女性が抱えるジレンマ「マミートラックの罠」から見えてくる、うわべだけの“働きやすい職場環境”から脱するために〜女性社員の意識改革・社員の能力開発のための人事策を、環境整備と共に進める〜
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一旦マミートラックを走ってしまうと、そこから抜け出すのがなかなか難しい現状もあります。
例え、育児が一段落して、残業が可能となったとしても、他の男性社員に比べて経験がない分能力に差が開いてしまい、やはり責任ある仕事を任されず、昇格の選抜もされないという状態になってしまうからです。
・育児休職３年間は、全く迷惑な施策（３年も休んだら、復活できない）
・時間短縮勤務は夕方の打合せに出席できなくて、仕事についていけない
・在宅勤務だと周囲からまるで休みのように扱われ、疎外感が・・・
これは、制度を利用した女性社員の本音です。
このようなジレンマを抱え、それなら無理しなくていいか、と自ら進んでマミートラックに入ってしまう女性社員も多いのではないでしょうか。
だからと言って、今、働き方改革だけを進めるというのは、得策ではないです。
マミートラックという言葉があること自体、日本の女性活躍推進はまだまだこれからだ、と細木塾長は語ります。
本動画が人事施策を進める上でご参考になれば幸いです！
株式会社リノパートナーズ 代表取締役 細木聡子
ダイバーシティ経営コンサルタント／中小企業診断士／（公財）21世紀職業財団 客員講師
女性管理職を育成する専門機関【しなやかリーダー塾™️】塾長の細木聡子（ほそき あきこ）は、元NTT女性SE管理職10年、人材育成経験3年を元に、組織で女性が無理なく安心して働ける環境を作るためには、管理職のマネジメント力次第！ということを身を持って経験。また、組織で働く女性が成果を出すためには、男性とは違ったコツが必要であることに気づき、女性の特性を活かしたマネジメント法を体系化。2018年、人材育成コンサルティング会社 株式会社リノパートナーズを設立し代表取締役に就任し、しなやかリーダー塾™️を立ち上げ。2019年に著書「女性管理職のためのしなやかマネジメント入門」（NTT出版）を上梓。
信条：「人には無限の可能性がある」
尊敬するビジネスパーソン：松下幸之助
趣味：温泉、断食