは練習の日々だった俺は経験者だ とバレないようにわざと打ち損じたりして いたが怪しまれてはいないようだ相変わら ず練習はきついけど意外と楽しい日々だっ たそして迎えた県会初戦はよりにもよって 相手が天皇学園ってひどいな甲子園に何度 も言ってる強豪校だもんな本当くじ運が 悪いや俺たちは優勝候補の一項と渡って しまった天皇学園か あれあれあれかき君じゃないですか 葛谷この男の名前は葛谷はやと言い俺の 因縁の相手だどこの高校に行ったのかなっ て思ったらまさかまさかの弱カン高校です かそのわざとらしい人する喋り方やめろ あらあら随分と冷たいじゃないかももた チームメイトに対してさそう俺は元々野球 をしていてこいつと同じチームだった そして俺が野球を辞める理由を作ったのが こいつだ自分がしたことを思い返して みろあれは事故さわざとじゃ ないはま今日はいい試合しようぜ俺も先発 を任されてるからな嫌なやつではあるが 実力は確かだ将来のエースとしてベンチ 入りしていたのだろう未だく大丈夫 ああ何も心配いらないよでもあの人なんか 様子がおかしかったけど何話してたの 大したことじゃないよただしたいねま俺は ベンチだけどさ経験者優先ということで俺 は1人ベンチということになっていただ から出番はなさそうだそして試合が始まる とげ相手チームは先輩の玉にタイミングを 合わせられないようでキャプテンのリード により結構打ち取ることができていた競合 チームは即急に強い代わりに遅い玉には 慣れていないことも珍しくないのだ しかし4番には打たれているし大抵は2巡 目で合わせられてしまうので何かしらの 対策をしなければ負けだろう攻撃に関して はこちらも点が入らない頼りのキャプテン もはやの玉に手こずっているようだそうし てお互い点が入らないまま迎えた3回何 やってんだが先輩方はこんな雑魚ささっ とって早く怪を出してくれなきゃあいつに 敗をけるにはあいつに投げさせないと意味 がないんだよしゃあないちょっと面倒だが ら恋か事故か谷の打ったボールは ピッチャーの足に当たってしまった大丈夫 か足 が大丈夫かなあの野郎どうしよううちには

代わりのピッチャーなんていないの になんてことになったら俺が行くよ え先輩が無理そうなら俺が行くでも今田君 てピッチャー経験ないんじゃそれは今田 交代できるかはい行けますその分かってる と思うがうちに他のピッチャーはいない できればええ分かっています俺が ピッチャーをします よ本当にいいのかええ俺にとって因縁が ある相手なんでやらせてくださいちょ ちょっとどういうこと私にも分かるように 教えてよ今は時間がない後で話す行くぞ 未だはいこうして俺は1年ぶりにマウンド に立ったふ計1年前よりも落ちてるな当然 か怪我をして夏の大会に出られなかったん だし まあ練習中わざと怪我させたのは俺だけど ねプレイさてひっぱり盗塁し て アウト嘘だろ去年までの怪奇の経なら反応 できてたはずなのにまさか弾が早くなっ てる人を舐めてるからこうなるんだ よキャプテンってくださいよはの力で投げ たは ストライクなんだ今の弾半端なく伸びてた よ なすげえ表は145kmになってるが急速 以上に伸びが半端ないこんな綺麗なバック スピン初めて見た限りなく垂直に近いこの 回転を可能にしてるのはあの オーバースローかその後俺は三振を取り まくったストレートは俺の武器だが チェンジアップフォークカーブも投げ られるキャプテンがそれらを有効的に使う リードをしてくれたおかげで相手の予番 さえも安く打ち取ったそして攻撃で はおら俺がヒットを打ちキャプテンが ホームランを打ってくれたおかげで俺たち は制した ストラクふざけんな校でレギュラーを取っ た俺がで落ちれたあいつにまだ負けてる はずがねえ俺の方が上なんだよ自分の欲望 のために他人を傷つけるお前なんかに俺は 負けれないんだよ くそストライク3こうして守備では一点も やらず攻撃では次の打席で俺がホームラン を打ったことでクには交したその後は エースが出てきたのでなかなかを取ること はできなかったが俺たちは点を取らせ なかったので勝利することができたのだっ たすすごいすごい今田君本当に何者なの別 に大した人間じゃないよそんなこないだっ て優勝候補の学校を完封したんだよそそれ にすごくかっこよかった未だは中と中二の 時にシニアチームを全国大会優勝に導いた

男だよえ嘘なんでうちなんかにいるの中の 時に怪我をしたって聞いたからそのせい じゃないかそうですね実はチームメイトに わざと怪我させられたんですよそれ以来 野球をやるのが馬鹿らしくなってやめて ましたもしかしてその怪我させた人 ってま言わずもがなかな他人を落として 上がろうとする人って人として終わってる と 思う今回はたまたま負けただけだ次は ボコボコにしてやるから首を洗って待っ てろよ はあすっごい負け惜しみ雑魚キャラが言う セリフだねくそ覚えてるよそう言って去っ ていったくだけどまさか3年間俺に負け 続ける未来が待っているということなども なかったもうあんな人は置いといて今日の 今田君本当にかっこよかっ た清みさん私今田君のことが好きになった みたいよかったら付き合ってほしいない いやでもキャプテンが おお責任とってくれるなら何も言わないぞ キャプテンお兄ちゃんは問題ないんだって ねきよはいこうしてお兄さん公認となった ことで俺は清みさんと付き合うことになっ たというよりも可愛い上目遣いにあっさり 負けたのだまさか初戦突破したら彼女が できるだなんて想像もしていなかったどう やらこれから頑張らないといけない理由が 増えてしまったようだそれからどうなった かというと1年目の大会はケベスト4で 終わってしまっただけど翌年有望な1年生 たちがたくさん入ってきたまあ半分くらい は俺と同じシニアの子たちだったのだけど また俺と一緒に野球がしたいと来てくれた ようだそのおかげでチームのレベルは一気 に上がり2年目で彼女を甲子園へと連れて 行くことができるのだっ [音楽] た HV

🌸オススメ動画🌸

クラスの席替えで学園の三大美女に囲まれハーレム状態
→https://youtu.be/mSyd50_8kw0

俺の従兄弟に嫉妬してるナースたちのヤンデレ化が止まらない
→https://youtu.be/hdmhvemc57U

家族に捨てられたバケモノ顔の俺のために義妹が転校してきた
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#漫画 #恋愛 #カノンの恋愛漫画 #結城カノン

27 Comments

  1. 日曜日の総集編ありがとうございます😊
    曇りなきカノンの瞳を信じる男 スパイダーマッ!

  2. 結城カノン「パヤパパパパヤ パヤパヤ アララ カタブラツルリンコ」

  3. 3つ目の作品はカノン動画でも
    賛否両論ある話だな
    妹に引っ叩かれるだけあるヒロインだわ

  4. 最初の「アイドル卒業を待つ。…その方が皆んな幸せ」そう言いきれない気がする。人間何があるか分からないし、明日元気で入れるとも言いきれない。その待ってる間が運命を大きく左右させるのかと。明日生きてるって言いきれないし。生きる!とは言いきれたとしても!

  5. 恋愛に疲れた。中年おっさんだがもう少し学生時代頑張ればよかったな。いまでは賢者になったわ

  6. 1話目 megumiさん担当のアイドルヒロインちゃん。

    カワイイのは当然として中身はやはりクセ者ですね。

  7. いくら漫画とはいえ、カエデ怖すぎです。余りにも盲目過ぎです。私がソウマ君なら逃げます。ちゃんて相手の都合も考えて上げましょう。

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